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霊的なレベルに到達した演奏
とさま
皆様 こんにちは。

2019年4月13日(土)&14日(日)
「小山実稚恵の四季シリーズ 八ヶ岳の情景 第2回」
『小山実稚恵ピアノの夕べ 〜春〜「陽光の憂い」』
名手によるピアノトリオが創造する素晴らしい音楽を満喫したコンサートの
ご報告です。 

◎出演:小山実稚恵さん(ピアノ)・矢部達哉さん(ヴァイオリン)・宮田大
    さん(チェロ)
◎演奏曲目:ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 「大公」 Op.97
      メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.49
◎アンコール:「大公」トリオより第2楽章(抜粋)

音域・音色・性格が互いに異なる、ピアノとヴァイオリンとチェロという3つの
楽器のアンサンブルを楽しむことのできるのが「ピアノ・トリオ」です。小山さ
ん・矢部さん・宮田さんが組んだトリオの特徴は、最良の音楽性をベースにした
一糸乱れないアンサンブルにあります。しかしながら、何よりも感動させられる
のは高度なテクニックをベースにした『譜面(作曲家)の指示の厳守』の結果、
唯一無二の音楽が、全く違和感なく、何の衒いもなく、あるがままに自然に湧き
上がってくることです。

これこそ『小山さん・矢部さん・宮田さんトリオ』の底知れぬ凄さですし、古今
東西最高のピアノトリオと断言できる理由でもあるのです。

『譜面(作曲家)の指示の厳守』は演奏において当たり前と考えれているようです。
しかしながら、実際には、(僭越な言い方で申し訳ないですが)名手と言われる奏者
であっても、例えば、ベートーヴェンが「大公トリオ」の第1楽章で好んで多用した
sfpやsf、あるいは同じsfpであっても、強拍に付されたsfpと弱拍に付されたsfp、
さらにクレッシェンドして行って頂点で突然ppに音量を落とす、などなど こう
した指示に(愚直なまでに)忠実なアーティキュレーションを施す奏者ばかりでは
ないのです。

宮田さんのチェロは そのアーティキュレーションが最高です。同じ曲目と奏者での
「大公トリオ」が演奏されたリリスホールや杉並公会堂でも また今回の八ヶ岳高原
音楽堂でも、宮田さんはベートーヴェンの指示した通りのアーティキュレーションを
実行され 私は本当に新鮮な感動を覚えたものです。宮田さんのテクニックは抜群、
その上で温かい音色で朗々と旋律を歌い切ります。

矢部さんの奏楽にも驚嘆しました。ベートーヴェンは ヴァイオリンのパートを単音で
旋律線を出すフレーズのみならず 重音と和音を駆使したフレーズを至るところに用意
しています。メンデルスゾーンのピアノトリオが 単音フレーズが中心なのとは対照的
です。矢部さんは この単音と重音(和音)との意味合いを演奏という行為で初めて明ら
かにしたヴァイオリニストだと言っても過言ではないと思ったほどです。
ベートーヴェンが なぜここで単音ではなく この重音を使ったのか なぜここのフレー
ズを和音群にしたのか それらが全て 自然に そこに その音以外ありえないから 
だから そこにその音が置かれたのだ という風に聴こえるように演奏されたのです。

小山さんのピアノは 霊的なレベルにまで達していました。音楽的テクニックという意味
で傷が全くない奏楽で それだけでも驚嘆すべき出来映えなのです。さらに ホールの
素晴らしさとピアノの状態の佳さが相乗し、その音に込められた小山さんの想いが 沸騰
するように 情熱的に しかし どこにも誇張のない高貴な音楽として顕現してくる様
に 圧倒されました。第1楽章の出だしのピアノで始まる和音、第3楽章出だしのピア
ノだけの深々とした和音のフレーズなど 辺りの全ての人工的に無駄なものを振り払う
ほどの精神の力があり 会場は静まり返り 髪の毛が一本落ちても音が聴こえてしまう
ほど静寂でした。その静寂の中小山さんの神聖なる音が格調高く 鳴り響きます。
そして、宮田さんと矢部さんの弦楽器とのコラボレーションが始まり 3つの楽器が
協働しながら感動的に盛り上がっていきます。

大公トリオの あの神聖なる、高貴な佇まいの第三楽章アンダンテ・カンタービレの
変奏曲では、矢部さんと宮田さんの眼は美しく光っていました。それほど 感動され
ながら演奏をされたのでしょう。そして小山さんは感動で天を仰がれて目をつむり、
祈るようにしてピアノを深々と鳴らされたのです。感動が極まり 聴衆の眼からも
涙がこぼれ落ちたのです。
 
ただただ ベートーヴェンに そして3人の偉大なる音楽家・芸術家に感謝するだけ
でした。

金曜日には 雪が積もり 土曜日は晴れて 音楽堂から富士山を望むことができま
した。それは珍しいことのようです。日曜日は 再び時々の小雪。音楽堂のステージ
は窓で囲まれ 大自然の美しくも荘厳な景色を望みながらのコンサート・・・雪景色
と山並みが背景にあり 音楽堂内では 奇跡のトリオによる気高い音楽が鳴り響きま
す。本当に 戦慄を覚えるほど 感動に打ち震えたコンサートでした。

私の60年近くにも及ぶ 長い音楽鑑賞人生の中で 屈指の名演であり ベスト10に
入るコンサートでした。

この黄金のトリオが これからも活動を続けられ 各地で神聖なる素晴らしい音楽の
世界を披露していただけること また 録音をして ピアノトリオの歴史を書き換え
て下さることを切に願っています。
Date: 2019/04/17/09:37:28 No.4919


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音楽の真実を伝える小山さん
とさま
オクターブ練習中様

お久し振りです。私も訳あって投稿が滞っていました。

沢山のご苦労を抱えていらっしゃるとお察ししますが、それでも
(ピアノ)音楽に対する情熱を何とか維持されようとされている
のはなかなかできることではないと思います。どうかお気持ちが
少しでも楽になられますように。

たとえ思うようにピアノを弾けないとしても、音楽の力は大きい
のではないでしょうか。私はピアノを弾くことが全くできません
し、音楽教育も受けたことがありませんが、楽譜を見る(読む)
と至上の歓びに満たされます。作曲家が一音に込めた想いを少し
でも知ることができれば、それもまた無上の歓びです。

沢山の矛盾したことが雑踏のように入り組んでいる世の中かも
しれませんが、音楽の持つ力を信じたいですね。小山さんの演奏
から勇気を私たちはいつも頂いており、感謝の念が深まります
ね。小山さんは音楽の真実を伝えることのできる稀有な音楽家で
あり芸術家でいらっしゃいます。

皆さんと一緒に小山さんの奏でる真実の音楽に耳を傾けて参り
ましょう。来月は、小山さんの新しいシリーズのリサイタルが
始まりますね。仙台での公演が初日かと思います。

とさま

追伸:きょうは小山さん モーツアルトのピアノ協奏曲第26番
「戴冠式」を演奏なさいますね。小山さんにとって もしかする
と初めての公開演奏かもしれませんね。

Date: 2019/04/16/17:04:22 No.4918


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私の後悔は、「 デュープス 」だったことへの後悔 
オクターヴ練習中
「 デュープス 」 は 「 馬鹿 」 という意味です。
他にも、幾つか、意味があります。


私の後悔は、「 デュープス 」 としてしか生きてこれなかったことへの後悔でした。
憎しみの言葉を口にする母、悲しみの言葉を口にする父。
それは、愛を欲する理由が分からなかったから。
両親の言葉を聞いていくうちに、私の脳は、両親の言葉をブロックアウトするようになっていった。
僕の耳に入ってくるのは、テレビと、ラジオと、音楽、だった。
でも、いつからか、テレビも、ラジオも、面白くなくなってしまった。
完全傀儡となってしまってから。
いや、分からない。
けれども、何かが、変わったのかもしれない。


「 デュープス 」 という言葉を知ったのは、1カ月くらい前です。
「 ヴェノナ文書 」 が伝える真実、と言った感じのタイトルのネット動画だったと思います。
正確なタイトルは忘れてしまいました。


テレビを見なくなり、
ネット動画を見ているうちに、
平和を守り、憲法9条を守ろう、という政党の政治家の、ネットニュースを見たのでした。
目を、耳を、疑いました。
テレビのニュースでは、全く、見ることが無かったから。
呆然としながら、関連動画を見ていくうちに、
国旗を破って政党の旗を作っていた、というネット動画も見ることになりました。
そして、こう、思いました。
ずっと信じていたのに、と。


「 デュープス 」 「 ヴェノナ文書 」 に関連する動画を見ていくうちに、
「 フェリス ・ シュラフリー 」 という女性を紹介する動画に出逢いました。
その、「 フェリス ・ シュラフリー 女史 」 のお顔を拝見して、気がついたことがありました。
” 小山実稚恵さん ” と同じ目をしている、と。
そのとき、自分が 
” 小山実稚恵さん ” にだけ、本心を打ち明けることが出来た理由を悟るのでした。
それは、
” 小山実稚恵さん ” のまなざしと、「 フェリス ・ シュラフリー女史 」 のまなざしは同じ、
そのように見えたのでした。
真実を伝える人のまなざしです。
私の心は、嘘はもう沢山、という気持ちだったのでしょうか。
そして、こう、思うのでした。
今のテレビ、「 フェリス ・ シュラフリー 女史 」のようなまなざしの人がいない。
” 小山実稚恵さん ” の姿を、テレビで見れない理由が、ようやく分かったのでした。
そして、こう、思うのでした。
テレビで、ショパン 英雄を演奏したのには、よっぽどの理由があった、と。
そう思えてなりません。


思う 、 と 、 想う 。
私は、ずっと、悩んでいました。
どう、違っているのか、と。
ネット検索しても、チンプンカンプン。
でも、先週、ようやく、自分なりの答えが見つかりました。


思う − 文字、文章が、頭に浮かんでいる。

想う − 映像が、頭に浮かんでいる。


ピアノに向かうとき、そして、何かを考えるとき、
私は、” 小山実稚恵さん ” を想うのでした。
自らの意思、というよりは、無意識状態で、映像が浮かんでくる、という感じです。
すぐに、映像は消えるので、ピアノに向かいます、考え事をします。
思う 、 と 、 想う 。
” 小山実稚恵さん ” はどんな風に考えていたんだろう?


私は 「 デュープス 」 。
母親が口にする憎しみの言葉と、
父親が口にする悲しみの言葉で、
私は、誰にも、本心を言えなかった。
自分の言葉が、憎しみと、悲しみに、溢れていることに気づいてから。
情報源は、
テレビ、ラジオ、レコード、CD、だった。
それが、「 愚民政策 」 、 「 3S政策 」 、ということを知らずに。
そして、
母親の口にする言葉も、
父親の口にする言葉も、
「 愚民政策 」 、 「 3S政策 」 、によるものだったのかもしれない、ということも知らずに。
それが、「 GHQ 」 、 「 WGIP 」 、だった、ということも知らずに。


ピアノに夢中になっていた私が、いつからか、まったく、ピアノを弾かなくなった。
ピアノ弾く身体の必要性を感じたからです。
バランスが大切。
鉄棒がピアノを弾く身体を作っていく。
そこまでは、分かったのですが、
顎関節症で、奥歯が噛み合わず、
椎間板ヘルニアを、2回、患った身体を修正するのは大変です。
なかなか治らない。
だから、今は、ピアノを、弾きたくても、弾けない。
弾いても、面白くない。
ピアノを弾ける身体が出来るまで、ピアノを弾けない。
もしかしたら、
もう弾けないのかもしれない。
そう思っていても、ピアノを弾けない。
両奥の歯が噛み合わない。
両腕とも、内転しない。
どうしても、小指に力が入ってしまう身体の癖が治らない。


ショパン 12の練習曲 作品10 第12番
演奏が終わっているのに、終わった感じがしない。
4度の長和音、短3度に変わって、主和音繋留、解決、終止線。
それなのに。
どこかで、転覆が、起こっている。
ショパン、リスト、どんな思いだったのだろう。


今まで、私は、本心を、” 小山実稚恵さん ” にしか伝えることが出来ませんでした。
でも、ネット動画を見て、真実を伝える人がいることが分かりました。
真実は心を動かし、嘘は眼差しを塞いでいく。
嘘が巨大で、どこまで、広がっているのか分からない。
けれども、
私の国には、
信頼できる、ピアニスト、政治家、現総理、がいる。


我が国の、国旗の成り立ちを、ネット動画で知りました。
皇室に所縁のある方の動画でした。
それを見て、私の背中には、いつも、国旗が昇っています。
でも、私は、皇室について、何も知らない。
「 デュープス 」 なのですから。
それが、くやしい。


日本は島国。
全方位、海に囲まれている。
民族対立の意識はゼロ。
想像すらしていない。
1人の 「 デュープス 」 が、「 地政学 」 という言葉を知って、考え事をしている。


ピアノ、そして、音楽から、離れた記述になってしまった。
でも、まだ、
私が本心を打ち明けることが出来るのは、” 小山実稚恵さん ” だけなのです。
Date: 2019/04/14/21:12:56 No.4917


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突然の訪問者の贈り物
横山一郎
私のスマホにクラシックピアノが訪れたのは2017年の夏。いろんな人のピアノを聴くうちに小山実稚恵さんに出会いました。初めてのコンサートはその年の12月23日。以来、小山実稚恵さんの魅力にグイグイ引き寄せられるように今日に至っています。
Date: 2019/03/24/10:35:43 No.4916


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小山さんのバルトーク第2番、凄かった!
ぴあのふぉるて
3/16、初めて小山さんのバルトーク:ピアノ協奏曲第2番を拝聴しました。
(ウェブ情報によると、この曲は「ピアノの演奏が特に困難を極め、数あるピアノ協奏曲の中でも最高難度に位置する作品」(ウィキペディア)と紹介されています)
〜〜〜〜〜〜 
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
第323回定期演奏会
 日本・ハンガリー外交関係開設150周年事業
@東京オペラシティ コンサートホール

プログラム:
 コダーイ:ガランタ舞曲
 バルトーク:ピアノ協奏曲第2番
〜休憩〜
 コダーイ:ハンガリー民謡「孔雀が飛んだ」による変奏曲

指揮:高関 健
ピアノ:小山 実稚恵
コンサートマスター:荒井 英治
〜〜〜〜〜〜

開演直前に高関さんによるプレトークが開かれました。
まず、今回コンサートを後援された、ハンガリー駐日大使(パラノビチ・ノルバート氏)より日本語でお心のこもったご挨拶がありました。
続いて、高関さんの曲目解説:
1曲目:「ガランタ舞曲」はジプシー音楽の大切なところが入っている。
3曲目:「孔雀が〜」は、テーマと16の変奏と終曲で構成される。
そして2曲目:バルトーク・ベラのピアノ協奏曲第2番については、
「本日のプログラムは、これを中心に考えている」
「ヒジョーに難しい曲!」と力を込めておっしゃってから、
作品の緻密な構成や聴きどころなどをお話しくださいました:
 第1楽章と第3楽章は同じ素材で作られている。第1楽章の変奏曲が第3楽章。
第2楽章は、ゆっくり、早い、ゆっくり。第2楽章の真ん中がこの作品の中心。楽器編成のお話もありました。
最後は、「あの小山実稚恵さんがどのような顔をして弾かれるか、楽しみです」と結ばれました。
(え?「どのような顔をして…」って、それはもう小山さんだから大丈夫。いつもどおりに決まってるわ。うふふ)

プログラム冒頭の「ガランタ舞曲」は、「ブダペスト・フィルハーモニー協会の創立80周年を祝う新曲」です。
オーケストラの中央(指揮者の目の前)に配置された、チェロの奏楽から始まりました。
曲は次第に熱を帯び、躍動感いっぱいに展開します。民族衣装姿の人々の舞踊に想いを馳せながら聴き入りました。クラリネットやオーボエの哀愁漂う音色には作者コダーイの祖国への思いを感じました。

さて、ピアノがステージ中央に移動されて、いよいよ小山さんのご登場です。
小山さんのドレスは鮮やかな牡丹色。前身頃とスカートに金色が入った、斬新なデザインです。胸元にはハンガリーの民族衣装で使われるような可愛い刺繍(カロチャ刺繍?)もあしらわれて、小山さんの細やかで温かいお気持ちを感じます。

小山さんのバルトーク第2番、凄かった!
はたして小山さんは、ふだんと同じ笑顔と余裕にあふれていらっしゃいました。
楽しげに悠然と演奏なさっている印象です。
超・超絶技巧と思われる箇所ほど(ほとんど全曲かもしれないけれど…)、むしろいちだんと楽しそうに見えました。(例えば、音の塊を激しく打ち鳴らし続けるところや、鍵盤を上下に駆けめぐりながら細かい音の粒たちを最速かつ滑らかに弾くところ、腕を交差させながらきれいに音を響かせるところ、など)
嬉々としてピアノに向かわれるお姿が脳裏から離れません。
バルトークはピアノが上手で、曲を作るときは「自分で弾いて、書いた」そうですが、そのバルトークの魂が小山さんに乗り移ったとしか思えませんでした。

第1楽章の最後、小山さんの両腕は音階の最終音を遠くへ飛ばすように、鍵盤から客席の方へ放たれました。両腕の大きな振りとともに、右足も宙に投げ出され、全身が気迫そのもの。夫も隣で「かっこいい!!」と感嘆していました。(ふだんは静かに聴き入るタイプなのに)

この作品は緻密な構造をしていて、第1楽章はピアノと管楽器のみ、第2楽章は中間部以外はピアノと弦楽器のみで描かれています。
バルトークは作曲にあたり、いろいろな制約を自ら課していたのですね。
第2楽章、出だしは、消え入るように歌う弦楽器にピアノがつぶやくように加わり、陰鬱な雰囲気です。ティンパニーとともに一瞬不気味に盛り上がった後、静けさが戻ったと思うと、突如として空気が一変し、アップテンポ(スケルツォ風)になります。
ここがきっと、「この作品の中心です」と高関さんがお話しくださった「第2楽章の真ん中」ですね?
小山さんと東京シティ・フィルの皆様の掛け合いは息がぴったり! 心を奪われました。
楽章の最後は、再びおどろおどろしい ”夜の音楽” が描かれます。

第3楽章はすべての楽器が登場し、生き生きとした野性味あふれる音楽です。
(前の楽章にもたくさん登場したと思いますが…)「変拍子」が、とりわけ印象的で、士気が鼓舞されるような勇壮な音色に引き込まれました。
あぁ、血が騒ぐわぁ〜!といったご様子でピアノと一体化なさる小山さん、素敵すぎる!
小山さんと団員の皆様との素晴らしい掛け合いに、圧倒されました。

曲が終わった時の、小山さんの晴れやかな笑顔!!いつも以上に輝いていた気がします。
高関さんも満面笑みでした。
盛大な拍手とブラボーの中、ソリスト小山さんご本人がオーケストラの皆様のほうを向いて拍手を送っていらっしゃるお姿に、また胸を打たれました。
カーテンコールが繰り返されたのち、小山さんはアンコール曲の曲名を告げてから、素敵な曲を弾いてくださいました。
 バルトーク作曲「ルーマニア民族舞曲」より第1曲 ”棒の踊り”
あぁ、小山さん、なんと思慮深い選曲なのでしょう。

プログラム後半、「ハンガリー民謡「孔雀が飛んだ」による変奏曲」は、(パンフレットの解説によると)「1939年、オランダの名門であるアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)の創立50周年を記念して作られたこの作品も、コダーイ自身が採譜した農民の歌を主題としている」とのこと。民謡(抵抗歌)の旋律を使った作品で「ファシズムへの抗議を表明」したのだそうです。
木管楽器と金管楽器がそれぞれ個性豊かに活躍する、壮麗な変奏曲でした。打楽器やハープの音色も魅力的でした。

小山さん、高関さん&東京シティ・フィルの皆様、どうもありがとうございました。
珍しい曲のご共演を、また楽しみにしています!

サイン会で小山さんにお伺いしたところ、バルトーク第2番の小山さんのステージ演奏は、なんと、「19年ぶり、3回目」とのこと。今回拝聴できたことは誠に幸運でした。
やっぱり小山さんは天才ですね!とファン仲間で感動を分かち合いました。

でも小山さんの演奏が素晴らしいのは、天才だから、というだけではなくて、日頃の緻密なご準備があってこそ、と改めて深く感じ入りました。
ローマは一日にして成らず、ですね。

とさまさん、いつもどうもありがとうございます。
実稚恵さまの微笑みさん、嬉しいサプライズでした! ありがとうございます。
またご一緒できますように!
Date: 2019/03/21/18:14:25 No.4913

Re:小山さんのバルトーク第2番、凄かった!
covariant
ぴあのふぉるて様、小山さんの弾かれたバルトークの協奏曲、本当に凄かったようですね。終演直後の小山さんのご様子をFacebookで拝見していましたので、ぴあのふぉるてさんのご報告があって、その達成感も、美しいドレスも、より鮮やかに感じることが出来ました。高関さんからは、当日のコンサートの中心が小山さんが弾かれる「ヒジョーに難しい」このピアノ協奏曲だというご発言まであった由、素晴らしいことですね。きっとリハーサルを終えて、そのように仰るように決められたのではないでしょうか?

そして、小山さんはこの演奏が「19年ぶり、3回目」であるとはっきり認識なさっていること、また、天才というだけではなくて、日常の緻密なご準備があってこそと、ぴあのふぉるてさんからのご報告は、私達小山さんを知ってるつもりのファンには、「さもありなん」、いわば想定内、とても嬉しいことです。お知らせ有難うございました。
Date: 2019/03/23/22:04:11 No.4915


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「ドキドキし続ける作品」のご報告
ぴあのふぉるて
2月27日、2019都民芸術フェスティバル オーケストラ・シリーズNo.50が、東京芸術劇場コンサートホールで開かれました。
〜〜〜〜〜〜
プログラム:
指揮/カーチュン・ウォン
ピアノ/小山実稚恵
読売日本交響楽団
コンサートマスター/小森谷巧

 〜天上の響き〜
バーバー:弦楽のためのアダージョ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
(休憩)
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98
〜〜〜〜〜〜

指揮のカーチュン・ウォンさんは1986年、シンガポール生まれ。
「2016年第5回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクール優勝。
現在、最も注目を集める若手指揮者の一人」とのこと。
(詳細はウェブ情報等でご確認ください)

この日プログラム冒頭に置かれた作品は、弦楽器のみによる音色が誠に美しく、その沈痛な調べに胸が締め付けられました。
ウォンさんは曲の最後、余韻に聴き入りながら、合掌なさいました。胸の前で両手を合わせてしばらくそのままでいらしたお姿に引き込まれ、私も祈りました。皆様もきっと同じようになさったと思います。
静寂の後、おもむろに温かな拍手がわきました。

さて、いよいよ、ステージ左奥で待機していたピアノがステージ中央に移されます。
ピアノの大屋根が開けられるとワクワクしますね。調律師さんが脚のキャスターの向きを微調整なさり、椅子の位置を確認なされば、準備完了。

「今日はモーツァルトだから… 深い緑かな?」隣に座る夫にささやいてからステージを見つめると… ほんとに、麗しい深緑色のドレスで小山さんが登場なさいました!

1785年2月、ウィーンで、作者モーツァルト自身によるピアノ協奏曲第20番の初演に立ち合った聴衆はきっと、思いも寄らない不穏な出だしにまず衝撃を受け、優美で劇的な第2楽章に心を奪われ、華やかな第3楽章の最後まで我を忘れて聴き入ったことでしょう。

それから234年後、東京で、小山さんの演奏なさる同じその曲を、当時の人々と同じように、ドキドキしながら拝聴しました。
仕上がったばかりの作品が、今初めて披露されたように、緊張感みなぎる、瑞々しい演奏です。(※)
ほんとに、なんと不気味で、なんと美しい曲なのでしょう!
ピアノの音色の愛らしさといったら、もうこの世のものとは思えません。
小山さんの演奏は、美の極致。
ピアノとオーケストラは時に激しく会話を交わしながら、優しく一つに溶け合って、まさに「〜天上の響き〜」が生まれました。

第1楽章と第3楽章、ベートーヴェンによるカデンツァが、また素晴らしかった。
小山さんはベートーヴェンのモーツァルトへの熱い思いを、緻密に、壮絶に、語られました。ベートーヴェンの魂の叫びそのままに。

盛大な拍手に応えて、小山さんはショパン:ノクターン第21番 ハ短調 を弾いてくださいました。しんみりと美しい曲です。
この曲はCD「Nocturnes」に収録されていますね。

〔(※)昨年2018/1/17に開催されたN響定期公演@サントリーホールの記録映像(同年4月に放映済み)に、小山さんの素敵なインタビューがありましたね。「ドキドキし続ける作品」のお話は、まじょるか魔女さんが2018/4/4 のご投稿(No.4834)で詳しくご紹介くださっています〕

休憩後、プログラム後半は、ブラームスの交響曲第4番。
この曲はこれまで、深刻で寂しいという印象が強かったのですが、この日は、晴れやかで新鮮な音楽に感じました。
ウォンさんはキビキビとした、それでいて、どこか微笑ましい感じの指揮をなさり、楽団の皆さんから生き生きとした音色を引き出していました。
トライアングルが客席(2階LB)で演奏するのも楽しい演出ですね。
(後で聞いた話ですが、これはウォンさんのアイディアだそうです)
初めて拝聴するウォンさんの指揮にすっかり心を掴まれました。柔らかな膝の屈伸、音量を示す繊細な左手、奏者に向けられた鋭いタクト、などに強い思いが表れていました。
今後のご活躍が楽しみです。
ウォンさんからのアンコール曲は、エルガー:愛の挨拶 でした。

小山さん、ウォンさん、読売日本交響楽団の皆様、どうもありがとうございました。
またのご共演を心待ちにしております。
小山さん、いつも素敵なサイン会を開いてくださり、本当にありがとうございます。
16日はバルトークのコンチェルト第2番を楽しみにしております。
 facebookの動画で、小山さんのこの作品への思いを嬉しく拝見しました。
高関健さんの「美しい音楽的な譜めくり」にも注目したいと思います!

Date: 2019/03/10/14:44:43 No.4910

Re:「ドキドキし続ける作品」のご報告
covariant
ぴあのふぉるて様、私ども遠隔地在住者にとってはほんとうに有難い、変わらぬきめ細やかなご報告を有難うございます。またしても小山さんのドレスの色を当てられたんですね!
小山さんファンでありながら、他の方や曲目にもよく言及されていて、嬉しい一人です。
昨日にはもう、バルトークのコンチェルト披露も終わっていますので、またのご報告をゆっくりお待ちしております。
Date: 2019/03/17/20:25:00 No.4912


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ララちゃん、まさとさん、おめでとうございます
ぴあのふぉるて
ララちゃん
 7歳のお誕生日 おめでとうございます♡
「ララちゃんのコーナー」で、ララちゃんのお誕生会のスナップ写真を拝見して、心が温かくなりました。
この一年も、ご家族の皆様の笑顔と美しいピアノの音色に包まれて、元気に過ごしてね。

ファンサイト管理人 まさと様
 小山さんのファンサイトご開設15周年記念日、誠におめでとうございます
まさとさんにはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にどうもありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また演奏会でご一緒できる日を楽しみにしております。お身体くれぐれもお大事に。
Date: 2019/03/03/20:05:18 No.4907

Re:ララちゃん、まさとさん、おめでとうございます
管理人@まさと
ぴあのふぉるてさま

いつもありがとうございます!
今日でファンサイト開設15年目を迎えました!
これからも、ファンの皆様と共に宜しくお願いいたします!

そして、ララちゃんお誕生日おめでとう!!!!!
Date: 2019/03/03/20:30:33 No.4908

Re:ララちゃん、まさとさん、おめでとうございます
まじょるか魔女
ララちゃん、7歳のお誕生日おめでとうございます(=^・^=)
小山さんのピアノの音色と共にすくすくと育って、気品あるレディになられましたね。すてきなお誕生会のお写真から幸せが伝わってきました。

お雛祭りの3月3日は、ララちゃんのお誕生日、そして、まさとさんがファンサイトを開設してくださった大切な日ですね。ファンサイトのおかげでいただいた素晴らしいご縁にあらためて感謝しています。
お身体大切にこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
Date: 2019/03/03/23:26:33 No.4909

Re:ララちゃん、まさとさん、おめでとうございます
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余りに遅いご挨拶で失礼致します。
まさと様、ファンサイト15周年、おめでとうございます。
そしてララちゃんも7歳の誕生日、おめでとうございました。
3月3日の桃の節句で同じ日でしたね。(^^;
小生はこの時期、巷の喧噪に埋もれるような生活が続き、久しぶりにここを訪れました。

ララちゃん誕生日の写真も拝見しました。
ピアノ弾き小山さんの拳(コブシ)を真似る格好のララちゃんの眼差しが、お二人(実稚恵さんとララちゃん)の間柄を物語っていて、とてもいい写真、気持ちが和みます。
私達ファンにもこのようなお便りが届くことに、とても感謝致します。

これからもこのファンサイトが益々活発になりますように、お祈り致します。
Date: 2019/03/17/20:20:30 No.4911


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勇気を歌う春告鳥 〜小山さんのラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
まじょるか魔女
2月15日(金)、京都コンサートホールで、初:小山さんの音色を拝聴しました。
本日のプログラムは次の二曲です。

京都市交響楽団 第631回定期演奏会
❄ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
❄ラフマニノフ:交響曲第3番
ピアノ 小山実稚恵さん
京都市交響楽団
指揮 秋山和慶さん

小山さんは鮮やかなエメラルドグリーン色のドレスで登場されました。
2,000人のホールがしん、と無音になり小山さんの指先からロシアの鐘の音が響きます。
秋山先生の指揮から紡がれる京都市交響楽団の奏楽はおおらかで分厚いロシアの大地のようです。
京都への車中で、仙台出身の熊谷達也さんの著書「調律師」を読みました。小説のなかの「私」は音に匂いを感じるのです。
小山さんのピアノからは透明な雪の匂い、開花を待つリラの花の香りが立ちのぼるようでした。
本日のチケットは完売、昨年末にチケットを購入した時は残席僅かで舞台向かって右側の3階席バルコニー席になりました。グランドピアノの屋根から小山さんの表情が見えてまさしくピアノと一体になられていました。
鍵盤に手を置かれていない時もオーケストラの渦に揺れて、共に奏でられる時は鍵盤を駆け抜けて腕を振り上げる全身の音楽。今まで何度か拝聴したこの曲ですが、また新しい曲に出会った心地でした。
昨年12月28日Facebookでの小山さんの年末のメッセージが想起されます。
「‥‥天変地異に見舞われようと何が起ころうと、時代の変遷を越えて私たちの中で生き続ける「音楽」。その「音楽」が与えてくれる「勇気」が私たちの次の一歩になってゆく。
次の時代が希望に満ちたものになるよう、勇気をもって進まなければと思います。」
長く厳しいロシアの冬の先に春が訪れるように、必ず春はやってくる。
最後の打鍵、両手を高く宙にあげられ、音粒がホールに飛び交います。
小山さんは春告鳥、力強い勇気をいただきました。
鳴りやまぬ拍手、ブラヴォーの歓声に小山さんはいつものチャーミングな仕草で応えられました。

アンコールは、
❄ラフマニノフ:前奏曲作品32-5ト長調

雪解けの川のせせらぎのような美しい調べでした。

ラフマニノフ:交響曲第3番は初めて拝聴したのですが、小山さんの春告鳥から続く季節、ロシアの大地からの芽吹きを感じました。
秋山先生の包容力のある指揮から京都市交響楽団の伸び伸びとした骨太な奏楽が拡がります。ティンパニ、トライアングル、ハープ、チェレスタも編成され、ボレロのようなメロディもあり、夏に向かうエネルギーが伝わってきます。
最後の音をまとめて、秋山先生は指揮棒を高く宙にあげられ、音粒をホールに散りばめられました。
ラフマニノフの印象を塗り替える潔い曲調を感じました。
ブラヴォーの歓声と拍手に、ホールの気温は一気に初夏になったのでした。

京都コンサートホールは美術館のような構造で、チェック模様が浮き上がって見える円形床面を螺旋通路で巡ってホールに入ります。螺旋通路の壁面には歴代の指揮者や奏者の方の写真が掲示されています。いただいた京都市交響楽団のチラシの「今日、京響?」のフレーズがツボに入りました(^o^)

小山さん、今回も心に深く響く音色を有り難うございました。
本年もますますのご活躍をお祈りしております。
次回拝聴の機会は4月におらが県、岐阜県多治見市にお越しいただける日ですので、そわそわ心待ちにしております。
Date: 2019/02/16/09:43:18 No.4906


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