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生への感謝
篠村友輝哉
新しい世界への扉が開いた。あたたかな光に包まれた奇跡的な瞬間は、まさに息をのむ美しさだった。
ミューザ川崎シンフォニーホールでの小山さんのベートーヴェン『ピアノ協奏曲第4番』を拝聴した。ピアノ独奏で始まる第1楽章の冒頭、ソプラノをくっきりと浮かび上がらせながらも和声の温かみを失わない第1音から、この奇跡的な幕開けの深い生命感をたたえていた。それはまるで、未知の世界へ希望と共に扉を開くかのような新鮮な感動を抱かせた。マックス・ポンマーの余裕のある抑制された棒のもとで、小山さんのピアノが自在に歌う。ベートーヴェンのロマン的な部分を基調とした音楽づくりは、作品の叙情性を強く感じさせた。スケールやアルペジオも全てが見事な軽やかさで、しかも音楽的に奏でられる。否定するオーケストラと懇願するピアノが対話を交わす第2楽章では、そのロマンティックな演奏が深く聴き手に情感を湧き上がらせる。ためらいと諦観、希求が天に昇華され、魂が躍動する第3楽章へ。落ち着いたテンポ感のなかで、レッジェーロのタッチが冴える。希望に溢れ、遊び心にも事欠かない。
扉の向こうには、あたたかく美しい光と、おおらかな喜びが満ちていた。自然の中に生きる人間。生への深い感謝がこもったベートーヴェンだった。

-アンコールで演奏された『エリーゼのために』は、この曲がこれほど詩的に美しく演奏されるのを初めて聴いた。繊細な音の綾が、優しい余韻を残した。
Date: 2014/08/09/21:17:14 No.4212

Re:生への感謝
とさま
篠村友輝哉様へ

お久しぶりです。仙台のとさまです。お元気でご活躍のことと拝察します。

「生への感謝」と題する最新の投稿、印象深く、また嬉しく拝読しました。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番ト長調(作品58)は革新的な協奏曲ですね。その作品番号(58)が示すように、この時期、ベートーヴェンはピアノソナタ第23番熱情(作品57)、弦楽四重奏曲ラズモフスキー(作品59)、交響曲第4番(作品60)、ヴァイオリン協奏曲(作品61)など、傑作をまるで泉が湧くかのごとく次々と産み出しています。第4協奏曲は、形式的な新しさにベートーヴェンの並々ならぬ意欲を感じさせる作品ですが、同時に、全編を覆う幻想即興的な性格や漲る生命力はこ曲の魅力であり、両端楽章の明るい幸福感は格別ですね。ト長調という調性を基調にしながら、冒頭のピアノ独奏を受け継いだオーケストラがロ長調の領域を模索し、早くも異次元の世界に聴衆を誘ってしまうなど、ベートーヴェンの天才的な筆致が冴え渡り、本当に魅力的な曲ですね。ピアノとオーケストラとの融合感がまた素晴らしい!冒頭について、友輝哉さんは「ピアノ独奏で始まる第1楽章の冒頭、ソプラノをくっきりと浮かび上がらせながらも和声の温かみを失わない第1音から、この奇跡的な幕開けの深い生命感をたたえていた」と仰っています。これは至言です。この曲の未来性を見事に表現していると思いました。

小山さんは、第5協奏曲を得意のレパートリーにされており、それは素晴らしい演奏を披露していただいています。ある意味で、第5協奏曲より演奏困難とも言える、第4協奏曲が小山さんの十八番のレパートリーになってきたことを心から喜びたいです。それは、この曲の名演奏に限りがあるからであり、そして小山さんが、名演を産み出すことのできる、現代の数少ないピアニストだからです。小山さんのベートーヴェン演奏は、その数はまだ余り多くはないですが、どれもが粒ぞろいの独創的名演ばかりです。

さて、少し前の話になりますが、友輝哉さんが投稿された「あなたへの想い」(2014年06月22日)(小山さんのリサイタル〜舞曲の園〜を聴かれての投稿)を拝読させていただき、そちらでも深い感銘を受けましたので、遅ればせながら、敬意を込めて返答させてください。

『ダヴィッド同盟舞曲集』に籠められた、大切な誰かに対するシューマンの想いを、ピアニストが十全に表現することは至難の業です。また、シューマンは実に手の込んだ手法を用いて、一瞬の動きやフレーズの中に、そうしたメッセージを内包させています。そのため、平凡なピアニストの演奏では、聴き手は、一歩間違えると、置いてきぼりを食らったかのように、幻惑されてしまい、よくわからない内に曲の終結を迎えてしまいます。私は、この曲に惚れ込み、50年に渡り、様々なピアニストの演奏を通して、数限りなく聴く機会に恵まれました。小山さんの演奏は、間違いなく、歴史に残る最高の演奏と断言できます。本当に幸せなことです。

友輝哉さんが引用されているように、私も、終曲から2曲目及び最後のワルツの2つの曲が白眉だと思っています。友輝哉さんが楽譜冒頭の格言「いつの世にも喜びは苦悩と共にある。喜びには敬虔であれ、苦悩にあっては勇気をもって立ち向かえ」に触れられています。人の生き方、人生観に関係する、普遍的な要素のあるこの格言が、小山さんの名演を通じて、友輝哉さんのような若い世代の方に語りかけるものがあったことを嬉しく思います。シューマンの天才と小山さんの超越した名演、そして聴き手の感受性の3つが揃わないと、この格言は何も語りかけないでしょう。「誰かに焦がれ、慕情を抱くことの美しさが、万感の想いで歌われた演奏だった。」・・・・小山さんの演奏の本質を突いた、とても素晴らしい表現です。

どうぞ、お元気でご活躍ください。

とさま@仙台、
Date: 2014/08/10/19:58:17 No.4214

Re:生への感謝
篠村友輝哉
とさまさん、また大変丁寧なメッセージをありがとうございます。いつもとても嬉しく感じております。
ベートーヴェンの第4協奏曲は、英雄的で剛直な一般的ベートーヴェン像とは異なる、柔和でリリカルな作品ですね。転調の見事さや歌心はのちのシューベルトに通じるものを感じます。しかしながら、その根底に流れている生命感は、ベートーヴェン全ての作品に通ずるものですね。
小山さんのベートーヴェン演奏はおっしゃる通り独創的ですよね(他の作曲家においても言うまでもありませんが)。いわゆるオーソドックスなベートーヴェン演奏とは違い、今回の感想にも書かせていただきましたがベートーヴェンのロマン的な面をベースにした音楽作りだと感じます。これはとりわけ今回の『協奏曲第4番』など中期、後期の作品に特に素晴らしく呼応するのではないかと思います(私などが言うのはおこがましいのですが)。

オーチャードでのリサイタルの感想についても、ありがとうございます。『ダヴィッド同盟舞曲集』はもっと演奏されていい作品ですよね。私はあと、演奏経験があるのですが、『フモレスケ』ももっと演奏会に取り上げられていいと思っています。音の旅第19回での小山さんの演奏が楽しみです。

とさまさんも、どうぞお元気でいらしてください。
Date: 2014/08/11/21:01:59 No.4215


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祈りと静かな意思・・・ショパン:ピアノ協奏曲第1番に「実稚恵」さんを想う
まじょるか魔女
皆さま、夏ノ暑サニモマケズお元気でしょうか。
7月25日(金)、愛知県芸術劇場 コンサートホールにて名古屋フィルの定期演奏会を拝聴しました。
「ロシアとポーランドの1番」のテーマで、
曲目は
◆◆◇◆◆◇◆◆
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 作品25『古典交響曲』
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11〔ヤン・エキエル校訂によるナショナル・エディション〕
ルトワフスキ:管弦楽のための協奏曲      
◆◆◇◆◆◇◆◆
でした。

指揮は、ポーランドの新星と言われるミハウ・ドヴォジンスキ。
「古典」といいながら、キレのいい鮮やかな「新訳」プロコフィエフの後、
小山さんは、パープルのオーロラのようなドレスで登場されました。

オーケストラの演奏が始まり、小山さんが祈るように頭をさげられ、時には音の波に共振するように全身が揺れて・・・
小山さんのピアノが始まっている、無言劇のように音楽が語られている・・・ピアノ演奏が始まる前に、もう胸が熱くなってきました。
ショパンはワルシャワを発つ前にピアノ協奏曲第1番を作曲し、1830年に自ら初演したのですね。当時20歳とは思えないしみじみとした旋律。
前途に向かう はやる気持ちよりは、ポーランドでの日々を思い起こし、これからの決意をかみしめる気持ちが表れているように感じます。

オーケストラが積み重ねた音の地層を縫って、小山さんの最初の一音が一筋に走ってきます。次々に音の粒が澄んだ地下水のように客席に溢れだし、水滴がきらめきます。
「祈りと静かな意思」を感じ続けます。思いの丈をぶつけるのではなく、抑えた打鍵のなかに込められた勁い意思。
第二楽章の弱音・・・溢れる想いが鍵盤に零れ落ち、芯を持って響いてきます。写真や映画で見た、平らなポーランドの大地に続く糸杉の樹の匂いが伝わってきます。
小山さんとオーケストラ、コミュニケートされた舞台が音の魂としてゆらゆらと立ち上がっていくようです。
小山さんのピアノ協奏曲は初めて生演奏を拝聴しましたが、音の相乗効果に圧倒されました。
最後の音が放たれ、小山さんは お顔も上半身も両手も客席の方に伸ばされ、小山さんからの想いも飛んできたようで はっとしました。ブラヴォーの声。

******* 
ショパンが演奏したワルシャワにて1985年、ショパン国際ピアノコンクールファイナルで、小山さんはこの曲を演奏されたのですね。
NHK特集「ショパンコンクール’85 〜若き挑戦者たちの20日間〜」で拝見する 小山さんの演奏中の表情は、コンクール出場者というよりは、生粋の演奏者に見えました。(失礼な表現でしたらお許しくださいm(_ _m) )
この時から、何度この曲を演奏されたことでしょうか。研鑽と経験を積み重ねられ、お名前の通り、「実」りの円熟期を深められていますが、同時に、不動の芯をお持ちのように感じます。
ワルシャワフィルハーモニーと溶け合い、全身で歌われている 小山さんの表情は、先月の「音の旅」での表情と重なりました。
コンクール期間中、気分転換にホテルの部屋で詰将棋をされている 小山さんのご様子も紹介されていました。
ピアノのことを考えないのがリラックスするには一番、と習い始められたとのこと、かっこいいですね。
演奏前後の肩をすくめるような、はにかむような笑顔。子どもの頃のコンクールでの授賞式や、吉田見知子先生に褒められた時も、こんな表情をされていたのでは・・と想像してしまう、小山さんのチャーミングな「稚」の部分ですね。心底からの努力を重ねられている方ならではの清々しい笑顔に、いつもエネルギーをいただきます。
「恵」からは「ギフト」という言葉を思います。ギフトには「神様からの贈り物」という意味があるそうですね。

番組は、ファイナル演奏中にロビーで独りたたずむ吉田先生を映します。小山さんを6歳の時から教えられていた先生は客席に入ろうともされず、会場の外で演奏中祈っていらっしゃいました。子どもの頃からショパンが一番お好きだった吉田先生は 小山さんに夢を託し「上手に弾こうということではなく、私の気持ちを全て、あなたの演奏を通じてショパンに伝えてほしい」と。その想いを引き継いだ演奏が終わり、会場の人たちの温かい笑顔とブラヴォーの声。授賞式のあとで、可愛い黄色の花束を持たれた 小山さんが「先生、一枚くらい一緒に撮りましょう」と声をかけられ、小山さんと先生のお二人の笑顔で画面が静止し、シャッター音で番組は終わります。
お二人ともカメラ目線ではなく、お顔を寄せあって声を交わし見つめあって・・( ;∀;)
*******

アンコールは、ショパン:マズルカ第45番イ短調。しん、としたなかに 小山さんの美弱音が響き、まるでポーランドの居心地のいい部屋でピアノを聴いているように、オーケストラの皆さんも 音色に身を委ねていました。
静止した 小山さんの両手が膝に降ろされ、ひときわ大きいブラヴォーの声。

今回も想像以上のギフトをいただき、幸せな気持ちで夜の街を歩きました。有り難うございました。
次回のオレンジ色の短編小説集も楽しみにしています。
Date: 2014/07/26/22:53:53 No.4209

Re:祈りと静かな意思・・・ショパン:ピアノ協奏曲第1番に「実稚恵」さんを想う
とさま
皆様

猛暑お見舞い申し上げます。仙台のとさまです。

小山さんのご公演「舞曲の園」に対する一連の皆様の素晴らしい感想を拝読させていただき、その都度、感動が蘇ってきます。小山さんは歴史に残る、人々の記憶に永遠に残るリサイタルを毎回積み重ねて来られていますね。「小山さんに感謝」はやがて「音楽に感謝」となり、そして「音楽の神(ミューズ)に感謝」と深化して行き、そしてまた「小山さんに感謝」に戻る、そうした繰り返しのようです。

「祈りと静かな意思」・・・・まじょるか魔女様 小山さんの音楽の特質を何と的確に捉えた詩的で美しい言葉による表現なことでしょうか。そして、読み手を会場に誘う臨場感溢れる音楽的描写の素晴らしさ!同曲の小山さんによる名演のCDを聴かせていただくときに、感動が増幅されること請け合いです。

ショパンのピアノ協奏曲第1番の第1楽章の長いオーケストラの序奏は、驚くべきことに、昔は短縮演奏することが多かったようですが、それが(当然)間違いであることは、まじょるか魔女さんの説得力ある文章「オーケストラが積み重ねた音の地層を縫って、小山さんの最初の一音が一筋に走ってきます。」に如実に表れています。序奏の段階から小山さんがショパンの音楽に同化されているからこその最初の想いの籠った1音であるに違いないでしょう。そして「次々に音の粒が澄んだ地下水のように客席に溢れだし、水滴がきらめきます。」・・・これ以上に、この曲の魅力を表現した言葉を私は知らないです。逆に言えば、夥しい数の演奏が存在する中で、意外と心に残る演奏が少ないのは、そうしたショパンの魅力を十全に表現し得ていないからだ、ということが良くわかりました。

「祈りと静かな意思」を(第2楽章ではなく)、第1楽章にこそ感じられるという、まじょるか魔女さんに深く共感します。「抑えた打鍵のなかに込められた勁い意思」は小山さんの音楽の核の一つであり、同時に「しなやかな勁さ」をお持ちの小山さんの魅力が満載の第1楽章だったことでしょう。

NHK特集「ショパンコンクール’85 〜若き挑戦者たちの20日間〜」のご報告そして小山さんの素敵なお名前にちなんだお話も楽しく読みました。ギフトには「神様からの贈り物」の意味がある・・・私達はいつも小山さんから贈り物をいただいていますが、それはすなわち神様からの贈り物に他ならないですね。小山さんの演奏を聴かせていただける幸せに感謝したいです。

暑い日が続きます。皆様どうぞお元気でお過ごしください。

とさま@仙台
Date: 2014/07/27/07:40:36 No.4210

Re:祈りと静かな意思・・・ショパン:ピアノ協奏曲第1番に「実稚恵」さんを想う
ぴあのふぉるて
わぁ、どうしたらこれほど五感を刺激する麗しい感想が書けるのでしょうか?
小山さんの演奏されるお姿が浮かび、曲に込められた小山さんの思いも伝わってきました。まじょるか魔女さんは作品の背景もよくご存じのうえ、感動を上手に言葉で表現なさって素敵。演奏会に同席させていただいたような心地がします。

そして、NHK特集「ショパンコンクール’85 〜若き挑戦者たちの20日間〜」を詳しくご紹介くださり、どうもありがとうございます! 貴重な記録番組、私もYouTube で時々見ています。
小山さんは出番を待つ間、詰将棋でリラックスなさって、本選前でも、ふだん通りのご様子ですね。演奏前でも上がらないのは、天賦の才、あるいは努力に裏打ちされた資質なのでしょうね。 Michie Koyama…とアナウンスが流れてステージへ向かう際も、にこにこされてますものね。

小山さんの演奏中、ロビーでひたすら祈りながら待っておられる吉田先生が、静かに心境を語られる場面は、特に印象に残っています。
「とにかく上手に弾こうとか、そういうことじゃなくて、私の気持ちをすべてショパンに…あなたの演奏を通してショパンに伝えてほしい…」吉田先生のこの思いは、その後もずっと小山さんの内に息づいているのではないでしょうか?
「ショパン」6月号の特集で紹介された小山さんのメッセージをもう一度読んでみました。「『何かを伝えたい』と思うことが重要。演奏の出来不出来ではなくて、思いが強ければそれは伝わると信じています。」小山さんのお言葉に吉田先生のお声が重なって聞こえます。

しかし、「思い」が伝わるためにはやはり、まず「技術」の習得が必要になるのでしょうね。
そして、その技術を含めた表現の素晴らしさが、小山さんが非凡である所以です。
「実」「稚」「恵」さんは、本当にお名前のとおり成長し、開花されたのですね。

ショパンの「マズルカ45番」は、第17回のプログラムにも入っていましたね。どこか儚くて美しい曲…。
小山さん演奏の「マズルカ集」があったらいいな、と思います。

では、皆様どうぞご自愛くださいませ。
Date: 2014/07/27/16:16:59 No.4211


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連載エッセー「ピアノと私」他、小山さんの雑誌掲載記事のお知らせ
ぴあのふぉるて
 暑中お見舞い申し上げます。

今日は最近みつけた小山さんの記事をご紹介いたします。ご参考まで。

・「モーストリー・クラシック」9月号 p.87
「ピアノと私」第4回 〜ピアニストがコンサート前にすること〜
 連載エッセー、今回は、リサイタル前のリハーサルについてのお話です。
小山さんはほとんどの場合コンサートの前日と当日の二日にわたって、調律師さんと共に、ホールでリハーサルをなさるそうです。ピアノの状態やホールの様子をつかむために、心を尽くしておられるのですね。そして、開場の直前、5分前ぐらいに、リハーサル最後の確認をなさるのだそうです!
「音作り」にかける小山さんのお気持ちが伝わる貴重なお話に感動しました。
この入念なリハーサルが小山さんの音色の秘密なんですね。

・「音楽の友」8月号 p.159
「ピアノで綴るロマンの旅 第17回」(6月21日)のコンサート・レヴューが載っています。プレトークのお相手役をされた音楽評論家 萩谷由喜子さんによるご執筆です。当日の感動が蘇りました。

・同じ号、p.175に、秋の催しのお知らせが大きく掲載されています。
  東京・神楽坂の「音楽の友ホール」に
  ピアニストの小山実稚恵さんと
  大物アスリートを招いて
  対談イヴェントを開催します!  とのこと。
   司会、進行は片桐卓也氏。
 
 詳細は「音楽の友」誌上、ホームページ等で発表されるようです。
 お相手役のアスリートはどなたかしら? 楽しみですね。

では、皆様、どうぞ体調にお気を付けてお過ごしくださいませ。
Date: 2014/07/25/15:29:20 No.4208


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小山さん賛歌♪〜♪二重唱
まじょるか魔女
夏本番も間近ですね。
音楽雑誌「ショパン」8月号の「おたよりカフェテラス」、「今月のテーマ 最近気になる作曲家」に ぴあのふぉるてさん、「おたより」に まじょるか魔女の投稿が掲載されましたので、報告させていただきます。
ぴあのふぉるてさんは、スクリャービンを切り口に 小山さんがアンコールで弾かれた≪左手のための二つの小品≫より夜想曲の美しさと、「隠れた世界的偉業と言うべきディスク」と「ショパン」2012年6月号特集で紹介された、小山さんによる『ピアノソナタ全集、前奏曲集、練習曲集より』を紹介されました。まじょるか魔女は、先月の「音の旅〜舞曲の園」について。

嬉しいことに二人並んで掲載されるのは3回目なのですが、1回目の掲載テーマが2013年11月号「私のオススメピアニスト」で、双方 小山さんへの想いを書き、それがご縁で ぴあのふぉるてさんからこのファンサイトをご紹介いただき、小山さんのピアノから拡がる音楽の環に加えていただいて感謝しています。
二人とも、小山さん宣伝部 草の根メンバーとして、これからも色々な場で 小山さんの魅力をお伝えしていきたいと思っています。
Date: 2014/07/18/22:21:11 No.4207


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お能とピアノのコラボ!
ぴあのふぉるて
こんにちは。皆様お元気でお過ごしですか?

「チケットぴあ」で「小山実稚恵さん」をお気に入り登録しているため、小山さんの公演情報がメールで届くのですが、先日、珍しい公演のお知らせを受信しました!
「第30回 新宿御苑・森の薪能(東京)」
小山さんがお能にご出演? よく見ると、狂言師、能楽師、解説の方のお名前に続き…
「[演奏] 小山実稚恵 (p)」と書かれています。なんと、お能とピアノのコラボ!ですね。
作品名は「調律師−ショパンの能」。公演日は10月13日(月・祝)、会場は新宿御苑イギリス風景式庭園。
お能でショパンに会えるとは、新鮮な驚きです。面(おもて)をつけたショパンの霊魂が、小山さんのピアノの音色に合わせて舞うのですね! 夢幻能とクラシック音楽の融合を楽しみにしています。

でも小山さん、秋の夜、屋外での演奏はお身体が冷えないでしょうか。どうぞ温かくなさってくださいね。(勝手に心配しています)
ファンサイトのスケジュール欄を拝見したところ、同じ日、午後2時から山梨県韮崎市で演奏会が入っていますね! ハードな演奏スケジュール、お身体にお気を付けて頑張ってください。
心より応援しています。
Date: 2014/07/17/11:09:30 No.4206


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「舞曲の園」オーチャードホールの熱狂
ぴあのふぉるて
昨日、「舞曲の園」東京公演本番!!に行ってまいりました。
作曲家たちの内なる声が、小山さんの演奏から本当に「秘かに、しかし激しく」伝わってきて、大事な秘密を打ち明けられた友の心境でした。
そしてまた、小山さんの素晴らしさと凄さを再認識いたしました!
 
ステージには藍紫やピンクのグラデーションが美しいお花が、踊り子のようにアレンジされて並んでいます。
息をひそめて待つと、小山さんが軽やかに登場されました。衣装は薄い紫系の花柄が柔らかな印象。内側のドレスは鮮やかな藍紫で、身頃部分とスカート外側の花柄がひらひらと美しい。
まずはドビュッシーの「ワルツ」。微風のような香りがふんわりと漂い、ゆっくりと身体に染み入りました。
珍しい ドビュッシーの「マズルカ」は、弾むような独特のリズムと音階が印象的でした。
初めての曲に出会えるのも小山さんのリサイタル・シリーズの魅力です。

シューマンの「ダヴィッド同盟舞曲集」も小山さんのリサイタル・シリーズのプログラムに組み込まれていなければ、おそらく知らずに過ごした作品です。デリケートなシューマンの心の揺れが細やかに描かれ、心惹かれます。苦しみと喜び、情熱とやさしさ…小山さんは変幻きわまりない小曲の連なりを次々と、繊細にそして激しく、生き生きとメリハリ鮮やかに描いて素晴らしかった!
曲と曲の合間、その一瞬の「間」さえ美しい。小山さんの呼吸や身体の動きから目が離せませんでした。
幸福感あふれる第18曲は心がとろけそうな優しさでした。

ショパンの「ワルツ第7番」と「第8番」。子どもの頃習ったような気もするけれど…あれは別の曲だったかしら? 小山さんのワルツは洗練の極み。
続いて、もの悲しい調べの「マズルカ第45番」と、優美な「第37番」。マズルカは飾らないショパンの真実の顔。自然に沸き出るような小山さんのマズルカをこれからもっと聴いてみたいと思います。
初めて聴くシマノフスキの「マズルカ」は、どこか無骨なイメージを抱いていましたが、透明感のある美しい音楽ですね。
小山さんは有名な曲や得意な曲だけでなく、どの作品にも愛情を注いで演奏なさっていると感じます。

そして、プログラム最後はリストの作品。軽やかでおしゃれな「4つの忘れられたワルツ 第1番」がいつのまにか終わり…… 続いて弾かれた「村の居酒屋での踊り」メフィスト・ワルツ第1番が、スゴかった。圧巻でした!! 恐ろしいほどの緊迫感と集中力で描かれる邪悪な恋の物語。かつてリストのリサイタルで女性ファンが失神したそうですが、小山さんの凄みと官能美の世界に私の心臓も爆発寸前でした。

オーチャードホールのどよめきとブラヴォーと鳴りやまない拍手が、また凄かった。会場のこの温かい一体感は嬉しいですね。
小山さんはにこにことアンコールを4つも弾いてくださいました。
まるでリサイタル「第三部」だね、と主人も驚いていました。
まずはショパンの流麗な「ワルツ第10番」。二曲目は、一瞬、あ、これはさっき聴いた曲?と思ったら、クララ・シューマンの「マズルカ」でした。シューマンはクララの作品を題材にしたのですね。
そして、「子犬のワルツ」の愛らしさといったら!
さらにカーテンコールが繰り返され、小山さんがピアノに近づくと…思わず漏れる聴衆の歓声の中、聞こえてきたのは「華麗なる大円舞曲」。キラキラ、ウキウキ、心も弾む華やかさに聴衆のコーフンは最高潮に達して、曲が終わらないうちに、もう待てない!といったふうに盛大な拍手が沸き起こり、熱い賞賛の内に輝かしい舞踏会はお開きとなりました。ブラヴォー! ブラヴォー!

ところで先日、今回の第17回プログラムについてお話なさる小山さんの動画を拝見しました。その中で小山さんは次のようにおっしゃいました。
「16回まででこのシリーズが 三分の二が完了してしまいまして…後は残り三分の一の道を最終回に向けてどんどん進んでゆくのですが…」
「完了しました」ではなく「完了してしまいまして…」という言葉に、小山さんの24回リサイタル・シリーズにかける思いと、ピアノへの愛を感じて、しみじみと胸を打たれました。大好きなシュークリームが残り三分の一しかない寂しさ…と一緒ではないにしても、小山さんがどれほどこのシリーズを愛おしく感じていらっしゃるかがわかります。
「音の旅」三分の二が完了してしまった…我々も同じような気持ちでおりますが、最終回までしっかりお伴します!

小山さん、今回も本当にどうもありがとうございました。
友人達も、皆、小山さんの素晴らしさに感動していました。
次回、オレンジ色の世界、「粋な短編小説のように」を楽しみにしています。

まさとさん、篠村さん、お会いできて嬉しかったです。
では、皆様どうぞご自愛ください。
Date: 2014/06/22/18:48:49 No.4203

Re:「舞曲の園」オーチャードホールの熱狂
まじょるか魔女
オーチャードホールでの皆さまの書き込みをときめきながら拝読しています。
恋をすると人は詩人になると言いますが、小山さんご自身と 小山さんのピアノには心のあちこちが呼び覚まされ、詩を謳い始めます。
皆さまのラブレターに深い共感を覚えたり、新しい視点を教えていただいたり、嬉しい刺激がいっぱいです((o゚▽゚)o))
ピアノ曲自体が 篠村さんの仰るように「誰かへの想い」…言葉を音譜に読みかえたラブレターなのかもしれませんね。

「曲と曲の合間、その一瞬の『間』さえ美しい」…ぴあのふぉるてさんの仰る通りですね。聴く私たちが息をひそめ、聖堂の中で共に祈っているような瞬間です。
メフィストワルツ(今でも出だしの連打がリフレインしています)で失神せずに、アンコールまで聴くことができてよかったですね。アンコールは本当に「第三部」のような感激の曲目ですね。

まさとさんの「管理人レポート」、渋谷の交差点からホールの中、そして帰り道のハチ公まで、
いつもリアルなご案内付きで有り難うございます。舞台のフラワーアレンジメントは美術館のオブジェのようですね。うさぎが並んで踊っているようなデザインのため、「うさぎ=ラビット同盟」という感想も
聞こえてきたと別途伺い、しばしツボにはまってしまいました。

小山さんのお写真は、凛と咲く花のようです✿
大きなホールの後ろの座席からも、舞台の 小山さんが大輪の花のように見えたことでしょう。
藍紫の余韻に浸りながら、心は徐々にオレンジ色へ。
小山さんは 待っている日々も色鮮やかに染めてくださいますね。
Date: 2014/06/24/22:14:15 No.4205


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渋谷
FUJIJOHN
こんばんは。
昨日は思いがけず思いがけない場所でお会いできてよかったです!
僕の席からまさとさんが見えました!
一度は僕もあの席から小山さんを聴きたい!
昨日のリサイタルでは僕はドビュッシーの2曲とショパン『マズルカ』が最も印象に残りました!やっぱり彼女のショパンは格別ですね!11月もよろしくお願いします!
Date: 2014/06/22/23:49:45 No.4204


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あなたへの想い
篠村友輝哉
人を想うことは、なんと美しく哀しいことなのだろう。
小山実稚恵さんのリサイタルシリーズ第17回〜舞曲の園〜を聴いていて、そう思った。小さな舞曲の世界は、密やかに、大切な誰かのためだけに想いを吐露していた。
メインのシューマン『ダヴィッド同盟舞曲集』では、舞曲でありながら、すべての小曲が心の底の悲しみから綴られているかのように、こっくりとした音色で奏でられる。終曲から二つめの曲では、第2曲が回帰し、やがてこらえきれない熱情が噴出するが、その頂点を極めようかというところで鎮静し、高音に上がって儚い和音となる。こみあげる想いをあきらめた、その哀しい余韻が胸に刺さる。終曲においては、極上のピアノ、ピアニッシモでワルツが奏でられ、最後は鐘の音とハ長調の和音がこれ以上ないくらい徐々に遠ざかった。聴きながら、楽譜の冒頭に掲げられている格言「あらゆる時、いつの時にも よろこびと苦悩が手をつないでいる」が、ふと頭に浮かんだ。クララへの想いを、優しさと悲しみで綴った舞曲集。誰かに焦がれ、慕情を抱くことの美しさが、万感の想いで歌われた演奏だった。
後半のショパン『マズルカ第45番』が、心の儚さそれ自体が音を奏でているように感じられた。ショパンもまた、故郷を想い、人を想った。大切な想いが、静かに胸を打つ。
これ以上ないほどの軽やかさで奏でられたリスト『忘れられたワルツ第1番』を経て、クライマックスは『メフィスト・ワルツ第1番』。情念に獲り憑かれたかのようにそれまでの内省を一気に解放した弾きぶりに、息を呑んだ。これもまた、隠しきれない人間の哀しみの一つなのだろう。
舞曲の園で舞っていたのは、それぞれが抱く、誰かへの想いだった。
Date: 2014/06/22/16:59:27 No.4202


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