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音楽は「心の拠りどころ」
ぴあのふぉるて
待ちに待った 小山さんのピアノシリーズ 「ベートーヴェン、そして…」第3回 《知情意の奇跡》が、10月2日と3日、Bunkamura オーチャードホールで開かれました。多くの演奏会が中止になる中の延期公演。それも2回公演! 小山さんの尊いお心に胸を打たれます。私共は2日目(10/3)のご公演を拝聴しました。
新型コロナウイルス関連:
事前にホールより、感染予防対策を講じた座席配列のために「全席払戻し および 再販売」のご案内が届きましたので、座席を予約し直して、手持ちのチケット(シリーズセット券)は返送しなければなりませんでしたが…
新しい座席配列に加えて、当日、会場ではいくつもの感染予防対策が取られていました。
安全な音楽会再開をめざす主催者の、覚悟と熱意がひしひしと伝わります。

15:00開演
小山さんのドレスの色は美しい深みのあるゴールド。
プログラム冊子の表紙はドレスとお揃いの品のいい黄金色です。その彩色にも小山さんの美意識を感じます。
演奏にお入りになる前に、小山さんよりお話があり、慌ててメモしました。
〜〜〜
第3回 昨日と今日の2回、迎えることができること、本当に幸せに思う
自然災害や想定外のことが長い歴史の中で何億回と繰り返されてきたけれど、
「音楽」は形を変えながら生き続けている 
“不要不急”と言われるが 人間の心の拠りどころと感じる
ベートーヴェンの30番とバッハのゴルトベルク変奏曲
ゴルトベルクを初めて弾いた時からゼッタイ組み合わせたいと思っていた
今回、実現できたこと、嬉しい
「3」は大切な数字
「知情意」トライアングルに均衡を保ちながら それぞれが融合しあう
ベートーヴェン第30番 3楽章 3拍子 アリアで始まり、変奏、時を経てアリアで終結する
バッハのゴルトベルク(30の変奏)に似ている
「時」を意識する
アリア〜1時間して最後にもう一度現れる
人生に二度と同じ瞬間がないように…楽器も空気も自分の気持ちも、変わる…
1時間の「時間の経過」自分の中で感じたい 共有していただけたら嬉しい
〜〜〜

ステージの生花も「3つ」のアレンジメントの融合体となっています。それぞれの中心には、あやめ色、瑠璃色、紅色のお花が豊富に活けてあり、印象的でした。

ピアノ・ソナタ第30番
ベートーヴェン生誕250年の記念の年に、ベートーヴェンの後期ピアノソナタを、小山さんの生演奏で拝聴できて幸せです。小山さんのピアノを聴くと心身が生き返る気がします。小山さんの音楽は、とりわけ滋養分が豊かで濃いのだと思います。
第3楽章は美しい主題がさまざまに変容して回帰する、情感に満ちた変奏曲。穏やかな主題はほんとに、バッハ:ゴルトベルク変奏曲のアリアの雰囲気です。四分の三拍子というのも同じですね。
ベートーヴェンのバッハへの尊崇と、小山さんの精魂込めた演奏が、胸に迫りました。
どんな時も希望を失わずに前へ進まなくては!という気概に満ちた音楽でした。

小山さんは新しいレパートリーとしてバッハのゴルトベルク変奏曲を研究なさった時、ベートーヴェンの第30番と似ている! とお思いになり、この二つを絶対いっしょに演奏したい!と長年大切に温めていらしたのですね。
2018年6月4日、シリーズ制作発表会の質疑応答でプログラミングについてお尋ねしたときのことを思い出します。小山さんはあの日も、「12年間『音の旅』シリーズの最初の頃にもう思い浮かんだ案だった。新シリーズのプログラム、『第1回』と『第6回』は比較的あとに決まり… 最初に決まっていたのが『第3回』でした…」と熱っぽくお話しくださいました。
心に描いた夢を、いつの間にか叶えてしまう小山さんはやっぱり、稀有の才をお持ちですね。

休憩をはさみ、プログラム後半は、バッハ:ゴルトベルク変奏曲
これは夢かうつつか。アリアで始まり30もの変奏を経てアリアで終結する、1時間の旅の間じゅう、小山さんの一心不乱の演奏にドキドキうっとり聴き入りました。
小山さんの軽快なテンポ(*)と、精緻な音は、現実離れした美しさです。まさに奇跡。
小山さんの迷いのない明るい音楽を浴びたら元気が出ました。不安な時ほど音楽が必要なのですよね。
(*)横浜市栄区リリスホールでの演奏(2017年12月2日)よりさらに早い、驚異的なテンポでした。繰り返しの違いがあるので単純に比較することはできませんが、今回は60分を切っていたと思います。「世界最速です!」と、曲を知り尽くすファン仲間センセイも驚喜しておられました。

アリアの後には静寂が訪れ、続いて万雷の拍手!!
小山さんは何度もステージにお戻りになり、感慨無量の面持ちで深々とお辞儀を繰り返されました。
小山さん、どうもありがとうございました。
「知情意の奇跡、それは小山さんのことだと私たちはいつも思っています」(まじょるか魔女さんのご投稿 No. 4978 締めくくりのお言葉)… ほんとに私もそう思います。
Date: 2020/10/08/13:41:27 No.4980


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変奏とは能動。バッハ、ベートーヴェン、…そして小山さんからのエールの力
まじょるか魔女
9月12日(土)名古屋しらかわホールにて、小山さんの新シリーズ「ベートーヴェンそして… 第3回〈知情意の奇跡〉」を拝聴しました。
コロナ禍のための延期、調整を経ての開催で本当に有り難いことです。
小山さんはスモークゴールドのドレスでマイクを持ち、このように演奏できることをとても嬉しく思います、ゴルトベルクに取り組んだときに、いつかベートーヴェンの30 番と一緒に演奏したいと20年前から思っていました、…とお話ししてくださいました。ゴルトベルク変奏曲は緻密な構成であるけれど最後の第30変奏は人間的で当時の流行歌が取り入れられて、自分のイメージでは歌声が聴こえてきて、それが一人ずつ増えていくような…そしてまたアリアの旋律に戻るのだけど、それは始めのアリアとは違うものになっていることを聴いている方と共に感じながら演奏したい…というお話をされました。

ベートーヴェン:ピアノソナタ30番は小山さんにしてはややゆっくりのテンポで音の余韻から新しい音が生まれる瞬間を愛おしむように奏でられていました。第3楽章の星が散りばめられるような壮大な音の宇宙、そして原点に戻りかみしめるような変奏の展開。ゴルトベルクの前に演奏されると、ベートーヴェンがバッハからの影響を受けてこの曲を作ったであろうことがよりクリアに聴こえてきました。
休憩後のゴルトベルク変奏曲はトータルで60分少しで、なかでも第25変奏は世界最速なのでは?というくらいのテンポで、変奏曲という自由と制約との絶妙なバランスを感じました。ト長調の快活な変奏のなかに差し込まれるト短調に心を揺さぶられながら、壮大な音の宇宙に誘われます。左手の旋律がくっきりと浮かび、瑞々しい音色に心が満たされました。
小山さんは第29変奏を一心不乱に奏でられ最後の音をのめり込むように打鍵され、そのまま、第30変奏へ入られたのです!ひとりずつの歌声が徐々に増えていき、大きな力になっていき…自分もその一員になったかのような心地でした。
変奏とは能動の力。これは、今の状況にある私たちへのエールと聴こえてきました。ただ拝聴する音楽から共に音楽の力を信じて前進しよう!というメッセージがバッハからベートーヴェン、そして小山さんから鮮やかに発せられました。はじめのアリアは来し方を懐かしむように、最後のアリアは未来に開かれるような力をはらみ、空高く音が溶けていきました。
人数の倍以上の拍手に、小山さんは何度も戻ってこられ丁寧にお辞儀をしてくださいました。アンコールはありませんでした。
小山さん、全国公演を敢行していただき有り難うございます。サイン会がなくなったことは寂しいですが、小山さんからのメッセージはひしひしと伝わってきました。知情意の奇跡、それは小山さんのことだと私たちはいつも思っています。
Date: 2020/09/12/23:22:58 No.4978

Re:変奏とは能動。バッハ、ベートーヴェン、…そして小山さんからのエールの力
covariant
まじょるか魔女様
しらかわホールでの「ベートーヴェン、そして」シリーズ第3回<知情意の奇跡>の詳細なご報告を、早速、ありがとうございます。
小生も、新譜CDのベートーヴェン・ソナタ第28番を聴いてからは、早く小山さんの演奏を、それもベートーヴェン・ソナタ第30番以降のものを早く聴きたいという思いが募り、しらかわホールに向かいました。

私にはまじょるか魔女さんのように、曲の進行を追って表現することができませんが、その場その時に応じたピアノ操作で演奏される小山さんの姿に、ファン仲間みんなで、その変幻自在さは他のどのピアニストにも勝る、これぞ生演奏の醍醐味、いつも元気をいただける、と話し合っておりました。

これまでいつもやっていただいていたサイン会が、残念ながら今回は無く、どうしても小山さんにお会いしたかった1ファンとしてはとても残念でしたが、このコロナ禍にあってもどうぞご健勝に演奏活動を続けていかれますように、お祈りいたします。
Date: 2020/09/13/22:45:25 No.4979


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小山さんの新譜が特選盤に!
ぴあのふぉるて
昨日2020/8/20の読売新聞(夕刊)に素敵な記事を見つけました。
サウンズBOX クラシックというコーナーで、小山さんの新譜「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番&第29番《ハンマークラヴィーア》」が 特選盤に選ばれています!
(選評は作曲家の西村朗さんと他のお二人の合議)
「円熟 入魂の至芸」と題された評には選者の驚きや感動が熱く語られ、小山さんの魅力が浮き彫りになっています。

ファン冥利に尽きます。
小山さんの芸術はホントに素晴らしいから選ばれて当然なのですが、やっぱり嬉しい!
小山さん、おめでとうございます!

取り急ぎお知らせまで。
Date: 2020/08/21/19:05:42 No.4974

Re:小山さんの新譜が特選盤に!
covariant
ぴあのふぉるて様、お知らせありがとうございます。西村朗さんの賛辞も素晴らしく、本当に嬉しいですね。

そして、
『レコード芸術』9月号でも特選盤に選ばれ、巻頭記事にも取り上げられてお出になっているようですね。

私には今回のCDケースに納まった写真や冊子も、いつも以上に逸品に思えます。むろん、このCD だけではありませんが、愛蔵版とするにふさわしいですね。

小山実稚恵さま、次々とおめでとうございます。
災害の多い世情ですが、これからはCDにもベートーヴェンの音楽も加えて、私たちを励まし、共に進んでいただきますように、僭越ながらお願い申し上げます。
Date: 2020/08/22/01:13:36 No.4975

Re:小山さんの新譜が特選盤に!
ぴあのふぉるて
小山さんの新譜アルバム、本当に素晴らしいですね。
小山さんの演奏で蘇り、新たな輝きを放つようになった作品群リスト(by ぴあのふぉるて)に、このたび新たにベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番とピアノ・ソナタ第29番《ハンマークラヴィーア》が仲間入りました。

covariant様
早々に素敵なリプライをいただきどうもありがとうございました。
小山さんの新譜は音楽誌『レコード芸術』9月号でも特選盤に選ばれたのですね!
感激ひとしおです。先月、小山さんの第28番の出だしのフレーズを聴いてすぐに、あ、これはもう「レコ芸特選」間違いなし!と感じて、密かに期待しておりました。
(約半年前、facebookに小山さんが雪だるまの写真@大賀ホール をアップなさった時からそのことを確信しておられたという) covariantさんには遠く及びませんが…。

小山さんの新譜が届いた日は、畏れ多くてすぐには聴けない気がして、開封せずにそのまましばらく飾り、美しいジャケットに見入っておりました。小山さんの凜とした表情とともに優美なピアノに目を奪われます。二日後、ケースを開けると譜面台の彫刻デザインが(ジャケット背表紙とCD盤面に)見開きで描かれていて、その美しさに息を呑みました。

『レコード芸術』9月号、巻頭インタビューの中で小山さんは、CDジャケットに小山さんと「一緒に写っているピアノ」についても詳しくお話しくださっていますね。
この楽器は小山さんご自身が所有なさっているピアノなのですね。
「… とてもふくよかで多彩な音が出るピアノで、すっかりほれ込んでいます」とのこと。
ジャケット表紙のピアノのプロフィールがわかって、心が落ち着きました。
小山さんの1895年A型スタインウェイピアノ、今回は写真のみの登場でしたが、いつの日かその「とろけるような音」をぜひ聴かせていただけますように…。

『音楽の友』9月号にも、小山さんのインタビュー記事が載っています。
p.22, 23
連載「ベートーヴェン的な 余りにベートーヴェン的な」vol.12
 Guest:小山実稚恵さん
 取材・文=越懸澤麻衣、写真=堀田力丸

 平野昭氏との対談で毎回のように確認したこと、
 ピアノシリーズ「ベートーヴェン、そして…」のプログラム作りについて、
 最新録音CDの選曲について、
 バッハのフーガとベートーヴェンのフーガ、
 もしベートーヴェンに会うことができるとしたら?
 私のベートーヴェン〜お気に入りの1曲(2曲)、など、率直にお話しくださっています。

同 巻末ページ p.42 Disc Space
小山さんの新譜がここでも特筆されています。
「ベートーヴェン・イヤー注目の1枚 小山実稚恵、初のソナタ・アルバム」
選・文=真嶋雄大
「さて、ベートーヴェン・イヤーを飾る垂涎のディスクが現れた。〜」との素敵な書き出しで、小山さんの優れた演奏とベートーヴェンの作品の特色が、分かち難く混ざり合うように絶賛されています。
初となるベートーヴェンのソナタ・アルバムに第28番と第29番が選ばれたことに言及なさっている点も、素晴らしい。
小山さんの表現はプログラミングからもう始まっているのですもの。

新譜発売日直前(7/19)、音楽評論家の萩谷由喜子さんもご自身のHP(この春に開設された新しいHP)に温かなご感想を載せておられました。
作品の背景が丁寧に織り交ぜられ、曲想ごとに感動のお気持ちが生き生きと細やかに綴られています。尊崇と情愛にあふれた萩谷さんの評を、皆様もぜひお読みになってください。
お知らせまで。
Date: 2020/08/27/01:05:40 No.4976

Re:小山さんの新譜が特選盤に!
covariant
ぴあのふぉるて様

『音楽の友』9月号の記事もご紹介いただき、ありがとうございます。

真嶋雄大さんの巻末ページp.42 Disc Space の記事は、見出しが小山さんのアルバムの話題でその賞賛ぶりが伺えますね。
同じく巻末ページp.45 BOOKS(書籍)欄に、野平多美さんという方が
「前人未踏の創作世界へ 『ベートーヴェンとピアノ』完結編!」
と題して、小山さんと平野昭さんによる2冊目の本を紹介されていますね。

更に、表紙と巻頭インタヴュー p.6-8 は、最近ではアルティ弦楽四重奏団のメンバーとして小山さんとの共演で私たちの記憶に新しい、矢部達哉さんではないですか。
インタヴューの中で、矢部さんは「素晴らしい共演者」の一人、小山さんのことも大いに語っておられ、嬉しい限りですね。
Date: 2020/09/02/18:39:08 No.4977


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5ヶ月ぶりの演奏会:小山実稚恵さんピアノ・リサイタル@横浜みなとみらいホール のご報告
ぴあのふぉるて
小山さん、ピアノ・リサイタルご開催おめでとうございます。

新型コロナウイルスにここまで長期にわたって人の活動が制限されてしまうなんて、誰が想像できたでしょうか。
7月に入り新感染者数が増え続け、”我慢の4連休”を求められていた連休二日目、7/24「スポーツの日」(当初は東京オリンピック開会式が開かれる予定だった日)、約5ヶ月ぶりに小山さんの演奏会が開かれました。
ひと月前、主催者(神奈川芸術協会さん)から郵送で「公演開催予定のお知らせと座席に関するお願い」が届きました。コロナウイルス感染拡大防止対策として観客数を収容人数の50%以下で開催することになった由。
「ご来場希望/払戻し希望/ご来場せず払戻しを辞退(寄付)」のいずれかを選び、手元のチケットを一旦返送。来場希望者には後日、新しく指定されたチケットが届く…という流れになるそうです。多くの演奏会が中止や延期となる中、細やかな対応に感じ入りました。
7月中旬、再配席された新しいチケット2枚が届き、ひとまずほっとしました。座席の調整、ものすごく大変な作業だったと思います。新しい座席は、一列後ろの列になってしまいましたが… ありがたいことに1枚は前と同じ番号、もう1枚は間を一つ空けた並びの番号でした。

会場では万全のコロナ対策が取られていました:
開場時間の変更:13:00(混雑を避けるため時間帯に幅をもたせています。コロナ前は13:30でした)
アルコール消毒液の設置、サーマルカメラによる体温測定、クロークは閉鎖。
マスクの着用、ホールスタフはフェイスシールド着用。
チケットの半券は自分でちぎって箱に入れる。
リフレッシュメントはドリンクのみ。
ブラボー!なし。
終演後はエリアごとに退場する。
アンコール曲の掲示なし(神奈川芸術協会HPにアップされます)
CD・グッズ販売なし。サイン会なし。などなど。

プログラム冊子に、小山さんの思いが綴られた美しい直筆メッセージプリントが挟み込まれていて、感激しました。

14:00
開演前の会場は物音一つしない、真空のような静けさです。
喜びと期待に満ちた静寂は、生の演奏会でしか体験できません。
えんじ色の煌めくドレスでステージに登場なさった小山さんの笑顔を拝見し、感動と感謝の念で胸がいっぱいになりました。

モーツァルト: J.P.デュポールのメヌエット主題による9つの変奏曲 
あぁ、なんと明るく澄んだ音色でしょう。純真無垢という言葉がぴったりです。
(この作品はしかし、モーツァルトが生活の困窮を打開するために作った曲のようです)
小山さんの「“生の響き”」が心に沁み入ります。細胞が潤いました。
ピンと張りつめた空気の中で聴く音楽は格別ですね。
小山さんのピアノの音に包まれて幸せです。

シューベルト:即興曲 作品142
深く優しく、慈しむように演奏なさっています。
小山さんのシューベルト愛はさらにいっそう深まっていると感じます。
特に印象的な第4番は、緊張感と凄まじい気迫に満ちた奏楽で、胸を打たれました。

「小山さん進化してる! フォルテはさらに温かく、ピアノはさらに深い音色になっている」と主人も唸っていました。
「鬼気迫る演奏でしたね!」と尊敬するファン仲間も感嘆なさっていました。

休憩時間、いつものファン仲間の皆様と5ヶ月ぶりの再会を喜び合いました。

プログラム後半は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番、第31番
小山さん5ヶ月のブランクを感じさせない、というより、新たな段階に入られたような、素晴らしい演奏を披露なさいました。思いがさらに深いだけでなく、その思いを表現する技術もますます冴え渡っている! もう驚嘆するしかありません。
小山さんのどんな楽曲でも崩れない美しい姿勢、決してブレない身体の芯は、必見です。
愛らしい旋律、滑らかな音階、凄みのある和音、繊細なトリル、などさまざまな表現に魅了されました。
ベートーヴェンの声を届けたいという強いお気持ち、それを実現できる繊細な表現技術、あふれる熱い思いに流されない沈着冷静な頭。逞しい精神力と体力。
小山さんは、今、すべてが備わった充実の時をお迎えですね。

今回、会場内は半分以上が空席となっていましたが、来場を断念された方々の“気”と、遠方から応援なさっているファンの皆様の“気”も満ちていたように思います。
はにかむような笑顔で、全方向に深々とお辞儀を繰り返す小山さんに贈られた拍手はいつも以上に温かでした。(1階席では)スタンディングオヴェイションをしている方も多数見られました。

アンコール:
シューベルト:即興曲 作品90-4 でした。この曲をお選びになるのは珍しいですね。
ちょっと意外に思いましたが、すぐに、あ、なるほど。小山さんきっと今日は同じく作品90の第3番で締めくくるおつもりなのね…と気づいて嬉しくなりました。
はたして2曲目はやはり、小山さん最愛の曲、即興曲 作品90-3 でした。
繊細なタッチで大切に大切に奏でておられるお姿から、小山さんご自身の喜びと感謝のお気持ちがひしひしと伝わります。

小山さん、どうもありがとうございました。
5ヶ月ぶりの小山さんの演奏会は、ファンにとっても「私の人生の“記憶に残る日”」となりました。
次回、10月3日、「ベートーヴェン、そして…」第3回〈知情意の奇跡〉(延期公演)を楽しみにしております。
Date: 2020/07/26/17:47:44 No.4972


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「繊細にして流れ良きピアニズムの極意」
covariant
この私のタイトルは、今回発売となった小山さんのCD”ベートーヴェン:ピアノソナタ 第28番&29番「ハンマークラヴィーア」”に寄せられた濱田滋郎さんによるNOTEのタイトル「いまベートーヴェンにも示す、繊細にして流れ良きピアニズムの極意」から、素晴らしいご指摘に共感し、ここに拝借させて頂きました。

私は通信販売A社に購入予約してあった為に、21日にこのCDを受取り、さっそく拝聴することができました。
そしてそのピアノ音の美しさにまず圧倒され、あとは濱田さんのご指摘通り、そのピアニズムに没頭することができました。それなので、濱田さんのNOTEを読むにつけ目には涙を禁じ得ません。

小山さんは大賀ホールでの録音中に、前作CD”バッハ:ゴルドベルク変奏曲”の時と同じように、Facebookに雪だるまとのスナップ写真を載せていただきました。それを拝見して、今回の録音も順調に進んでいるみたい、と推測しておりましたが、今このCDを拝聴するとその通り、否、それ以上の成果を感じます。
それは、全くの素人の論ですが、以下のように考えるからです。

バッハ曲の演奏は音楽そのものとの向き合いで演奏できますが、人生の苦悩とともに歩み、その上に人類の希望をまで目指したベートーヴェンの曲の演奏は、人間ベートーヴェンへの理解無くしてはできないと思います。
それ故に、小山さんと平野昭さんとの月刊『音楽の友』誌への共同連載によって培われたベートーヴェン理解を踏まえて録音された今回のCDは、それだけでも素晴らしいことですが、それが小山さんの「繊細にして流れ良きピアニズム」によって表現されていて、圧倒的な迫力で迫ってきます。

音楽そのものに正面から向き合った演奏ということから、私はすぐに、ステージ演奏を嫌ったグレングールドのことを思い浮かべました。彼にとってステージ演奏での観客は、彼自身が音楽そのものに向き合う為には障害物だったのでしょう。
CD録音も、よく、ライヴ録音のものが良い、と言われることがあり、小山さんのステージ演奏の素晴らしさから、私も正直、今回のベートーヴェン・ソナタの録音もライヴの方が良くは無いのかな?と思ったこともありました。しかしそのような懸念も、今回のCDを拝聴して、払拭されました。

このCDで小山さんは、人間ベートーヴェンの心に同化しようとしておられ、ピアノ演奏はその目的では無く、完全にその手段となっているということを、まざまざと感じるからです。そしてそれは、小山さんが観客の居ないピアノだけに向かわれたからこそ実現できたことなのかも知れない、、等と、素人妄想しております。

冒頭で、私は「そのピアノ音の美しさにまず圧倒され」と書きました。このCDには、Super Audio CD とか DSD <Direct Stream Digital> とかの表記もあります。小山さんの繊細な指使いまで伝わるような音に感動しています。

小山実稚恵様、待望のCDを手にして、上述の通り、予期以上の感動を覚えております。有難うございました。これからも益々のご活躍をお祈り致します。
Date: 2020/07/21/23:54:59 No.4971


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小山さんのお誕生日♪
管理人@まさと
ファンの皆様へ

5月3日は小山さんのお誕生日ですね。
お誕生日のメッセージをお寄せ頂ける特設の掲示板を用意致しました。
どうぞ小山さんへメッセージをお寄せください。

http://michiekoyama.com/k/happy/2020/happy.cgi
Date: 2020/05/01/05:30:25 No.4969


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小山さんから伝わる「能動の力」
まじょるか魔女
新型コロナウィルスという未知の脅威に、皆さまお仕事生活など様々な影響を受けながら、手探りで日々ご尽力されていることと思います。

小山さんファン仲間の方から、「ショパン」4月号についてお知らせいただきました。《まるっと、ベートーヴェン。》の特集のなかの「音楽家にとってのベートーヴェン」のページに、小山さんがベートーヴェンへの敬愛に満ちた文章を寄せられています。
新シリーズ『ベートーヴェン、そして・・・』で強く意識されるのは「能動の力」について、と述べられています。
今のコロナウィルスの脅威にも言及され、「これといった防御策が見つからない以上、結局は自己の免疫力を高めるしかないのと同様、人生も最終的には何があっても自己の力で進んでいかなければならない。」と。

小山さんの勁い思いにあらためてエネルギーをいただきました。
小山さんの演奏会の帰り道に私たちが笑顔になってこれからも頑張ろうと思えるのは何故か、今更ながら有り難さをかみしめています。
小山さん、今は能動のパワーを蓄積されていらっしゃるのですね。演奏会の再開を心待ちにしております。

安心して集える日まで、皆さまどうぞお大事におすごしください。
Date: 2020/04/25/15:35:06 No.4968


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新型コロナ禍にお見舞い申し上げます。
covariant
このところ新型コロナウィルスによるコンサートの公演中止が続いており、小山実稚恵様はじめ関係者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
小山さんのコンサート・スケジュールもこのところ次々と【延期】や【中止】の表示が付加されていき、心が痛みます。

ファン仲間からお知らせ頂き、所沢市民文化センターのアートマガジン『InfoMart』に掲載された、中止になってしまった公演<小山実稚恵[ピアノ]華麗なるコンチェルト>に向けてのインタビューを拝見しました。

そこには演奏予定であったコンチェルトの作曲家:ショパンとチャイコフスキー夫々の曲に対する小山さんご自身の深い解釈が語られていて、感動と共に学ばせていただきました。アートマガジン『InfoMart』の記事なので、ここにその小山さんの言葉をすべて引用することはできませんが、

ショパンについては、
人間としての青年・壮年期のほとばしる感情がショパンの中で濾過されて凝縮されている。美しさの芯にやどる静かな強さが特別で、それが本当に美しいのです。

チャイコフスキーについては、
素晴らしい作曲家がたくさんいるロシアの中でも、チャイコフスキーは特別。ロシア人の方と話しても、それはロシア人の魂、心の拠りどころなのだなぁと感じます。

とおっしゃっていると受け取りました。

一ファンとして大変僭越な物言いですが、これこそピアニストとして35年間第一線で活躍されてきた小山さんにしか語れない、言葉の宝物であり、チャイコフスキー・コンクールやショパン・コンクールで単発的に入賞することに比べても遥かに困難で、立派な業績があっての、輝かしいお言葉であると思います。

新型コロナウィルスによる混乱が収束して、小山さんやファン仲間の皆様と、また早いうちにコンサート会場でお会いできますように、それぞれの立場で頑張りましょう!

Date: 2020/04/13/00:22:46 No.4966

Re:新型コロナ禍にお見舞い申し上げます。
ぴあのふぉるて
世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が止まりませんね。
日本も医療崩壊寸前まで来ているようで、怖いです。
小山さん、ファン仲間の皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

先の見えない不安の中、さまざまな活動が制限され、小山さんの演奏会も中止や延期となり、ほんとに残念です。

covariantさん、小山さんのインタビュー記事をご紹介くださりどうもありがとうございます。
作曲家や作品について小山さんのお気持ちを伺えることは誠に貴重でありがたいことですね。ショパンとチャイコフスキーへの想いと併せて、小山さんの日々深まる「ピアノ愛」も吐露されて、胸を打たれます。

記事全文をお読みになりたいかたは、本ファンサイトのスケジュールカレンダーをご覧ください。
→スケジュールカレンダー〜4/11詳細欄、曲目紹介の下に添付されたリンクをクリックすると「小山実稚恵 華麗なるコンチェルトの世界」@所沢ミューズ のお知らせチラシ画像が表示されます。
→そのお知らせチラシの左下に、InformationとしてアートマガジンInfo Martに掲載された小山さんのインタビュー記事につながるリンクがありますので、そちらをクリックしてください。
(その記事にさらに、インタビュー誌面の画像のリンクも付いています!)

今夜は19:30より、NHK FM ベストオブクラシックで 小山さんとアルティ弦楽四重奏団の皆様による室内楽演奏が放送されますね。

ブラームス:弦楽四重奏曲、シューマン:ピアノ五重奏曲
(2018年9月30日収録)

音楽を聴いて心を潤したいと思います。
皆様もどうぞお身体お大事にお過ごしください。
Date: 2020/04/13/16:31:08 No.4967


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