← メールマガジンもお読みいただけます。

縮小拡大

[ 掲示板のマナーについて ] [ 記事検索 ] [ 記事修正・削除 ] [ 携帯電話用URL ] [ 過去の記事 ]

はじめての方のメッセージも大歓迎です!
コンサートの感想や小山さんへの応援メッセージなどをお寄せください。
ピアノの好きのあなたに50の質問は=>こちらです!
小山実稚恵さんのピアノで聴きたい曲は?=>こちらです!

お名前 ※ハンドル名(ネット上の仮名)で構いません。
メール ※未記入で も構いません。
U R L ※未記入でも構い ません。(ブログの U R Lも可能です)
Icon Icon
タイトル
メッセージ
A,FONT,Bタグのみ使用できます
文字色
投稿キー 投稿キー を右の欄に入力してから”書き込みボタン”を押して下さい
パスワード
※パスワードを設定しておくと削除、編集が出来ます。


[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42][43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100]


舘野泉さんと小山実稚恵さんの三手連弾
ぴあのふぉるて
昨夜は舘野泉さんのピアノリサイタル〜「舘野 泉左手の文庫(募金)」応援プロジェクト〜を聴きに東京オペラシティコンサートホールへ行ってまいりました。
小山さんはゲスト出演のお一人として、舘野泉さんと三手連弾を演奏なさいました。ドレスは、品のいいグレー(深川鼠色でしょうか?)
ステージに登場される時(お帰りの時も)、舘野さんのペースに合わせてゆっくり寄り添ってお歩きになる小山さん。優しさが自然な動きとなって素敵です。
演奏曲目は…
エスカンデ:音の絵〜三手連弾曲〜(2011)
(舘野泉と平原あゆみに捧げる/舘野泉「左手の文庫」助成作品)
ピアノ/小山実稚恵、舘野泉
1 爬虫類(M.C.Escher)
2 夢(H.Rousseau)
3 砂に埋もれた犬(E.Goya)
4 空の青(W.Kandinsky)

作者がどのようにこの作品を作ったか、パンフレットに記述がありました。その箇所を転記します。
「《音の絵》は、絵画と音楽のユニークな融合作品です。絵画に接し、その印象を音楽にすることはよくあることですが、私の場合は、まず自由に作曲し始め、途中でその音楽に合う絵画を見つけ、そこから得たイメージと共に作品を完成させていくというプロセスを取りました。」
小山さんは舘野さんと楽しそうに演奏なさっていました。(舘野さんがセコンド、小山さんがプリモです)
透明な音色の、美しい、不思議な曲でした。出版されたばかりの楽譜が販売コーナーに積まれていました!

ご参考までに、「レコード芸術」2015年1月号 対談シリーズ「音語り〜小山実稚恵と仲間たち」第7回のゲストは舘野泉さん。「左手の文庫」と3手連弾曲や新しい曲についてお二人がお話しになっています。

昨夜は他に、四つの作品が演奏されました。
シサスク:左手のためのピアノ組曲《エイヴェレの星空》Op.142(2011)から
 第2曲「エイヴェレの惑星」
  ピアノ/舘野泉

エスカンデ:チェスの対局
 クラリネットとピアノ(左手)のために(2011)
  クラリネット/二宮和子、ピアノ/舘野泉

coba:Tokyo Cabaret
 チェロとピアノのために(2013)
  チェロ/多井智紀、ピアノ/舘野泉

(小山さんと舘野さんの三手連弾はここ、前半の最後に演奏されました)

〜休憩〜
吉松隆:KENJI…宮澤賢治によせる
 語り、左手ピアノ、チェロのための 世界初演
  ヴォーカル/柴田 暦 チェロ/多井智紀 ピアノ/舘野泉

終演後、楽屋を訪れました!
「素晴らしかったです。小山さんは現代曲も演奏なさるのですね」と申しましたら…にこにこなさって「あ、うふふ。素敵な曲だったから…」とお答えくださいました。それから、アシスタントの磯上さんが「ファンサイト、盛り上がってますね!」と喜んでくださいました。お読みいただいて、嬉しいな。どうもありがとうございます!
昨日は休憩時間に先日のレクチャーでお相手役をなさった萩谷由喜子さんを発見! 西宮でファン仲間三人が合流したことを伝えると、「へぇ〜、西宮まで…。はぁ〜、そういうことが あるんですねぇ」と驚いておられました。

小山さん、いつも素晴らしい演奏とファンサービスをしてくださって、どうもありがとうございます。本当にすごいことです。心から尊敬いたします。
明日 5日(金)は北海道の名寄市民センターで、お話と演奏をなさるのですね。
このところスケジュールがみっちり詰まっていますね。「音の旅」シリーズ、室内楽、NHK定期演奏会、と続いていて本当にお忙しいことでしょう…。
どうかお身体にはくれぐれもお気をつけて活躍くださいませ。
演奏会のご成功をお祈りしております。
北海道名寄で小山さんのラフマニノフ2番を聴かれる皆様、幸せのエネルギーをいっぱい充電していらしてください。
Date: 2015/06/04/20:56:57 No.4339


▲Top

消えない花火、ポジティブな命の賛歌  ロシア人の小山さんによる チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1 番
まじょるか魔女
5月30日(土)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール にて、
チャイコフスキー生誕175周年記念<オール・チャイコフスキー・プログラム> を拝聴しました。

曲目は、
◆イタリア奇想曲 op.45
◆ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23(ピアノ:小山実稚恵さん)
◆交響曲 第5番 ホ短調 op.64

今年83歳になられる指揮者ウラディーミル・フェドセーエフ氏は、1974年以来ずっとチャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(旧モスクワ放送交響楽団)の音楽監督を務められ、
小山さんが1982年にモスクワの第7回チャイコフスキー国際コンクールに参加された時に、リハーサルでサポートされたのですね。
ピアノ協奏曲 第1番は、おふたりの出会いの協奏曲だったのですね。
チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラの音色は瑞々しくおおらかでどこか切なく、ロシアの大気が
香ってきます。

小山さんは、目が覚めるような緋色のドレスで登場されました。ペチカであかあかと燃える炎の色のようです。
ホルンの下降に続いて 小山さんの煌びやかな第一音。30周年、そしてこれからを宣言されているかのような、
和音の楔(くさび)を打ち込まれていきます。 様々な思いを巻き込みながら、ロシアの大地をゆったりと流れていく大河の情景がうかんできます。
上昇するピアノ和音がオーケストラの伴奏の音型でありながら、音の跳躍を高らかに歌っているというスタイルが斬新で一気に惹き込まれます。
初版ではアルペッジョだったとのこと、随分印象が違って聴こえるでしょうね。 決然とした今の和音に改訂されて
よかったです。

チャイコフスキーは当初、友人のニコライ・ルビンシテインにこの協奏曲を献呈して初演を依頼するつもりで聞かせたところ、ルビンシテインから「この作品は陳腐で不細工であり、役に立たない代物であり、貧弱な作品で演奏不可能であるので、私の意見に従って根本的に書き直すのが望ましい」とコメントされてしまったのですね。(#・∀・)
兵庫県の会場なので、関西風に彼の気持ちを想像してみました。
「ニコライ、親友や思てたのに、ボロカスにけなしよんねん。せやけど、そんなん気にしてたらこの世界で
生きていかれへんわ。 こうなったら意地でも見返したるねん。」
  ・・・勝手にシロウトの想像をしてしまいすみません m(_ _;)m 
せやけど、チャイコフスキーは関西人気質だったのではないでしょうか? 打たれ強く、アイディア豊富で、転んでもただでは起きない。
同郷のラフマニノフの音楽は終始分厚いロシア国土を思わせますが、 この曲は第1楽章:ウクライナで耳にした民謡からとられたといわれる馴染みやすい旋律、 第2楽章:フランスの古いシャンソンがもとになっているといわれるワルツ風の中間部、 第3楽章:第一主題は、ロシア農民の春の喜びを表わすウクライナの古い舞曲からとられたもの・・・と、かなり盛り盛りコテコテで、 こんなところも関西人気質との共通点を感じてしまいます。
チャイコフスキーは友人のキツい批評にめげずに曲を完成し、ドイツ人ピアニストで指揮者のハンス・フォン・ビューローへ献呈。「独創的で高貴」と評したビューローのピアノによってアメリカのボストンにて初演され、
大成功を収めたのですね。
モスクワ初演はニコライ・ルビンシテインの指揮、セルゲイ・タネーエフのピアノによって行われ、ルビンシテイン
自身、その後ピアニストとしても度々この協奏曲を演奏し、認知度を上げていったのですね。 この痛快な事実。
チャイコフスキーのポジティブな根性を褒めたたえたいですね。

ぶれない芯をお持ちの 小山さんが演奏されると、根拠のある「自己肯定感」の力強さに圧倒されます。
「先祖はロシア人かも」と仰る 小山さん。きっとそうですね。
ロシアの大地となったホール中央で、ひときわ決然とおおらかで凛とした 小山さん。
冒頭とフィナーレとの呼応を感じました。 冒頭ではオケとピアノとの(メロディと派手な伴奏のような)掛け合いが、フィナーレではユニゾンになり同じ旋律を歌っています。
ユニゾンに入る前に小山さんは手を高く掲げ、5本の指で鍵盤に狙いを定めて掴むように急降下されました。
楔でしっかり固まった自己肯定の心の器から、さらに溢れる思いが駆け上がり吹き出し、宙を舞う。
消えない花火のような命の賛歌。音の奔流。
とにかく少しずつでも前に進んでみようよ。というストレートなメッセージをいただいた思いでした。
ブラヴォーの声、そして声、鳴りやまない拍手。

とさまさん(@仙台)、ぴあのふぉるてさん(@東京)、遠征お疲れさまでした。
小山さんの引力により兵庫県で集結ができたこと、会場が位置する西宮市に実家がある魔女としてはとても
嬉しく、 しみじみと有り難いご縁を感じました。
これも まさとさんのファンサイトのおかげと改めて感謝をしています。

次回は「音の旅」の  くすんだ水色の世界に浸る日が楽しみです。
皆さま、お元気で初夏の日々をおすごしください。
Date: 2015/05/31/00:44:22 No.4331

Re:消えない花火、ポジティブな命の賛歌  ロシア人の小山さんによる チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1 番
とさま
まじょるか魔女様へ
小山さんのファンの皆様へ

仙台のとさまです。

魔女さんのかくも芳しい素晴らしいご報告に感銘を受けています。タイトル中の「消えない花火、ポジティブな命の讃歌」に深く頷く私です。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はラフマニノフのピアノ協奏曲と並び、小山さんの十八番のレパートリーで、小山さんは、他の演奏家が追随できない、頂点に立った名演奏をいつも繰り広げて下さいます。ロシア人の指揮者によるロシアのオーケストラと一体となり、チャイコフスキーの神髄を聴き手にダイレクトに届けて下さる小山さんは、魔女さんの引用にもありますように、「先祖はロシア人かも」に妙に納得してしまいます。

魔女さんのこれ以上ない素敵な報告(と小山さんの演奏の素晴らしい描写)に、私としては付け加えることはないのですが、魔女さんのご感想への共感を綴らせて下さい。

魔女さんのお言葉の中で【ぶれない芯をお持ちの 小山さんが演奏されると、根拠のある「自己肯定感」の力強さに圧倒されます。】は、小山さんの音楽家・芸術家・人としての本質を見事に表していると感じ入りました。同曲、ラフマニノフの2番、3番の協奏曲の3曲は主調は短調ですが、コーダでは長調に転調し、いずれも輝かしい終結を迎えますが、魔女さんの題目の通り、これは「ポジティブな命の讃歌」であり、根源的な「肯定感」に他ならないと思います。これが聴き手にどれほど大きな喜びをもたらし、勇気を与えることでしょうか!

ピアノ協奏曲の演奏における小山さんの著しい特徴:それは、ピアノが登場しないオーケストラだけが奏する部分においても、小山さんはご自身を音楽に同化されていることです。

終楽章コーダ直前に、ピアノが沈黙し、管楽器と弦楽器が対話風に進行し、そしてついには猛烈なクレッシェンドの総奏による頂点に達し、ピアノが燦然と輝くようにオクターブの凄まじいパッセージを弾く部分があります。小山さんは、そのピアノが黙していたオーケストラの部分で、まるで指揮をされるかのように、心身共に音楽に同化させつつ、そして、狙いを定めたかのように、オクターブの第1音に決然たる楔を打ち込み、断固たる圧倒的なクライマックスを作り上げたのでした。

魔女さんは「ユニゾンに入る前に小山さんは手を高く掲げ、5本の指で鍵盤に狙いを定めて掴むように急降下されました。楔でしっかり固まった自己肯定の心の器から、さらに溢れる思いが駆け上がり吹き出し、宙を舞う。 消えない花火のような命の賛歌。音の奔流。」と本当に素晴らしい描写をして下さっています。

この部分は、華麗なパッセージですので、ピアニストにとって見せ所になっていますが、技術的には爽快であっても、なぜか音楽が抜けたような空虚な演奏が後を絶ちません。曲を知りつくし、曲の全てに同化しきった小山さんの場合には、音楽的断絶がなく、全てが音楽に奉仕し、その結果、全く次元の異なる音楽的奇跡を成し遂げられる・・・・これが小山さんの凄さだと思いました。

終楽章のメリハリのきいた生命感溢れるリズムは絶妙、エネルギーを蓄積しながら成長・発展し、そしてコーダでは、オーケストラと共にピアノが変ロ長調で高らかに生命の喜びを歌い上げた後、いよいよ最後の大詰めにおける小山さんの決然とした鮮やかな奏楽にただただ唖然とするのみでした。

魔女さんのレポートは、小山さんの演奏の特徴を瑞々しく伝えています。まるでこの曲の初演がそこであったかのように。そして、いつも感じることですが、この名曲中の名曲の小山さんによる名演を聴かせていただき、この曲は、チャイコフスキーがまるで小山さんのために書いたのではないか、という錯覚にまた陥ってしまいました。

現代最高の名演奏家のお一人である小山さんと同じ時代に生きる喜びに感謝しています。

まじょるか魔女さんとぴあのふぉるてさんと会場でお目にかかることができて大変嬉しかったです。

※チャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調も素晴らしい演奏でした。この曲も、終楽章コーダではホ短調からホ長調に転調し、輝かしい終結を迎えます。ピアノ協奏曲と同じで、その肯定的な讃歌は、小山さんの演奏と合わせて、聴き手に素晴らしい効果をもたらしてくれました。

とさま




Date: 2015/05/31/17:14:08 No.4332

Re:消えない花火、ポジティブな命の賛歌  ロシア人の小山さんによる チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1 番
ぴあのふぉるて
まじょるか魔女さんのご投稿と、とさまさんのリプライ、素晴らしいですね!「これ以上何をお望みですか?」の次元に達しています。
関西弁でつぶやくチャイコフスキーに思わず笑ってしまいました。真に迫っていますね!
ご報告がすっかり遅くなりましたが…私も西宮まで行ってまいりました!!
小山さんとフェドセーエフさんの共演、しかも演奏曲目がお二人の出会いの曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲 第1番なのですから。これはもう、どうしても聴きたい!と強く思い、遠征を決行しました。
会場で仙台のとさまさんと岐阜のまじょるか魔女さんとお会いして、改めて小山さんの引力のすごさを感じました。小山さんの音楽で人々がつながっているとの思いが、いっそう深まりました。
「”小山実稚恵さん ”の演奏を楽しみに集るひとはみんなが繋がっているのかもしれない、と思います。」とオクターブ練習中さんも書かれていますね。同感です!
小山さん本当にどうもありがとうございます。そして、ファン同士の出会いのきっかけを作ってくださった まさとさんに、心から感謝しています。

フェドセーエフさんの2015日本ツアー公演、この日(5/30) は「イタリア奇想曲」から始まりました。明るく軽快な曲で、すぐにフェドセーエフさんの世界に引き込まれます。打楽器の活躍が素晴らしく、特にタンバリン担当のおじさま(=パーカッション主席奏者、アレクサンダー・サモイロフさん、通称、“スネアのおっさん”)の楽器さばきがスゴかった! からだ全体で打ち鳴らす様子に目を奪われ、心を打たれました。
 5/28東京公演を観た姉から聞いていたとおり、この日、アンコール(第3部!)で、再びスネアのおっさんが大活躍。2曲目の「レズギンカ」では小太鼓、「スペインの踊り」ではタンバリンを打ち鳴らし、観客を熱狂させました。小山さんの他にもう一人ソリストがいたのね!?

さて、ピアノがステージ中央に移されて…小山さんがステージに登場なさいました。鮮やかな赤のドレスをお召しです。まじょるか魔女さんが予想なさったとおりでした!(正確には緋色というでしょうか? 少し黄味がかった赤…)赤は、ほんとに「意志の強さ」を感じますね。
冒頭、ホルンに導かれてすぐに、小山さんの力強い和音が会場に響き渡ります。あぁ、小山さんとフェドセーエフさんの共演で、この曲を聴いている。もうそれだけで胸がいっぱいになってしまいました。決然と、輝きに満ちてかっこいい! 当初「演奏不能」と酷評されただけあって、難しい技巧が満載ですね。前進する力強い気持ちが超絶技巧で表現された 情熱あふれる音楽に、心拍数が上がってしまいます。
しかし、激しさや強さも魅力ですが、同時に心惹かれるのは、小山さんのコントラストの美、だと思います。第二楽章の冒頭、麗しいフルートの音色に続く小山さんのピアノの美しさといったらありません。また、管楽器の脇役に回るときの優しい音色も心に染み入りました。小山さんの弱音の美しさは絶品です。この作品がこれほど優しい抒情にあふれていることを初めて知りました。
そして緩徐楽章の後半、独特のリズム感で奏でられる音階の鮮やかなこと! そして、静けさの後、馴染みのある旋律が戻り、小山さんの美しすぎるトリルとオーボエの哀愁が一緒になって…あぁ、泣ける。

フェドセーエフさん指揮のチャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラには肩肘張らない自由な雰囲気があり、親しみと懐かしさを感じました。
小山さんは(同胞の?)ロシアの皆さんと一緒に、情感たっぷりに演奏を展開されて素晴らしかった。ピアノの独奏部分では、団員の皆さんの視線がソリスト小山さんにじーっと注がれているのがわかりました。そういう団員さんの優しい気持ちもこの楽団の実直で温かな音色につながるのでしょうね。
第三楽章、観客を熱い興奮の渦に巻き込んで演奏が終わると、会場はブラボーと盛大な拍手に包まれました。小山さんはいつもの笑顔でお辞儀をなさり、カーテンコールは何度も繰り返されました。フェドセーエフさんも穏やかに微笑んでいらっしゃいました。30年前の初共演を思い出しておられたかもしれませんね。

オール・チャイコフスキー・プログラム。休憩後は、交響曲第5番が演奏されました。チャイコフスキーへの深い思いが感じられる、素晴らしい演奏でした。
そして、前述したアンコール作品で、また会場が沸いたのでした。

終演後、サイン会の列には、いったい何百人並んでいたのでしょうか。関西の皆様、ご熱心ですね! フェドセーエフさんと小山さん、全員にサインし終わるのに何時間かかるのかしら?と皆で並びながら心配しました。

にこやかにペンを持つフェドセーエフさんに片言のロシア語で感動とお礼をお伝えしたら、なんと、両手を差しのべて握手してくださいました! 感激です。
小山さん、今回もまた、素晴らしい演奏をありがとうございました。そして綺麗なサインを、いつも本当にありがとうございます。
とさまさんと同じく私も、小山さんと同じ時代に生きていることに感謝しています。
とさまさん、まじょるか魔女さん、ご一緒できて幸せなひとときでした。
また近くお会いできますように!
Date: 2015/06/03/16:13:00 No.4338


▲Top

リプライがうまく出来ない
オクターブ練習中
リプライがうまく出来ずに、同じ記事が出てしまいました。ほんとうにすみません。
Date: 2015/06/03/07:17:31 No.4337


▲Top

いま、じぶんが感じていること
オクターブ練習中
”小山実稚恵さん ”の目に映るじぶんは、どんなすがたをしているのだろう

そんなふうに思ってしまいます。

迷いに迷った前回の投稿から半年、いろいろなこたえが見つかってきたような気がします


ぼくは、ずっと、死んでいました。

目を開き、呼吸をし、時に笑い、時に涙を流しながら。

どうしてじぶんは「サイコパス」なんだろう、と

ずっと、そんなことを感じていたようにおもいます


5歳か6歳のときに、ふたつの悲しい出来事がありました。母親から、じぶんが出来てしまったから、しかたなく結婚をきめたんだ、ということを言われてしまいました。悲しかったのですが、これは、メディアを通して、じぶん以外にも、多くのひとが言われているように思いますし、男性は、女性が思わずこの言葉を口にしてしまうということを、案外、本能的に、知っているような気がします。きっと、それが、男性です。この言葉は笑って受け流していました。でも、1歳か2歳の子が遊びに来て、5歳か6歳のじぶんが無性に抱っこをしたくなって、抱っこがしたいとせがんだときに、絶対にダメ、と全否定をされてしまいました。落として怪我をしたら責任が取れないという理由なのですが、このとき、ひとが本来にもっている、ひとに触れていたいという願望を壊して、「サイコパスの自分」が出来はじめてきたように思います。それから、じぶんがすきになったものは、すべて否定されていったように思います。服も、やることもすべて。すきになったものがなくなっていく度に、きらいなもの増えていって、気がつかないうちにきらいなものだらけになっていました。このころには、もう、じぶんの意思は持てなくなっていて、言われるがままの言葉を、自分の意思のように言うじぶんが出来ていました。


そんなじぶんにも愛の季節は訪れてくるもので、若くて自由に行動できるようになり、からだじゅうから愛を欲しがる歳のころには
、愛するひとが出来ました。不器用で、一途で、全力で愛しました。しかし、全力の情熱は、熱が冷めると壊れてしまうものです。いつのまにか愛することが出来なくなってしまうという恋の悪循環で、愛は消えてしまいました。行き当たりばったりの情熱は終わりが早いことは経験で理解するものです。このとき真剣に’愛 ’に向き合っていれば、愛にも、生きることに迷わなかったかもしれないと思いますが、それをしなかったぼくの愛は、長い間、セルフコントロールになってしまいました。


多くの場合は、両親や、そばで見る大人の風景に、愛の手本を見るように思うのですが、自分の両親からはうまくは見つけられませんでした。じぶんの両親には、「恋心」がなかったように思います。情熱はいつか冷め、いつのまにか、すきだったひとのいやなところだけが目についてしまうのが情熱的な恋。この情熱的な恋の後には、「恋心」がいるのだと思います。「恋心」は、昨日よりも今日はもっと相手のことを好きになっていくという明確な意思としたいと思います。この想いが好きなひとに伝わるときに、”恋は愛にかわる ”のだと思います。


前置きが長くなってしまったのですが、”小山実稚恵さん ”の「 愛の夢 」を拝聴して、愛について考えてみました。



今回の”小山実稚恵さん ”「音の旅」仙台公演ほど楽しみに待つ機会はありません。すべてをきらいになったじぶんが、ピュアな気持ちで楽しみを待つというのは何年振りでしょうか。はじめて”小山実稚恵さん ”にした質問で、「どうして東京から岩手にまでピアノのレッスンのために通うのですか?」とじぶんの問いかけに、答えはいただけなかったのですが、いまのじぶんの気持ちが、東京から岩手へ向かう”小山実稚恵さん ”の気持ちと同じであったらと思うのです。こころのなかったじぶんにもう一度こころがもどってきたような気になります。それと”小山実稚恵さん ”の小学生だったころに鉄棒が大好きだったということがとても気になって、鉄棒が好きだったいうことですが、と問いかけたと思うのですが、そのときにはやはりといいますか、答えをいただけなかったのですが、ピアノを弾くことで疲労し固くなった腕の筋肉をほぐすのには鉄棒が一番いいかもしれない、と思うようになりました。自分の家の近くの体育館で、バーベルの棒を肩の高さに合わせ、手のひらを胸側に向けながら後ろへまわしてバーベルを握ります。しばらくすると、固くなった腕の筋肉が温かくなりながらほぐれていきました。

うれしかったです。”小山実稚恵さん ”の答えはどうなのだろうかと、とても気になります。


第19回 ”小山実稚恵さん ”「音の旅」
〜想い出のアルバム〜 イメージくくすんだ水色 〉:素朴な郷愁・心ほだされて

パンフレットの写真を見て、とても、綺麗だと思いました。これからくるあたらしい時間をみつめながら、過ぎていった記憶を浮かべるように思い出しているようです。どんな映像がうかんでいるのだろうと思ってしまいます。それから、音楽の友1月号の表紙をみたときには、これほどまでうつくしい女性がいるのかと思ってしまいました。女性のうつくしさは心身の充実からあふれてくることを感じてしまいます。。この表紙をみて、女性はいつだって今日よりも明日もっときれいになれると、そう思いました。


ここまで大胆になっていいものなのだろうか、と思うのですが、小さい頃にこころをなくして、過去を振り返ると ’ 後悔  ’しかないじぶんに、’ 人間らしさ ’ひとは恋をすることを想い出させてくれたのは、”小山実稚恵さん ”のピアノなのです。恋をするのに理由はいらない。ひとが恋をする理由は生きているから。ただそれだけの理由でいいはずなのに、じぶんはずっと恋をする理由を探し続けていたように思います。それから愛。ひとがひとを愛する理由も、生きているから。ただそれだけでいいはずなのに。恋や愛に迷ってしまうと、答えのない答えを探し迷ってしまうものです。ひとは生まれてから死ぬまで恋をしているとおもいますし、身体が子供でいることを許してくれなくなったときから、愛をもとめてしまうしまうものですが、サイコパスとはそのことが理解できなくなったひとのことを指すのでしょう。じぶんはこれとはちがうこたえを見つけなさいとずっと言われていたような気がします。


愛が最上であり、愛こそすべて、ということを、はじめて意識しました。じぶんのこれまでは、お金が最上で、愛は見つからないものだと思っていました。愛に溢れている人たちにはそれが見えていて、じぶんには、うまくコミュニケーションがとれなかったのだろうと思います。愛に溢れていた人たちから言われた言葉が、いまになって、思い出され、胸が痛いです。


ぼくが「 ベートーヴェンの皇帝 」を聴いて感じたことは、じぶんにうそをつくのはやめなければ、苦しいままだよ、ということでした。もうすべてがきらいになっていたというほんとうの気持ちに気がついたのでした。そして、じぶんに嘘をついていると、ひとにも嘘を吐いていることになるということにも気づかせてくれたのだと思います。これはそれまでのじぶんを全否定するもので、潜在下でいつのまにか刷り込まれていたお金が最上という考えを打ち消しはじめ、努力の継続なしにはいいものは存在しない、ということを、感じはじめていたのだと思います。


このような気持ちになり、とにかく前に進んでいこう、という気持ちになりました。本気であがいて、ピアノは、ようやく、薬指がうごきはじめて、ツェルニー30番で、なんとかひっかかりひっかかり弾けるようになり、40番で、31番と35番以降でできないなというところまできました。ここまでくると、もう半音階を理解していること、頭の中で鍵盤を鳴らして、記憶の中でピアノを鳴らしている状態なのだろうと。そしてじぶんはここまでかもしれないと思うようになりました。頭の中でピアノを鳴らすための譜読みは、いままで以上にかかるだろうということと、いままでのように、一生懸命ということではなく、たのしんで、よりいっそうの理解を深めて、ということが、必要なのかもしれないと思うのです。ようやく、耳に聴こえてくる音楽から、主音はどこかな、この音は主音からどれくらい離れているかな、Tかな、SDかな、Dかなと音を探しはじめてはいるのですが、いったん、自分はここまでなのだろうと。そこで、本気ってなんだろうというこたえは、生きている限り続けていくということだろう、ということにしてみました。期限までに集中して答えを出すというのが正解だと思うのですが、長い期間を使って答えを探してみるのも、本気としていいだろうと、思えるのです。答えの見つからない問いかけも多いですから。

生きることに迷ってしまってから、もうすぐで3年。ほんとうに迷いました。自分の本心を伝えていないとたいへんなことになるといわれているような気持ちになって、太宰治の人間失格を読んでみたり、ひとは愛さずにはいられないといわれているような気がして、シテール島を探してみたりと、この半年はじぶんにとって変化のときとなりました。迷いに迷って、あきらかに場違いなところに足を運んでしまい、この先どうすればいいのだろう、という気持ちもあるのですが、地方にいて、ハンドルネームという匿名性と、人を愛するという一番大切な気持ちに気がついたいま、思いのほか、じぶんを大胆にさせてしまいました。


ひとを愛し続けようという気持ちが出来ると、なにがあっても受け入れられるというメンタルになり、愛を膨らますことが出来るひとになれるのですね。次の日曜日の「音の旅」仙台公演がたのしみなのです。
Date: 2015/06/01/15:51:16 No.4333

Re:いま、じぶんが感じていること
とさま
オクターブ練習中様

仙台のとさまです。

小山さんは、少なくとも年に2回 音の旅の公演で仙台にお出でいただいてますね。私もその日を心待ちにして過ごしています。今回の演目の白眉はシューマンさんのフモレスケかな、と個人的に思っています。この曲には、人間の奥底にある深い悲しみや、溢れんばかりの音楽への愛情、様々な感情や情景が万華鏡のように変貌する、実にシューマンさんらしい作品ですね。シューマンさんの全てが織り込まれていると言っても過言ではないような気がします。

小山さんの演奏が映えると思います。

2015/04/11/06:14:24 No.4312 の投稿でTateさんが次のように仰っておられたのが強く印象に残っています:「念願のシューマン:ピアノコンツェルトでした。ピアノに向かう小山実稚恵さんは殉教者のようでした。これほどシューマンの音楽に魂を捧げたピアニストは、おそらくクララ以外にいなかったのではないでしょうか。そう思わせる春の夜でした。」。これは素晴らしいコメントですね。来る日曜日の仙台公演でのフモレスケの演奏も私達の魂を揺さぶるような素晴らしい音楽的体験を授けていただけることでしょう。

そして、今、小山さんが最も心を寄せていらっしゃるのではないかと想像させるシューベルトさんの最晩年の傑作ピアノソナタ群の冒頭を飾るハ短調のピアノソナタ!31歳という短い生涯を終えたシューベルトさんですが、私達を限りなく優しく包み込む音楽を書いて下さいました。 ハ短調という調性は運命的で暗い趣きもありますが、シューベルトさんが書くと、それは魂の安らぎのような音楽に聴こえてくるから不思議です。

シューベルトさんの即興曲集の小山さんの最新のCD演奏の素晴らしさから、今回のピアノソナタハ短調の演奏を聴かせていただくのが楽しみです。

音楽に関心のない人も世の中には大勢いらっしゃいますが、音楽が好きであるということ、小山さんの演奏が好きであるということ、これは本当に幸せなことだと思っています。作品の本質に迫る演奏は、聴き手を常に幸福に導いて下さるのですから。

それでは、仙台の会場でご一緒に小山さんの演奏を聴かせていただき、応援して参りましょう。

とさま
Date: 2015/06/01/21:08:16 No.4334

Re:のRe:
オクターブ練習中
リプライをしていただきましてありがとうございます。

”小山実稚恵さん ”」のファンサイトへの書き込みをさせていただくたびに出てくる自分のに深層心理に驚きながら、溜め息を吐き、自分を苦しめていた真実に、すこしずつ、気がついていきました。いまは、自分のなかでですが、自分を苦しめていたことの、本当の理由が、はっきりと自覚できたので、こころがまえを向いているように思います。

現実の逃避からはじまった自分のピアノですが、楽譜を観て、フレーズを捉え、楽曲全体の構成を把握し、実際に音を鳴らしてみて、演奏になるのか、ということを理解しますと、ピアノの演奏の難しさをあらためて再認識します。

こころの整理がほぼついたような気持ちのいま、”小山実稚恵さん ”の演奏を楽しみに集るひとはみんなが繋がっているのかもしれない、と思います。

ほんとうに、日曜日が楽しみです。
Date: 2015/06/03/07:02:49 No.4336


▲Top

「『音の旅』第19回レクチャー&サロン」のご報告
ぴあのふぉるて
5月24日(日)、渋谷Bunkamura オーチャードホール地下1階リハーサル室にて、「小山実稚恵の世界 第19回 レクチャー&サロン」が開かれました。お相手役 萩谷由喜子さんの素晴らしい進行で、プログラムに込められた小山さんの思いをたっぷり聞かせていただきました。当日のメモに基づきご報告いたします。

小山さんと萩谷さん、お二人ともイメージカラー〈くすんだ水色〉を取り入れた美しい装いです。
H:12年計画、よくそんな先まで…。素晴らしい、先見の明。
K:ついに最後の一本道に…
H:ゴールが見えてきましたね。
K:今回は30周年、30の変奏曲…「旅」と自分の活動が重なって…。
H:「想い出のアルバム」には小山さんのお気持ちが投影されているのですね。

導入のお話からバッハやシューベルトの紹介へとつながりました。
J.S.バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」、
シューマン:フモレスケ
H:最初に演奏するバッハの作品は、いろんな感情を表した曲。
3つ上の仲の良い兄がオーボエ奏者として遠方へでかけてしまう時の悲しい気持ち。「優しい言葉」「郵便馬車のアリア」「御者のフーガ」など、珍しく標題がついている。調性は次のシューマンと同じ変ロ長調。いつも調性を気配りされている…。
K:シューマンの「フモレスケ」も“揺れ動く心”がある。そこが感情的なバッハと通じる。バッハもシューマンも、小さな曲が並ぶ作品。大きな構造のものはプログラム最後のシューベルトのソナタ。
萩谷さんの解説によると「フモレスケ」とは、泣いたり笑ったり…様々な感情が入り混ざった状態をいうそうです。ウィーンで認められたい「シューマンの泣き笑い」を、小山さんがひとことずつコメントを入れながら、各章から少しずつ演奏してくださいました。
K:一番初めはシューマンが思いを馳せている〜 そのあと楽しくなって〜 ちょっとメランコリックになって〜 次は非常に悲しい〜 今度はちょっと安らいで〜 今度は燃えるような〜
また滅入りそうになって、最後は激しく…そこは、本番でのお楽しみに!(笑)
H:どの面もシューマンなんですね!

アルベニス:組曲「旅の想い出」第6曲「入り江のざわめき」
ショパン:ノクターン第17番
H:スペインといえば…どんな楽器を想像しますか? そう、ギターの音色。「入り江のざわめき」はスペイン、港町マラガのマラゲーニャ(民謡)をイメージした曲。
情景的なアルベニスから、晩年(といってもまだ30何才で…)のショパン作品へ、その心は? 
K:両方とも、出だしが自由な“アルペジオ”なんです。
(へええ。この二つはそういうつながりがあったのですね!)
小山さんがその出だしを演奏して聞かせてくださいました。
「同じ分散和音でも、これほど違うかと思うほど…」と萩谷さんもびっくりなさっていました。

シューベルト:ソナタ 第19番
H:シューベルト31才、不滅の傑作 三つのソナタの一つ…。
K:どこかに不安が漂う、ハ短調。
H:敬愛していたベートーベンが亡くなる。ベートーベンへのオマージュがあるんですか? 主題をいただいたりなんかしたのでしょうか?
小山さん微笑みながらピアノへ向かい、演奏でお答えくださいました。
32の変奏曲出だしのテーマ部分と、シューベルトのソナタ第1楽章出だしを比較して演奏。(演奏後、観客一同「おぉぉ」と感嘆する)
H:いい意味で、先輩の作品に敬意を表していることがわかる。
K:和音の進行、半音階。模したわけではなく、シューベルトの中に入っていて、自分の音楽として出てくる。
第2楽章は、優しいシューベルトらしい…。作品142-2に通じる。
第3楽章はメヌエット。第4楽章はかけぬける。生を急ぐような。

最後に、萩谷さんのリクエストに応えて小山さんが演奏してくださった曲は、アルベニス「旅の思い出」より「入江のざわめき」でした。
(すてき! 小山さん ギターも弾けるのね…)

質疑応答:
Q1:(皆さま静かなので、私が口火を切って…)
小山さんの新譜「シューベルト:即興曲集」を聴くのが日課です…
楽譜のバージョンには流行りや好みがあるのでしょうか?
A1:解釈によって色々あります。どれが正しいというわけではなくて。私の使ったのはベーレンライター版です。 
Q2:リサイタルの曲と色について、どういうふうに決めたのでしょうか。
A2:最初にイメージしてもらうと楽しいと思いました。コンチェルトでは以前からドレスの色を決めていました。チャイコフスキーなら、意志の強い色、モーツアルトならパステルカラー、とか。リサイタルでは、初めてです。
Q3:30周年記念演奏の抱負は?
A3:こんなくらいで30年たってしまった。シューベルトの31歳との違い…情けない。うふふ(と苦笑なさっていましたが、小山さんは本当にどこまで謙虚でいらっしゃるのでしょう!)
馴染みの深い好きな曲、ラフマニノフとショパンの作品を。
新譜CD…実は、こういう曲が好きで…。秋、バッハ30の変奏曲は意義が深いと思っている。(そういう作品を)ぽんぽんと置いたんです。

レクチャー終了後、全員で記念撮影。
サロン会では、ドリンク、サンドイッチ、プチケーキなどをいただきながら、小山さんと皆様とご一緒に幸せなひとときを過ごしました。

小山さん、萩谷さん、過密なスケジュールの中、貴重なお時間を割いてお話ししてくださり誠にありがとうございました。
来月のリサイタル本番を楽しみにしております。
Date: 2015/05/29/11:13:14 No.4330

Re:「『音の旅』第19回レクチャー&サロン」のご報告
とさま
ぴあのふぉるて様へ

レクチャー&サロンのご報告を大変興味深く拝読させていただきました。実際の公演の前に、こうした機会を通じて、小山さんのお考えを知ることができるのは、本当に貴重です。本公演での演奏を聴かせていただく際に、参考になります。有難うございます!

私は、シューマンの作品の中では、ダヴィド同盟舞曲集が一番好きですが(もちろんあの幻想曲やクライスレリアーナー、謝肉祭、交響的練習曲・・・も大好きです)、フモレスケも小山さんが仰られるようにシューマンの「揺れ動く心」がある名曲ですね。

昨今、YouTubeで同曲を鑑賞できますし、譜面付の演奏画像もありますので、事前に聴きこむと、きっと小山さんの実演に接したときに最高!となること請け合いです。

シューベルトのお話も興味深いですが、ぴあのふぉるてさんの楽譜のバージョンの質問は私も聞きたかった質問でした!ショパンのピアノ協奏曲のCDで小山さんはパデレフスキー版ではなく、エキエル版で演奏されていましたよね。シューベルトではベーレンライター版。「解釈によって色々あります。どれが正しいというわけではなくて。」とお答えになった小山さん。楽譜の大好きな小山さんらしいお答えで、柔軟なお考えに嬉しくなります。

この日曜日の仙台公演を聴かせていただくのが益々楽しみになりました。

皆様、どうぞお元気で。

とさま
Date: 2015/06/02/20:14:31 No.4335


▲Top

音楽誌情報をお届けします。
ぴあのふぉるて
こんにちは。緑が眩しい季節ですね。
皆様お元気でお過ごしでいらっしゃいますか?

このところ小山さんの新譜「シューベルト:即興曲集」を聴くことが日課となっておられる方も多いことと思います。私もその一人です。ぬくもりのある音色が心に沁み入りますね。優しくて寂しい、美しくて切ない、あぁ…。
そして昨夜、ソニーミュージックさんより素敵なお知らせメールが届きました。
以下、メールより転記します。
「レコード芸術」6月号
・最新アルバム「シューベルト:即興曲集」が今月の特選盤ディスクに選ばれました。
・対談シリーズ「音語りー小山実稚恵と仲間たち」第9回
 小林道夫さんをゲストにお招きし、「私の好きなシューベルト」をテーマにした対談が掲載中。
(小山さん、すごい! またレコ芸特選盤に選ばれたのですね! 「ヴォカリーズ」、「シャコンヌ」に続く特選盤選定。ほんとに素晴らしい。おめでとうございます。「レコ芸」は本日5/20発売、ですね!)

それから、下記のとおり、他の音楽誌の記事情報をお届けいたします。

・「モーストリー・クラシック」6月号
p.90 「ピアノと私 第13回:シューベルト『即興曲集』レコーディングについて」 
冬の大賀ホールでの録音、特に楽器との出会いを丁寧にお話しくださっています。録音現場に立ち会えたような、臨場感あふれる文章です。
あの美しい、ぬくもりのある音色の秘密が解き明かされて、感激しました。
シューベルトの「即興曲集」と、今の小山さんと、故・大賀典雄氏の楽器。
この美しい出会いに感謝いたします。

・「音楽の友」6月号 
p.33「祝!小山実稚恵 皇后陛下も行啓された デビュー30周年記念演奏会〜春〜」
4月18日記念演奏会のすてきな報告記事です。ご執筆は萩谷由喜子さん。
当日の幸せな興奮がよみがえりました。

・同じく「音楽の友」6月号 p.42〜45「脱力の極み」
今回のゲストは岡崎朋美さん(元スピートスケート選手)。
本番に向けての調整、リンクの調整とピアノの調整、「勝負勘」、などについてお話しになっています。
バックナンバーになりますが、前回:5月号 p34〜37 は、原田雅彦さん(元スキージャンプ選手)。札幌で対談が実現したそうです。
ジャンプの踏切、ピアノの発音、ともに“点”をうまく捉えることが大事なのですね。
運や力を引き寄せる「特別なセンス」や「リズム」は、お二人に共通する資質ではないでしょうか?

・「音楽の友」6月号 News & Information(雑誌後ろの方)
Scramble Shot TOPICS のページに「小山実稚恵が日本センチュリー響アーティスト・イン・レジデンスに就任」の記事。「日本のオーケストラでは初めての試み」とのこと。
小山さん、ご就任まことにおめでとうございます。

・「ショパン」6月号
p.20 ピアニストに聞くチャイコフスキーの魅力〜「ゴージャスで、素朴なのが不思議です」 チャイコフスキーの作品のどこに惹かれるのか、小山さんが細やかにお話しなさっています。
p.62 小山さんがプロデュースされている『こどもの夢ひろば』(8月1日、2日に開催される体験型イベント)記者発表の報告記事。
小山さんの思いが込められたイベントで“本物”に触れる体験をする子どもたちは幸せですね。ご成功を心よりお祈りしています。

番外:同号「おたよりカフェテラス」に拙文が載りました。
今回のテーマは「私が持っているお宝音楽グッズ」。音楽評論家 萩谷由喜子さんのご著書「田中希代子〜夜明けのピアニスト」について書きました。
小山さんの新譜「シューベルト:即興曲集」の解説も萩谷さんのご執筆ですね。

以上、ご参考まで。

追伸:もう一つ「音楽の友」6月号 p.186 にも、体験型プロジェクト「こどもの夢ひろば“ボレロ”〜つながる・集まる・羽ばたく〜」の記者発表(4/22)の報告と、イヴェント内容を紹介する記事が掲載されています。

Date: 2015/05/20/15:21:00 No.4328

Re:音楽誌情報をお届けします。
とさま
ぴあのふぉるて様へ

とさまです。

いつもいつも貴重な小山さん関連の情報を整理してご提供いただき、本当に感謝しています。一つ一つの情報に対し、それぞれ要点をわかりやく記述いただき、親切極まりないです!大芸術家であられる小山さんのアーカイブの蓄積作業のようなものですね。「こどもの夢ひろば“ボレロ”〜つながる・集まる・羽ばたく〜」のために、小山さんは8月1日〜2日に仙台にお越しになられます。これに合わせて、8月1日に30周年記念コンサートを開催していただくことになっています。ラヴェルピアノ協奏曲及びラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に加えてオーケストラでボレロ演奏が入ります。楽しみにしています(ご紹介いただいた雑誌の記事が参考になります)。

本当に有難うございました。 とさま@仙台
Date: 2015/05/27/18:19:48 No.4329


▲Top

「音の旅」第19回〜想い出のアルバム〜
実稚恵さまの微笑み

昨秋の第18回プログラム〜粋な短編小説のように〜を最後の北九州公演で聴いて、半年の月日が流れました。
春の訪れから初夏の風情が感じられる、5月半ばとなり、今回の音の旅のイメージカラーのような、灰色の雲が広がる博多の街で、全国の先陣を切って第19回「音の旅」が始まりました。
今回より、九州は福岡での1回限りの公演になったせいか、たくさんのお客さんがいらっしゃりホールは満席となりました。

実稚恵さまは、水色や藍色の細い筋と煌めく白金色の線が淡青色に配された、落ち着いた色調のドレスでステージに立たれ、今回の演奏の解説をしてくださいました。
音の旅も、あと3年6回となり、プログラムの進行とともにご自分も歩まれてきたこと。今年は、デビュー後、30年を迎え、秋のプログラムでは、30の変奏曲のゴルトベルク変奏曲を配するなど、30がキーワードになっていること等をお話くださいました。

本日のプログラム

バッハ カプリッチョ 変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちに寄せて」
シューマン フモレスケ 変ロ長調
休憩
アルベニス 組曲「旅の思い出」より第6曲「入り江のざわめき」
ショパン ノクターン 第17番 ロ長調
シューベルト ソナタ 第19番 ハ短調
アンコール
シューベルト 即興曲 作品142−2
ショパン ノクターン 遺作 第20番 嬰ハ短調
シューベルト 即興曲 作品90−2

舞台の照明がリセットされ、スポットライトを浴びた実稚恵さまのドレズが一段と鮮やかに輝きます。
今回の演奏は、静けさ悲しみを感じられる曲が多かったように思います。また、実稚恵さまが、「この時期に一緒に過ごすことができる幸せを感じている」シューベルトがプログラムの中心となった構成でした。

バッハは、静かな小粋さのきらりと光る古典の作品でした。古楽器を思わせるトリルが印象的です。2曲目のシューマンは打って変わって、多彩な曲調が目まぐるしく変化するまさにシューマンワールドを感じさせる作品でした。
休憩後のアルベニスは、旅の途中で想い留まって、昔を回顧しているような風情。南国の哀しさとでも言う感じでしょうか。
そして、ショパン。かってNHKの名曲アルバムでも実稚恵さまの演奏でとりあげられた名曲です。ノアンの風景とサンドからの決別の言葉。放送で流れた映像を思い浮かべながら聴きました。乾いた透き通った悲しみ・・。この曲を聴くといつも、そのように感じます。最終曲のシューベルト。ベートーヴェンを敬愛していたシューベルトが亡くなる直前に書かれた3つのソナタの1曲目で、死の予感も感じながら作曲されていたのでは。。と実稚恵さまが演奏前に解説してくださいましたが、歌曲王と呼ばれたシューベルトの曲とは思えないほど、厚く力強い大作でした。その中では、彼の描く「美しさ」が表現された第2楽章がとても印象に残りました。何か急き立てられるような第4楽章で終曲を迎えました。
さて、プログラム終了後のアンコールとなります。いつも、今回は、何の曲を弾いてくださるのだろうとわくわくします。どなたかが、書かれていましたが実稚恵さまの演奏会は、アンコール込みのプログラム(第3部の趣きとでも言うのでしょうか)だと本当に感じます。ありがとうございます。

とても久しぶりに聴いた、ショパンのノクターン遺作の前後を、実稚恵さまの発表された最新CDと、心酔されているシューベルトの即興曲で演奏してくださいました。心に沁み入るような美しい作品142−2、そして最後に苦しさの感情が爆発するように感じる作品90−2。満員の聴衆の万雷の拍手で、今演奏会も幕となりました。

今回も、素晴らしい演奏をありがとうございました。
残り5回のプログラム。私も、あと2年で定年を迎えます。実稚恵さまと全力で「音の旅」を続けていきたいと思いながら会場を後にしました。(ホールを出ると天気も回復しており、日がさしていました。実稚恵さまのお蔭です。)

Date: 2015/05/17/08:41:46 No.4326

Re:「音の旅」第19回〜想い出のアルバム〜
ぴあのふぉるて
実稚恵さまの微笑みさん、いつも丁寧な温かいレポートを拝見させていただき、誠にありがとうございます。実稚恵さまの微笑みさんのお気持ちが静かに深く伝わる 素晴らしいご投稿を拝見して、小山さんのお話や演奏の情景を思い浮かべました。”第3部”も、毎回ほんとに楽しみですね。
また、facebookの動画で、小山さんのお話(曲目紹介)を嬉しく拝見しました。来月の東京公演までに予習をして、小山さんの思いの込められたリサイタルをしっかり味わいたいと思います。
Date: 2015/05/20/14:58:48 No.4327


▲Top

お誕生日 おめでとうございます。
ぴあのふぉるて
小山実稚恵さま
お誕生日 おめでとうございます。
小山さんの音楽と笑顔が大好きです。
これからもますますお元気でご活躍くださいませ。
 
Date: 2015/05/03/00:35:15 No.4324

奇跡の始まりの日。
まじょるか魔女
小山実稚恵さま、お誕生日おめでとうございます✿✿
新緑が瑞々しいこの季節、
小山さんのお好きなグリーンに生命の息吹を感じます。
これからも、音の花をいっぱい咲かせてください。
お身体を大切に、ますますのご活躍をお祈りいたします。
Date: 2015/05/03/23:21:30 No.4325


▲Top
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42][43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100]

TOP Admin
 ★ Produce by Masato ★