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渋谷
FUJIJOHN
こんばんは。
昨日は思いがけず思いがけない場所でお会いできてよかったです!
僕の席からまさとさんが見えました!
一度は僕もあの席から小山さんを聴きたい!
昨日のリサイタルでは僕はドビュッシーの2曲とショパン『マズルカ』が最も印象に残りました!やっぱり彼女のショパンは格別ですね!11月もよろしくお願いします!
Date: 2014/06/22/23:49:45 No.4204


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あなたへの想い
篠村友輝哉
人を想うことは、なんと美しく哀しいことなのだろう。
小山実稚恵さんのリサイタルシリーズ第17回〜舞曲の園〜を聴いていて、そう思った。小さな舞曲の世界は、密やかに、大切な誰かのためだけに想いを吐露していた。
メインのシューマン『ダヴィッド同盟舞曲集』では、舞曲でありながら、すべての小曲が心の底の悲しみから綴られているかのように、こっくりとした音色で奏でられる。終曲から二つめの曲では、第2曲が回帰し、やがてこらえきれない熱情が噴出するが、その頂点を極めようかというところで鎮静し、高音に上がって儚い和音となる。こみあげる想いをあきらめた、その哀しい余韻が胸に刺さる。終曲においては、極上のピアノ、ピアニッシモでワルツが奏でられ、最後は鐘の音とハ長調の和音がこれ以上ないくらい徐々に遠ざかった。聴きながら、楽譜の冒頭に掲げられている格言「あらゆる時、いつの時にも よろこびと苦悩が手をつないでいる」が、ふと頭に浮かんだ。クララへの想いを、優しさと悲しみで綴った舞曲集。誰かに焦がれ、慕情を抱くことの美しさが、万感の想いで歌われた演奏だった。
後半のショパン『マズルカ第45番』が、心の儚さそれ自体が音を奏でているように感じられた。ショパンもまた、故郷を想い、人を想った。大切な想いが、静かに胸を打つ。
これ以上ないほどの軽やかさで奏でられたリスト『忘れられたワルツ第1番』を経て、クライマックスは『メフィスト・ワルツ第1番』。情念に獲り憑かれたかのようにそれまでの内省を一気に解放した弾きぶりに、息を呑んだ。これもまた、隠しきれない人間の哀しみの一つなのだろう。
舞曲の園で舞っていたのは、それぞれが抱く、誰かへの想いだった。
Date: 2014/06/22/16:59:27 No.4202


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美しい。。。
sotto voce
ピアノの旅からの帰路
今回は大阪へ行ってきました。帰りの新幹線の中から書き込みです。

24回すべてのコンサートを聴くことが私のライフワークと決めているので
オーチャードに行けないときは主に大阪です。

オーチャードも良いですがホールのサイズとしてはいずみホールは
お気に入りです。2階席はとても聴きやすく音色がきれいと思います。

ホールでは今回のテーマカラーの紫色のリボンやチーフが配られ
開場スタッフも身につけお客さんも手首やカバンにつけています。
視覚的にも気持ちも一体感や連帯感あるのは、ここちよいですね。

小山さんのお話から始まるのもアットホームでステキですね。
昨年はアレンジ物、大曲が多かったけど今回は舞曲で、作曲者の
違いを楽しめたら、というようなお話しでした。
小山さんのお話しはとてもわかりやすくて、小山さんが聡明であることを、
いつも感じます。

そして、ドレスの紫が、本当にキレイで私は息を飲むほどでした。

ドビッュシーから始まる演奏は音色の繊細さ上品さや妖艶さに
まるで心地よいめまいを感じるようでした
境界線の淡い印象派の絵画を思わせてくれます。

今回印象的だったのは、ショパンのマズルカの豊かさです。
小品だけど、改めて聴くと何とスケールの大きな曲だろうと
感じます。やはり小山さんの演奏ならではでしょう。

オーチャードに行かれるみなさん、ドレスとお花の美しさと
小山さんの演奏に、大いに期待してください
Date: 2014/06/15/17:37:22 No.4197

Re:美しい。。。
まじょるか魔女
sotto voce 様

車中からの素敵な投稿に、名古屋での感激を新たにしました。(ハンドルネームも素敵ですね)
いずみホールはTVで見たことしかありませんが、シューズボックス型のクラシック専用ホールなのですね。次回の「音の旅」は仕事都合で名古屋が難しそうなので、何とか いずみホールで参加したいと願っています。
テーマカラーの紫色のリボンやチーフが配られ会場に連帯感が生まれるなんて、粋な企画ですね。テーマカラーのシュシュを手首に付けるといいかも!と ぴあのふぉるてさんと話していたところだったので、びっくりしました。
それにしても、藍紫色の 小山さんは、舞台の花と共に額に入っていただきたいような美しさでしたね((*゚▽゚*))

sotto voce さんは、第1回から参加されているのですね、うらやましいです!どうぞ、ライフワークを達成されますように・・・
豊かなマズルカの世界、私もこれからもっと訪ねてみたいと思います。
Date: 2014/06/15/21:49:28 No.4198

Re:美しい。。。
sotto voce
まじょるか魔女さま

コメントありがとうございます。
次回はいずみホールですね。個人的には2階席、
音が聞き取りやすくて、お気に入りです。

ピアノの旅は足を伸ばせば別の場所で聴けるので
助かりますよね。なので私もライフワークとすることができます。
他に仙台にも行ったことがあります。

今回名古屋でと思ったのですが、オーチャードに行けないと
わかった段階ではチケット完売だったので。
遠征が楽しいので、次回の名古屋のチケットを先ほど
確保してしまいました。

ショパンのマズルカの豊かさ。私はうまく表現できないのですが
ふんわりと、ほっこりと、大きくて心地良かったです。

シマノフスキもちょっと神秘的というかシリアスな感じから始まって小山さんいわく「山男」でした。
聴いたことのない曲に出会えることもうれしいです。

次はテーマカラーの何かを自分で身に着けていこうかななどと
思っていました。
スカーフやハンカチとか、かばんとか・・・?

今日の満足でまた明日から頑張ろう!と思いました。
Date: 2014/06/16/00:06:41 No.4199

Re:美しい。。。
ぴあのふぉるて
sotto voce様、 とさま様、まじょるか魔女様、皆様

紫陽花の紫色にも、つい反応してしまうこの頃です。
sotto voceさん、帰路でのご投稿を嬉しく拝見しました。
大阪・いずみホールはテーマカラーのリボンやチーフが配られるのですね!
会場の皆様の熱気と連帯感が伝わってきました。
sotto voceさんやまじょるか魔女さんのおっしゃるように、今回のテーマカラー藍紫は、小山さんによくお似合いですね。ファンサイトfacebookに掲載された小山さんのお写真に見入っております。美しい。。。

テーマカラーと言えば、先週日曜日、明治神宮御苑で花菖蒲を観賞しました。
潔く、凛と咲く姿が小山さんのお姿と重なって、紫や白の菖蒲を観ながら小山さんの生き方に思いを馳せておりました。
夕方、藍紫色を求めて表参道を散策し、主人はネクタイ、私はシュシュをみつけました。最近は主人も小山さんの(演奏はもちろん!)テーマカラーを楽しむようになり、「今度から皆で、丸に“実”と入ったお揃いの法被を着て応援すれば…」などと申しております。音の旅祭り? まさか、それは行き過ぎでしょうけれど… いずみホールのご様子を伺い、法被もアリかも?!と思いました。

小山さんの弾かれるショパンのマズルカは、私も大好きです。
sotto voce さんの「…ふんわりと、ほっこりと、大きくて心地よかったです」は、本当にそのとおりですね。
嬉しいことに、小山さんはショパンのマズルカをいくつかCD録音なさっていますね。今回のプログラムにも含まれている 小山さんの大好きな2曲、 第45番イ短調 作品67-4と第37番変イ長調 作品59-2を、このところ繰り返し聴いています。
ショパンのマズルカには小山さんのおおらかな音色がよく合っていると思います。たっぷりと豊かで、柔らかくて安らかな音楽が心に染み入り、まろやかな深い響きを聴くと幸せいっぱいになって、もう他に何もいらない…。

とさま様おすすめの第25番 ロ短調 作品33-4は、ルービンシュタインとフランソワで聴いてみました。安心のルービンシュタインvs. 鮮烈フランソワ!!
小山さんの演奏を想像して楽しむのも素敵ですね。

今回は、博多、北九州、仙台、名古屋、大阪と、各地の皆様のご感想を拝見し、予行演習?を重ねているので、東京公演当日は落ち着いて聴けるかなと思っておりますが… (あぁぁ、ダメ。もうドキドキしてきた)

まさとさん、土曜日にオーチャードでお会いできるのを楽しみにしています。
では、皆様、どうぞお身体お大事に。
Date: 2014/06/16/14:04:30 No.4200

Re:美しい。。。
まじょるか魔女
嬉しいコメント有り難うございます。
sotto voceさんは、次回は名古屋に遠征されるんですね。宗次ホールは300席なので、早くから完売になることもあるようです。
・・小山さんのテーマカラーに合わせて毎回服を新調したい、そういう人にワタシハナリタイ・・と思うものの、今回は10年以上前の藍紫風の服を着ていきましたが、自分なりにますます気持ちが盛り上がりました。小物でも、何かテーマカラーを身に付けると楽しくなりますよね。
小山さんは 演奏会の色々な味わいかたを仕掛けてくださっているのですね。

小山さんのマズルカ、「ふんわりと、ほっこりと、大きくて心地良い… 」何て素敵な表現なんでしょう。
小山さんのお人柄と音色そのもののように感じます。
ショパンの祖国ポーランドを想うマズルカは、ポーランドの大地の土の中から音が湧き上がってくるようです。
小山さんの故郷東北の地に根をはった音楽の樹からの音色に、共通するものを感じます。

小山さんの生演奏はエネルギー源ですね!
こんなにずっとワクワクドキドキさせていただいて幸せです(*^o^*)
ぴあのふぉるてさん、演奏会前の高揚感も楽しみつつ、土曜日は心拍数を整えてお出かけください。
オーチャードホールで参加される皆さま、小山さんの藍紫の世界に浸ってくださいね。

次回の音の旅は、オレンジ色の何かを身に付け(もちろん“実”印のはっぴなら、なおOK!)、
大阪いずみホール2階席で参加したいと思っています。
Date: 2014/06/17/21:20:31 No.4201


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藍紫の秘密の花々〜舞曲の園の拡がり
まじょるか魔女
6月7日は、名古屋宗次ホールで音の旅ラ・フォル・ジュルネを体感しました。
小山さんがVネックのビジューが煌めくスミレ色のドレスを纏われ、登場された時から夢が始まりました。ファンサイトのFacebookを見ると、今回の音の旅各地のドレスは数種あるのですね。藍紫のテーマカラーで統一しながらディテールを変奏曲のように変化されている 小山さんの遊び心も素敵です。

シューマンの「ダヴィット同盟」は空想上の団体の名前で、闊達な〈F〉と瞑想的な〈E〉はシューマンの二面性を象徴しているのですね。自己のなかの二人の人格が寄り添いせめぎあい、ダンスします。
今日の席は右寄りで、小山さんの ご自分の生み出す音を慈しむような、時には音の行方を追うような目線と表情に見とれてしまいます。
とさまさんの言及されていた初版冒頭のことわざ、予習の時から気になっていました。

「古い格言」
いつの世にも
喜びは悲しみと共にある
喜びにはひかえめであれ
悲しみには勇気をもって備えよ

味わい深い言葉ですが、27歳の前途洋々のシューマンがシンメトリーにこだわって創り出したこの曲に、徐々にアシンメトリーに引き裂かれていく精神世界の綻びの前兆を感じずにいられません。

ショパンは二十歳前後、ウインナ・ワルツ全盛期にウィーンに滞在していましたが「ウィーンの人々の趣味がいかに堕落しているかを示しています」と手紙に書いているように、ウィンナ・ワルツに音楽性を見出していなかったようですね。マズルカには祖国ポーランドの土の匂いが、ワルツにはパリの異邦人の孤独が滲んでいます。
シマノフスキ:マズルカは、中央平原のショパン:マズルカより土臭く、山岳地帯の荒々しさと清冽な空気感をはらみ、山人の叫び声が響いてきます。微笑みさんが言われるように「民族色あふれる力強い旋律」には、洗練されたショパンと違う形で心を掴まれ揺さぶられます。

リスト:メフィスト・ワルツは悪魔の仕掛けるダンスに否応なく嵌っていく人間の有様があらわに示されます。
終始悪魔的なダニイル・トリフォノフの演奏映像を見ましたが、小山さんは たおやかななかにサブリミナルのように翳りが走り、凄みとともに、演奏前にお話しされた「人間のどうしようもない性(さが)」の哀しみが胸に迫り涙が溢れました。最後の音が放たれ、小山さんの両手が跳ね上がり、ブラヴォーの声。

全体に、ワルツ・マズルカの枠に収まりきらない要素を強く感じる曲群でした。舞曲の名の下に心の舞をさせていただいた思いです。
3拍子のストライクゾーンはアンコールに集結していたのかもしれません。
ショパン:ワルツ第10番、マズルカ第5番、ワルツ第6番「子犬のワルツ」。鳴り止まない拍手。小山さんの弾むような微笑み。あまりのチャーミングさに会場からハートマークいっぱいの笑い声が湧きました。しめくくりは、ワルツ第1番「華麗なる大円舞曲」で堂々たる着地。飛び交うブラヴォーの声。

「ショパン」6月号で「プログラムこそが自分の意思の発言」と述べられていた 小山さん。
今回のご意思は、レントより遅いパステル画から、悪魔のようにめくるめくタッチの油絵まで、様々な個性を持つ舞曲の花々を 小山さんのキャンパスに描かれることでしょうか。この場限りの音色を眼と耳に焼き付けておきたい、かけがえのない2時間でした。

オクターブ練習中さん(大人ピアノ、私も練習中です)の言われる「暗黙の了解のパワーバランス」は日常のあちこちで目にしますが、小山さんは四角い容れものに収まる予定調和ではなく、はみ出る丸を表現され続け、“本音と主体”を自らが潔く示されています。サイン会では私たちの眼をじっと見てくださいますね。ドキドキ・・・
演奏からサイン会まで貫かれる心意気に魅かれ、また 小山さんに会いに行きたくなるのですね。
Date: 2014/06/08/01:40:14 No.4192

Re:藍紫の秘密の花々〜舞曲の園の拡がり
とさま
まじょるか魔女様へ

素晴らしい感想を楽しみながら拝読しました。有難うございます。

ドレスにまで気が回らない無粋な私ですが、好きな人であれば、何でも良く見えてしまいます。小山さんの雰囲気は素敵ですね。会場の様子が手に取るようによくわかります。小山さん・ピアノ・ホール・聴衆が一体となった素晴らしい音楽が満ち溢れたことでしょう。

シューマンのダヴィド同盟舞曲集に対するご感想のひとつ「シンメトリーにこだわって創り出したこの曲に、徐々にアシンメトリーに引き裂かれていく精神世界の綻びの前兆」はシューマンの本質を言い得て妙です。そうした視点でシューマンの他の作品、交響曲などにも目を向けると、まじょるか魔女様の仰っていることが、一部の作品だけでないことがわかり、非常に興味深いです。

小山さんのショパンのワルツとマズルカは素晴らしいので、もっと他の曲も聴きたいですね。いつの日か、作品33の4ロ短調(第25番)のマズルカを小山さんの演奏で聴けたら幸せだと私は思っています。私の楽しみの一つは、小山さんがまだ披露されていない曲の演奏を想像することです。

トリフォニーはショパンコンクールの審査をされた小山さんも評価されていたように記憶します。震災の直前の1月に優勝者のアヴデーエワ、トリフォニー他入賞者の皆さんが仙台にいらして合同演奏会が行われ、私も聴いたのですが、才能豊かな青年でした。10年、20年後にはどうなっているのか楽しみなピアニストですね。

メフィストワルツに関しては、ファウストの物語をリストが天才的な筆致で纏めた側面があるので、終始悪魔的な演奏では画一的になってしまいます。その点、まじょるか魔女様が「たおやかななかにサブリミナルのように翳りが走り、凄みとともに、「人間のどうしようもない性(さが)」の哀しみ」を小山さんが見事に表現されたというご感想は、素晴らしいです。同じ題材でのグノーのオペラファウストを鑑賞している錯覚に陥るほどで、ピアノ曲の枠を越えた小山さんの奏楽だったことでしょう。若いピアニストが小山さんの域に達するのは至難なことでしょう。

小山さんの演奏とお人柄に魅かれ、また次にお会いするのを楽しみにするのは、皆さん共通ですね。

とさま@仙台

Date: 2014/06/13/23:41:45 No.4194

Re:
まじょるか魔女
とさま様

いつもきめ細かく造詣深いコメントを楽しみに拝読し、勉強させていただいています。有り難うございます。
その度に、もっと「小山さんのピアノ感応センサー」精度を上げたい(「ネコに小判度」を下げたい)と願わずにいられません。

ショパン:マズルカ作品33の4ロ短調(第25番)を聴きました。ショパン本人が「この曲はバラードの一種であると理解してほしい」と、物語性を大事にするよう弟子たちに告げていた作品なのですね。転調を繰り返す和音進行からは心の会話と葛藤が立ちのぼり、低音の響きが胸に迫り、ダヴィット同盟舞曲集を彷彿とさせます。コーダの「ソ-ド-ソ-ド-ソ」の音は心の底からの声・・・現実に立ち向かう扉を開けようとドアノブに手をかけるところで終わるように感じました。
演奏するピアニストによって、また聴く私たちのその日の心持ちによって、様々な心の舞をさせていただけそうなマズルカですね。ジャン・マルク・ルイサダのルバートのきいた演奏でしたが、私も 
小山さんのこの曲の演奏をいつの日か聴いてみたいと思います。

第16回ショパン国際ピアノコンクールでの「審査員の言葉」によると、小山さんは「ゲニューシャスやトリフォノフは、若いのに自分の解釈をはっきり出して確信を持って弾く」と仰っていますね。以前、トリフォノフのドビュッシー:「映像」から「水に映る影」「ラモーを讃える」「動き」の演奏映像を見ましたが、ピアノに魅入られたような何かに憑りつかれているような表情が強く印象に残りました。

小山さんは次のようにも述べられています。「ピアノをただ弾くのではなく、音楽の本質に対峙する自分を、見つめることしかないと思います」。小山さんの視線に少しでもフォーカスが合うようになれれば・・・と望んでいます。
Date: 2014/06/14/10:50:02 No.4195

Re:
まじょるか魔女
度々失礼します。
今回の藍紫色のドレスを纏われた 小山さん、本当に素敵でした。
舞台に飾られた藍紫の花々(シャクヤクなどでしょうか)と一体になり、
小山さんご自身が一段とミステリアスな大輪の花のように咲いていらっしゃいました。
以前に「小山さんのパーソナルカラーは明るいイエロー、グリーン、ゴールドなどがお似合いになる
『スプリング』でしょうか?どんな色もお似合いになりますが・・・」と勝手にカラー診断させていただいていましたが(^_^;)、
小山さんはどのような色も着こなされ、会場を音色と共にテーマカラーに染めてくださいますね。
Date: 2014/06/14/11:28:23 No.4196


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自分が感じている小山実稚恵さんの魅力
オクターブ練習中
 前回の仙台公演以来、小山実稚恵さんのリサイタルは、どうして楽しくなるのだろう、ということを考えてみました。あたらしい発見がありました。
 自分が感じる小山実稚恵さんの最大の魅力、それは、小山実稚恵さんの前ではパワーバランスが消えてしまう、というところにあるように思えるのです。
 家庭で、学校で、職場で、あらゆる場面でパワーパランスがあり、暗黙の了解によって作業がすすんでいく、というのが普通の日常ではないかと思います。
 リサイタルのサイン会で、自分の番になり小山実稚恵さんの前になるとパワーバランスがなくなります。というよりは、小山実稚恵さんがパワーバランスを消している、というほうがあっているような気がします。並んでいる自分以外の人を見てみると、やはり小山実稚恵さんがパワーバランスを消しているようにに思いました。
 パワーバランスが消えると、”本音と主体”が出てきます。小山実稚恵さんが、会場に並ぶ人の本音を聞いて、会場の人を主体にしている、ということは驚きであり、プロフェッショナルの生き方を見た、と思いました。
 パワーバランスを消すのは常時ではなく、瞬間。本当の答えを探すとき。でも、小山実稚恵さんはサイン会にならんでいるすべての人にその瞬間をつくっていたと思います。本当にすごい。
  
 リスト:「村の居酒屋での踊り」メフィスト・ワルツ第1番 にプロフェッショナルの演奏を観ました。速くて強い演奏は圧巻でした。すごかったです。

 自分が小山実稚恵さんのリサイタルで感じていたのは、楽しいという感情とピアニストとしてのプロフェッショナルな生き方への尊敬でした。
 
 ハンドルネームは練習不足のために変えることはできませんでした。なんとかオクターブが届くようにはなったのですが。譜読に励んでおります。
 
Date: 2014/06/03/21:59:50 No.4191

Re:自分が感じている小山実稚恵さんの魅力
とさま
オクターブ練習中様

仙台のとさまです。同じ会場で感動を共有できて嬉しいです。

小山さんの魅力を新しい視点で綴っていただき有難うございます。小山さんの前では「パワーバランス」が消える、なんと鋭い、そして心温まる素敵なご指摘なことでしょうか。素晴らしい発見をご披露いただき感謝しています。

小山さんの凄いところは、世界的なピアニスト・芸術家でありながら、奢ったところが全く無いことですね。どの分野でも本当に力のある人ほど、謙虚であることがわかります。私は自然科学に携わる者ですが、科学や自然に対して惧れを抱かない人や傲慢な人は、パワーバランスに頼りますが、本当に力のある人は、目覚ましい成果を上げれば上げるほど、自分の力の無さを認識し、謙遜になり、そして努力します。小山さんのお姿や振る舞いを拝見していると、オクターブ練習中様がおっしゃるように、パワーバランスを自ら消し、音楽を愛する人たちに等しく向き合う・・・そしてそれは取りも直さず小山さんの音楽に対する姿勢でもあるように思えます。「実り豊かな稲穂は首を垂れる」と言いますが、小山さんのような真に実力を有する才能豊かな芸術家の喩でもあると思います。

小山さんは、芸格と人格が突出して素晴らしい稀有な方ですが、その秘密を解き明かすオクターブ練習中様の慧眼に感謝です。

とさま@仙台
Date: 2014/06/09/23:05:21 No.4193


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音の旅 第17回 仙台公演
とさま
仙台のとさまです。皆様お変わりありませんか。

シューマンの「ダヴィッド同盟舞曲集作品6」の小山さんの演奏を中心に、第17回:音の旅仙台公演の模様をご報告します。

クライスレリアーナー、幻想曲、謝肉祭、交響的練習曲・・・と言ったシューマンの名作と比べ、この作品の演奏頻度は少ないです。しかし、この作品ほど、クララへの想いが凝集した作品は他にないのではないか、この作品ほどシューマンらしく自由な精神の飛翔に満ち溢れ、そしてこれほど音楽的創意が工夫された作品はないのではないか、とさえ思わせる佳曲です。シューマンは後に「この曲を作曲していたときが一番ピアノを弾くのが楽しく幸せだった」と述懐しているほどです。私の一番好きなシューマンの作品・・・、ピアニストにとって難曲中の難曲・・・、滅多に聴けない曲・・・、小山さんの演奏でこの曲を聴くのが私の夢・・・。やっとその日が来たのです。そして空前絶後と言っても過言ではない、CDを含む、私が知りえる、過去のどの演奏も凌駕する全く独創的かつ圧倒的なシューマン像を小山さんは創造されました。

「ダヴィド同盟舞曲集」の初版は1838年1月に出版され、同年10月には改題版が、さらに12年後の1850年、シューマンは楽譜にも手を加えた改訂版(第2版)を用意しています。初版では、全18曲を9曲ずつ第1巻と第2巻に分け、第9曲、第16曲、第18曲を除く各曲の末尾に、音楽の性格に応じて、フロレスタン(情熱的な行動家)<F>とオイゼビウス(瞑想的な思索家)<E>のイニシャルが添えられていましたが、第2版では、単純に18の性格的小品とされ、<F>と<E>のイニシャルも取り除かれ、「舞曲集」という言葉も削除されました。また、各巻の最後に置かれたハ長調(クララの調)の曲には、元々<F>と<E>のイニシャルが無いのですが、初版では、シューマンは謎のコメントを曲頭に付けていました。第2版ではそれも省略されました。この謎のコメントについては後述します。

このように、第2版は、シューマンがこの曲に込めた、若かりし頃の私的な側面や標題的な要素を除き、音楽的な側面にのみ焦点を当てようと意図したと思われます。しかしながら、初版でのシューマンの意図を知ることで、楽しみは何倍にも膨らむと思います。小山さんも初版をベースに演奏をされていらしたので、嬉しくなりました。

第1曲冒頭のファンファーレのような主題はクララの作品から引用され、3つの音符が「クララの動機」とされ、本作品全編至る所に見え隠れする重要な動機です。初版では、この冒頭のファンファーレの最後のh音が暗示的に長く引き伸ばされたまま主部に入ります。このh音の持続は、瞑想的な思索家であるオイゼビウスの調であるロ短調の主音であり、第2曲ロ短調「心からの」に時空を超えて繋がる役割を担っているかのようです。この第2曲は、オイゼビウスの呟くようなモノローグで、胸に染み入る美しい詩的な音楽です。ところが、この曲は、実は、音楽の構成上、ダヴィド同盟舞曲集全体にシンメトリーを与える非常に重要な役割を担っている曲でもあるのです。最初から2番目に位置する第2曲と対称(シンメトリー)の関係にある曲は終わりから2番目の第17曲になります。後述しますように、第17曲で、何とこの第2曲が登場し絶妙なコーダへの橋渡しをするのです。「実稚恵さまの微笑」さんが、小山さんの演奏された第2曲と第5曲が素敵だった、と仰っていますが、まさにこの第2曲はシューマンが心血注いで作曲した曲なのです。シンメトリーは、同じように、第3曲(ユーモアをもって)と第16曲(快いユーモアを持って)、第6曲(極めて速く:没頭して)と第13曲(荒々しく、快活に)が、曲想の共通性の観点から対をなしているのです。天才の感興に赴くまま単なる18の性格的な曲を並べたのではなく、シンメトリー配置により、チクルスとしての整合性をもたらすことにより、聴き手に深い感動と感銘をもたらす曲に他ならないのです。

第6曲は、極めて速めのテンポで、補助音が複雑に散りばめられ、同種の音形が執拗に繰り返されるため、独特な響きを産み出す難曲です。コーダにおけるカデンツァ風パッセージを経たクライマックスと破滅さえ想起させるsfの深々とした最後の和音の底知れぬ不気味さ。小山さんの音楽性と技巧とが最高度に発揮された名演!興奮を鎮めるかのように、アルペッジョの調べの美しい「速くなく、極めて感情をこめて」と題された第7曲と軽やかなポルカの第8曲を挟んで、第1巻の終曲である第9曲に到達します。第9曲には、<F>と<E>のサインがない代わりに、「ここでフロレスタンは口をつぐみ、唇は痛ましく痙攣した」と記されています。初版にだけ存在する終結部に置かれた2つのpの和音は誠に意味深く、曲全体の構成において極めて重要な2音であるにも関わらず、満足な演奏に滅多に出会えません。この2音を弾かれる小山さんの凄まじい集中力と音楽性とに圧倒されてしまいました。

<閑話休題1>
1837年に作曲されたダヴィド同盟舞曲集の作品番号が6なのに、1835年作曲の謝肉祭の作品番号が9なのはなぜでしょうか?不思議ですね。この曲の第1曲は、前述しましたように、クララのピアノ曲「音楽の夜会 作品6」のマズルカの主題が使われています。シューマンはこのクララの主題を使って将来作曲する作品のために、作品6の番号をとっておいた、ということのようです。

第10曲目からは第2巻。バラード風に始まり、第2曲と同じ再びロ短調の<E>の美しいモノローグ(第11曲)と音形そのものがユーモアに満ちた「ユーモアを持って」(第12曲)を経て、いよいよ大詰めに向かって曲は進行していきます。第13曲「荒々しく、快活に」は前述した第6曲とシンメトリーの関係にある曲で、小山さんの鮮やかな技術に裏付けられた充実した音楽をたっぷり味わうことができます。変貌自在のコーダの加速の素晴らしさ!「優しくうたいながら」と題されたクララの動機に基づく美しい愛の歌(第14曲)、「鮮やかに」と題された第15曲では、浮遊感漂う左手の爽やかな分散和音やクララの動機による表情豊かなメロディーライン、トリルの絡みなど、小山さんの美しいピアニズムを堪能できます。第3曲とシンメトリーの関係にある第16曲「快いユーモアを持って」の終結部の陶酔的な持続音を経て、お目当ての第17曲「遠くからのように」・・・。平和と平安に満ちた左手のシンコペーション風の鼓動の波に乗りながら、美しい対話が重ねられ、やがて、第2曲が何の違和感もなく美しい佇まいで現れます。しかしながら、第2曲での終結部に対応する8小節(冒頭の繰返し)には、Nach und nach schneller(よりどんどん速く)と表記され、小山さんは文字通り加速し、爆発的なコーダに突入されました。気分はどんどん高揚し、圧倒的なクライマックスを築き、そして最後の和音は永遠に鳴り響くかの如く、小山さんは微動だにせず、長い静寂の調べに聴衆は息を呑みます。そして、無重力状態になったかのように、終曲(第18曲)3/4拍子の軽やかなハ長調(再びクララの調)の天国的なワルツが始まります。終結部では、ハ長調の低音部のC(ド)の鐘の音が12回鳴って12時を告げ、さらに下降して最低音のC(ド)音まで下がり、これが3回鳴って全曲を閉じます。この曲の初版に「まったく余計なことにオイゼビウスは考えた:そのとき彼の瞳に至福が満ち溢れた」との記述があります。そうです、12時の鐘の音を聴きながら、至福に満たされ、クララと共に平安な眠りをシューマンは迎えたのでしょう。小山さんは、聴き手に「音楽は静寂の中にも生きている」、「音楽は時空を超えて永遠に生きている」ことを感じさせる稀有な音楽家です。小山さんのそのような、どんなに賞賛しても足りない美質が如何なく発揮された、最高の音楽的瞬間に居合わせた幸せを噛みしめています。

この複雑で、ピアニストにとって交通整理の容易でないダヴィド同盟舞曲集を、小山さんは知的にも音楽的にも技術的にも情感的にも、ほとんど考えられないバランスで見事にご自身の音楽とされ、歴史に残る屈指の名演を残されました。

<閑話休題2>
ダヴィド同盟舞曲集の初版の冒頭に「古いことわざ」が示されています。
いつの世にも喜びは苦悩と共にある
喜びには敬虔であれ 苦悩にあっては勇気をもって立ち向かえ

シューマンの波乱万丈の人生を象徴するかのような、何と味わい深いことわざでしょうか。私達の人生においても、誰もが、喜びと苦悩とが代わる代わる訪れてくるもので、シューマンはこの「ことわざ」の意味をまるで音楽で言い換えてくれたかのようです。

リサイタル後半のショパンのワルツとマズルカの慈愛に満ちた奏楽、初めて聴くシマノフスキーのマズルカの新鮮さに心を洗われました。そして「実稚恵さまの微笑」さんが仰っていた「リスト」が乗り移ったような「メフィストワルツ」の凄演。結尾に入る直前、小山さんは前方を鋭い眼差しで凝視し、そしてやおら怒涛のように曲を結ばれました。CDでの小山さんの同曲の演奏は私の中でベストですが、実演では、私はジョルジュ・シフラのとんでもない50年近い前の悪魔的演奏が耳に焼き付き、実演で同曲を聴くのを避けるなど、ほとんどトラウマ状態になっていました。小山さんは、私のトラウマを初めて解放して下さいました。本当に凄過ぎる演奏でした。

ダヴィド同盟舞曲集に偏った報告になってしまいましたが、同曲はあまり馴染みのない曲とも言えますので、これから小山さんの演奏を聴かれる方々が参考にしていただき、小山さんの演奏をよりお楽しみいただければ幸いです。

皆さまどうぞお元気でお過ごしください。とさま@仙台
Date: 2014/06/01/22:09:31 No.4190


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【音の旅】第17回〜舞曲の園〜
実稚恵さまの微笑み
5月の清清しい季節を迎え今年も、九州からはじまった音の旅。。。
実稚恵さまが奏でる素晴らしい世界に再会できる喜びを胸に、博多へ行ってまいりました。
天気は快晴。初夏を思わせる陽気で、会場に到着すると当日券を求める人々が列を作って開場を待っていました。

会場ホールに入ると、ステージには、今回の公演のイメージカラー「藍紫」を表現した豪華な生け花が飾られていました。気品に満ちた雰囲気が会場へと拡がります。

開演時間となり、光沢のある藤色で紫ほどには色調の強くないドレスで春風のように艶やかに実稚恵さまは登場されました。
今回は、演奏の前に自らマイクを持ち、今回の演奏会のコンセプトや曲目の解説を、会場の聴衆に語ってくださいました。演奏前の集中が求められる時間にとても有難く感じました。

今日のプログラム

ドビュッシー: レントより遅く
: マズルカ
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集(18の性格的小品)作品6

休憩

ショパン: ワルツ 第7番 作品64-2
      ワルツ 第8番 作品64-3
マズルカ 第45番 作品67-4
マズルカ 第37番 作品59-2
シマノフスキ:20のマズルカより
             第 1番 作品50-1
第11番 作品50-11
第 4番 作品50-4
リスト: 4つの忘れられたワルツより第1番
「村の居酒屋での踊り」メフィスト・ワルツ第1番

アンコール

ショパン:ワルツ第10番作品69-2
マズルカ第5番作品7-1
子犬のワルツ作品64-1
華麗なる大円舞曲作品18

ドビュッシーの小粋な小品からスタートしました。演奏される実稚恵さまにライトが当たりステージ奥の花とドレスの紫が共に映え、ファンタジックな趣きが感じられました。
続いてのマズルカ。マズルカと言えば、もちろんショパンでしょうが、ドビュッシーのこの曲は、どこか異国情緒も感じさせるような、粋でありながら浮遊感も漂うような曲でした。
続いては、久しぶりに感じられるシューマン。前後半9曲ずつのこの作品は、シューマン・ワールド満載の作品でした。色々な色合いのメロディー・フレーズが曲が変わるごとに現われ、実稚恵さまの演奏表現の多彩さを堪能することができました。

休憩後は、最近の音の旅のプログラムの流れのとおり磐石のショパン。ワルツ2曲とマズルカ2曲でした。それぞれ短調と長調の名曲ぞろいで、うっとりと聞き惚れました。

同じマズルカでも民族色あふれる力強い旋律を聞かせるシマノフスキの作品は聴きなれたショパンの作品とは対象的でした。

そしてリスト、4つの忘れられたワルツとメフィストワルツ。もう実稚恵さまの真骨頂ともいえるスケールの大きな演奏に会場は熱く包まれました。ヴィルトオーゾのリストを彷彿とさせる姿がステージ上にありました。ブラボー!!

アンコールは、4曲。ショパンの定番ともいえる有名な曲の数々に会場は沸きました。
今日も、大満足の演奏を聴かせていただきありがとうございました。
1週間後の小倉で再び、このプログラムを聴くことができます。とても楽しみです。

Date: 2014/05/19/22:14:27 No.4186

Re:【音の旅】第17回〜舞曲の園〜
ぴあのふぉるて
実稚恵さまの微笑み様 皆様
素晴らしいレポートをありがとうございます。生き生きとした臨場感と愛と尊崇に満ちあふれたレポートを拝見し、期待がますますふくらみます。
実稚恵さまの微笑みさんは、福岡と北九州の両公演とも聴かれるのですね! 

さて、各地の演奏会を待つ間、音楽誌「ショパン」6月号でも小山さんに会えますので、お知らせいたします。
特集2 「プログラムの組み方」〜小山実稚恵さん「私のプログラミング」(p.50-51)
どのような思いをもってリサイタルのプログラムを組むのかを、お話しされています。特に、進行中の12年間24回リサイタル・シリーズは、純粋に小山さんご自身が「どうしても弾きたい」と思う作品を集めて組まれているのですね。
だから小山さんの音楽はいつも胸に迫るのですね。
記事の下段に「小山実稚恵の世界」全プログラムが載っています。(24ものプログラムをこのスペースに収めたせいか、老眼にはちょっと活字が小さすぎるのですが…)改めて感動します。ホントに素晴らしいですね。誰も思いも寄らない長大なリサイタル・リシーズ!
12年間24回分のプログラムをテーマに沿って緻密に組み立て、内容を変更することなく、着実に、ステージで披露し続けていらっしゃる小山さんは、やはり特別な才能をお持ちなのだと思います。「回によってはそれまで一度も弾いたことがない曲ばかり」というプログラムもあるそうです! 
前代未聞の挑戦なのに、いつも自然で、気負ったところがゼンゼンないのも素敵ですね。来月、オーチャードホールの演奏会を楽しみにしています。
(ファンサイトfacebookで、第17回「舞曲の園」について小山さんがお話しされている動画がアップされていて、早速、拝見しました。)

同じく「ショパン」6月号p.46−48は、先日、東京 丸の内で開かれた「ラ・フォル・ジュルネ『熱狂の日』音楽祭2014」の報告記事があります。P.47には小山さん演奏中のお写真とともに、「初来日となるタタルスタン国立交響楽団と小山実稚恵さんとのラフマニノフ《パガニーニの主題による狂詩曲》は圧巻であった。(中略) そして小山さんはやはり別格のピアニストだ。」と賞賛の言葉が述べられています。 お知らせまで。

p.s. 同雑誌、読者のページ「おたよりカフェテラス」に、まじょるか魔女さんと私ぴあのふぉるての投稿が載りました! 今月のテーマは、「訪れてみたい音楽ゆかりの地」。まじょるか魔女さんは作夏訪れたショパンゆかりの地 マジョルカ島ヴァルモデッサを、私はピアニスト小山さんの原点となったモスクワ音楽院大ホールを選んで書きました。小山さんの記事と一緒の号に掲載されて、幸せ〜!
Date: 2014/05/20/01:08:22 No.4187

Re:【音の旅】第17回〜舞曲の園〜
管理人@まさと
微笑み様

ご無沙汰をいたしております。
第17回も福岡と北九州の2公演に行かれたのですね。
このシリーズの初日は福岡から始まる事が多いので、微笑みさんの感想をいつも楽しみにさせて頂いています。
また何処かでお会い出来たら幸いです。
どうぞ今後とも宜しくお願い致します。



ぴあのふぉるて様

いつもお世話様になります。
すごいですね!
ショパンの「おたよりカフェテラス」に掲載されたのですね。まじょるか魔女さんと共にとは恐れ入りました。
以前にも雑誌掲載されている、お二人ですし本当に素晴らしい事と思います!
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
Date: 2014/05/27/12:58:21 No.4189


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【音の旅】第17回〜舞曲の園〜
実稚恵さまの微笑み

博多での第17回「音の旅」初演から1週間たった今日25日に北九市八幡の響ホールで行われた「音の旅」〜舞曲の園〜公演に行ってまいりました。

今日は、曇り空の蒸し暑さを感じる1日で、どこか重い空気の中を、ホールに向い歩を進めます。総鏡張りのような玄関前には、実稚恵さまの大きなポスターが飾られてあり聴衆を迎えてくれます。会場に着くとすでに多くの方々が開場を待たれておりました。

開演時間どおりに実稚恵さまは、藍紫のドレスで現われ、博多のような事前の説明もなく1曲目のドビュッシーから静かに音を紡ぎだしていかれました。

本日のプログラム

ドビュッシー: レントより遅く(ワルツ)
      : マズルカ
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集(18の性格的小品)作品6

休憩

ショパン: ワルツ 第7番 作品64-2
      ワルツ 第8番 作品64-3
マズルカ 第45番 作品67-4
マズルカ 第37番 作品59-2
シマノフスキ:20のマズルカより
      第1番  作品50-1
第11番 作品50-11
第4番  作品50-4
リスト: 4つの忘れられたワルツより第1番
:「村の居酒屋での踊り」メフィスト・ワルツ第1番

アンコール

ショパン:マズルカ第5番作品7-1
ワルツ第10番作品69-2
ワルツ第14番ホ短調
華麗なる大円舞曲作品18

いつもこのホールに来て感じるのが音の美しさ。ホールの名前どおり音の余韻が残り実稚恵さまの演奏されるピアノの1音、1音が美しく光沢を持って届いてきます。ドビュッシーの2曲は響きの美しさに身をまかせて聴くことができました。

シューマンの全18曲は、博多の復習のつもりでじっくりと聴きました。彼の何か暗い、しかしとても美しいメロディ。第1部第2曲と第5曲が印象に残りました。(ともにオイゼビウスの部分)

休憩後のショパンのワルツからリストのメフィスト・ワルツまでは、今日は一気に駆け抜けたように感じられました。典雅なワルツからマズルカを経由し土俗的な力強さを持つワルツへ。高ぶりを感じながら最後の突き抜けるような激しいワルツへ。実稚恵さまの溢れる実力と表現力が会場を虜にした第2部でした。今回もブラボーの声が終演後、会場の女性からかかりました。

終演後渡された、会場の生け花と同じような今回の紫に彩られた花束を、ピアノに置いて、博多と同様に4曲のショパンの作品をアンコールで弾いてくださいました。
哀愁に満ちたワルツの10番が印象的でした。本日も素晴らしい演奏をありがとうございました。

次回は11月2日に同じく響きホールで「粋な短編小説のように」と題した第18回プログラムが演奏されます。言うまでもなく次回も最前列中央の席を購入し意気揚々と会場を後にしました。
Date: 2014/05/25/23:43:14 No.4188


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