今日はファンサイトを開設してから4000日目のコンサートとなりました。
保谷こもれびホールには
2008年8月に来ていますが、あれから7年も立っているのですね。時の流れの早さを感じます。あの日の保谷こもれびホールは大雨でズブ濡れになりましたが、ズブ濡れになった事で今でも鮮明に覚えてます。
そして今日はとても素晴らしい晴天の穏やかな日となっています。
保谷駅からはかなりの距離があり徒歩20分くらい掛かりますが行きも帰りも歩きました。
しかし保谷の皆さんのためのホールだと思いますし、バスも沢山あるので特に不便を感じるものではありませんでした。
そしてホールに着くと7年前の記憶が蘇って来て、懐かしさと共に今日のコンサートの期待が膨らみます。
小山さんのデビュー30周年記念のリサイタルでもあり、小山さんに取りましても記憶に残るコンサートになると思います。
小山さんは皆さんもご存知の通りチャイコフスキーコンクールとショパンコンクールに入賞し、ピアニストとしてのチャンスを掴みましたが、ショパンコンクールで入賞した時の新聞記事を読んだ事を今でも鮮明に覚えています。
あれからもう30年の月日がたったのかと思うと本当に感慨深いものがあります。
保谷こもれびホールは本当に素晴らしいホールで特にピアノリサイタルには最高の環境だと思います。
曲目は先日の府中の森芸術劇場とほぼ同じ内容でしたが一期一会のコンサート。楽しく聴かせて頂きました。
今回のシャコンヌもその幻想的で圧倒的な感動に包まれながら小山さんのデビュー30年を心の中で祝いました。
後半はリストの愛の夢とエステ荘の噴水。もう言葉にならない位の感動で胸が熱くなりました。そして府中の森芸術劇場では聴けなかったドビッシーの喜びの島。華やかで煌びやかなドビッシーの眩い音の世界が目の前に広がりました。
ショパンのラルゲット、そしてアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、ショパンの曲は聴けば聴くほど親しみが沸き深く心に響きます。
アンコールは心が締め付けられる様なショパンのマズルカ作品67-4と最後は英雄ポロネーズで華麗に幕が閉じました。
小山さんの30周年を観衆の皆さんと共に心から祝福した素晴らしいリサイタルでした。
終演後のサイン会でも沢山のファンの皆さんが緊張しながらも小山さんと和気あいあいとお話が弾んでいました。
次のコンサートは3月に2公演あり、ひとつはモスクワでのフェドセーエフさんとの共演です。
そして4月にはデビュー30周年記念演奏会も控えています。
また皆さんと会場でお目に掛かれる事を楽しみにしつつ、次回のコンサートを楽しみに待ちたいと思います。
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本日のお勧めの1枚です!
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