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新たな 「 音の旅 」  始動
オクターヴ練習中
今日からはじまった 新たな 「 音の旅 」 第22回 〜 心の歌 〜
グレーベージュ : 深い森の中へ分け入っていく

じぶんが感じたことをそのまま記してみたいと思います
もう無理はしない
感じたままの素直な感想
音楽的なことは、一度弾いてみた後
ほかにどんな弾き方があるのだろうというところまでいかないと言う事が出来ない
と思えるようになったからです。
ですが
”小山実稚恵さん ”の演奏から
作曲家や作品の新しいイメージが、じぶんのなかにできました
それを記してみたいと思います

ベートーヴェン : ソナタ 第30番 ホ長調 作品109 から感じる作品のイメージ それは、
苦悩に向き合うひとが辿り着いたひとつの境地
穏やかな未解決とでも言えばいいのでしょうか
こころの内面では解決、でも環境はかわらないままの、というようなことを感じました

ブラームス  :  6つの小品  作品118 
ブラームスのイメージがまったく無かったじぶんにとって
はじめてブラームスの人柄を意識できた演奏となりました
穏やかな外観のなかにすべてを壊してしまいそうな勢いの激しい感情を持つ人なのかな
という感想を持ちました

シューベルト : ソナタ 第20番 イ長調 D.959
シューベルトの音楽には
いつも小川のせせらぎが隠れている、というような新らしい感想を持ちました

繰り返しとなってしまいますが
きょうは感じたままを記してみました
すべてを見透かされてしまうひとの前で繕うのは無意味だし
”小山実稚恵さん ”が望むものは、何物にも左右されない本当の声
という気がしてならないので、ありのままを記してみました

それでも
卓越したテクニックで、作曲家への想いで演奏する”小山実稚恵さん ”の演奏であったこともお伝えしたいところです

「 穏やかに音楽に揺れる時間 」

となった 第22回 「 音の旅 」 仙台公演 です 


追伸:とさまさま、ぴあのふぉるてさま、コメントありがとうございます。これからも時折コメントしていきたいと思っています。

Date: 2016/10/23/21:20:33 No.4615


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小山さんの記事情報〜遅くなってごめんなさいの巻
ぴあのふぉるて
こんにちは。

オクターブ練習中さんの“小山実稚恵さんに集う人たち”という表現、すてきな響きがしますね。ファンの一人として、温かな一体感を感じながらご投稿を拝読しました。

さて、たいへん遅くなりましたが、音楽誌に掲載された小山さんの記事情報をお届けいたします。
演奏の素晴らしさはもちろん、文章から伝わる小山さんの好奇心と洞察力、交友関係の広さ、演奏への思い、など小山さんのすべてに惹きつけられております。

♪ 『音楽の友』 2016年9月号 p.22〜25
連載「脱力の極み」vol.21
ゲストは、東京大学名誉教授で健康体力学を専門とされる小林寛道さん。
小山さんのリサイタルを初めて聴かれてのご感想(観察?!)や、インナーマッスルのこと、などたいへん興味深いお話です。(でも、ピアニスト小山実稚恵さんに演奏中の姿勢や身体の動きのことでツッコミ入れる方は、初めてだと思います)
トレーニングジムでマシンを体験中?の小山さんお写真も可愛い!

小山さんのインタビューは、いつもお相手の方が喜んでご自分の専門のお話をされますね。絶妙な間合いで相槌を打ち、笑顔で真剣に耳を傾けてくださる小山さんに、お相手の方もきっといろいろ語りたくなるのだと思います。小山さんは聞き役としても完璧でいらっしゃいますね。もちろん、常に受け身というわけではなくて、疑問があればしっかり質問なさるところも魅力です。
対談やイベントで音楽以外の分野の方々と幅広く接することも、小山さんの音楽に深みや豊かさが増す秘訣だと思います。

p.223  仙台の子供たちと小山実稚恵が連弾で共演
第2回こども夢ひろば“ボレロ”〜特別企画「音楽のひろば〜見る・聴く・感じる〜」
7月30日、31日、仙台で開催された体験型子供向けイヴェント「こども夢ひろば“ボレロ”〜つながる・集まる・羽ばたく」の一環として、7月26日に開かれたワークショップの写真と報告記事。
小山さんからそれぞれの長所や個性を生かしたアドバイスを受けた子どもたち、ほんとに貴重な素晴らしい体験となったことでしょう!

♪ 『ショパン』2016年9月号  ピアノ公演カレンダー:日本人ピアニスト
p.98〜99 小山実稚恵さんの2016/8/20から2017/2/5までの演奏会日程とプログラムがリストアップされています。充実のスケジュールに感動!

♪ 『モーストリー・クラシック』2016年10月号 p.87
連載「ピアノと私」第29回 〜スペイン音楽〜
突然ラローチェに会いにスペインまで行かれた舘野泉さん、小山さんのスペイン作品集のCD録音と“猫宮殿”の思い出、グラナドスの人生、天才児アルベニスの逸話、などいろいろ。「元々私はスペイン音楽が好きで、…」とご自身の思いを綴っておられます。
アンコールで時々小山さんが弾いてくださる「パバーナ・カプリーチョ」、ほんとに心に沁みますね。 (p.166 読者プレゼント〜直筆サイン入りCD 1名=小山実稚恵 ファリャ:組曲「恋は魔術師」)

♪ 同じく『モーストリー・クラシック』2016年10月号 p.145
「オーケストラ新聞」のページに「日本センチュリー響、室内楽シリーズ開始」のお知らせ記事。
2015年度にアーティスト・イン・レジデンスに就任なさった小山さんと、日本センチュリー響の団員による「室内楽シリーズ Vol.1」は、12/2、大阪のザ・フェニックスホールにおいて開催されます。

それから、先日、室内楽の感想レポートNo.4609でもお伝えしましたが…
♪ 弦楽器マガジン『サラサーテ』2016年10月号 p.5 STAGE PICK UP 
6/24サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン ENJOY!ウィークエンド vol.4 堤剛(Vc)×小山実稚恵(Pf) ブラームスのソナタ全曲演奏 
 すてきなステージ写真と心のこもった演奏評を、嬉しく拝見しました。
♪ 同じく『サラサーテ』10月号
p.70 ピアニストが語る「室内楽の愉しみ」
リハーサルと本番の演奏、室内楽に目覚めた時期、色々な喜び、“耳が開かれていること”…など細やかにお話しくださっています。
「私が4人との共演を熱望したんですよ。」…と今回の「初共演」についても熱く語っておられます。(9/25 第一生命ホールにて、開催済み)

♪ 『音楽の友』2016年10月号 p.10〜13
連載「脱力の極み」vol.22  お客様:野村萬斎さん(狂言師・俳優)
「シン・ゴジラ」を8月に観たばかりでしたので、タイミングの良さに感激しました。
いつも時の人と対談なさる小山さん、ほんとに素晴らしい!
萬斎さんの低いお声についての質問から始まるところが自然で、しかも核心をついていて、いいですね。
繰り返しのモチーフ、芸の継承と自分の個性、演目の内容、面(おもて)、すり足、などいろいろ、たいへん興味深く拝読しました。特に、「間」の話から打ち明けられた萬斎さんのお気持ちと、続く小山さんのしめくくりのお言葉に感じ入りました。片桐さん(取材・文)のつぶやきも必見。

♪ 『モーストリー・クラシック』2016年11月号 p.81 (p.80は第22回「音の旅」のお知らせ)
「ピアノと私」第30回 〜リオ・オリンピック〜
小山さんはこの夏、「夜通しのテレビ観戦の毎日」だったのですね!
アマチュアの選手たちの「精神の美しさ」に感動されたお気持ちを語りながら、ご自身を振り返られて… あぁ、どこまでも謙虚な小山さん!
「今回は特に卓球にしびれました」の項、女子チーム戦や男子の水谷隼選手の試合運びから選手の個性までも見抜くことのできるお力に、感動します。
そして、「最高の集中力を本番でキープできる強い精神力に感服し、…」、「忍耐と攻めのバランスを絶妙に保って、…」「リズムは流れの中に宿る。」といった小山さんの思いは、どれも小山さんご自身が演奏で実践なさっていると気づいて、また感動するのです。

今週は、もう最新号が発売になりますね…(汗)
では、急に涼しくなりましたので、皆様ご自愛くださいませ。
Date: 2016/10/17/10:47:33 No.4613

Re:小山さんの記事情報〜遅くなってごめんなさいの巻
とさま
ぴあのふぉるて様、y.s様

先日は、小山さんが出演なさった第1生命ホールでの室内楽の夕べの素晴らしい感想をご投稿いただき有難うございました。【室内楽の醍醐味がここにありき】などという月並みな賛辞を超えた、小山さんへの尊崇の念を通奏低音とした、音楽への愛情に充ち溢れた臨場感豊かな筆致に引き込まれました。音楽を聴く歓びとその意味を改めて考える機会になりました。重ねて有難うございます。


オクターヴ練習中様
皆さま

オクターヴ練習中様のご投稿を拝読し、【シューベルティアーデ】を思い出しました。シューベルトの友人たちは、シューベルトを囲んで、シューベルトの作品を演奏するサロンコンサートを企画しました。この和やかで温かい集いを【シューベルティアーデ】と呼んでいたのですね。【シューベルティアーデ】という音楽祭もありますね。

小山さんのピアノが大好きな私たちは、小山さんのピアノ演奏を聴くためにコンサートに集いますので、それは【シューベルティアーデ】の小山さん版のような感じがしますね。

小山さんのお人柄が素晴らしいので、私達は【小山さんが弾かれるピアノを聴く】ために集います。しばらくすると、ショパンがとても好きなある人は、【小山さんが弾かれるショパンを聴く】ためにコンサートに集うようになります。シューベルトが好きな人もそうですし、ベートーヴェンやバッハが好きな人もしかりです。やがて【ショパンを聴くために小山さんのコンサート】に集うようになるのかなと思います。シューベルトを聴くために、ブラームスを聴くために、ベートーヴェンを聴くために、ラフマニノフを聴くために、小山さんのコンサートに集うような感じでしょうか。そして、究極的には、「小山さんとピアノと作曲家」との間の境界が消え、残るのは音楽だけになり、私達は音楽の本質を聴くために小山さんのコンサートに集うようになる・・・そんな気がしてならないのです。

現代の【シューベルティアーデ】を小山さんは全国各地で実現して下さっています。そうした機会を持つことのできる私たちは本当に幸せだと思います。小山さんのコンサートに集う私たちは、シューベルトに会うことができます。バッハ、モーツアルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト、チャイコフスキー、ラフマニノフと言った大作曲家が小山さんの脇で微笑んでいる姿が目に見えるようです。

10月23日は第22回音の旅の初日であり、小山さんはベートーヴェンの最高傑作の一つである慈愛に充ち溢れた作品109を演奏して下さいます。同時に、ブラームスの作品118とシューベルトのピアノソナタ第20番も演奏されます。

オクターヴ練習中さんが仙台で開催されたオーケストラコンサートで発見されたこと(=バラバラで始まったオーケストラが、指揮者がタクトを振るたびに調和していくプロセス)、葛藤(混沌)から調和への変容は、とても意味深い発見ですね。ベートーヴェンの作品109の第3楽章は長大な変奏曲です。変奏曲は「制限」と「自由」とが共存したジャンルですね。しかし、「制限」と「自由」が融合する先にあるのは「変容」です(主題が人生の様々な局面を歩み、最後には変容していきます)。その感覚は、もしかするとオクターヴ練習中さんが発見された「葛藤(混沌)から調和への変容」と共通するかもしれませんね。

小山さんが奏でられる「心の歌」を皆さまとご一緒に共有できることを楽しみにしています。そしてベートーヴェン、ブラームス、シューベルトにお会いできる日を待ち侘びています。


再び ぴあのふぉるて様
 いつもいつも、音楽誌に掲載された小山さんの記事情報をお届けいただき、感謝しています。小山さんのファンにとっては大変有り難いですし、またファンサイトに初めて訪れた方が小山さんの素晴らしいコンサートに行かれたり、CDを聴いていただくきっかけにもなりますので、それを考えるだけで嬉しくなります。

毎回申し上げていますが、掲載誌名情報だけでなく、そこに何が書かれているかを要約して下さっていますので、これが実に素晴らしいのです。小山さんの素晴らしい音楽を一人でも多くの方に知っていただきたい・・・それがぴあのふぉるてさんの原動力なのですね。これからも甘えてしまいますが、ご無理のない範囲で、タイミングなど気にされずに、ゆったりとご報告していただければ幸いです。

とさま
Date: 2016/10/21/10:59:42 No.4614


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あたらしいじぶん  ( 新境地 )
オクターヴ練習中
また、新らしい ”小山実稚恵さん ”の 「 音の旅 」 がはじまる前に、いま、じぶんが感じていることを ”小山実稚恵さん ”につたえてみたいと思うようになっていました。

「 オクターヴ練習中に聴こえている心の歌 」 と題して

それぞれの人の中に流れる心の歌。
それは、それぞれの人が全身で受け止めてきたメッセージ。
そのメッセージは、「 言葉 」となってそれぞれの人から発信されます。
しあわせなメッセージを受け止めてきた人はしあわせな言葉を発信するし、また、その逆の場合もある。
結果からだけみれば、
じぶんは悲しい言葉だけを発信してきてしまった。そんな気がしています。
でも、
”小山実稚恵さん ”と出逢い、”小山実稚恵さんに集う人たち ”と出逢い、悲しい言葉以外も発信できるかもしれない、と、そう思っています。
じぶんの力量をすべて見抜かれて、なお、やさしさといたわりに満ちたメッセージに、
「 ひとが生きる意味 」 が 見つかったと思っています。

「 ひとが生きる意味 」 それってなんだろう。

人は決して自らの意志で誕生することはなく、その誕生は前世代の愛によって生まれてくる。それゆえ、この世に誕生するすべての命が尊ばれ、大切にされ、愛されるべきだろう、と思っています。
そして、その命は、
それぞれの命がもつ好きなことに向かって思い切り愉しむため時間なのだろう、と思っています。

ずっと口を閉ざすことしか出来なかったじぶん。

そして、いまは、たくさんの伝えたいと想うことがあるじぶん。

そんなじぶんが、
”小山実稚恵さんと小山実稚恵さんに集う人たち ”にとてもつたえたいと、おもっていることのひとつ。

それは、
仙台で開催されたオーケストラコンサート。
ショパンコンクールでチャンプとなったピアニストの演奏もあるコンサート。
このコンサートで、自分にとっては衝撃といえる演奏を観ることができました。
2日連続公演の初日1曲目。
指揮者がタクトを振るとオーケストラが演奏をはじめます。
はじめの1分間。
スケジュール調整や何かの急用によるリハーサルなしの演奏だったのでしょうか。
バラバラな各奏者の演奏に、こんなコンサートがあるのか、と耳を疑ってしまいました。
でも、
はじめの、1分間をすぎたあたりからでしょうか、
オーケストラの演奏が変化していくのです。
指揮者がタクトを一振りするごとに、オーケストラ各奏者の音色が調和していきます。
一振り、そして、また、一振り、
指揮者がタクトを振るたびに、オケの調和が漸進的に進んでいき、曲の後半には、止まることのない調和へと進む演奏となっていきます。
このまま終わらないでほしいと思えるほどの演奏で、
ずっと誰かにつたえたいと思っていました。
”小山実稚恵さんと、小山実稚恵さんに集う人たち ”に 読んでもらえるといいのですが。

そんなじぶんの 「 心の歌 」が
”小山実稚恵さん ”に伝えることが出来れば、とおもいます。
Date: 2016/10/15/11:57:36 No.4612


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いまもう一度「音楽の力」
y.s
「音楽の力」という言葉を、徒に振りかざされると辟易とするが、演奏によってそれが示されるならば、そのときに初めて「音楽の力」を純粋に信じることができる。
アルティ弦楽四重奏団(豊嶋泰嗣、矢部達哉、川本嘉子、上村昇の皆さん)とピアノの小山実稚恵さんの共演による、ドヴォルザークとブラームスの『ピアノ五重奏曲』を聴いた(9月25日、第一生命ホール)。
演奏会全体を通して白熱した展開が印象的で、室内楽でありながら交響的と言ってよいスケールの大きな音楽が繰り広げられた。
情感の繊細な移ろいを細やかに描き、あたたかなぬくもりを表出したドヴォルザークでは、とりわけ第2楽章が印象的だった。ピアノの哀愁を帯びた旋律がめぐる度に、小山さんはそのビロードのように柔らかい音色で、感興の赴くまま絶妙にニュアンスを変えてゆく。即興性あふれるその表現に、弦の4人が当意即妙に応える。これぞ室内楽の妙と言えよう。
落ち着きのあるテンポが採られたブラームスでも、大きな構えの中に精緻なアンサンブルが息づく。低音域の重厚な響きを深い打鍵で創出する小山さんのピアノと、ブラームス特有の息の長いフレーズを濃密なレガートと艶やかなヴィブラートで歌う4人の弦が共鳴し、壮大な交響空間が生み出される。
どちらの作品でも5人の誰もが一歩も譲らないが、しなやかな響きの交歓は失われない。その協調、掛け合い、競り合いのどれもを、彼らは合わせようとして合わせているのではなく、それぞれが楽譜に誠実に向かい合い、その瞬間のそれぞれの役割に徹し、互いの表現を感じ合うことが結果としてアンサンブルを成り立たせているのだ。
私たちが気の合う人と対話をするときに、その話が弾むのも話を合わせているからではない。自然とお互いの考えや感覚に通じる話が浮かび、とりとめのない話でさえ心地よいものに感じる。聞き役と話し役が、お互いにとって快いバランスで交代してゆく。よくアンサンブルを音の対話と言うが、アンサンブルの最も理想的なかたちは、まさにこうした対話の関係ではないだろうか。
音楽、とりわけ器楽作品による対話は、当然言葉を持たない。私たちの対話は、言葉を持つがゆえに、時に深読みしすぎたり、そのことですれ違いが生じてしまうこともある。しかし、音楽を共有するという言葉のない対話にはそうした弊害はなく、一度かよったその心の繋がりは、言葉を持つ会話以上に深く強い。演奏者の間だけでなく、弾き手と聴き手の間にも、その対話は生まれる。
音楽は確かに、水や草木や食料のように、人間にとって「なければ死ぬ」ものではない。だが、音楽を分かち合うことは、きっと今私たちが抱えている孤独や苦悩を救い、痛みを解き放ってくれるはずだ。アルティと小山さんの演奏は、改めてそう信じさせてくれる力に満ちていた。
Date: 2016/10/03/10:32:29 No.4611


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須坂で感動❗
Tommy
3時間前に小山実稚恵さんにメセナホールでサインと握手をして戴きました!!
演奏曲はラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 。
うっとりです。
やはりライブ演奏は圧巻ですね。
新日本フィルも感動でした。
良い時間が過ごせました。
実稚恵さんは飾らない笑顔が素敵な方でした。
握手した手が大きくしっかりしていて暖かでした。
Date: 2016/10/02/19:42:35 No.4610


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「室内楽の魅力」づくし。
ぴあのふぉるて
一昨日9/25(日)、第一生命ホール15周年記念「室内楽の魅力 ブラームス 第5回〜音楽家たちとの友情II」を拝聴いたしました。
友情で結ばれた二人の作曲家の「ピアノ五重奏曲」で構成されたプログラムです。「お聴きいただく2つの作品は、ドヴォルザークが46歳の時に、そしてブラームスが20代終わりから30代初めのころに書いた作品です。」(プログラムノートより)

共演は、アルティ弦楽四重奏団の皆様:豊嶋泰嗣さん(ヴァイオリン)、矢部達哉さん(ヴァイオリン)、川本嘉子さん(ヴィオラ)、上村昇さん(チェロ)。
小山さんは身頃に刺繍のある美しい淡い色のドレスで、弦楽器奏者の皆様とご一緒に、にこやかに登場されました。

二つの「ピアノ五重奏曲」は、どちらもイキイキとして素晴らしい演奏でした。
小山さんのピアノと、いろいろな弦楽器の音色が重なり、混じり合い、深くて美しい音楽が生まれます。ピンと張り詰めた緊張感とおおらかな開放感、その両方を感じながら、至福のひとときを過ごしました。
時折、ソロ演奏のようにそれぞれの楽器の音色が際立つ瞬間もあり、わくわくします。
弦楽器では、川本嘉子さんのヴィオラの音色が、特に心に染み入りました。

お一人一人がご自分のパートをしっかり弾き、同時に他の奏者ときれいに調和する。
出過ぎず、引っ込み過ぎず。これは本当にすごいことだと思います。
息の合った美しいアンサンブルを実現するために、心身ともに集中力の塊となって、緻密な演奏をなさっているに違いないと思いますが… 小山さんもアルティ弦楽四重奏団の皆様も、それはそれはのびやかに音楽を奏でておられました。

プログラム後半から会場入りされた方々、(きっとコアなブラームスファンでしょうね?)、前半のドヴォルザークも麗しい素敵な曲でしたよ!とお伝えしたいです。

小山さんは『モーストリー・クラシック』2016年8月号、連載「ピアノと私」(第27回:室内楽の魅力)で、「今、とっぷりと室内楽の魅力にはまっているところです」と書かれていましたね。素晴らしい演奏と、晴れやかな表情と深々としたお辞儀から、小山さんが今、本当に室内楽に惹かれていらっしゃることが、ひしひしと伝わりました。

室内楽については、弦楽器マガジン『サラサーテ』10月号にも、小山さんの記事が掲載されています。
・p.5 STAGE PICK UP 
6/24サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン
ENJOY!ウィークエンド vol.4
堤剛(Vc)×小山実稚恵(Pf) ブラームスのソナタ全曲演奏 
 すてきなステージ写真と心のこもった演奏評を、嬉しく拝見しました。
同じく、
・p.70 ピアニストが語る「室内楽の愉しみ」
リハーサルと本番の演奏、室内楽に目覚めた時期、色々な喜び、“耳が開かれていること”…など興味深いお話です。
「私が4人との共演を熱望したんですよ。」…と今回の「初共演」についても熱く語っておられます。


小山さんとアルティ弦楽四重奏団の皆様、素晴らしい演奏を本当にどうもありがとうございました。またのご共演を楽しみにしております。

秋の夜長におすすめの室内楽作品、こんど小山さんにお尋ねしてみたいと思います。
Date: 2016/09/27/15:58:09 No.4609


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2つのピアノと原点に帰る大切さ
とさま
皆さま

昨日は中秋の名月・・・秋らしくなってきましたね。皆さまお変わりないですか。

9月11日(日)の山形県新庄市・市民文化会館・大ホール及び9月15日(木)の宮城県石巻市の石巻専修大学で開催された小山さんの公演のご報告です。

新庄公演では、(会場アナウンスによれば)小山さんのリサイタルのために特別に持ち込まれた1970年代と思しき古いスタインウェイのピアノが、一方、石巻専修大学公演では、奥行きサイズの小さいYAMAHAの中型のやや古いグランドピアノが、小山さんと共同で名状(めいじょう)しがたいほど素晴らしい楽興の時を刻んで下さいました。

演奏曲目は、ブラームス、シューベルト、ショパンの珠玉の作品です。石巻でのプログラムは以下の通りでした。新庄では、ブラームスからもう一曲(作品118の3)、シューベルからもう2曲(作品90の3及び作品90の2)、ノクターンは作品9の2の代わりに第20番嬰ハ短調(遺作)、ワルツからもう2曲(第7番嬰ハ短調 作品64の2及び第6番変二長調 作品64の1「小犬のワルツ」)、そして英雄ポロネーズはアンコールではなく本プロの曲目でした。

1 ブラームス 6つの小品より作品118の2
2 シューベルト 即興曲作品142の2
3 シューベルト 即興曲作品90の4
4 シューベルト 即興曲作品142の3
5 ショパン ノクターン作品9の2
6 ショパン ワルツ華麗なる円舞曲
7 ショパン ピアノ協奏曲第2番からラルゲット
8 ショパン アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
アンコール
9 ショパン 英雄ポロネーズ

■新庄公演
茅ケ崎公演(8月6日)で、妙(たえ)なる響きで聴衆を魅了したピアノもやや古い(1980年頃)スタインウェイのピアノでした。どちらのスタンウェイピアノも、現代の新しいピアノにはない、木の温もりを感じさせる芳醇で香り高い音色が魅力的でした。小山さんとピアノとが一体化して音楽が滾々(こんこん)と湧き出てくる点では共通していましたが、新庄のピアノは中低音域の音が充実している(=個性的である)のが印象的でした。

そうしたピアノの個性が全開したのは、後半のショパンの名曲群においてでした。特に、低音領域に込み入った和音群を持つ、ワルツ「華麗なる円舞曲」、アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ、英雄ポロネーズの三曲は小山さんの演奏の中でも屈指の名演・・・英雄ポロネーズの低音の和音群の迫力と一切の曖昧さのない分離した音、全ての音がクリヤーに聴こえ、しかも一音一音の馥郁(ふくいく)たる音の香りに、陶然としました。紛れもない小山さんの演奏であるのに、素晴らしい楽器と共同で産まれた音楽は、まるで初演を聴いているかのような、新鮮な感動を呼び起こしました。それは、前半のブラームスとシューベルトの作品の演奏でも顕著でした。そこでは、ブラームスとシューベルトが小山さんのために、それらの作品を作曲し、小山さんに献呈した作品と化し、小山さんが最良の演奏を繰り広げたかのようでした。

【知】・【情】・【技】の三位一体による卓越した演奏をなさる小山さん・・・そして、小山さんはピアノに命と人格を宿らせ、【奏者(小山さん)】・【ピアノ】・【作曲家】の三位一体を実現させ、全身全霊の演奏をなさいます。茅ケ崎でも新庄でも、そして全ての都市で、小山さんは一期一会の素晴らしい音楽を聴き手の心に届けて下さり、全ての人を幸せで包み込んで下さるのです。

9.11という特別の日の新庄公演・・・小山さんの音楽を聴くことができる幸せ、平和の尊さを改めて噛みしめる日でもありました。


■石巻公演
小山さんのもう一つのライフワークである被災地での音楽を届ける旅・・・昨日(9月15日)は石巻専修大学の学生ホールでの公演でした。ホールと言っても、集会所のような広い部屋に近いイメージです。背景を少し説明させて下さい。

東日本大震災の津波により、石巻市立病院は壊滅的なダメージを受けました。あれから5年半、幾多の困難を乗り越え、この9月1日に病院は開院にこぎつけることができたのです。その開院を祝し、今回、『石巻市立病院の開院を祝う市民の会』主催、『東日本大震災遺児支援「かんがるーの会」』の協賛の下、2日間にわたるピアノコンサートが企画され、小山さんがピアノを演奏して下さることになったのです。本日(9月16日)は、市立病院で、女優のシンディ・ローパさんの寄付により修復されたピアノを小山さんが演奏されたと伺っています。市立病院でのコンサートが主ですが、同時に、震災当時、壊滅的な被害を受けた石巻市において、復旧、復興の拠点として多大なる貢献をした石巻専修大学において、一般公開のピアノコンサートをサテライト的に開催することになったとのことです。

石巻専修大学でのコンサート開始の冒頭、実行委員長の石巻市立病院の佐藤保生先生がご挨拶をなさいました。【「文は人なり」という言葉がありますが、「音楽も人なり」です】、と小山さんの素晴らしいお人柄からにじみ出る音楽の素晴らしさを熱く語って下さいました。【小山さんの人柄の反映である、なんとも言えないあたたかな音色には一気に引き込まれてしまいます。】と。最後に、震災当時、岩手日報に寄せて下さった小山さんの尊いお言葉をご紹介下さいました。震災で休載となっていた岩手日報の文化欄が4月11日(震災後1か月)に再開されたとき、寄稿の依頼を受けた小山さんは即座に快諾し、感動的なメッセージを寄せられたのですが、その末尾の文章を佐藤先生が読み上げられたのです。【…私のピアノで、苦しく長い一日のほんの一瞬だけでも笑顔の瞬間を与えることができるなら、どこにでも行って弾かなければ。ピアノを持ち運んでも弾かなければ。微力であるかもしれないけれど、被災者の心に届くよう全力で応援し、共に歩きたいと思うのです。】・・・小山さんの今日までの『被災地での音楽を届ける旅』の原点がそこにあり、改めて小山さんの尊い継続的活動に感謝の念が沸々と湧いて参ります。

200名ほどの聴衆の盛大な拍手に迎えられて、いよいよ小山さんが登場されます。

このホール(=集会所)にしてこのピアノ・・・にも関わらず、小山さんとピアノとの共同により造られた音楽は、例えようのない美しい響きに変容し、人々の心の隅々までに沁みわたりました。しかも深いメッセージ性のある音楽が会場一杯を充たしたのです。

慈愛に充ちたブラームスのインテルメッツォ(1)、祈りと憧れのシューベルトの即興曲(2,4)、中間部の凄まじい慟哭の表現に圧倒されたシューベルトの作品90の4の即興曲(3)、澄み切った空気感のあるショパンのノクターン(5)、目覚ましい音楽的テクニックの駆使により初めて分かる、思いがけない美しさに充ち溢れたショパンの華麗なる円舞曲(6)、ショパンの切ない私的な想いが鎮魂の歌と化し、それが未来の希望の歌に変容した絶美のラルゲット(7)、どこまでも哀愁を感じさせるアンダンテスピアナートと困難に耐えながら、必死に前向きに生きようという意志の勁さ(つよさ)を顕著に感じさせたショパンの華麗なる大ポロネーズ(8)、そして、生きることの喜びと感謝、迷いのない人生を歩む決意の表明のようなショパンの英雄ポロネーズ(9)・・・小山さんの心と想いが、ピアノと通じ合い、やがて小山さんとピアノとの境界線が消失し、そこにはただ音楽の本質だけが漂う奇跡!

小山さんの音楽の原点がここにあることを改めて強く感じました。

原点・・・立派なホールでなくても、選りすぐりのピアノがなくても、ピアノを弾く場所があって、そこにピアノがある、そこでピアノを全身全霊で弾く、それが原点。

音楽だけでなく、私達誰もが、一回限りの人生を歩む上で、何が原点なのかを知り、弛まぬ歩みを続けることの大切さも教えていただいた尊いコンサートでした。

コンサート開始前にはゲリラ豪雨で大変な悪天候でした。ところが、コンサートが始まる直前に雨は上がり、ホールの窓からは柔らかい日が射し、澄み切った空気と青い空が背景となって、小山さんの登場を歓迎し、小山さんの妙なる調べに寄り添うかのようでした。

石巻専修大学キャンパスは広大な緑豊かな土地に位置しています。夏季休暇中で学生の姿はほとんど見当たりませんでした。終演後、人の気配のないキャンパスの美しい並木道を歩きながら、爽やかな秋の夕暮れの中、小山さんの豊かな音楽を聴かせていただいた喜びに胸が高まりました。歩を止めて、空を見上げ、祈りを捧げるような心境でしばらく瞑想の時間を過ごしました。静謐な雰囲気のキャンパスが、今宵の小山さんの魂の音楽に相応しい舞台を提供していたかのようでした。


★★小山さんへ:遠く石巻市にまで、復興支援のためにお出で下さって、本当に有難うございます。深く感謝しています。原点の大切さはピアノだけでなく、全てに当てはまりますね。音楽の大きな力を信じて、これからも素晴らしい音楽を各地でお届け下さい。

とさま
Date: 2016/09/17/00:05:10 No.4606

Re:2つのピアノと原点に帰る大切さ
管理人@まさと
とさまさま。

大変にご無沙汰をしています。
いつも素晴らしい書き込みをありがとうございます。
新庄と石巻の公演は小山さんの演奏が被災地の皆さんに希望と感動を届けられた様子が手に取る様に分かりました。
いつも応援をして下さっている、とさまさん、並びにファンの皆様には小山さんも感謝の気持ちで一杯だと思います。
どうぞこれからも小山さんの応援を宜しくお願い致します。
また、小山さんのコンサートでお会い出来ることを楽しみにしています。

(追伸)
いつも小山さんのスケジュール等の情報をありがとうございます。
また、ぴあのふぉるてさんからも沢山の情報を頂いております。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。

Date: 2016/09/17/19:20:12 No.4607

Re:2つのピアノと原点に帰る大切さ
ぴあのふぉるて
こんにちは。
とさまさん、新庄公演と石巻公演のお心のこもった詳細レポートを、ありがたく拝読いたしました。とさまさんの敬愛の情に満ちたご投稿から、小山さんの深い思いのこめられた音色が聴こえてくるようです。
新庄公演をお聴きになったご感想、「そこでは、ブラームスとシューベルトが小山さんのために、それらの作品を作曲し、小山さんに献呈した作品と化し、…」のくだり、小山さんの演奏の素晴らしさがほんとによく捉えられていると思います。
小山さんはいつも、どの作曲家の作品でも小山さんのために書かれたように、その作品を、おそらく作曲家本人が考えた以上に素晴らしいものに蘇らせてくださいますね。

石巻公演、実行委員長・石巻市立病院の佐藤保先生の温かなご挨拶も細やかにご報告くださり、感謝いたします。
岩手日報に小山さんが寄せられたメッセージは、心に沁みますね。
【…私のピアノで、苦しく長い一日のほんの一瞬だけでも笑顔の瞬間を与えることができるなら、どこにでも行って弾かなければ。ピアノを持ち運んでも弾かなければ。微力であるかもしれないけれど、被災者の心に届くよう全力で応援し、共に歩きたいと思うのです。】
震災直後にこのようなお気持ちになられたことにも感銘を受けますが、そのお気持ちをずっと持ち続けて、今も実践しておられることに改めて感動いたします。

「原点」、ほんとに大事ですね。
何事においても、時には原点に立ち返ってみないと、どんどん余分なものが加わったり、違う方向に逸れたりしてしまいますものね。
小山さんの演奏は、原点を大切になさっているから、人々の心にまっすぐ、しっかり届くのですね。
小山さん、素晴らしい音楽をいつも本当にありがとうございます。
とさまさん、貴重なご報告を、どうもありがとうございました。
まさとさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Date: 2016/09/19/12:08:56 No.4608


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秋の入口
こみち
本日のコンサートとっても素敵でした
アンコールが4曲も・・・左手だけの演奏なんて、しびれます!
オレンジと黄色のドレスも、秋の入口にぴったりでした
Date: 2016/09/11/17:04:01 No.4605


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