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8/29コンサート
土の器
先日のみなとみらい、思い切って出かけました。私事で誠に恐縮ですが、この夏、91になる母を見送りました。無宗教ながら、七七忌位まではコンサート等控えようと思っていたのですが、7/4川ミューザを母の入院で急にやめたこともあり、思い止みがたく、残り僅かのお席(5〜6席位)があることを確かめ、出かけました。当日朝、まだためらう気持ちもありましたが、ふと、「そうだ、母にも聴かせよう」と思いつき、装身具加工用に取り分けてあった、ごく少量の母の遺灰をハンドバッグにしのばせ、伺った次第です。結果は、やはり出かけて良かった、に尽きます。
シューベルト即興曲90シリーズは、50年以上前に私が、又25年位前に娘が習った曲、母にとって、下手くそなピアノ練習に悩ませられながらも、二度も聴かされた思い出の曲でした。先ず一番目のOP90-3ですが、全く自己中心な解釈ですが、逝きし人を送るにふさわしい、懐かしさの詰まったスーベニールそのもの、小山さんの柔らかな感性に、こみ上げてくる涙をこらえることができませんでした。母の事がなかったとしても、篠村様がおっしゃる<シューベルト即興曲から、これほど心象風景を感じたことはなかった。彼女の詩的感性が、その曲順の妙とビロードのような弱奏によって体現された演奏だった。>、まさにその通りでした。またOP90-2の、ころがるように半音階で上行するところでは、なぜか「子犬のワルツ」が思い起こされ、ちょっとしたお茶目、思わず微笑みたくなる小山さんの愛らしいお人柄そのもの、と感じました。「エステ荘」では、暫く前にTVでその噴水を見た事と相まり、前回より鮮やかにお聴きすることができました。またプログラムで萩谷様から、<「水の戯れ」や「水の反映」にも繋がっている、イエスの言葉『だれでも私の水も飲むものは・・・』>と、お教え頂き、演奏以外の部分でも、とても嬉しく楽しませて頂きました。光を受け、また命あるかのように揺れきらめくエステ荘の噴水、微妙なところをあますところなくピアノを通して語りかけて下さり、機会がありましたらまたお聴きしたいと思いました。アンコール曲「グラナドスのスペイン舞曲アンダルーサ」では、左手の刻む微妙なテンポのゆれが大変心地よく、ただただ聞き惚れておりました。
 母の介護や看取りで、後悔多々の私ですが、小山さんの演奏を通して、至福の時を頂き、更にこれからなすべきことに一歩踏み出す勇気を頂きました。シャコンヌが聴きたくて伺ったのですが、結果的に全てに魅せられてしまいました。小山さんをこよなく愛される皆様と同じ空間で過ごせたことも、静かな喜びです。素晴らしい演奏を、本当に有難うございました。

Date: 2015/09/02/17:38:24 No.4387

Re:8/29コンサート
まじょるか魔女
土の器様へ

この夏にお母様は天国に旅立たれたのですね。
謹んでお悔やみを申し上げます。
お母様は横浜の会場で、心は 土の器様と共にいらっしゃったことと思います。
シューベルトを聴かれて「懐かしい曲ね」と 土の器さんとお嬢様の練習を見守られた日を
思い出されたことでしょう。
スーベニールのような想い出の箱を一緒に開けられたのですね。
「小山さんの演奏を通して、至福の時を頂き、更にこれからなすべきことに一歩踏み出す勇気を
頂きました。」との 土の器さんのお姿に、お母様は喜ばれていることと思います。

ご投稿を拝読して、“moved(感動する)”という言葉が想起されました。

ぴあのふぉるてさんの「小山さんの『シャコンヌ』を拝聴すると勇気がわきます。」、
「(英雄ポロネーズの)活力みなぎる大胆な演奏は、もう何も怖れずに進みましょう!という
メッセージに聞こえました。」のご感想の通り、
小山さんの演奏は弱音であってもただ優しいだけではない芯をもった勁さがあり、心を衝き動かされ、一歩前に踏み出そうという勇気をいただきますね。
それは 篠村友輝哉さんの仰る「隠れた表情」を求める心の潜水の動きにより
増幅されるのではないでしょうか。

「シャコンヌが聴きたくて伺ったのですが、結果的に全てに魅せられてしまいました。」
土の器さんのこのお言葉、深く頷きました。
小山さんの演奏会の帰り道は微笑みと温かいパワーで満たされますね。

お母様のご冥福を心よりお祈りいたします。
Date: 2015/09/03/00:48:56 No.4388


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隠れた表情
篠村友輝哉
表情は、それを見る角度によって見せるものが変わると感じることがある。近くで見る海と、高所から見下ろす海では、その広大さや水面に反映する光の様相も、それぞれ違って目に映るだろう。普段はいつもにこにこと微笑んでいる人のことを、ななめから見つめるとその笑みに憂いを見るかもしれない。
横浜みなとみらいホールで開かれた小山さんのリサイタルでは、作品のもつ世界の多様さを、その演奏と配列によって感じさせてくれた。
例えば、シューベルトの『即興曲作品142−1』の悲しみの底を綴るその余韻のなかから、『即興曲作品90−4』のあの下降音型が精妙なピアニッシモで奏でられると、一枚の枯葉がひらひらと舞い散る情景が浮かび、そこに自身の儚い心情が投影されていくように感じられる。また、その次の『即興曲作品90−2』では、流麗な音の連なりが、あたかも光の粒の如く降り注ぐ。シューベルトの即興曲から、これほど心象風景を感じたことはなかった。彼女の詩的感性が、その曲順の妙とビロードのような弱奏によって体現された演奏だった。
後半のショパンの演奏でも、定番の名曲がショパンの音楽の様式のなかで新鮮な表情を見せる。あの『ノクターン第2番』が、夢見るような表情で奏でられると、飽きるほど聴いてきたこの作品に、かくも豊かな情感が込められているのかという思いになる。『ポロネーズ第6番』の勇壮さや誇りだけでなく、そこに隠された哀しみや詩情を高らかさのなかに滲ませてゆく。小山さんがこれらの作品にそのような世界を付け足しているのではなく、ショパンのその作品の中にそのような深い世界があるのであろう。だからこそ、ショパンの音楽の枠を超えてしまうことは起きない。
アンコールで弾かれたアルベニス『パヴァーヌ・カプリッチョ』。これ以上ないほどのデリケートかつチャーミングな演奏を聴いていて、同時に静かに寂しさが胸に沁みた。お金欲しさのために書かれた小品だが、零れるような心情はアルベニスの寂しさそのもの。チャーミングな微笑みの裏に、胸がきゅっと詰まるような切なさを垣間見た。
Date: 2015/08/31/09:34:30 No.4386


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祝 デビュー30周年記念リサイタル @横浜みなとみらい大ホール
ぴあのふぉるて
昨日は本当に素晴らしい演奏会でした。
小山さんの演奏模様、ピアノの音色、聴衆の反応など、すべてが刻々と移りゆく様に、ピアノリサイタルが生のステージであるということを、改めて強く感じ、生演奏の醍醐味を大いに味わいました。

薄萌黄色のドレスで登場された小山さんは、まず初めにシューベルト即興曲 作品90-3を演奏なさいました。
小山さんが「ナイーブの結晶」と表現された、小山さん最愛の曲。その曲から始まる、この上なくありがたいプログラムですから、感動もひとしおです。唾をのむのもはばかれるくらい、密やかで柔らかいピアニッシモの得も言われぬ美しさ…。
小山さんの思いが優しく心の奥まで届きました。

一旦ステージを下がって戻られてから、シューベルトの即興曲が三つ続きます。(リサイタルではいつも最初の曲の後、一旦退出されますね。素敵な演出だと思います)
作品142-1は、先ほどの静かな曲と対比をなすような力強い出だしが印象的でした。この曲を生で拝聴できて嬉しい。
小山さんはこの作品と次の二つ(作品90-4と90-2)を一連の流れで演奏なさるおつもりだったと思いますが… 小山さんのプログラム構成に慣れていらっしゃらない方も多かったようで、客席からは各曲の演奏が終わるごとに拍手がわきおこりました。(小山さんの素晴らしい演奏に思わず拍手を贈りたくなるのは自然なことだから責められないなぁ、と思いつつ…)音楽の流れを遮る拍手が小山さんの調子をわずかに狂わせてしまったような気がして、残念でした。(あるいはもしかすると雨による、楽器の状態の影響もあったかもしれませんが…)
しかしそんな状況においても、小山さんは聴衆の気持ちをそのまま受けとめてくださいます。142-1を弾き終えて90-4に入る前、小山さんはじっと手を鍵盤の上にかまえたまま拍手が静まるのを待ち、また、その演奏が終わった時の大きな拍手に対しては、座ったままにこやかに会釈をされたのでした。小山さんの冷静さと寛大さに感じ入りました。

そして「シャコンヌ」が素晴らしかった!!
優しいシューベルトと力強いバッハ。趣の異なる作品が組みあわされることで、その魅力がいっそう浮き彫りになるのですね。工夫されたプログラム構成もまた、小山さんのリサイタルの大きな魅力の一つだと思います。
力強い和音がパイプオルガンに共鳴するように鳴り響き、見事でした。厚みのある響き、テンポの揺れ、静寂の瞬間など、いくたびも心を奪われました。
小山さんは過去の演奏に安住せず、日々精進されているんだと感じて、胸を打たれました。小山さんの「シャコンヌ」を拝聴すると勇気がわきます。
会場はものすごい拍手と熱気に包まれました。

休憩後は、リスト作品が二つ。「愛の夢」第3番と、巡礼の年第3番より第4曲「エステ荘の噴水」。愛らしさと、美しい煌めきにすっかり心を奪われました。
終演後、とさまさん初めファン仲間の皆様とのオフ会で、小山さんのリスト演奏をもっといっぱい聴きた〜い!と盛り上がりました。

それからショパンのノクターン作品9-2。
耳馴染みのある曲ほど、小山さんが演奏されると新鮮に聞こえて不思議だ。これは親しいファンの間で通説になっている真理なのですが、この作品も、やっぱりそうでした。甘くなりすぎず、ステキですね。
続いて「ポロネーズ第6番」。
勇ましい音楽を一心に表現なさっているお姿に胸を打たれます。ショパンの祖国への思いに、小山さんのこれからの30年への決意が重ねられたような、力強さを感じました。
この曲は小山さんが被災地の体育館などで演奏なさる曲ですね。そのことを思い出し、さらに感銘をうけました。活力みなぎる大胆な演奏は、もう何も怖れずに進みましょう!というメッセージに聞こえました。

そして、プログラム最終曲目は、ショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」
滑らかで穏やかな曲想の前半も、華やかで輝かしい後半も、まことに素晴らしい演奏でワクワクしました。美しいショパン音楽の真髄に迫る小山さんの潔い演奏、大好きです。

ブラボーと盛大な拍手に応えて、いよいよ第三部のアンコールが始まります! それは、シューベルトでもバッハでもショパンでもなく、なんと、スペイン物でした!
グラナドス「スペイン風舞曲」より第5番「アンダルーサ」。
おぉ。これは、しびれますね。ふいに運ばれてきた、どこか懐かしさを含んだような南欧の香り…。
次は、情熱と哀愁あふれる、アルベニス「入江のざわめき」。
ここ横浜みなとみらいに合わせた選曲でしょうね。小山さんの温かいお気遣いと弾けるリズムに再び感動。会場の興奮は最高潮に達しました。
これでお開きと思われましたが…なんと、今回も3曲目がありました! それは、アルベニス「パヴァーヌ・カプリツィオ」。
可愛らしい小山さんのお人柄と一致するチャーミングな作品は、最高の贈り物となりました。
(友人は小山さんの弾かれたこの小品に惚れて、次に買うCDは「恋は魔術師」(FAVORITE SPANISH PIANO WORKS)に決めたようです)
小山さんのアンコールにはいつもハッと息をのむのですが、今回は3曲ともスペイン物でそろえるという斬新さ! しかも、それ以外には考えられない完璧な選曲なのですから、あぁ、もうほんとに楽しかった!

小山さん サイン会も開いていただきどうもありがとうございました。
どうぞお身体お大事に、各地での演奏活動をがんばってください。
Date: 2015/08/30/18:45:03 No.4385


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良い一日でした!
満井 秀和
今日みなとみらいホ―ル、行きました。とても感動しました。ありがとうございました。同じ歳で、また盛岡で暮らしたこともあり、誠に勝手な話しで恐縮ですが、いろいろな面でとても共感しています。今日のアンコールの最後の曲はなんと言う曲ですか?今50の手習いで、中学でやめてしまったピアノをまた習いに行っています。あの曲、是非弾きたいと思いました。楽しくて素晴らしい演奏だったと思いました。とても良い一日になりました。ありがとうございました。
Date: 2015/08/29/23:01:14 No.4383

Re:良い一日でした!
とさま
満井秀和様

仙台のとさまです。
小山さんが最後にアンコールで演奏されたのは、アルベニス作曲のパバーヌ・カプリッチョという曲です。

小山さんの初期のCD「ファリャ:組曲「恋は魔術師」/スペイン・ピアノ名曲集」に収録されています。また、「小山実稚恵 国民楽派ピアノ・セレクション」の中にも収録されています(同じ音源)。このファンサイトのDISCOGRAPHYをご覧いただくと詳しい曲目のリストも載っています(今でも手に入ります)。

私も本日仙台から駆けつけて聴かせていただきましたが、満井さん仰るように本当に素晴らしい演奏でしたね。盛岡で暮らされたことがあったんですね。小山さんは仙台でお生まれになり、盛岡で高校位まで過ごされたんですよね。

きょうは同じ会場でご一緒に小山さんの素晴らしい演奏を聴くことができて嬉しいです。

またいつか会場でご一緒できるかもしれませんね。

とさま
Date: 2015/08/30/00:25:34 No.4384


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音楽誌に掲載された小山さんの記事のご紹介
ぴあのふぉるて
残暑お見舞い申し上げます。
皆様お変わりなくお過ごしですか?

今日は音楽誌に掲載された小山さんの記事をご紹介いたします。
投稿がすっかり遅くなってスミマセン…。ファンサイトfacebook掲載情報と重複してしまうものもありますが、あしからず。

『音楽の友』8月号p.32-35 対談「脱力の極み」vol.8
お客様は水泳コーチの平井伯昌(ひらいのりまさ)さん 
(東洋大学法学部准教授、水泳部監督)
小山さんはゲストの方々のご活躍や功績について、本当によくご存じでいらっしゃいますね。研究熱心な小山さんの対談冒頭のお言葉は、毎回、ゲストの方への敬意と好奇心にあふれています。
今回は、平井コーチが北京オリンピックの決勝の前に北島康介選手へかけた言葉=「勇気をもって、ゆっくり泳げ」の背景について、無理なく自然な流れでお話を引き出しておられます。言葉で伝えることの難しさのお話が、小山さんと調律師さんの「阿吽の呼吸のようなもの」のお話へとつながるところも嬉しく拝見しました。

『音楽の友』8月号 p.181 Concert Reviews
鍵盤 舘野泉 p 「舘野泉左手の文庫(募金)応援プロジェクト」
6月3日 東京オペラシティの演奏会で、小山さんは舘野さんと3手連弾をなさいました。萩谷由喜子さんの歯切れの良いすてきなご執筆に当日の感動がよみがえります。

『音楽の友』9月号 p.26-29 対談「脱力の極み」vol. 9
お客様は元マラソン選手の高橋尚子(たかはしなおこ)さん
(スポーツキャスター、マラソン解説者)
本番前・本番中の集中力、調子の良さと邪念、繊細な楽器と靴の問題、など、お話が気持ち良く展開してゆきます。小山さんと、小山さんの問いに的確に、思いやりをこめて返答される高橋さん。(高橋さんは中3までピアノを習っていらしたのですね!) お二人の素敵な対話を嬉しく拝見しました。
また、毎回、対談の最後に載せられた小山さんの一言を楽しみにしております。
今回、高橋さんの印象について書かれた文中、「走ること」を「弾くこと」に、「マラソン」を「ピアノ」に入れ替えてみると…それは小山さんご自身のお姿そのものですね。→「弾くことが好きで好きで、たまらなく大好き。ピアノを弾くために生まれてきた人、それが小山実稚恵さんなのだと思いました。」…
楽しみながらご自分の道を極めてこられた高橋さんと小山さん、お二人の笑顔が素敵です!

『ショパン』8月号 p.52 Stage
「小山実稚恵 工夫されたプログラムを、ドラマティックに表現」
6月27日、オーチャードホール 演奏中の小山さんと、ステージに飾られたテーマカラーのお花(写真)が美しい。対談「脱力の極み」の取材や、リサイタルシリーズお知らせチラシの文章などでおなじみの片桐卓也さんが、温かな筆致で報告なさっています。

関連記事として、同じく『ショパン』8月号 p.103 Information
REPORT「小山実稚恵さん 演奏会後のスペシャルイベント」
6/27は、初回から今までの各回の美しいポスターとテーマカラーの小冊子、ステージ風景写真の展示、収録映像の放映などもあって、ほんとに「小山さんのテーマパーク」のようでした。

『モーストリー・クラシック』9月号 p.96
「ピアノと私」第16回 〜鮮やかなリスト〜
作曲家リストは人間味のある“いい人”だったのですね。リストへの敬愛にみちたご執筆を拝読して、いつぞやの杉並公会堂のプレトーク質疑応答の場面をふと思い出しました。(小山さんが結婚してみたいと思う作曲家は誰か?という珍問があり、小山さんは、引っ越しの多いベートーヴェンは無理、美意識が高いショパンも無理。だけど、面倒見のいいリストならいいかもしれない…というようにお答えになったのでした)
作曲と演奏活動に加えて、指揮と後進の指導もおこなった多才なリストを讃えて、小山さんご自身のついては、「私などはピアノだけ弾いているのに、「リストの膨大な作品の中の「超絶技巧練習曲集」の1曲を弾くだけで、四苦八苦しているのですから困ったものです。」などとおっしゃって…。四苦八苦だなんて、まさか。小山さんてどこまで謙虚なのでしょう。
小山さんのお話からは、その作曲家の人となりが生き生きと伝わり、作品にもいっそう興味がわくようになりますね。

『モーストリー・クラシック』10月号 p.89
「ピアノと私」第17回 〜猫と犬で音楽家!〜
今回はペットのお話。小山さんが長年一緒に暮らしたルビンとマルコ、それから3歳半になったララちゃんが登場します。
「従順」で「誠実」な犬と、「自分のやりたいことを当然のようにやりきってしまう」「したたかで柔軟な…」猫。こんなふうに、犬と猫の性質をも音楽家の演奏と結びつけて考えてしまうのが小山さんらしくていいなぁ、と思います。
「犬のように誠実に練習を積み、猫のように自由な心で演奏ができたら、なんと素晴らしいことでしょう」としめくくられていますが、小山さんは、小山さんの思い描くこの犬と猫の構図を、もうすっかり実現なさっておられるのではないでしょうか? ララちゃんもきっとそう感じていることでしょう。

番外:
『ショパン』9月号 読者の投稿欄「おたよりカフェテラス」に拙文が載りました。今回のテーマは「ショパンコンクール目前! 私のイチオシコンテスタント」です。
投稿時、応援したい出場者はまだ決まっておりませんでしたが、2010年に審査員をなさった小山さんのお言葉をさり気なく盛り込んだところ、採用されました。

以上、バックナンバーになってしまった号もありますが、ご参考まで。

明日、横浜みなとみらいの演奏会を楽しみにしております。
Date: 2015/08/28/14:12:14 No.4381

Re:音楽誌に掲載された小山さんの記事のご紹介
とさま
ぴあのふぉるて様へ

いつも大変わかりやすく、小山さんに関係する情報をご提供いただき感謝しています。一つの記事として纏めていただけると本当に助かります。また一つ一つの記事に、小山さんに対する尊敬と愛情を感じさせる寸評までつけていただき、ファンの皆様にとって大変有難いことです。

私が尊敬して止まない萩谷さんもしばしば登場されるのも嬉しい限りです。

ご無理のない範囲で、今後ともよろしくお願い致します。

とさま より
Date: 2015/08/29/12:48:03 No.4382


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ピアノとオーケストラの幸せなマリアージュ 
まじょるか魔女
田舎では鈴虫やコオロギの合唱が始まり、秋への移ろいを感じるこの頃です。

夏真っ盛りの8月16日、「ピアニスト」さんの予告にワクワクを募らせながら、皆さまと同じく、
小山さんとN響のチャイコさん1番、録画で拝見しました。
5月に兵庫県立芸術文化センターで同曲を拝聴しましたが、今回はTV画面から
小山さんの表情や手元の動きが伝わって、再度かけがえのない演奏をかみしめることができました。

終楽章クライマックス前の 小山さんの表情!
音楽への憧れと積み重ねられた思いが天空を昇るように晴々と目線を上げられ、直後に潔く両手で鍵盤に楔を打ち込まれる力強さ。
この箇所があまりに素敵で、追体験をしたくて何回も再生してしまいました。

フィナーレの旋律では、ピアニストによってはスポーティブにラストまで一気に駆け抜ける演奏もありますが、
小山さんは下降してからの折り返し点で、今一度オーケストラと呼吸を合わせようとされているように感じました。

土の器さんが仰るように、冒頭のインタビューも印象的でしたね。
ピアノ協奏曲は「ピアノとオーケストラ」という図式ではなく、
両者がなくてはならない存在として融合している幸せな音の世界なのですね。シャガールの絵を連想します。
終演後の 小山さんのチャーミングな表情もアップで拝見できて、またも惹きこまれました。
ジョン・コールドウェルさんのお言葉通り、この演奏会映像を視聴して、
実際に 小山さんの演奏会に行ってみたい!と思われる方はきっと多数いらっしゃるでしょうね。

まさとさん、貴重な情報を本当に有難うございました。
Date: 2015/08/23/00:19:28 No.4379

「クラシック音楽館」画面に釘付けになりました 
ぴあのふぉるて
小山さんのN響定期公演の記録映像、本当に素敵ですね。
まさとさん、ピアニストさん、番組のご案内をありがとうございました。
少し前からテレビ内蔵の録画機能が気まぐれを起こすようになったので、今回、新しいブルーレイディスクレコーダーを買って備えました! 
ジョン・コールドウェルさん、土の器さん、まじょるか魔女さんの素晴らしいご投稿を拝見し、感動を新たにしています。
(「音楽を生きているという感じでした」「お聴きするたび心が洗われます」「音楽への憧れと積み重ねられた思いが天空を昇るように…」など、ほんとにすてきな表現ですね)

番組冒頭のインタビューで小山さんは、毎回このチャイコフスキーのピアノコンチェルト第1番を演奏なさる時「今回初めて楽譜を見たとしたらどう弾くかなぁ、と思って…」とお話しになっています。(あぁ、そうか。小山さんの音楽に魅せられるのは、緻密で端正な演奏に、毎回、その場、その時の「自由さ」も息づいているからなのね、と納得しました)
また、この作品について、「共に作り上げる作品なんだなぁとすごく感じるようになりました…」と最近のお気持ちをお話しくださいました。「ピアノの入ったシンフォニー的なものだと感じるんですね… どちらが主導権をにぎるとかはもう全くない。全くない。」と繰り返されたのが、殊に印象的でした。
穏やかな口調の中に、小山さんの音楽作りに向けられたひたむきな、かつ確たる姿勢がにじみ出ていて素敵ですね。

それにしても、演奏中のあのカメラアングルにドキドキしてしまいます。
小山さんにものすごく近い。しかも、ふだんは見られない左側からなんですもの。画面に釘付けになりました。
出だしから、力強い決然とした音色に心を打たれます。そして、俊敏でしなやかな美しい手の表情と、曲調ごとにお顔ににじむ自然な情感に引き込まれました。
第3楽章の最後は、まじょるか魔女さんと同じく何回も再生して見入ってしまいました。クライマックス直前、遠くに思いを馳せるように天を仰ぎ、上昇するオケの音色を身体中に取り込むお姿。指揮者に送られる決意の眼差し。そして、唇をかみしめ、さぁ、今よ!と構えた両腕が決然と真下に落とされて、鍵盤をつかみ、駆け巡る。力強く滑らかに続く凄まじいユニゾン! 信じられない超高速連打! もう圧倒されますね。小山さんすごい。すごすぎる。

もちろん、最終楽章のこの迫力の場面だけでなく、全楽章を通して、小山さんの演奏に魅了されました。小山さんの演奏中の微笑みは、ずっと見ていたいくらい好き。喜びあふれる音楽に心が満たされます。
演奏模様をまぢかで拝見して、小山さんの繊細でおおらかな音楽は作品をオーケストラと共に作り上げようとなさる小山さんの深い思いから生まれるのだ…ということが改めてよくわかりました。

そして、迫力いっぱいの演奏が終わった後の、はにかむような笑顔と深々としたお辞儀が可愛すぎて、どうしましょう。母も小山さんのその不思議なギャップに驚いて、「ほんとに素晴らしい演奏だったわ。だけど、あの娘(こ)は女学生みたいに可愛いわね。初々しいのね」と申しました。(愛らしい表情や仕草に、思わず「あの娘」と言ってしまったようです)
父の報告によると、この定期演奏会を当日サントリーホールで一緒に聴いた父の友人は、「あのピアニストは20代くらいかな?」とつぶやいたそうです。うふふふ。今年デビュー30周年をお迎えだから、それはちょっと難しいかも…。でも、小山さんのサラサラの長い髪と、生命力みなぎる演奏と、初々しいお辞儀は20代の頃から変わらないと思います。
番組を見た友人たちからも次々と小山さん賛歌メールが届きました。
ファン仲間でも絶賛メールが飛び交っています。

小山さん、お心のこもったお話と素晴らしい演奏をどうもありがとうございました。
土曜日の記念リサイタルを心待ちにしております。
時節柄どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。
Date: 2015/08/23/11:36:57 No.4380


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クラシック音楽館
土の器
まさとさん、いつもメールでのご連絡、有難うございます。
7/14川ミューザに伺えなかった替わりに、お蔭様で、本日のETVを楽しませて頂くことができました。
冒頭のインタヴューで、とりわけ印象に残った言葉があります。
それは小山さんが「オーケストラとピアノがそれぞれにあるのではなく、曲全体の必要なところにピアノが置かれ、一緒になって、この曲がある」とおっしゃったことです。
そこに私は、小山さんが魂のピアニストともいわれる所以を、深く感じた次第です。本来、協奏曲はソリストの力量が遺憾なく発揮され中心的存在ではありますが、それはその通りとして、小山さんの”ご自分の方からオーケストラに寄り添うお気持ち”が溢れ出ていて、この曲をより高みに導いていらしたように感じました。もしチャイコフスキーが聴かれたなら、「私の目指す所だ」と言われたかも・・・。小山さんの謙虚に音楽に仕えられるお姿に、音楽の神様の方から微笑み返して下さる、そんな気が致しました。
TVで初めて拝見した鍛えられた両腕も、小山さんのたゆまぬ努力の証し、この腕とお心で、これからどんな演奏をお聴かせ下さるのでしょうか。胸弾む思いです。
私は音楽の詳しいことはわからぬものの、お聴きするたび心が洗われます。とてもチャーミングな小山さんのご活躍を、これからも楽しみにして参ります。まだまだ暑き折、お体おいといくださいませ。有難うございました。
Date: 2015/08/17/00:16:15 No.4378


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音楽に生きている喜びが伝わった!
ジョン・コールドウェル
NHKクラッシック音楽館でチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番の演奏を聴いて、音楽とともに、ピアノを弾く手の動き、他の楽員さんに気を配る目線、クライマックス直前の体勢、旋律に合わせて変わっていく表情、そして終わったときの喜びの顔はすべて大変印象的で、音楽を生きているという感じでした。ありがとうございました。いつか、生の演奏を聴きたいと思いました。
Date: 2015/08/16/22:14:35 No.4377


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