← メールマガジンもお読みいただけます。

縮小拡大

[ 掲示板のマナーについて ] [ 記事検索 ] [ 記事修正・削除 ] [ 携帯電話用URL ] [ 過去の記事 ]

はじめての方のメッセージも大歓迎です!
コンサートの感想や小山さんへの応援メッセージなどをお寄せください。
ピアノの好きのあなたに50の質問は=>こちらです!
小山実稚恵さんのピアノで聴きたい曲は?=>こちらです!

お名前 ※ハンドル名(ネット上の仮名)で構いません。
メール ※未記入で も構いません。
U R L ※未記入でも構い ません。(ブログの U R Lも可能です)
Icon Icon
タイトル
メッセージ
A,FONT,Bタグのみ使用できます
文字色
投稿キー 投稿キー を右の欄に入力してから”書き込みボタン”を押して下さい
パスワード
※パスワードを設定しておくと削除、編集が出来ます。


[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50][51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100]


秋の 小山さん賛歌♪〜♪二重唱
まじょるか魔女
気候不順のこの頃ですが、皆さまお元気でしょうか。
音楽雑誌「ショパン」10月号の「おたよりカフェテラス」、「今月のテーマ:最近気になっているあの曲」に 
ぴあのふぉるてさんと まじょるか魔女の投稿が掲載されましたので、報告させていただきます。
ぴあのふぉるてさんは、シューマンの幻想曲作品17での 小山さんの“雄弁な静寂”と、『プログラムこそが自分の意思の発言』というお言葉について。
まじょるか魔女は、次回の「音の旅」で演奏される、アルベニス:〈エボカシオン〉、〈エル・プエルト〉について。

嬉しいことに二人並んで掲載されるのは4回目になります。
ひとりでも多くの方に、小山さんの演奏を聴いていただくきっかけの一助になれば幸いです。
   
     私事ですが、息子がアメリカに留学中で、ホストマザーが日本とスペインが好きな方なのです。
     彼女に、小山さんの「恋は魔術師」のCDを送ろう!と思っています。
     小山さん宣伝部 草の根活動がちょっとだけ国際化してきました。

「ショパン」9月号で 小山さんが 12月22日(月)に岐阜県岐阜市サラマンカホールでリサイタルをされることを
知り、驚喜しています。
会場は、魔女の棲家から車で10分のところなのです・・・こ、こんなにお近くにお越しいただけるなんて、感激です。
小山さん、ようこそ岐阜県へ ♪(●^o^●)♪
ピアノの先生、「音の旅」の道連れのピア友と、チケットを予約しました。
ショパン:ソナタ第3番は初めて拝聴しますので、今から楽しみにしています。
Date: 2014/09/18/21:22:20 No.4221

Re:秋の 小山さん賛歌♪〜♪二重唱
ぴあのふぉるて
まじょるか魔女さん、早々にご報告していただきありがとうございます。
小山さん讃歌二重唱、これほど早くにまた実現して、嬉しいですね。
まじょるか魔女さんは小山さんの演奏なさるスペイン作品について紹介してくださっていますね。11月の第18回「音の旅」がますます楽しみになりました。
そして、まじょるか魔女さんの草の根宣伝活動の国際化は素晴らしい! 日本とスペインがお好きなホストマザーの方への贈り物に、小山さんのCD「恋は魔術師」はぴったりですね。小山さんが運んでくださる濃厚なスペインの香り、すごく喜ばれると思います。

ところで、「ショパン」おたよりカフェテラスはこちらの掲示板とは勝手が違うので、今回は努めて冷静に?複数のピアニストの皆様のお名前をあげて、敢えてどなたか特定できないような書き方にしました。ですから実際には「小山さんの“雄弁な静寂”」という表記ではありませんが…真意はそのとおりです。
(同じように、「香しい曲集」は小山さんの幻想曲集「Fantasie」のこと…)
でも、結局、大好きな小山さんのお言葉を引用して、小山さん讃歌で締めくくりました! 草の根活動これからもがんばります。

小山さん12月22日は岐阜のサラマンカホールで演奏なさるのですね。まじょるか魔女さんのお家から車で10分。本当に近いですね。ホウキなら、もっと早い?
ショパンのソナタ第3番、私はやはり12月に、東京の杉並公会堂で拝聴します。

さて、「音楽の友」10月号のp.120に、小山さんの対談のお知らせをみつけました! 
「小山実稚恵×工藤公康 対談」 脱力の極み
小山さんの美しいお写真と、美しい直筆メッセージ入りです。
開催は11月11日。(読者招待!とあるので、応募してみようと思います)

最後になりましたが…
小山さん、お帰りなさいませ! ミュンヘンはいかがでしたか? 審査員のお役目お疲れ様でした。
それから、新宿御苑の「森の薪能」は中止になってしまいましたね。一昨日コンビニで払い戻しを受けました。思わぬ事態となり、誠に残念ですが、伝染病の影響では仕方がありません。またの機会を楽しみにしております。
Date: 2014/09/19/08:21:11 No.4222

Re:
まじょるか魔女
ぴあのふぉるてさん、温かいリレー有り難うございます。
小山さんのCD「恋は魔術師」は、スペインで行き交う人の濃厚な香水が感じられ、音楽と嗅覚の
「共感覚」を初体験しました。
今は12月のリサイタルの予習として、小山さんのデビューCDで ショパン:ソナタ第3番を聴き、
ファンサイトを遡って、この曲を演奏された2008年秋「音の旅」の
とさまさん、皆さまの感想を拝読して凄まじい演奏であったことがひしひしと伝わってきて、
今からドキドキしています。

小山さんが審査員を務められた ミュンヘン国際音楽コンクール ピアノ部門の結果が
発表されましたね。
残念ながら、1位なしとのことですが、最高位の 韓国 Chi Ho Han氏 の演奏は内省的で、
にじみ出る「歌」を感じました。
小山さんが ミューザ川崎で演奏された ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番を
愛おしむように弾かれていましたね。
次位の 韓国 Kang Un Kim氏は、確信をもってダイナミックに チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番を演奏、ピアノの「弦」をはっきりと感じるクリアなタッチ。聴衆を巻き込むのが上手ですね。
いずれの演奏の時も、オーケストラの皆さんの温かい応援モードを感じました。

小山さんは、どのようにお聴きになったのでしょう。
ミュンヘンは、もう秋深く、肌寒かったのではないでしょうか。
どうぞ体調を整えられて・・・小山さんとアスリートとの対談も楽しみです。本番への取り組みかた、
体調管理など、共通する点が多いのでしょうね。
また、お元気な 小山さんにお会いする日を心待ちにしています。
Date: 2014/09/20/20:47:23 No.4223

Re:ミュンヘン国際音楽コンクール
ぴあのふぉるて
まじょるか魔女さん、コンクールの結果を教えていただきありがとうございます。
わぁ嬉しい! ベートーヴェンの4番を弾かれたChi Ho Hanさんが最高位受賞とわかり、ひとり悦に入り、ここに書き込みすることをお許しください。

コンクールの模様は14日夜中にインターネットラジオで見ておりましたが、お二人目の奏者、Chi Ho Hanさんの演奏は、端整で品格があってほんとに素敵でした。
出だしのピアノ独奏で早くも心をつかまれ、誠実な清々しい演奏に最後まで魅了されました。(演奏に入る前、椅子を調整する動作から、この奏者の繊細で穏やかな気質を感じたような気もします)
私たちイチオシの Hanさん、審査員の皆様もお好きで良かった!
(曲も素敵ですね! 小山さんがミューザ川崎で演奏なさった曲ですね)

チャイコの1番を弾かれたKang Un Kim氏は、自信に満ち、華やかで力強い演奏でした。魅せる演出が上手いというか、かなり場慣れしている感じがしました。聴衆の皆さん興奮して熱くなっていましたね。

まじょるか魔女さんが言われるように、オケの皆さんのソリストを見守る様子、温かかったですね。

ところで、コンクール映像は、このファンサイトのfacebook 9/14付にご紹介のあるリンクで見られますね。クリックすると最初の画面にSeite nicht gefunden と出てきますが、気にせずに… 上部の表示から入ります。
次の順にクリックすると、奏者の演奏へたどりつきます。ご参考まで。
RADIO→BR Klassik→ARD-MUSIKWETTBEWERB 2014→VIDEO-LIVESTREAM 2014 ピアノの鍵盤の写真(ARD-Wettbewerb Finale Klavier)→入賞者の演奏風景へ ♪♪♪
Date: 2014/09/21/13:13:16 No.4224

Re:
まじょるか魔女
運動会シーズンのこの頃、ぴあのふぉるてさんからのバトンを受け取り、また走ってしまいました。

話が全然変わって 私事で恐縮ですが、今日はピアノ発表会があり、小学生中心の可愛い生徒さんのなかに場違いの魔女が混じって、ベートーヴェン「月光」全楽章を何とか最後まで弾きました。
初めて拝聴した「音の旅」第13回での 小山さんの演奏に魂をつかまれ、サイン会で「今日の『月光』素晴らしかったです。いつか私も弾いてみたいです」と申し上げてから、ようやく実現しました。
(その時、小山さんは「まーぁ!」と歌うように微笑まれ、一気にファンになりました(゚∀゚*) )
昨年は発表会直前に指の腱が切れ欠場のため、2年越しの「月光」となりました。
「『何かを伝えたい』と思うことが重要。演奏の出来不出来ではなくて、思いが強ければそれは伝わると信じています。」
小山さんのお言葉を繰り返し思いました。この頃は、弾きはじめる前に「伝える」と唱え、今日も心で
つぶやきました。

小山さんに「月光」に向き合うモチベーションをいただき、この曲に片田舎の素人の私なりに取り組めたことを感謝しています。
小山さん、本当に有難うございます。
これから、東北地方の演奏会が続きますね。寒暖差の大きいこの頃、お風邪などひかれませんように・・・
Date: 2014/09/23/23:59:13 No.4225


▲Top

小山さんの音楽誌掲載記事
ぴあのふぉるて
残暑お見舞い申し上げます。
 皆様お元気でお過ごしですか?

さて、今日は小山さんの最新記事をお知らせします。ご参考まで。

「モーストリー・クラシック」10月号
 p.89 「ピアノと私」第5回 〜 ベートーヴェン その1
 小山さんはベートーヴェンの音楽をどのように感じているか、弾く時に抱く感覚は…など、たいへんわかりやすくお話しくださっています。
「もし、亡くなっている大作曲家に会えるとしたら…」のお答えも素敵。
二人の大作曲家のお人柄が浮き彫りになります。皆様もぜひご一読ください。

「音楽の友」9月号 Concert Reviews より
p.158 7月26日、愛知県芸術劇場で開かれた「名古屋フィルハーモニー交響楽団(第415回)」の演奏会批評です。No.4219 市川様の聴かれた演奏会ですね! ご執筆は渡辺 康さん。
(小山さんは二曲目、ショパン「ピアノ協奏曲第1番」のソリスト)
オケの音が、小山さんのソロによって表情豊かに変貌する様子がよくわかります。「ショパンのピアノ・ソロが始まるまでは動きが重かったのだが、小山のソロが響き始めたとたんに、柔らかさと広がりの要素が縦横無尽に展開して圧巻の演奏となった。…」

同じく、「音楽の友」9月号、巻末 News & Informationより
p.6《Festival 》北の星座音楽祭〜小山実稚恵や庄司紗矢香が出演
 4〜6月、北海道北部の下川町、美深町で開かれた音楽祭の報告記事です。
ご執筆と写真撮影は藤盛一朗さん。
この音楽祭は「クラシック音楽会の都市偏在を改めるという理念を掲げ、2013年春に始まった」そうです。
5月の小山さんは 2年連続のご出演。スタインウェイ弾き初め、本格プログラム、それから、無償の特別演奏会…と、小山さんの温かなお人柄が伝わる素晴らしい記事です。記事後半は4月の庄司さんと、6月のトリオ演奏会の紹介となっています。

では、皆様どうぞお身体お大事に。
Date: 2014/08/23/00:05:56 No.4220


▲Top

胸に熱く迫る感動のショパン
市川恵一
2014.7.26 名古屋フィルハーモニーとの協演で聴いたショパンのピアノ協奏曲第一番 まさに感動の演奏でした 胸が震えるように迫って目頭が熱くなりました 帰りの岡崎までのJRの列車の中でいつまでも余韻にふけりました 11・26の宗次ホールのチケットを入手しました。またお会いできるのを楽しみにしています。









7月26日 名古屋フィルハーモニーの定期演奏会でのショパンのピアノ協奏曲第1番 つい目頭が熱くなり感動で胸が震えるようでした。帰りのJRの列車の中で、いつまでも余韻が・・・11月22日 宗次ホールのチケット入手しました。またお目にかかれるのをたにしみにしています。





Date: 2014/08/19/14:43:50 No.4219


▲Top

名演奏家に共通する特徴(私見)〜その2〜 「レジェンドの条件」
とさま
皆様

残暑お見舞い申し上げます。仙台のとさまです。

少し前(Date: 2014/02/09/19:16:56 No.4128)、「名演奏家に共通する特徴(私見)」という題目で投稿させていただきました。要点は「ピアニストに限らず、真の名演奏家(音楽家)と賞賛される方の共通の特徴は、早い時期から、その人の音楽のスタイル、あるいは個性が確立していて、他の誰も真似の出来ない確信に満ちた音楽の核を持っている」でした。マウリツィオ・ポリーニさんがそうであるように、小山さんの初期のLPやCDから流れる音楽に耳を傾けてみると、「現在の小山さんの演奏は本当に素晴しいが、既に初期においても、今の小山さんの最上の音楽が脈々と息づいていて、躍動するリズム感、瑞々しい謳い回し、決然とした凛々しさなど、何度聴いても上質な感動を得ることができる」などと認めました。

本日は、全く別の視点から、名演奏家に共通する特徴(私見)〜その2〜を考えてみたいです。一言で言えば、「レジェンドの条件」です。

小山さんは、今年の5月30日に、北海道下川町にある下川町公民館でリサイタルをなさいました。下川町と言えば、冬季オリンピックで銀メダルを獲得された葛西選手が思い浮かびます。葛西選手は「レジェンド(伝説)」であると、世界中で絶賛されたのを皆様もご記憶なのではないでしょうか。

落語ソムリエの広瀬和生さんという方が、朝日新聞(2014年4月18日)で次のような趣旨の投稿をされていました。

「名人、レジェンドになれる条件というのは、「客を毎回わくわくさせる」ということだと思います。「また次も行こう」と思わせる。その積み重ねが重要なんです。ある程度追っかけたら、「もういいかな」と思わせるようでは、「レジェンド(伝説)」にはなりえない。」

「落語ファンは、いい高座に接すると「今日はここが良かったね」「あそこ変えていたね」などと語り合いたくなる。「名人」とは結局、その人の芸について「語りたくなる」人です。どれだけ有名でも、ファンに「語りたい」と思わせない人は、レジェンドにはなれません。」

皆様、これは、まるで小山さんのことだとお思いになりませんでしょうか?

まさとさんが、10年以上に渡り、ご多忙の中、ファンサイトを管理し続けていただいているお蔭で、名人小山さんについて、ファンが熱く語り合う場ができました。まさとさん有難うございます。そして、以前から、皆様が繰り返し仰っていた、小山さんの演奏会に伺う前の「ワクワク感がたまらない」、「楽しみだ」、「生き甲斐だ」、そして、小山さんの演奏会が終わると「また次も行きたくなる」などは、広瀬さんのお言葉通り、まさに小山さんが名人、レジェンドだということの証になりますよね。

名人小山さんのファン共通の想いは、まじょるか魔女さんの次のお言葉「小山さんは、ぶれない。それを確かめたくて、私たちは演奏会直後から次回もまた、直接 小山さんに会いたくなってしまうのでしょうね。」に凝集されていると思います。

まさとさんに感謝しつつ、皆様と名人小山さんについて情報交換をしたり、語り合うことを楽しみにしています。

暦の上では、とっくに立秋を過ぎていますが、まだまだ暑い日が続き、また天候が不順な地域も多々ありますので、皆様、どうぞお気をつけてお過ごし下さい。

とさま@仙台
Date: 2014/08/17/14:50:05 No.4217

Re:名演奏家に共通する特徴(私見)〜その2〜 「レジェンドの条件」
まじょるか魔女
「名人、レジェンド」とは結局、その人の芸について「語りたくなる」人・・・
とさまさんが仰るように、まさに 小山さんのことですね。
まさとさんのおかげで 小山さんについてファンサイトで語り合える嬉しい連鎖に感謝しています。

「レジェンド(伝説)」という言葉の使われ方が変わってきていますよね。「伝説」という過去形から、
「レジェンド」とカナ表記することで、「現在進行形、未来への期待形」の意味合いが強くなってきているように感じます。
英語の辞書では、“legend” は次のように説明されています。
One that inspires legends or achieves legendary fame.
(「伝説になる予感がする、あるいは伝説になるような名声を成し遂げた人物」)

小山さんの「他の誰も真似の出来ない確信に満ちた音楽の核」を感じたくて、輝きが眩しすぎる光源を求めて、私たちはギフトとして受け取った音色や響きを語り合いたくなるのですね。「伝説になる予感がする」小山さんのピアノをライブで拝聴できる同時代感を共有しながら。

小山さんのキャッチコピーが増えました。敬意をこめて・・・「レジェンドing 小山さん」。
Date: 2014/08/18/00:49:43 No.4218


▲Top

ミューザ川崎で小山さんの優しい魔法にかけられて…
ぴあのふぉるて
先週7日、ミューザ川崎の演奏会に行ってまいりました。
「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2014」(7.26〜8.10)の一環で、出演は、
指揮:マックス・ポンマー氏、オーケストラ:日本フィルハーモニー交響楽団。
そしてソリストは小山実稚恵さん。

曲目は、ドイツの3大B 作品より、
C.P.E. バッハ(J.S.バッハの次男坊):交響曲 ニ長調 Wq.183-1
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73 でした。

15:30より、プレ・イベントとして開かれた「公開リハーサル」を、生まれて初めて拝見しました。(音楽作りの現場、見てもいいのかしら? でも、やっぱり見てみたい…) リハーサル中のみ自由席ということで、もちろん、小山さんのお姿も手もよく見える席を選びました!!
その初体験が、小山さんの演奏から始まったのです! リハーサルといっても、本番さながら、全曲通して演奏されるのですね。目をつぶって聴けば、本当の演奏会と同じです。もう、幸せすぎて、そのまま帰ってもいいくらいの満足感でした。(でも、カデンツァ抜きだから…やはり本番まで残らないと…)
小山さんの服装は茶色のアンサンブルと緑の花柄スカートです。

第一楽章の演奏後と、それから第二・第三楽章が続けて演奏された後に、指揮者ポンマー氏からひとこと二言の指摘があり、コンマスと小山さんと三人で額を合わせて楽譜を確認し、弦楽器パートあるいは全体で、出だしの数小節を、またはその気になる箇所を演奏。それで O.K. 修正完了。さすが、プロの皆様!
このリハーサルは本番直前の最終確認である、ということを実感しました。

小山さんご退場の後、バッハが演奏されました。
公開リハーサルのポンマー氏は、軽やかなストライプのワイシャツ姿。団員さん達は、ジーンズにポロシャツやTシャツ、涼しげなワンピース、首に手ぬぐい、素足にスニーカーなど、普段着です。それなのに、音楽は雅びなバッハなので感動します。
わずかにお直しが入り… さぁ、もう1回、Good!

10分間の休憩をはさみ、リハーサル後半はブラームスの交響曲第2番。弦楽器の心地良い音色に時おり意識が薄れつつ聴くうちに…第三楽章の冒頭、オーボエ奏者に声をかける指揮者が印象に残りました。途中、ヴァイオリンの皆さんにも…。
こうして指揮者の思い描く音楽が仕上がるのですね。

リハーサル終了後は一旦、ホールから出なければなりませんので、同じ建物1階のコーヒー店でしばし休憩し、開場時間前に再び会場へ戻りました。

19:00開演。
爽やかで典雅な響きのC.P.E.バッハ作品の後、いよいよ小山さんが登場されました。ステージ衣装は美しい臙脂色のドレス。(1月の“炎のラフマニノフ第3番”の時と同じドレスですね!)

小山さんのピアノ独奏が静かに始まります。何て美しいのでしょう。
その後しばらくピアノパートがお休みの間、小山さんはオーケストラの奏でる音楽を身体中に取り込むように全身で歌っておられました。
この曲はオーケストラとピアノの掛け合いが楽しめる上、流麗なカデンツァもたっぷり聞くことができて、嬉しいですね。小山さんの優美で鮮烈な演奏に酔いしれました。
第二楽章は弦楽器とピアノの対話なのですね。何か底知れぬ怖さのようなものを感じました。鍵盤を押さえる指に込められた深い思いに心が震えます。切れ目なく続く第三楽章は、一転して軽快で晴れやかな音楽。躍動感いっぱいの音楽に心が浮き立ちます。小山さんの楽しげな表情も素敵! 華麗なピアノの音色と美しいオケの響きが、掛け合い、混じり合いながら前進する音楽に、喜びと感謝でいっぱいになりました。

温かい拍手とブラヴォー!の声が会場の熱気をさらに盛り上げます。カーテンコールが何回も繰り返され、そのたび全方向に、深々とお辞儀をされる小山さん。そして、アンコール曲「エリーゼのために」の美しさは、また格別でした。団員も聴衆も皆、小山さんの優しい魔法にかけられて、微動だにしません。スタインウェイの音色のほかは、真の静寂。本当にきれいでした。

後半はブラームス:協奏曲第2番。夏に避暑に出かけた南オーストリア湖畔の街で作曲された曲だそうです。明るく爽やかな音楽に心が洗われるようでした。
第四楽章が華やかに終わり、沸き立つ聴衆のためにポンマー氏の選ばれたアンコール曲は、3本指の合図。ゲネプロで直された第三楽章です! 本番に続き、三たび、あの哀愁あふれるオーボエの音色が聴けて感激! 穏やかな楽章です。静かに曲が終わり、さらに感動が深まりました。
ブラヴォー!と熱い拍手に何度もステージを往復なさるポンマー氏、最後は、指揮台の上の楽譜を持ち帰り、茶目っ気たっぷりでした。

小山さん、今日も本当にどうもありがとうございました。
小山さんの生演奏を初めて聴いた友人(先輩)からも温かい讃美の感想メールが届きました。
小山さんの魅力が伝わって本当に良かった!
まさとさん、篠村さん、お会いできて嬉しかったです。
次回、新宿御苑「森の薪能」を楽しみにしております。
Date: 2014/08/10/17:26:42 No.4213

Re:ミューザ川崎で小山さんの優しい魔法にかけられて…
まじょるか魔女
まさとさんの写真付きのレポートに、電車で川崎のホールまで出かけたような気持ちになり、皆さまのご感想に 小山さんのピアノの音色を想像しています。
「運命動機」から始まる第4協奏曲の公的な初演は1808年12月。ウィーンの劇場で、なんと、「運命」や「田園」、「合唱幻想曲」と共に演奏されたのですね(@_@)
今の時代でもびっくりのてんこ盛りプログラムですが、詰め込み過ぎのためオーケストラが混乱し、大失敗に終わってしばらく再演されなかったとか・・・。当時のベートーヴェンにやむにやまれぬ事情があったのでしょうか。

第4協奏曲では、まるで音楽劇のようにオーケストラとピアノが対話し、ピアノの独白があり・・・。第1楽章・第2楽章では、なぜか、蛍の光にほんわり照らされた和風の景色が浮かんできます。トリルでは露草のうえを夜露がほろほろと零れていくよう。
そして、第3楽章では、篠村さんのご感想から、「新しい世界への扉」を開けに行くパッションと扉の向こうのあたたかい光を感じることができました。
とさまさんの仰るように「全編を覆う幻想即興的な性格」のため、すぐに印象に残るフレーズを探しながら聴くよりは、ピアノの語る言葉そのものを傾聴する曲なのでしょうね。「漲る生命力」に根ざした「明るい幸福感」は、聴けば聴くほど、確信に変わっていきそうに思います。

ぴあのふぉるてさんの書き込みから、貴重な公開リハーサルからのワクワク感が伝わってきました。素敵な企画ですね。本番での演奏が、より意義深く響いてくるでしょうね。
そして、アンコールの「エリーゼのために」。誰もが知っている曲でありながら、初めての曲を聴くような静かな衝撃があったのではと想像します。ベートーヴェンのロマンチストの本質が 小山さんにしみじみと語られた演奏会だったのですね。

小山さんの「優しい魔法」は、いつまでもとけない魔法ですね。
Date: 2014/08/12/22:52:01 No.4216


▲Top

生への感謝
篠村友輝哉
新しい世界への扉が開いた。あたたかな光に包まれた奇跡的な瞬間は、まさに息をのむ美しさだった。
ミューザ川崎シンフォニーホールでの小山さんのベートーヴェン『ピアノ協奏曲第4番』を拝聴した。ピアノ独奏で始まる第1楽章の冒頭、ソプラノをくっきりと浮かび上がらせながらも和声の温かみを失わない第1音から、この奇跡的な幕開けの深い生命感をたたえていた。それはまるで、未知の世界へ希望と共に扉を開くかのような新鮮な感動を抱かせた。マックス・ポンマーの余裕のある抑制された棒のもとで、小山さんのピアノが自在に歌う。ベートーヴェンのロマン的な部分を基調とした音楽づくりは、作品の叙情性を強く感じさせた。スケールやアルペジオも全てが見事な軽やかさで、しかも音楽的に奏でられる。否定するオーケストラと懇願するピアノが対話を交わす第2楽章では、そのロマンティックな演奏が深く聴き手に情感を湧き上がらせる。ためらいと諦観、希求が天に昇華され、魂が躍動する第3楽章へ。落ち着いたテンポ感のなかで、レッジェーロのタッチが冴える。希望に溢れ、遊び心にも事欠かない。
扉の向こうには、あたたかく美しい光と、おおらかな喜びが満ちていた。自然の中に生きる人間。生への深い感謝がこもったベートーヴェンだった。

-アンコールで演奏された『エリーゼのために』は、この曲がこれほど詩的に美しく演奏されるのを初めて聴いた。繊細な音の綾が、優しい余韻を残した。
Date: 2014/08/09/21:17:14 No.4212

Re:生への感謝
とさま
篠村友輝哉様へ

お久しぶりです。仙台のとさまです。お元気でご活躍のことと拝察します。

「生への感謝」と題する最新の投稿、印象深く、また嬉しく拝読しました。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番ト長調(作品58)は革新的な協奏曲ですね。その作品番号(58)が示すように、この時期、ベートーヴェンはピアノソナタ第23番熱情(作品57)、弦楽四重奏曲ラズモフスキー(作品59)、交響曲第4番(作品60)、ヴァイオリン協奏曲(作品61)など、傑作をまるで泉が湧くかのごとく次々と産み出しています。第4協奏曲は、形式的な新しさにベートーヴェンの並々ならぬ意欲を感じさせる作品ですが、同時に、全編を覆う幻想即興的な性格や漲る生命力はこ曲の魅力であり、両端楽章の明るい幸福感は格別ですね。ト長調という調性を基調にしながら、冒頭のピアノ独奏を受け継いだオーケストラがロ長調の領域を模索し、早くも異次元の世界に聴衆を誘ってしまうなど、ベートーヴェンの天才的な筆致が冴え渡り、本当に魅力的な曲ですね。ピアノとオーケストラとの融合感がまた素晴らしい!冒頭について、友輝哉さんは「ピアノ独奏で始まる第1楽章の冒頭、ソプラノをくっきりと浮かび上がらせながらも和声の温かみを失わない第1音から、この奇跡的な幕開けの深い生命感をたたえていた」と仰っています。これは至言です。この曲の未来性を見事に表現していると思いました。

小山さんは、第5協奏曲を得意のレパートリーにされており、それは素晴らしい演奏を披露していただいています。ある意味で、第5協奏曲より演奏困難とも言える、第4協奏曲が小山さんの十八番のレパートリーになってきたことを心から喜びたいです。それは、この曲の名演奏に限りがあるからであり、そして小山さんが、名演を産み出すことのできる、現代の数少ないピアニストだからです。小山さんのベートーヴェン演奏は、その数はまだ余り多くはないですが、どれもが粒ぞろいの独創的名演ばかりです。

さて、少し前の話になりますが、友輝哉さんが投稿された「あなたへの想い」(2014年06月22日)(小山さんのリサイタル〜舞曲の園〜を聴かれての投稿)を拝読させていただき、そちらでも深い感銘を受けましたので、遅ればせながら、敬意を込めて返答させてください。

『ダヴィッド同盟舞曲集』に籠められた、大切な誰かに対するシューマンの想いを、ピアニストが十全に表現することは至難の業です。また、シューマンは実に手の込んだ手法を用いて、一瞬の動きやフレーズの中に、そうしたメッセージを内包させています。そのため、平凡なピアニストの演奏では、聴き手は、一歩間違えると、置いてきぼりを食らったかのように、幻惑されてしまい、よくわからない内に曲の終結を迎えてしまいます。私は、この曲に惚れ込み、50年に渡り、様々なピアニストの演奏を通して、数限りなく聴く機会に恵まれました。小山さんの演奏は、間違いなく、歴史に残る最高の演奏と断言できます。本当に幸せなことです。

友輝哉さんが引用されているように、私も、終曲から2曲目及び最後のワルツの2つの曲が白眉だと思っています。友輝哉さんが楽譜冒頭の格言「いつの世にも喜びは苦悩と共にある。喜びには敬虔であれ、苦悩にあっては勇気をもって立ち向かえ」に触れられています。人の生き方、人生観に関係する、普遍的な要素のあるこの格言が、小山さんの名演を通じて、友輝哉さんのような若い世代の方に語りかけるものがあったことを嬉しく思います。シューマンの天才と小山さんの超越した名演、そして聴き手の感受性の3つが揃わないと、この格言は何も語りかけないでしょう。「誰かに焦がれ、慕情を抱くことの美しさが、万感の想いで歌われた演奏だった。」・・・・小山さんの演奏の本質を突いた、とても素晴らしい表現です。

どうぞ、お元気でご活躍ください。

とさま@仙台、
Date: 2014/08/10/19:58:17 No.4214

Re:生への感謝
篠村友輝哉
とさまさん、また大変丁寧なメッセージをありがとうございます。いつもとても嬉しく感じております。
ベートーヴェンの第4協奏曲は、英雄的で剛直な一般的ベートーヴェン像とは異なる、柔和でリリカルな作品ですね。転調の見事さや歌心はのちのシューベルトに通じるものを感じます。しかしながら、その根底に流れている生命感は、ベートーヴェン全ての作品に通ずるものですね。
小山さんのベートーヴェン演奏はおっしゃる通り独創的ですよね(他の作曲家においても言うまでもありませんが)。いわゆるオーソドックスなベートーヴェン演奏とは違い、今回の感想にも書かせていただきましたがベートーヴェンのロマン的な面をベースにした音楽作りだと感じます。これはとりわけ今回の『協奏曲第4番』など中期、後期の作品に特に素晴らしく呼応するのではないかと思います(私などが言うのはおこがましいのですが)。

オーチャードでのリサイタルの感想についても、ありがとうございます。『ダヴィッド同盟舞曲集』はもっと演奏されていい作品ですよね。私はあと、演奏経験があるのですが、『フモレスケ』ももっと演奏会に取り上げられていいと思っています。音の旅第19回での小山さんの演奏が楽しみです。

とさまさんも、どうぞお元気でいらしてください。
Date: 2014/08/11/21:01:59 No.4215


▲Top

祈りと静かな意思・・・ショパン:ピアノ協奏曲第1番に「実稚恵」さんを想う
まじょるか魔女
皆さま、夏ノ暑サニモマケズお元気でしょうか。
7月25日(金)、愛知県芸術劇場 コンサートホールにて名古屋フィルの定期演奏会を拝聴しました。
「ロシアとポーランドの1番」のテーマで、
曲目は
◆◆◇◆◆◇◆◆
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 作品25『古典交響曲』
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11〔ヤン・エキエル校訂によるナショナル・エディション〕
ルトワフスキ:管弦楽のための協奏曲      
◆◆◇◆◆◇◆◆
でした。

指揮は、ポーランドの新星と言われるミハウ・ドヴォジンスキ。
「古典」といいながら、キレのいい鮮やかな「新訳」プロコフィエフの後、
小山さんは、パープルのオーロラのようなドレスで登場されました。

オーケストラの演奏が始まり、小山さんが祈るように頭をさげられ、時には音の波に共振するように全身が揺れて・・・
小山さんのピアノが始まっている、無言劇のように音楽が語られている・・・ピアノ演奏が始まる前に、もう胸が熱くなってきました。
ショパンはワルシャワを発つ前にピアノ協奏曲第1番を作曲し、1830年に自ら初演したのですね。当時20歳とは思えないしみじみとした旋律。
前途に向かう はやる気持ちよりは、ポーランドでの日々を思い起こし、これからの決意をかみしめる気持ちが表れているように感じます。

オーケストラが積み重ねた音の地層を縫って、小山さんの最初の一音が一筋に走ってきます。次々に音の粒が澄んだ地下水のように客席に溢れだし、水滴がきらめきます。
「祈りと静かな意思」を感じ続けます。思いの丈をぶつけるのではなく、抑えた打鍵のなかに込められた勁い意思。
第二楽章の弱音・・・溢れる想いが鍵盤に零れ落ち、芯を持って響いてきます。写真や映画で見た、平らなポーランドの大地に続く糸杉の樹の匂いが伝わってきます。
小山さんとオーケストラ、コミュニケートされた舞台が音の魂としてゆらゆらと立ち上がっていくようです。
小山さんのピアノ協奏曲は初めて生演奏を拝聴しましたが、音の相乗効果に圧倒されました。
最後の音が放たれ、小山さんは お顔も上半身も両手も客席の方に伸ばされ、小山さんからの想いも飛んできたようで はっとしました。ブラヴォーの声。

******* 
ショパンが演奏したワルシャワにて1985年、ショパン国際ピアノコンクールファイナルで、小山さんはこの曲を演奏されたのですね。
NHK特集「ショパンコンクール’85 〜若き挑戦者たちの20日間〜」で拝見する 小山さんの演奏中の表情は、コンクール出場者というよりは、生粋の演奏者に見えました。(失礼な表現でしたらお許しくださいm(_ _m) )
この時から、何度この曲を演奏されたことでしょうか。研鑽と経験を積み重ねられ、お名前の通り、「実」りの円熟期を深められていますが、同時に、不動の芯をお持ちのように感じます。
ワルシャワフィルハーモニーと溶け合い、全身で歌われている 小山さんの表情は、先月の「音の旅」での表情と重なりました。
コンクール期間中、気分転換にホテルの部屋で詰将棋をされている 小山さんのご様子も紹介されていました。
ピアノのことを考えないのがリラックスするには一番、と習い始められたとのこと、かっこいいですね。
演奏前後の肩をすくめるような、はにかむような笑顔。子どもの頃のコンクールでの授賞式や、吉田見知子先生に褒められた時も、こんな表情をされていたのでは・・と想像してしまう、小山さんのチャーミングな「稚」の部分ですね。心底からの努力を重ねられている方ならではの清々しい笑顔に、いつもエネルギーをいただきます。
「恵」からは「ギフト」という言葉を思います。ギフトには「神様からの贈り物」という意味があるそうですね。

番組は、ファイナル演奏中にロビーで独りたたずむ吉田先生を映します。小山さんを6歳の時から教えられていた先生は客席に入ろうともされず、会場の外で演奏中祈っていらっしゃいました。子どもの頃からショパンが一番お好きだった吉田先生は 小山さんに夢を託し「上手に弾こうということではなく、私の気持ちを全て、あなたの演奏を通じてショパンに伝えてほしい」と。その想いを引き継いだ演奏が終わり、会場の人たちの温かい笑顔とブラヴォーの声。授賞式のあとで、可愛い黄色の花束を持たれた 小山さんが「先生、一枚くらい一緒に撮りましょう」と声をかけられ、小山さんと先生のお二人の笑顔で画面が静止し、シャッター音で番組は終わります。
お二人ともカメラ目線ではなく、お顔を寄せあって声を交わし見つめあって・・( ;∀;)
*******

アンコールは、ショパン:マズルカ第45番イ短調。しん、としたなかに 小山さんの美弱音が響き、まるでポーランドの居心地のいい部屋でピアノを聴いているように、オーケストラの皆さんも 音色に身を委ねていました。
静止した 小山さんの両手が膝に降ろされ、ひときわ大きいブラヴォーの声。

今回も想像以上のギフトをいただき、幸せな気持ちで夜の街を歩きました。有り難うございました。
次回のオレンジ色の短編小説集も楽しみにしています。
Date: 2014/07/26/22:53:53 No.4209

Re:祈りと静かな意思・・・ショパン:ピアノ協奏曲第1番に「実稚恵」さんを想う
とさま
皆様

猛暑お見舞い申し上げます。仙台のとさまです。

小山さんのご公演「舞曲の園」に対する一連の皆様の素晴らしい感想を拝読させていただき、その都度、感動が蘇ってきます。小山さんは歴史に残る、人々の記憶に永遠に残るリサイタルを毎回積み重ねて来られていますね。「小山さんに感謝」はやがて「音楽に感謝」となり、そして「音楽の神(ミューズ)に感謝」と深化して行き、そしてまた「小山さんに感謝」に戻る、そうした繰り返しのようです。

「祈りと静かな意思」・・・・まじょるか魔女様 小山さんの音楽の特質を何と的確に捉えた詩的で美しい言葉による表現なことでしょうか。そして、読み手を会場に誘う臨場感溢れる音楽的描写の素晴らしさ!同曲の小山さんによる名演のCDを聴かせていただくときに、感動が増幅されること請け合いです。

ショパンのピアノ協奏曲第1番の第1楽章の長いオーケストラの序奏は、驚くべきことに、昔は短縮演奏することが多かったようですが、それが(当然)間違いであることは、まじょるか魔女さんの説得力ある文章「オーケストラが積み重ねた音の地層を縫って、小山さんの最初の一音が一筋に走ってきます。」に如実に表れています。序奏の段階から小山さんがショパンの音楽に同化されているからこその最初の想いの籠った1音であるに違いないでしょう。そして「次々に音の粒が澄んだ地下水のように客席に溢れだし、水滴がきらめきます。」・・・これ以上に、この曲の魅力を表現した言葉を私は知らないです。逆に言えば、夥しい数の演奏が存在する中で、意外と心に残る演奏が少ないのは、そうしたショパンの魅力を十全に表現し得ていないからだ、ということが良くわかりました。

「祈りと静かな意思」を(第2楽章ではなく)、第1楽章にこそ感じられるという、まじょるか魔女さんに深く共感します。「抑えた打鍵のなかに込められた勁い意思」は小山さんの音楽の核の一つであり、同時に「しなやかな勁さ」をお持ちの小山さんの魅力が満載の第1楽章だったことでしょう。

NHK特集「ショパンコンクール’85 〜若き挑戦者たちの20日間〜」のご報告そして小山さんの素敵なお名前にちなんだお話も楽しく読みました。ギフトには「神様からの贈り物」の意味がある・・・私達はいつも小山さんから贈り物をいただいていますが、それはすなわち神様からの贈り物に他ならないですね。小山さんの演奏を聴かせていただける幸せに感謝したいです。

暑い日が続きます。皆様どうぞお元気でお過ごしください。

とさま@仙台
Date: 2014/07/27/07:40:36 No.4210

Re:祈りと静かな意思・・・ショパン:ピアノ協奏曲第1番に「実稚恵」さんを想う
ぴあのふぉるて
わぁ、どうしたらこれほど五感を刺激する麗しい感想が書けるのでしょうか?
小山さんの演奏されるお姿が浮かび、曲に込められた小山さんの思いも伝わってきました。まじょるか魔女さんは作品の背景もよくご存じのうえ、感動を上手に言葉で表現なさって素敵。演奏会に同席させていただいたような心地がします。

そして、NHK特集「ショパンコンクール’85 〜若き挑戦者たちの20日間〜」を詳しくご紹介くださり、どうもありがとうございます! 貴重な記録番組、私もYouTube で時々見ています。
小山さんは出番を待つ間、詰将棋でリラックスなさって、本選前でも、ふだん通りのご様子ですね。演奏前でも上がらないのは、天賦の才、あるいは努力に裏打ちされた資質なのでしょうね。 Michie Koyama…とアナウンスが流れてステージへ向かう際も、にこにこされてますものね。

小山さんの演奏中、ロビーでひたすら祈りながら待っておられる吉田先生が、静かに心境を語られる場面は、特に印象に残っています。
「とにかく上手に弾こうとか、そういうことじゃなくて、私の気持ちをすべてショパンに…あなたの演奏を通してショパンに伝えてほしい…」吉田先生のこの思いは、その後もずっと小山さんの内に息づいているのではないでしょうか?
「ショパン」6月号の特集で紹介された小山さんのメッセージをもう一度読んでみました。「『何かを伝えたい』と思うことが重要。演奏の出来不出来ではなくて、思いが強ければそれは伝わると信じています。」小山さんのお言葉に吉田先生のお声が重なって聞こえます。

しかし、「思い」が伝わるためにはやはり、まず「技術」の習得が必要になるのでしょうね。
そして、その技術を含めた表現の素晴らしさが、小山さんが非凡である所以です。
「実」「稚」「恵」さんは、本当にお名前のとおり成長し、開花されたのですね。

ショパンの「マズルカ45番」は、第17回のプログラムにも入っていましたね。どこか儚くて美しい曲…。
小山さん演奏の「マズルカ集」があったらいいな、と思います。

では、皆様どうぞご自愛くださいませ。
Date: 2014/07/27/16:16:59 No.4211


▲Top

連載エッセー「ピアノと私」他、小山さんの雑誌掲載記事のお知らせ
ぴあのふぉるて
 暑中お見舞い申し上げます。

今日は最近みつけた小山さんの記事をご紹介いたします。ご参考まで。

・「モーストリー・クラシック」9月号 p.87
「ピアノと私」第4回 〜ピアニストがコンサート前にすること〜
 連載エッセー、今回は、リサイタル前のリハーサルについてのお話です。
小山さんはほとんどの場合コンサートの前日と当日の二日にわたって、調律師さんと共に、ホールでリハーサルをなさるそうです。ピアノの状態やホールの様子をつかむために、心を尽くしておられるのですね。そして、開場の直前、5分前ぐらいに、リハーサル最後の確認をなさるのだそうです!
「音作り」にかける小山さんのお気持ちが伝わる貴重なお話に感動しました。
この入念なリハーサルが小山さんの音色の秘密なんですね。

・「音楽の友」8月号 p.159
「ピアノで綴るロマンの旅 第17回」(6月21日)のコンサート・レヴューが載っています。プレトークのお相手役をされた音楽評論家 萩谷由喜子さんによるご執筆です。当日の感動が蘇りました。

・同じ号、p.175に、秋の催しのお知らせが大きく掲載されています。
  東京・神楽坂の「音楽の友ホール」に
  ピアニストの小山実稚恵さんと
  大物アスリートを招いて
  対談イヴェントを開催します!  とのこと。
   司会、進行は片桐卓也氏。
 
 詳細は「音楽の友」誌上、ホームページ等で発表されるようです。
 お相手役のアスリートはどなたかしら? 楽しみですね。

では、皆様、どうぞ体調にお気を付けてお過ごしくださいませ。
Date: 2014/07/25/15:29:20 No.4208


▲Top
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50][51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100]

TOP Admin
 ★ Produce by Masato ★