← メールマガジンもお読みいただけます。

縮小拡大

[ 掲示板のマナーについて ] [ 記事検索 ] [ 記事修正・削除 ] [ 携帯電話用URL ] [ 過去の記事 ]

はじめての方のメッセージも大歓迎です!
コンサートの感想や小山さんへの応援メッセージなどをお寄せください。
ピアノの好きのあなたに50の質問は=>こちらです!
小山実稚恵さんのピアノで聴きたい曲は?=>こちらです!

お名前 ※ハンドル名(ネット上の仮名)で構いません。
メール ※未記入で も構いません。
U R L ※未記入でも構い ません。(ブログの U R Lも可能です)
Icon Icon
タイトル
メッセージ
A,FONT,Bタグのみ使用できます
文字色
投稿キー 投稿キー を右の欄に入力してから”書き込みボタン”を押して下さい
パスワード
※パスワードを設定しておくと削除、編集が出来ます。


[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35][36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100]


らららクラッシクを拝聴いたしました
実稚恵さまの微笑み
新春、第1回目放送のらららクラッシクで、クラッシク界を代表する4人のアーティスト(N響コンマスの篠崎さん、若手チェリストのホープ宮田さん、声楽家の錦織さん、そして我が最愛の実稚恵さま)による、おすすめクラッシクという企画が放送されました。

実稚恵さまは、大トリで「心を充実させたい時に聴きたいクラッシク」という趣旨で、「音の旅シリーズ」でも演奏されたバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を推奨されました。

その理由として実稚恵さまは「アリアをはさんで30の変奏が真ん中にあるんですけれど、32曲目にアリアが戻ってきたときに1番最初のアリアと全く同じものなんですけれども全く違う感慨をもって違う想いでアリアが響いてくる。その30の変奏が時とともに流れる旅のような気がして、音楽というものが本当に生きているものだし流れているものだし、人間も、その時間を過ごすものなんだと実感する。そういう意味で大好きな1曲です」と語られていました。

残念ながら、演奏は実稚恵さまによるものではなく、この曲の代表的演奏ともいえるグレン・グールドによるものでしたが、演奏家としての実稚恵さまの飾らない心情の発露が、静かに私たちの心を揺さぶるのと同時に、大げさに言えば人生観みたいなものも感じられて、いかにこの曲が大きなウェイトを実稚恵さまの中で占めているのかを改めて感じることができました。

実稚恵さまの音の旅。。次回は、ブラームス、バルトーク、べートーヴェンと重厚な作曲家たちの作品の演奏になりますが、私たちも一緒に歩を進めていくことにいたしましょう。

まさと様をはじめ、ファンの皆様方、今年もよろしくお願いいたします。
Date: 2016/01/16/23:40:35 No.4463

Re:らららクラッシクを拝聴いたしました
まじょるか魔女
16日(土)放送の「らららクラシック」拝見しました。
1月21日(木)10:25から再放送されますね♪♪

ぴあのふぉるてさんの「小山さんの記事情報をお届けいたします。 ( 2016/01/15  No.4461)」
からの一連の素敵な会話とクロスオーバーしましたね。

小山さんが「心を充実させたい時に聴きたいクラシック」は・・・と
パネルを裏返して「ゴルトベルク変奏曲」です、と仰った時は
「わぁ〜〜 ヾ(≧∇≦*)〃」と声をあげてしまいました。
微笑みさんがご紹介いただいた
「・・・・・32曲目にアリアが戻ってきたときに最初のアリアと全く同じものですけど、
全く違う感慨をもって違う思いでアリアが響いてくる。
その30の変奏が時とともに流れる旅のような気がして、
音楽というものが本当に生きているものだし流れているものだし、
人間も、その時間を過ごすものなんだなと実感するので・・・・・」との 
小山さんの誠実なお言葉、昨秋の「音の旅」の音色が思い出されて胸が熱くなりました。

続いてのグレン・グールドの演奏映像に「なんでやねーん?!」と叫びそうになりましたが、
(皆さまもそれぞれの言葉で叫ばれていたのではないでしょうか)
器の大きい 小山さんはこの大切な曲を熟成中でいらっしゃるのだから・・・と思い直し、
covariantさん、ぴあのふぉるてさんのリプライに ほっとさせていただきました。
CD録音のお話、本当に楽しみですね。

ゴルトベルク変奏曲は一曲のなかでアリアの響きの変遷がありますが、
小山さんは同じ曲であっても、その時の思いを伝えてくださるので
全く違う曲のように響き、何度も拝聴したくなるのですね。
Date: 2016/01/17/16:31:07 No.4466


▲Top

小山さんの記事情報をお届けいたします。
ぴあのふぉるて
こんにちは。
皆様お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか?
すっかり遅くなってしまいましたが、(先月発売の)音楽誌に掲載された小山さんの記事情報をお届けいたします。

♪ 『モーストリー・クラシック』2016年2月号 p.89
連載「ピアノと私」第21回 〜ピアニストの旅〜
今、全国各地で年間60回ほどの演奏会を開いておられる小山さんが、「実は私はコンサートの旅が大好きなのです」と思いを明かし、地方へでかける旅の魅力を語っておられます。「富士山側の座席」、車窓の景色、乗り物での過ごし方、旅の用意などのお話を、小山さんの旅にご一緒したように楽しく拝読しました。(小山さんは荷造りの達人でいらっしゃいますね!)
そして、「食に対するこだわり」がまた素晴らしい! 食べることへのたゆまぬ探究もきっと、小山さんの活力の元の一つなのでしょう。
最終段落、指揮者の先生や楽団員さん達との海外ツアーの思い出話からは、小山さんの自由でおおらかな音楽が聴こえてくるようです。

♪ 同、p.102〜103「2015年回顧 ベストCD&DVD編」
音楽評論家10名の方々が、それぞれ5作品をあげておられます。
萩谷由喜子さんは小山さんの「シューベルト:即興曲集」をその一つにあげて「デビュー30周年にふさわしい熟味が魅力」と紹介なさっています。

♪ 『音楽の友』2016年1月号 p.36〜39
対談「脱力の極み」vol.13 お客様:女優 大竹しのぶさん
もう小山さんと大竹さんのはじける笑顔が素敵すぎて、ずっと眺めていたい…。
(お二人は東急Bunkamura仲間でいらっしゃるのですね)
今回、小山さんの質問にお答えになる大竹さんが、お答えの最後に、「音楽では?」とか「音楽の場合はどうですか?」と小山さんに投げ返してくださるので、インタビューアー小山さんのお話もしっかり伺えて、嬉しいです。例えば、繰り返し上演 あるいは演奏するときの気持ちの持ち方についての項では、お二人ともに「毎回ゼロから」とお話しされています。この思いこそ、いきいきしたステージが生まれる秘訣なのでしょうね。
対談後半も、共演者から感じる「気配」のこと、身体と感情、などお二人のお話は共鳴し合って楽しく展開します。
小山さんは大竹さんのCDを聴かれて、対談のあとは大竹さんのコンサートを鑑賞なさったのですね。この対談シリーズでは、毎回、ゲストの方々のお仕事や生き方に心を寄せてお話しなさる、小山さんのお姿に感銘を受けております。

※巻末に大竹さんのニュースがありました。
News & Information〜Scramble Shot TOPICS p.2〜3
「エディット・ピアフ誕生100周年 大竹しのぶ主演『ピアフ』3度めの上演」

♪ 同『音楽の友』2016年1月号 p.64 REPORT
「敬愛する東欧の旋律、深まりはさらに瑞々しくも
小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会〜秋〜」
〜“小山節”で魅せた二つの協奏曲〜 取材・文:上田弘子さん 写真:堀田力丸さん
昨年11月5日の記念演奏会の報告記事。
小山さんへの応援歌のような、親しみと愛情のこもったご筆致です。
ピアノに向かう美しい小山さんのお写真も、大切な記念になります。

♪ 同じく、「特集I 世界の名ピアニストの挑戦」
〜「現代ピアノ界の個性派たち(文:濱田慈郎 氏)」に、小山さんのお名前をみつけました。少し引用します。「…… 終わりに挙げておきたいのは、けっしてあからさまな自己主張は見せずとも、作曲家が作品に込めた心情とつねに寄り添い、その真髄を聴きてに伝えて感動させるタイプの一群のピアニストである。……日本では小山実稚恵(1959〜)、田部京子(1967〜)、伊藤恵(1959〜)、……」(p.100)

♪ 同じ特集I p.115は小山さんのインタビュー。素敵なお話とお写真です。
「初めてのマスタークラスに挑戦
  大阪と東京で『ピアノ協奏曲による公開マスタークラス』開催」
新しいことに挑戦なさる小山さんのお話を拝読し、小山さんの謙虚さと偉大さ、そして静かにみなぎる意欲に、改めて感じ入っております。

その小山さんの公開マスタークラス(東京)、12/16のクラスを聴講いたしました。
講師の小山さんを拝見するのは、初めてです。
経験ご豊富な現役ピアニストの小山さんに教わる生徒さんは恵まれていますね。
小山先生は、まず、3名の生徒さんお一人一人の演奏(第一楽章)を通して聴き、それぞれの演奏の良い点をいっぱい褒めておられました。それから、「オーケストラの響きを意識」したピアノ演奏について、情景描写のさまざまな秘訣や工夫、また、技術面の改善案などを、的確に、それはそれは丁寧に、惜しみなく伝授なさっていました。小山先生は、協奏曲演奏の極意を、確信をもって、わかりやすく具体的に、しかし決して押しつけることなく、優しく提示なさって、本当に温かな充実したレッスンでした。
小山さんの「挑戦」を、これからも楽しみにしております。
素晴らしい演奏を披露された生徒の皆様のご活躍も楽しみにしています。

♪ 同じく『音楽の友』2016年1月号 コンサート・レヴュー
p.187 昨年11月5日 サントリーホールで開かれた 小山さんの「デビュー30周年記念公演〜秋〜」の演奏評(原 明美さんご執筆)。
小山さんの演奏が聴こえるような、細やかで温かなご筆致です。
P.186には演奏なさる小山さんと指揮の広上さんのお写真も載っています。
★客席最前列に、まさとさんも写っていらっしゃいますね!

以上、ご参考まで。

厳しい寒さですので、皆様ぐれぐれもご自愛くださいませ。
Date: 2016/01/15/22:07:52 No.4461

Re:小山さんの記事情報をお届けいたします。
とさま
ぴあのふぉるて様へ

新しい年を迎え 早速に 小山さんに関連する一連の情報をファンの皆様にご提供していただき 感謝 しています。いつもいつも、一つ一つの記事を丁寧に紐解いて、小山さんに関する情報の核心となる大事なポイントをわかりやすく解説してくださるので、本当に助かります。これまでのご投稿(情報に関する投稿記事)のバックナンバーを纏めて印刷すると、小山さんの素晴らしいところが多角的・多元的に俯瞰できて、それはまた素敵な冊子になりますね。何よりも、ぴあのふぉるてさんの小山さんに対する敬愛の念が滲み出ていて、拝読しているこちらが嬉しくなってしまいます。

萩谷さんが小山さんのシューベルトの即興曲のCDをベストCDの1つに選んで下さったのですね。凄く嬉しいです。そのCDは古今東西の同曲のCDの中でも間違いなく最高峰に位置するCDですね。一人でも多くの人に聴いていただきたい名CDですね。萩谷さんに深く感謝します。

マスタークラスでの小山さんの講師としてのご様子もご報告いただき、嬉しく拝読させていただきました。

とさま
Date: 2016/01/16/00:19:19 No.4462

Re:小山さんの記事情報をお届けいたします。
covariant
ぴあのふぉるて様、とさま様、そして、まさと様、皆様、遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願い致します。

ぴあのふぉるて様、いつも音楽誌の情報を的確にありがとうございます。私もとても参考にさせていただいておりますが、いつも私が行く2,3の書店にはこれらの雑誌が滅多に無く、また市立図書館にすら置いてないので、これはと思う時には amazon 等で取り寄せることにしています。
私の場合、科学と仏教関連が最大関心事であるために、その他への投資と時間配分は多くはないのです。m(_ _)m

最近私の妻は何故か時々『婦人公論』を買っているのですが、先日、「忙しくてなかなか目を通せなかった」と言って、昨年の11/24号を私に持ってきました。
「ルポルタージュ・時代を創る女たち 小山実稚恵 聴く人に生きる力を」(文・梶山寿子、写真・初沢亜利)というタイトルで、6ページに亘って「こどもの夢ひろば・ボレロ」での小山さんの活動と、生い立ちからこれまでの経歴を紹介する記事となっています。記事の内容も写真も、小山さんのお人柄をしのべるいい感じでした。この記事でご両親のことを初めて知りました。

今夜1月16日のNHK・Eテレ『らららクラシック』での、小山さんの発言に、私は飛び上がる歓びでした。「心を充実させたい時に聴きたいクラシック」として「ゴルドベルク変奏曲」を推挙され、その説明をなさったからです。その後に出た演奏場面がグレングールドさんのものであったことが、私には、そして恐らくこのファンサイトの皆さんにも、ちょっと残念でした。
しかし小山さんは、昨年5月、日本経済新聞でのインタビューが、全24回「小山実稚恵の世界」に及んだ際に、「『ゴルドベルク変奏曲』はピアニストのアイデアが大切な曲ですから、あと何度か演奏会にのせながら熟成させ、やがては録音したいと考えています」とおっしゃっています。(2015/5/25 日本経済新聞 電子版 「デビュー30年『ピアノへの愛は深まるばかり』小山実稚恵は語る」 :今年になってインターネットで閲覧しました。)
このことを知っていたので、グレングールドさんの演奏を、嫉妬心無く見ることが出来ました。(笑)
そして私には、やっと念願かなって拝聴できた「小山実稚恵の世界」が、この曲であったことの幸運に、改めて感謝の念を禁じえないのです。
Date: 2016/01/17/00:35:14 No.4464

Re:小山さんの記事情報をお届けいたします。
ぴあのふぉるて
とさま様、covariant様、お優しい、温かなリプライをいただきどうもありがとうございます。
「婦人公論」はノーマークでした! すみません。貴重な情報を誠にありがとうございます。お写真入りで6ページにもわたる記事とは、嬉しいですね。急いでバックナンバーを探さなくちゃ…。
昨夜の小山さん 素敵でしたね。「『心を充実させたい時に』聴きたいクラシック」として「ゴルトベルク変奏曲」をご紹介くださいました。「…30の変奏が時とともに流れる旅のような気がしまして…」など、音楽に人生を重ねた深いお話が心に染み入りました。「ほんとにおすすめ…といいますか、大好きな曲です」とのお言葉に小山さんの、この作品への特別な思いを感じます。
グレン・グールドの映像には、私も、つんのめりそうになりました。でも、CD録音や写真でしか知らないグールドの演奏風景は初めてでしたので、かなり感動して見入りました。椅子、本当に低いのね。鼻歌もしっかり入って、貴重な記録ですね。
そして、昨年「音の旅」で披露していただいた、小山さんの「ゴルトベルク変奏曲」。CD録音のお話に、心が弾みます。皆で楽しみにしております。
Date: 2016/01/17/12:57:44 No.4465


▲Top

【ピアニストの小山さん・指揮者の垣内さん・オーケストラの広島交響楽団】の三位一体の奇跡から産れた絶美のショパン
とさま
皆様 清々しい新年をお迎えのことと存じます。
今年もよろしくお願い致します。

広島文化学園HBGホールで開催された、今年最初の小山さんの公演YMFGもみじニューイヤーコンサート2016のご報告です。

【垣内さんの素晴らしいモーツアルト演奏】
この公演は、垣内悠希さん(私が一番敬愛する指揮者のお一人)が率いる広島交響楽団によるモーツアルトのフィガロの結婚序曲で幕を開けました。新年に相応しい、どこまでも明るい音調で、歓びが弾けるような実に魅力的な演奏でした。

続いてモーツアルトの交響曲第41番ハ長調K551「ジュピター」。本当に素晴らしい演奏でした。第1楽章冒頭の力強い和音とそれに続く優しい旋律の組合せによる第1主題に直ちに魅了されました。そして躍動感豊かな第2主題の結尾に置かれたゲネラルパウゼ(=管弦楽曲などにおいて、全部の楽器が休止すること)と、それに続くハ短調での咆哮の迫力に圧倒されました。休符が音楽であることを改めて体現しました。

 第2楽章のAndante cantabileの造形美と溢れんばかりに豊かな情感美との融合に陶酔し、自由闊達で驚くべき仕掛けが施されているメヌエットを経て、最大の聴きどころの第4楽章。その出だしの4つの音=ド・レ・ファ・ミによるモティーフが縦横無尽に使われ、カノン用法の駆使、対位法的な処理、そしてコーダでは3重フーガを経て最後は単一旋律(ホモフォニー)の音楽に帰結していく様は圧巻でした。垣内さんの手腕と広島交響楽団の熱演に脱帽です。

 一聴して垣内さんの音楽だと分かるような素晴らしいモーツアルト演奏=微動しない造形美と精神が自由に飛翔していくような情感美との見事な融合・・・どこかで体現したと思ったところ、それはまさに小山さんのゴルトベルクの演奏でした!

【小山さんの素晴らしいショパン演奏:三位一体の奇跡】
 今回、「ピアニストの小山さん・指揮者の垣内さん・オーケストラの広島交響楽団」の三位一体の奇跡から産れた絶美の音楽は、ショパンの新作を聴いたかのような、つまり初演のような音楽(生命)の息吹を感じました。まるで、小山さんの類まれなる音楽的力量と垣内さんの確信に充ちた指揮とが化学反応をおこしたかのようでした。

 第1楽章のピアノが奏する美しい第2主題(提示部(ホ長調)、再現部(ト長調))が登場する直前の無音の音楽における小山さんの凄みに圧倒されました。アーティキュレーションも異なるト長調で書かれた再現部での第2主題における小山さんの奏楽は想い入れが一段と深くなり、そこに、ホ長調と比べて、よりシンプルなト長調という調を強く意識した小山さんのお姿がありました。第2楽章の終わりの方に現われる不可思議なleggierissimoの3小節(まるで無重力状態にあるような装飾句)とそれに続く終結部での3連音による長い装飾的なピアノのパッセージ、それが背景のオーケストラが歌う第1主題(ピアノが初めに提示した美しい主題)とこれほどまでに意味深く融合していく様は圧巻でした。速めのテンポ感と取り分け低音声部に魂を注入したかのような第3楽章の素晴らしさに言葉を失います。溢れんばかりのエネルギー、躍動するリズム感、断固たる推進力、ユニゾンによるイ長調の副主題における繊細な表現力!

同曲演奏における大切な2つの様式、すなわち「若々しく、瑞々しい感性に充ちた演奏様式」と「音楽の内面に深く・熱く入り込む演奏様式」のそれぞれがより先鋭化していたにも関わらず、不自然さが皆無・・・むしろ両者が絶妙に融合していたことには驚きを禁じ得ませんでした。

 ピアノ協奏曲演奏において、ピアノが登場しないときにも、小山さんはオーケストラ演奏と完全に同化されます。第3楽章の終結部のピアノが華麗なる音階の上昇で頂点に達し、最後の3小節のオーケストラだけの全奏によるff和音の部分・・・時空を見つめるいつもの小山さんとは少し異なり、今回は、身を屈められて、オーケストラ(指揮者)と一緒に、一つ一つの音を深く共有されたのです。その尊いお姿からは、既に存在するショパンの音楽に対する敬愛というよりは、今、まさに新しい曲を初演した奏者の渾身の想いを見たかのようでした。それは、新しい原点の誕生と言っても良いように感じました。

【アンコール】
 鳴り止まない拍手に応えて、小山さんはマイクを持って登場され、次のような趣旨のお話をして下さいました:「もみじニューイヤーコンサートには4回目の出演であったこと、音楽性の素晴らしい垣内さんと新鮮なショパンを一緒に造ることができてとても嬉しいこと、今年最初の演奏会であったこと、色々な想いを込めてショパンの英雄ポロネーズを弾かせていただきたいこと」など・・・その英雄ポロネーズは、ピアノ協奏曲の演奏における特徴と同軸上にある、熱く深いメッセージ性のある感動的演奏でした。

 こうして、前半モーツアルト、後半ショパンと並べて聴くと、プログラムの妙味に唸ってしまいました。ショパンの出世作が「モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の『お手をどうぞ』による変奏曲」だったことを思い出し、これは凄いプログラムだと感激しました。このような、原点に返りつつも、方向性にブレの無い偉大な2人の芸術家と若々しいオーケストラとの共演による未来を志向した音楽の創造が、平和を希求する広島で実現したことに、深く重い意味があると感じ入った次第です。

★小山さん、垣内さん、広島交響楽団の皆様:曲が今産まれたばかりのような新鮮な演奏を聴かせていただき、歓びで胸が一杯です。そして、深いメッセージ性を有する素晴らしい音楽が創造される場に居合わせるという幸運に感謝しています。今年も、素晴らしい音楽を聴かせていただきますこと、楽しみにしています。

とさま
Date: 2016/01/11/11:20:11 No.4460


▲Top

謹賀新年
ぴあのふぉるて
 謹んで新春のおよろこびを申し上げます。
  本年もどうぞよろしくお願いいたします。

小山さんのメッセージ(facebook掲載)に感動しております。力強い決意にみちたお言葉ですね。
特に、「やりたい事にチャレンジし続けること」とのお言葉に心を打たれました。「チャレンジし続けること」…これは「チャレンジすること」と似ているようで、違いますね。一回の試みならば、誰にでもできそうですが、何ごとも「し続ける」のは、よほど意志が強い人でないとなかなかできないことだと思います。
そして、気負うことなく それを実現なさるところが、小山さんの才能なのだと思います。
同時に、小山さんの、被災された方々への思いと「未来を生きる子供達」への思いが、どれほど深いものであるかがわかり、改めて感じ入りました。

このような大切なメッセージが、ファンサイトのfacebookにさりげなく掲載されている…大げさにでなく、自然に。そういうところもまた小山さんらしくて、素敵ですね。
ますますとりこになってしまいます。

これまで休みなく演奏活動を展開し続けていらして、さらに、プレトークや公開マスタークラスなども開いてくださり、本当にどうもありがとうございます。
これからもお身体にお気をつけて、ますますご活躍ください。心より応援しております。

 ときめきが今年もいっぱいありますように。
   皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
Date: 2016/01/03/23:05:46 No.4457

Re:謹賀新年
とさま
賀春をお歓び申し上げます。

年末の小山さんのお言葉に深い感銘を受けています。

ぴあのふぉるてさんが書いて下さったように、小山さんがご自身の心の中で決めたこと=【未来に向かって歩む勇気を持ち続けること】&【やりたい事にチャレンジし続けること】における【続けること】は、余程強靭な精神と高い志がなければ出来ることではないですね。また、ぴあのふぉるてさんが言及された小山さんの「被災された方々への深い想いと未来を生きる子供達への想い」は、被災の現実を知る私にとって大きな勇気を与えて下さいました。

同時に、小山さんのお言葉【被災地の傷はまだまだ深いものですが、一歩ずつ乗り越えていかなければ・・・】は人生における【原点に帰ること】の重要性を示唆しているように感じました。単に【忘れない】・【記憶に留める】だけではなく、何度も原点に返って、何が必要かを省察し、新たな行動に移す・・・非常に難しいことですね。

「子どもの夢ひろば」という素晴らしい企画が産まれたのは、被災地を【訪問し続ける】ことに加えて、【原点に返る】という小山さんの尊い姿勢があってのことだと思うのです。そして、その企画を【続ける】決意をされたのが、年末の小山さんの尊いお言葉ですね。

努力と鍛錬をし続けて、エベレストを目指した向上心を捨てることなく歩まれる。そして、原点に立ち返ることも忘れない。さらに、誰にも共通する大きな社会事象に接した時には、その意味を深く省察され、忘れることなく、それを別の原点に設定されて、弛まない歩みを続けられる小山さん・・・深く尊敬申し上げます。

ぴあのふぉるてさんは「このような大切なメッセージが、ファンサイトのfacebookにさりげなく掲載されている…大げさにでなく、自然に。」と書いて下さいました。本当にその通りで、小山さんのピアノの音色と優しく溶け合うかのようです。

今年も、小山さんのご健康とご活躍を心から願い、ファンの皆様とご一緒に小山さんを応援して参りましょう。

とさま
Date: 2016/01/08/23:20:06 No.4458

Re:謹賀新年
まじょるか魔女
皆さま、清々しい新年をお迎えのことと思います。

小山さんのメッセージが深く心に響いています。
「やれる事をやるのではなくて、やりたい事にチャレンジし続ける」というお言葉に
上向き加減にピアノを演奏される 小山さんの姿が重なります。

ぴあのふぉるてさん、とさまさんが仰るように【続けること】の何と難しいことでしょう。
小山さんは様々な活動や演奏の場で、その難しさを超える意志の力と
弛まぬ研鑽から生まれる「伝える」思いの勁さを示し続けていらっしゃいますね。

ぴあのふぉるてさんのメッセージにある「ときめき」・・・
英語では spark joy とも訳されるそうですね。
小山さんの弾むような打鍵から、spark joy をいただいています。

小山さんを少しでも見習って、心に響くものを信じ自分にできることを問いながら
皆さまと共に勇気をもって歩んでいきたいと願っております。
Date: 2016/01/09/13:40:52 No.4459


▲Top

「文化庁芸術祭音楽部門 優秀賞」ご受賞おめでとうございます✿✿✿✿✿✿✿
まじょるか魔女
この度、小山さんのデビュー30周年記念公演として行なわれた11月5日広上淳一さん指揮、
NHK交響楽団との共演による
「小山実稚恵デビュー30周年記念〜秋〜」公演が、2015年度の「文化庁芸術祭音楽部門 優秀賞」を
ご受賞されたとのこと、誠におめでとうございます。
小山さんが30年前のショパンコンクールのファイナルで演奏された ショパン:ピアノ協奏曲第1番と、
「先祖はロシア人かも」と仰るほど愛されているロシアの作曲家である ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番の
カップリングという意味深い演奏会が広く深く 聴く人の心に響いたのですね。

1985年のショパンコンクールでの瑞々しさはそのままに、ワインのように年々円熟した音色を届けてくださる 
小山さん。
リアルタイムに演奏を拝聴できる幸せをあらためてかみしめています。

どうぞ御身体を大切に、31周年からのますますのご活躍をお祈りしております。
Date: 2015/12/26/08:08:46 No.4454

Re:「文化庁芸術祭音楽部門 優秀賞」ご受賞おめでとうございます✿✿✿✿✿✿✿
ぴあのふぉるて
小山実稚恵 様
このたびは、平成27年度 第70回文化庁芸術祭音楽部門優秀賞 ご受賞まことにおめでとうございます。
まさに「リアルタイムで」体感させていただいた、あの温かな祝祭色いっぱいの演奏会でのご受賞、本当に素晴らしいですね。感無量です。
小山さんの演奏によってその瞬間に生まれたように蘇る作品たち。そしてその素晴らしい音楽を、今、聴くことができる私共は、ホントに恵まれていると思います。感謝と祝福の気持ちでいっぱいです。
これからも音楽の贈り物を届け続けてください。
ご健康とますますのご活躍をお祈りしております。
Date: 2015/12/28/11:19:57 No.4455


▲Top

不滅のゴルトベルク変奏曲の演奏誕生に寄せて
とさま
仙台のとさまです

10月17日に愛知で始まり、仙台、福岡、札幌、大阪での公演を経て、11月28日の東京公演で終えた小山さんのゴルトベルク変奏曲の旅・・・私は、福岡公演を除き、小山さんの旅のお供をさせていただくという、人生最大の幸運に恵まれました。各地での小山さんの歴史的名演奏に対し、ファンの皆様の熱い報告が相次ぎ(岩魚さん(4443)、ぴあのふぉるてさん(4439)、篠村さん(4441)、covariantさん(4430)、実稚恵さまの微笑さん(4422)、オクターブ練習中さん(4411)、まじょるか魔女さん(4402))、嬉しい限りです。小山さんは、どうして私達をこんなにも感動させるのでしょうか?今回、その秘密の一端を理解できたように思います。

【バッハの音楽と共に歩まれる小山さん】
ピアノによるゴルトベルク変奏曲の最初の録音は、1942年、チリ出身のクラウディオ・アラウ(1903年−1991年)によると言われています。現在まで、ピアノ独奏による同曲の音源は、230種類を越えます。中でも、グールドによる1955年の衝撃的な録音が有名ですね。

グールドの録音から30年後の1985年は、小山さんの演奏活動がスタートする記念すべき年でしたね。それは、バッハ生誕300年を祝う特別の年でもありました。そこから15年後の2000年というミレミアムを記念する年、小山さんはバッハの平均律クラヴィーア曲集の壮絶な演奏をなさっています。そして2015年、バッハ生誕330年の年に、小山さんはゴルトベルク変奏曲の演奏史を塗り替える破格の演奏を各地で繰り広げられたのです。また、小山さんは、パルティータ第2番やシャコンヌなどの名高い演奏をCDに記録されています。

このように経過を辿ると、小山さんはバッハの音楽と常に一緒に歩んで来られたかのようです。

【小山さんのゴルトベルク変奏曲】
「初めに言葉ありき」で始まるヨハネによる福音書・・・「言葉」のあるところに「音楽」があり、「音楽」の起源は「バッハ」であると考えれば、少々飛躍しますが、音楽の世界では「初めにバッハありき」と言えるのではないでしょうか。バッハの音楽の様式を身に着け(【知】の達人)、自由自在に音を操る術を持ち(【技】の匠)、そしてバッハの魂と語り合い、音楽表現の奥に潜むバッハの心情を聴き手の心の奥底まで届けることのできる(【情(魂)】の伝道師)小山さん・・・まさに身心一如の境地にある音楽家による至芸としか言いようがありません。

ゴルトベルク変奏曲は古い時代の音楽ですので、曲の解釈の自由度が高く、奏者のアイデアが重要になります。それだけに、演奏スタイルが極端に振れる曲であり、奏者の芸術家としての真の実力が問われる曲でもあります。

前述した230種類のピアノによるゴルトベルク変奏曲の演奏を全て聴けませんが、まさに百花繚乱の様相を呈しています。しかしながら、バッハの音楽の様式を大きく逸脱した不自然な演奏も多く、曲の素晴らしさを堪能できない演奏が多いのはどうしたことでしょうか。一方、小山さんは、全く他に類例の無い独自の解釈に基づく奏楽をされながら、全てが自然でバッハの音楽に寄り添った演奏をなさいます・・・目が覚めるような斬新な工夫が凝らされているのに、恣意性が一切感じられない、この奏楽を前にし、聴衆はこれ以上ない音楽を聴く歓びに充たされます。

小山さんは、厳格な論理に立脚した形式美を徹頭徹尾追及しながら、その一方で、何事にも捉われずに、魂が飛翔するかのように、まるで湧水のように瑞々しい音楽を創出させるという、相反する要素の融合に成功されました。これは本当に至難の業でしょう。

ゴルトベルク変奏曲では、3曲毎に登場する厳格な9つの「カノン」、後半の開始を告げる第16「序曲」、4声の対位法で書かれた第30「クオドリベット」を構造基軸とし、その間に多様で性格的な残りの19曲が絶妙なバランスで配置されています。小山さんはその構造を厳守することで、得も言われぬ形式美を醸し出し、一方、魂の飛翔は、水の流れを想起する美しい幻想曲風の第11、天使の微笑のような第13、絶妙なスタカートが楽しい第17、自信と希望に満ちたアラ・ブレーヴェの第22、感情に溺れない最良のテンポによるハーモニの移ろいの美しい第25、爽やかな風に揺れる木々の葉の動きを想起させる第26、表情が千変万化する32分音符の刻みも美しい第28などで実現され、聴き手を夢中にさせるのです。

そして究極のアイデアは、第29から第30に至る音楽の造り方ではないでしょうか。未来の音楽を予言するような壮麗な第29変奏曲・・・補強された最後の音を長く引き伸ばし、(小山さんのお言葉によれば)遠くから歌が聞こえてくるように弱音(!)で始まる「クオドリベット」への感動的な移行。最後は輝かしいフォルテで感謝と歓びの賛歌の合唱で閉じます。このような解釈は唯一無比であり、小山さんはその後の長い静寂の中から始まるダ・カーポのアリアに希望のある未来を重ね合わせ、聴き手を次なる旅へと誘って下さったのです。

【一つの仮説(私見)】
≪バッハを素晴らしく演奏するピアニストは、バッハ以外の作曲家の作品も素晴らしく演奏する≫という仮説は、小山さんに限っては成立しますね。それでは、ロマン派時代の作曲家の作品を素晴らしく演奏するけれども、バッハと共に歩んで来なかったピアニストがバッハに取り組むとどうなるのでしょうか?ゴルトベルク変奏曲の様々な録音や実演に接して感じるのは、様式感が疑われるような奇をてらった演奏への失望感です。90分を越えて情緒的に同曲を弾くピアニストも居ますが、例外はあっても、バッハの音楽(魂)は最後まで飛翔せずに終わってしまいます。これは、例えば【バッハ⇒シューマン】は成立しても、【シューマン⇒バッハ】は成立しないことを意味しているのかもしれません。小山さんの凄いところは、【バッハ⇔シューマン】の関係が成立していて、双方が共鳴・共振することで、それぞれの演奏が比類無き高みに達することではないでしょうか。このシューマンは、ショパンであったり、ベートーヴェンであったり、あるいはロシアの作曲家であったりする訳です。

誇張された言い方になりますが、全ての音楽がバッハに繋がる、すなわち「初めにバッハありき」と考えると、小山さんが演奏される多種多様な作品が、なぜ今産まれたばかりの作品のように瑞々しい輝きを得て、聴き手を感動させるのか、その理由が分かるような気がするのです。バッハの音楽の持つ偉大な力に圧倒される思いです。

【不滅のゴルトベルク演奏の誕生】
バッハと共に人生を歩んだかのようなグールドのゴルトベルク変奏曲(1955年)は不滅の演奏です。しかし、私達は、60年後の今、不滅のゴルトベルク変奏曲のもう一つの演奏が産れる瞬間に立ち会うことができたのです!

小山さんのロマンの旅(音の旅)も残すところ4回。いよいよベートーヴェンの後期のピアノソナタ群が登場します。バッハの影響を受けたと考えられるベートーヴェン・・・【バッハ⇔ベートーヴェン】の共鳴・共振を実現できる現代最高のピアニストのお一人である小山さんのベートーヴェン演奏に今から胸が躍る想いです。

ベートーヴェンは「多くの人々に幸せや喜びを与えること以上に、崇高で素晴らしいものはない。」と書き綴っていますが、これは、小山さんの尊い演奏活動に贈られる誠に相応しい言葉でもあると思うのです。

★小山さんへ:寝る前に聴かないと寝られないほど好きなゴルトベルク変奏曲・・半世紀以上に渡り、何千回と聴いてきた同曲。理想の演奏に出会えた歓びは格別です。今後は、小山さんの次の公演か録音をお待ちするのみです。
オーチャードで小山さんが試みられた「12と24のリピートを復活させ、11と26のリピートだけを省略する」というリピート設計・・本当に素晴らしいです!水の流れやそよ風を想起させる11と26を短く終えることが、こんなに音楽の全体にプラスに作用するとは!一方、12と24は長大な13と25の前に位置するからこそ、リピートの復活が相応しいですね。

記念すべきデビュー30周年の年に、数多くの聴衆に感動と歓びをお届け下さった(下さっている)小山さんに深く感謝申し上げます

とさま@仙台
Date: 2015/12/06/22:19:28 No.4447

Re:不滅のゴルトベルク変奏曲の演奏誕生に寄せて
まじょるか魔女
今回の「音の旅」に福岡を除き、全て同行された とさまさん。
ゴルトベルク変奏曲は、寝る前に聴かないと寝られない(!)ほどお好きなのですね。
半世紀以上に渡り何千回と聴かれてきて、今回の終着駅のオーチャードホールで
ついに理想の演奏に出会われた歓びが、ひしひしと伝わってきます。
何という熱い、そしてご自身の「ゴルトベルク変奏曲の旅」の実体験に基づかれた
「小山さん賛歌」なのでしょうか。

「私は音楽を専門としないのに、ただただ音楽が好きで、本当に佳かったと思っています。」(No.4428)と控えめな表現をされていますが、リピートの意味の分析など専門性が高い内容で
理解未達なままのリプライは畏れ多いのですが、あまりの感激に続かせていただきました。

「今後は、小山さんの次の公演か録音をお待ちするのみです。」と仰っていますが、私も
録音を心待ちにしています。
全てが素晴らしいなかでも「究極のアイデア」である「第29から第30に至る音楽の造り方」、
そして「聴き手を次なる旅へと誘って下さる」ダ・カーポのアリアを再び味わいたいのです。
ライナーノーツを とさまさんが執筆されたら素敵でしょうね、なんて夢想してしまいます。

「初めにバッハありき」。
デビュー30周年の「音の旅」として、ゴルトベルク変奏曲を選ばれた 小山さん。
全ての音楽家の方のDNAのなかには バッハへの敬愛の念が宿っているのではないでしょうか。
輪廻とは繰り返すことだけではなく、新たな思いを増幅し、
音楽においては作曲家の魂を飛翔させることなのですね。

いつも「一期一会」のピアノを奏でてくださる 小山さん。
小山さんの演奏の素晴らしさを深くご教示してくださる とさまさん。
本当に有り難うございます。
Date: 2015/12/10/20:54:19 No.4453


▲Top

小山さんの最新記事情報。
ぴあのふぉるて
こんにちは。
音楽誌に掲載された小山さんの記事情報をお届けいたします。

『レコード芸術』2015年12月号 p.80〜84
対談シリーズ「音語り〜小山実稚恵と仲間たち」
第10回 ゲスト:間宮芳生さん
テーマ:音楽家として出発した頃、強い刺激を受けた演奏

小山さんが演奏で重要だと思われることは、例えば「“澱まない”歌」、「…必ず先の展望があって、…」、「求心力が徹頭徹尾貫かれている」…とお話しになっています。ふーん、なるほど。そして、ほどなく気づくのです。小山さんの音楽にはそれらすべてが実現されている、ということに!
来春3/21「田村宏メモリアルコンサート」では、間宮さんの編曲された、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》(2台ピアノ、3人のピアニストによる6手のための編曲)を弾かれるとのこと。小山さんが「楽譜を見て『ええっ!ひゃー!』となるくらい大変な編曲(笑)」なのだそうです。
ピアノで奏でられる《運命》を、天国の田村先生もお喜びになることでしょう。
お二人それぞれの愛聴盤のご紹介も、楽しく拝見しました。

『音楽の友』2015年12月号 p.36〜39
連載 対談「脱力の極み」vol.12
お客様:金子美明さん(パティシエ)

対談冒頭の、小山さんのまっすぐなお言葉にうっとりします。そして、美味しそうなお菓子を前にやさしく微笑むお二人のお写真に、見とれてしまいました。
小山さんは金子さんの作るケーキを、素晴らしい観察眼で表現なさっています。例えば、「媚びない王道」、「素朴な良心」、「心意気」…といった言葉選び。素敵ですね。そして、そのどれもが小山さんの音楽に通じる美点だと思います。
新しいお菓子を考える作業と、コンサートのプログラムを組むことは似ている、やりたいことのためには辛いことでもいとわない、といったお話も興味深く拝見しました。お菓子が大好き。ピアノが大好き。お二人のように「好きでやり続ける」ことが人を感動させるのですね。

『モーストリー・クラシック』2016年1月号 p.89
「ピアノと私」第20回 〜ブラームスの魅力〜

小山さんはブラームの音楽をどのように感じていらっしゃるか、また、思うような音色を出すために、演奏ではどのような工夫をされているかを、丁寧にお話しくださっています。(鍵盤を指の面で)「ずっさりと押すイメージです」という表現から、ブラームスの厚みのある、深い音色を想像してみました。「ずっさり」…初めて聞く言葉ですが、「ずっしり」と「ゆったり」を合わせたような感じでしょうか。
また、作曲家を和菓子に例えたお話が、小山さんらしくて可愛い!
この三人以外の作曲家はどんな和菓子になるのか、伺ってみたいと思いました。

「音の旅」シリーズでは次回から、ブラームス作品が組みこまれていますね。今から心待ちにしております。

同じく『モーストリー・クラシック』2016年1月号 p.14〜17
「第17回 ショパン国際ピアノ・コンクール」〜現地レポート〜
音楽評論家 萩谷由喜子さんがコンクールの全貌をすっきりと、見事なご筆致でまとめておられます!
P.30〜31は「中堅・若手ピアニスト」の紹介。やはり萩谷さんのご執筆です。

もう一つ、『ショパン』2015年12月号にもショパン国際ピアノ・コンクールの特集が掲載されていて、萩谷さんはこの雑誌では「ファイナルレビュー」と「第3次予選コンテスタント20名全レビュー」等を担当されました。
萩谷さんの、臨場感いっぱいの、素晴らしい演奏評を、皆様もぜひお読みになってみてください。

では、皆様どうぞお身体お大事に。
p.s.
明日はフィリアホールで、小山さんのプレトーク「シューベルトの想い」(聞き手:萩谷由喜子さん)を拝聴します。
Date: 2015/12/09/14:03:41 No.4451

Re:小山さんの最新記事情報。
とさま
ぴあのふぉるて様へ

本当にいつも有難うございます。

すっかり頼ってしまいながら、小山さん関連情報や尊敬する萩谷さんの評(音楽家の長所や良いところを掬い上げて下さり、どういう特徴のある演奏なのかがよく分かる、しかも温かい筆致の評)も合わせて紹介下さり、嬉しい限りです。

各記事の要約を読むことで、書店に寄って実際に手をとって購買する際の参考になるので、助かります。重ねて有難うございます。

きょうはプレトーク「シューベルトの想い」で小山さんと萩谷さんの黄金コンビが登場されるのですね。お楽しみになられたことでしょう。

有難うございました。

とさま
Date: 2015/12/10/19:47:39 No.4452


▲Top

「らららクラシック」の小山さんも最高!
ぴあのふぉるて
昨夜の「らららクラシック」は、ショパンの作品の中で最も人気のある「幻想即興曲」と、ショパンを支え続け、ショパンの死後、遺作集を出版してこの作品を世に広めたショパンの友人、ユリアン・フォンタナの紹介でした。
素敵な曲が焼却されなくて、本当によかった。フォンタナさんありがとう!

そして、小山さんの演奏は最高に素晴らしかった。思いをこめて弾かれるお姿、大好きです。耳慣れた曲なのに、小山さんが演奏なさると、すごく新鮮に聴こえます。
演奏前、小山さんは「この曲には風を感じる…」とお話しされましたが、ほんとに、微風や疾風がこちらまで届くようです。

それにしても、ご多忙の中、この作品たった一つの演奏のためにお時間を割かれた、小山さんのご人徳に、改めて感じ入りました。
またのご出演を楽しみにしております。
Date: 2015/12/06/17:47:17 No.4445

Re:「らららクラシック」の小山さんも最高!
とさま
ぴあのふぉるてさん

らららクラシックをご紹介いただき有難うございます。私は残念ながら、TVを見る術がないため拝見はできないのですが、小山さんの演奏のお姿が浮かび上がってくるようです。この曲に風を感じると小山さんは仰ったのですね。貴重なお言葉の紹介有難うございます。全国で沢山の方がご覧になっているので、素晴らしい音楽の啓蒙活動としての小山さんの活動に頭が下がりますね。 とさま
Date: 2015/12/06/18:56:22 No.4446

Re:「らららクラシック」の小山さんも最高!
実稚恵さまの微笑み
私も、ファンサイトの情報によりしっかり、実稚恵さまの演奏をチェックさせていただきました。(もちろん、録画済です。実稚恵さまの演奏ライブラリーを増やすことができました。(笑)

民放放送局の少ない地方に住む者にとって、NHKの放送は、とても貴重であり、嬉しいことに有馬賞を受賞された実稚恵さまはコンチェルトを中心に演奏がNHKで紹介されることも多く、至福のひとときを過ごさせてもらっています。

もちろん、ホールで触れる生の演奏に勝るものはないと思いますが自宅に居ながら、特等席のアングルで実稚恵さまを拝見できる喜びもファンとしては、格別のものがあります。

さて、幻想即興曲ですが、実稚恵さまの疾風のごとき指さばきは左右の手の拍が異なり交わることがないという難曲であるのに感嘆のひとことです。しかし、その技術が強調されるのではなく、高い音楽性を構成するものとして在ることに、いつも感動する実稚恵さまの素晴らしさがあるのだと思います。

司会の加羽沢さん石田さんも、「素晴らしい演奏でした。」と言われているのを聞いてテレビの前で誇らしく嬉しさに浸る単純な私でした。

余談ですが、実稚恵さまの藝大の後輩である加羽沢美濃さんが、「冒頭がガツンときました」と言われてましたが、すごい出だしですよね。例えにならないと思いますが、あのビートルズのア・ハードデイズ・ナイトの出だしの強烈なインパクトを既にショパンは、この時代に表現していたんですね。

当時、初めてこの曲の演奏に触れた人々は、どんなに驚いただろうと思うとともに、こんな斬新な作曲をするショパンは、やはり天才だと思いました。
Date: 2015/12/07/22:37:44 No.4448

Re:「らららクラシック」の小山さんも最高!
まじょるか魔女
まさとさん情報と、直前の「ピアノ大好き」さんのお報せのおかげで、
小山さんご登場の「らららクラシック」、しっかり拝見することができました。

演奏前の 小山さんのお話、心に沁みますね。
「きれいな呼吸とか、歩くときにただダラダラではなく、
すっすっと美しい歩き方って、できるようで大変難しいじゃないですか。
本当に基本的なところがシンプルだけど非常に美しくあるのがショパン・・・」
と仰っていましたね。
この言葉はそのまま 小山さんのお姿に当てはまりますね。

「幻想即興曲」の演奏では、冒頭のガツンとした疾風から
もつれるような感情の風がピアノから吹いてきました。
コーダでは中間部の温かいメロディが浮かび上がり、救いを感じる幽かなピアニシモで終わります。

小山さんが両手を膝に降ろされ、ふっと呼吸をされる静寂までが
演奏だと思っているのですが・・・
やや早めの拍手がちょっと残念でした。
 (オーチャードホールのアンコール曲で同じことが起きたようですね (;´д`) )

それにしても「微笑み」さんのユニークなご指摘!
たしかにビートルズの“A Hard Day's Night”の出だしは
「幻想即興曲」と通じるものがありますね。
感情の嵐は時空を超える・・・実に面白い、と湯川教授になってしまいました。
Date: 2015/12/07/23:39:00 No.4449

Re:「らららクラシック」の小山さんも最高!
covariant
私も「らららクラシック」拝見しました。小山さんのすばらしい演奏とお人柄を再確認しました。
そして『小山実稚恵の世界』は、結局再購入しました。小山さんのサインつきの、”コレクター商品”で、新品同様、よかったです。
暫くこのガイドブックを拝見していました。10年前にこれを出されたんですね、黒田恭一さんはもういらっしゃらない、、以前読んだ時に、小山さんの書かれた「空白の5年間」のことが印象的だったなあ、、、と感慨一入です。
Date: 2015/12/09/01:31:39 No.4450


▲Top
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35][36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100]

TOP Admin
 ★ Produce by Masato ★