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「おでかけアリオス」に見る小山さんの芸術の神髄。
ぴあのふぉるて
先日、小山さんのfacebookで「おでかけアリオス」の素敵なご報告記事とお写真を拝見しました。とさまさんにはいわき芸術文化交流館アリオスのツィートと写真を教えていただき、ありがとうございました。

小山さんは、実稚恵さまの微笑みさんが素敵なご投稿でご報告くださった1/21NHK交響楽団観音寺特別公演の翌々日、1/23には、福島県いわき市の植田小学校を訪れて演奏会を開かれたのですね。

 教室の黒板に書かれている曲目は次のとおりです:
  ショパン:ワルツ第7番
  ショパン:「小犬のワルツ」
  スクリャービン:左手のためのノクターン
  ラフマニノフ:前奏曲「鐘」
  モーツァルト:「トルコ行進曲」
  ショパン:英雄ポロネーズ
  シューベルト:即興曲90-3

たとえ小学5年生が対象であっても、小山さんの演奏曲目は本格的ですね。思いの込められた選曲に心を打たれます。
しかも、午前と午後に演奏なさったのですね。
子供達、ものすごい至近距離で!小山さんの生演奏を聴くことができて、よかったですね。
子供達の心には素晴らしい音色とともに小山さんのお気持ちが、しっかり刻まれたことと思います。

小山さんの、相手が子供だからこそ本物の音楽を届けたいとの思いと、長年実践なさり続けるお姿に、小山さんの芸術の神髄を見る思いがいたします。
Date: 2018/01/28/11:27:27 No.4805


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観音寺特別公演(N響第1877回 定演Bプログラム)
実稚恵さまの微笑み

NHK交響楽団 第1877回 定期公演Bプログラム

サントリーホールでの上記プログラムによる香川県観音寺特別公演に行ってまいりました。
前日20日土曜日には神戸にて同様公演が行われており新春から各地の多くの音楽ファンの方々が華やかな演奏を堪能されました。

〜♪ 私は、旅に出ます。春まだ浅い讃岐路へ 〜 そんなメロディを頭の中で歌いながら「あづさ2号」ならぬ「しおかぜ13号」に乗車し穏やかな日和の中、名勝公園内の銭形砂絵「寛永通宝」で有名な香川県観音寺市へ向いました。

今回の公演は、観音寺市民会館開館記念事業の一環としてN響を招聘し、新装なった立派なホールで一流の演奏を市民とともに享受しましょうという趣旨で行われたものだと推測します。1200席の客席のチケットが完売との案内が出る中、多くの聴衆と共にホールに入場しました。
新装されたホールは、やはり立派で新春のめでたさもあり華やいだ雰囲気でした。もちろん私は(オケとの協演であっても)実稚恵さまの目の前、最前列の席を確保したことは言うまでもありません(笑)

本日のプログラム

指揮:ダーヴィト・アフカム NHK交響楽団

R.シュトラウス/交響詩「ドン・フアン」作品20

モーツァルト/ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
アンコール
ショパン マズルカ イ短調 作品67の4

R.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲
ラヴェル/バレエ音楽「ラ・ヴァルス」

曲目も新春の演奏に相応しく、N響の奏でるゴージャスなワルツの調べが会場を満たしました。
実稚恵さまは、プログラム2曲目、モーツアルトのピアノ協奏曲20番を演奏されました。実稚恵さまご自身が以前、好きなコンチェルトにモーツアルトの27番をあげられ「長調なんだけれども、生来の哀しみを感じる」と仰られていたことを思い出します。私も、実稚恵さまのモーツアルトのコンチェルトを拝聴するのは27番に続き、今回の20番が2回目。期待が高まります。

実稚恵さまは、30周年記念カラー?のグリーンがかったブルーのドレスでステージに登場されました。何度演奏会に足を運んでもこの瞬間が気持ちが昂り拍手にも力が入ります。今回は、オーケストラの編成の大きさの影響かスタインウェイが舞台の客席側の端ぎりぎりにセットされ実稚恵さまは私の眼前、ほんの数メートル先で演奏されます。(まるで蘭島閣の再現のようで、嬉しさを感じます)

プログラムの曲目紹介に目を通すと、短調の調性を選び、当時の楽曲にはない陰影を持っていると書かれてありました。基本的にはとてもモーツアルトの曲らしく気品があり華やかな作品であったように思いました。演奏が始まり長いピアノ演奏までの導入部は、実稚恵さまは曲想に集中すべく体や頭を振られていました。
第1楽章のカデンツアでは上昇、下降音型がとてもダイナミックで第2楽章では歌心を感じさせるような旋律のオーケストラとのやりとりが素敵で弦のパートが入ってくる瞬間がとても美しい。第3楽章は楽章間を切ることなく、いきなり早いパッセージのピアノソロではじまり曲想が一転します。快活で上品で気品があり明るいモーツアルトの作品だと正に感じることができました。後半のカデンツアがシリアスでダイナミックでまた新たな展開かとも思いましたが、「なんちゃって」の如く元の明るい曲想にもどり終曲を迎えたのは、モーツアルトの遊び心なのでしょうか。

実稚恵さまの円熟の演奏とN響の素晴らしいサポートに身をまかせ当時のウイーンの音楽界の雰囲気を感じることができました。
実稚恵さま、素晴らしい演奏ありがとうございました。

PS
不謹慎ながら心ときめいたお話。以前からN響の放送時に映像中央に映し出される小柄で理知的でクールな印象の2ヴァイオリン首席の大林修子さんのファンだったのですが今回、小席が最前列中央の席だったので真正面にお姿があり、ちょっと舞い上がってしまいました。生でのお姿は凛々しく本当にお美しかった。

また帰りの観音寺から岡山の車中では、多くの団員の方々と一緒になり隣席となったチェロの方とお話しすることができ、とても印象に残りました。
Date: 2018/01/22/11:43:17 No.4804


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小山さんのモーツァルト
ケンチャンア
皆さま新年明けましておめでとうございます。今年が小山さんや皆さんにとりまして、素晴らしい一年となります様お祈りします。

昨年は書籍やラジオ番組等でしか小山さんに触れあう機会がなかったため(一年間行けなかったのは本当に久しぶりです)今年は早々にN響神戸公演を聴きに行って来ました。場所は神戸文化ホール、地下鉄大倉山駅上がったすぐの所です。大ホールの一階席は完璧な満席で、また男性の率若い方の率の多さが小山さんの多様な人気を物語っていました。
エメラルドブルーの衣装で登場された小山さんのこの日の演奏はモーツァルトの協奏曲二十番、モーツァルトの協奏曲の中では数少ない短調の協奏曲ですが、胸に迫る出だしから最後まで楽しませてもらえる名曲でモーツァルトの協奏曲ではおそらくダントツの一番人気、自分は携帯のプレーヤー(もはや死語か)の一曲目が、松本和将さんがエリザベート王妃国際音楽コンクールで演奏されたこの曲なので、すっかり耳には馴染んでいるのですが、昨日の小山さんの演奏では第一楽章と第三楽章のカデンツァの部分が違っていたのと、第二楽章が意外とピアノ大仕事、という新しい発見がありました。気鋭の指揮者さんや日本一の交響楽団との一体となった素晴らしい演奏を楽しませていただきました。
鳴り止まない拍手に応えて「ショパンのマズルカを」とアンコールを受けていただきました。(四十五番、遺作)昨日は何れも胸に迫る短調デーでした。その他の曲は「ドン・ファン」「ばらの騎士」「ラ・ヴァルス」といったお正月らしい華やかな曲で、贅沢なひとときを味合わせていただきました。神戸文化ホールは間もなく改装となります。改装後再び神戸の地に小山さんにお越しいただければ、と思います。

素晴らしい演奏をありがとうございました。今日の香川公演も同プログラムかと思います。聴かれる予定の方もどうか楽しんで来て下さい。
Date: 2018/01/21/09:28:10 No.4802

Re:小山さんのモーツァルト
ぴあのふぉるて
ケンチャンアさん、お久しぶりです。お元気でお過ごしですか?
私も小山さんのモーツアルトを拝聴しました!

1/17、第1877回N響定期公演がサントリーホールで開かれ、
小山さんがソリストをお務めになりました。素晴らしい演奏でした。
ラジオで生放送を聴いた友人たちからも、絶賛する声が次々と届いています。
小山さんのドレスは気品のある緑色で、お似合いでした。
〜〜〜
PROGRAM B
(ケンチャンアさんが神戸で聴かれたプログラムと一緒です)
〔指揮〕ダーヴィト・アフカム
〔ピアノ〕小山実稚恵
〔コンサートマスター〕篠崎史紀
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」作品20
モーツアルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲
ラヴェル:バレエ音楽「ラ・ヴァルス」
〜〜〜

小山さんが演奏なさるモーツアルトのコンチェルトは、2009年からの追っかけ人生で初めて拝聴しました!(第21番の第2楽章の演奏は、昨年11月に「こども定期演奏会」で聴かせていただきました)

第1楽章、何か不吉な予感とともに始まるオーケストラの序奏を小山さんは全身に取り込みながら、指揮者の動きに集中なさり、ピアノパートの出番を待っておられます。
そしてピアノがソロで、シンプルに、まっすぐ入ってくる瞬間のワクワク感がたまりません。小山さんのはつらつとした演奏、大好きです。
ピアノの魅力、例えば滑らかな音階、深みのある和音、可愛い装飾音、綺麗なアルペジオやトリル、など様々な音色が、どこにも無理なく自然に表現されて、凄い!と思います。小山さんが音楽に同化なさるお姿にいつも感銘を受けます。
第2楽章の穏やかな美しい旋律には心がとろけそうでした。(この音楽は、映画『アマデウス』のエンドロールで使われていますね)中間部の激しい展開にも胸を奪われます。ケンチャンアさんの「…意外とピアノ大仕事、という新しい発見がありました」に同感です。
第3楽章は躍動感あふれるピアノソロの始まりが印象的でした。
短調は暗い、という先入観はもう捨ててしまおうと思います。
第20番は知っている曲のはずでしたが、すごく新鮮でした。

熱烈な拍手に応えて、小山さんはアンコールにショパンのマズルカ イ短調(作品67-4)を弾いてくださいました。
先ほどの短調のコンチェルトの余韻に続き、心に染み入る調べでした。

終演後、サイン会は開かれませんでしたが、最後に楽屋口まで降りていくと、小山さんと皆様がちょうど出ていらしたところでした。
幸運にも少しお話しできて、サインも頂戴し、感謝感激です!
今回小山さんがお弾きになったカデンツアは、「あれはベートーヴェンの…」と小山さんご自身から教えていただき、あぁ、やっぱり、と感動を新たにいたしました。
(第1楽章と第3楽章)軽やかで気ままなモーツアルトの中に、突如、深刻で一途なベートーヴェンの顔が、存在感いっぱいに現れて、不思議な感覚を覚えたのでした。

小山さん、アフカムさん、N響の皆様、熱演を誠にありがとうございました。
この日サントリーホールのステージと客席には、合わせて6台ほどのカメラが入っていました。貴重な記録ですね。放映が楽しみです。(いつかしら?)

当日、NHK FM生放送で小山さんを讃えておられた(と友人から報告のあった)お二人、番組案内を検索したところ、女性はフリーアナウンサーの大林奈津子さん。男性は、この日のゲスト:音楽評論家の広瀬大介さん(リヒャルトシュトラウスの研究に従事なさっていらっしゃるかた)でした。ご参考まで。
Date: 2018/01/22/00:09:37 No.4803


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2018年 聴き初めは、小山さんのラフマニノフ第2番。
ぴあのふぉるて
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

一昨日 1月8日は横浜みなとみらいホールでニューイヤーコンサートが開かれました。
小山さんの演奏曲目は、小山さんが「愛してやまない作品」ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番です。
 2015年11月5日にサントリーホールで開かれた小山さんのデビュー30周年記念演奏会(指揮:広上淳一さん)の印象が強く心に残っており、この曲を拝聴するのはその時以来だと思っていたのですが、その後2016年8月にも、出張サマーミューザ@しんゆり で拝聴していたことを、スケジュール欄を確認して思い出しました。そして一番最近は、昨年2017年11月4日の「こども定期演奏会」でモーツアルトのピアノ協奏曲第21番より第2楽章と、ラフマニノフの第2番より第3楽章を聴かせていただいたのでした(指揮:下野竜也さん)。

今回は、秋山和慶さんの端正な指揮により、音楽が折り目正しく穏やかに紡がれました。お召しになっている濃紺のブレザーのイメージと重なる気がします。
ラフマニノフ「復活」宣言の曲は、ピアノ独奏で始まります。徐々に強く深まる鐘の音に胸を打たれ、すぐに音楽の世界に惹きこまれました。
小山さんの演奏は、力強い和音、叙情的な旋律、赤ちゃんのほおを撫でるような柔らかいピアニッシモ、華やかな音階、などあらゆる音色が無理なく発せられて、まことに優美です。ピアノとオーケストラの音色が仲良く溶け合い、美しい音楽が情熱を帯びながら優雅に展開してゆきました。
演奏中、凄まじい集中力で鍵盤に向かう小山さんは、音楽そのものになっておられたように感じます。ラフマニノフと小山さんの思いが混じり合って聴こえてくるのですから、もう胸がいっぱいになってしまいました。

聴衆の熱い拍手とブラヴォーの声に応えて、小山さんは「ラフマニノフのプレリュード」と客席に向かって可愛らしいお声でおっしゃってから、ト長調 op.32-5を弾いてくださいました。アンコール曲の選び方も秀逸だといつも思います。美しい清らかな調べが、先ほどコンチェルトの激情のコーダ部分で上昇した脈拍をすっと鎮めてくれました。

この日、プログラム冒頭は、ヨハン・シュトラウスII のワルツ「美しく青きドナウ」でした。新年にふさわしい喜びに満ちた曲ですね。

プログラム後半は「定番の」ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」が奏されました。美しい弦楽器はもちろん、印象深いイングリッシュ・ホルンやクラリネットなど、個性を発揮するさまざまな管楽器の音色を堪能いたしました。哀愁あふれるチェロも素晴らしかった。
第4楽章、一度きりのシンバル奏者の演奏(しかも慎ましい弱音なのでした)が見られて、いたく感激しました。

オーケストラのアンコールは、ヨハン・シュトラウスI のラデツキー行進曲。
観客も手拍子で参加し、会場の一体感を楽しみました。
ファン仲間の皆様、新年からご一緒できて嬉しゅうございました。

小山さん、秋山さん、東京交響楽団の皆様、どうもありがとうございました。
横浜みなとみらいのニューイヤーコンサートシリーズをこれからも毎年楽しみにしています。
いつの日かきっと、モーツアルトのピアノ協奏曲第27番を演奏していただけますように。

小山さんと皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
Date: 2018/01/10/12:26:54 No.4800

Re:2018年 聴き初めは、小山さんのラフマニノフ第2番。
とさま
ぴあのふぉるて様
小山さんのファンの皆様

寒中お見舞い申し上げます。2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

リプライがこんなにも遅れてしまいましたが、ニューイヤーコンサート@横浜みなとみらい大ホールでの小山さん〜秋山先生〜東京交響楽団の素晴らしい演奏の模様を新年に相応しい清々しい文章表現でご報告いただき、大変嬉しく拝読しました。有難うございました。

秋山先生は、ご自身が2015年に上梓(じょうし)された【ところで、きょう指揮したのは?】の中で〔聴衆がいい音楽を聴いて、幸せを感じるような演奏、きょう指揮したのは誰だったけ?〕と言ってもらえるような演奏を目指したい、という趣旨のお話しをして下さっています。

本日、秋山先生が指揮をなさり、東京交響楽団の皆様が演奏して下さった【新世界】に当てはめれば、聴衆が帰り路で「新世界ってやっぱりいい曲だよね。家路のメロディー心に染み入ったよ。ドヴォルジャークって天才だよね。あれッ、きょうの指揮者誰だったけ?」というような感じでしょうか。

本当に素晴らしいお考えで、音楽の本質を見事に捉え、常に感動的な演奏を繰り広げられてきた秋山先生への尊崇の念が深まるばかりです。

小山さんも、ピアノと奏者(小山さんご自身)が一体化し、やがて作曲家が来臨してきて、小山さんと一体化して、ただ音楽だけが存在するような演奏をなさいますね。紛れもない小山さんの演奏なのに、曲の本質だけが届くという点では、秋山先生の仰っていることと相通じますね。バッハのゴルトベルク変奏曲の杉並公会堂での小山さんの演奏に対し、岩魚さんは【バッハが降臨したかのよう。ずっと目を閉じ続けての演奏は天の声を伝える伝道師そのもの。】(no.4791)と感動的に書いて下さっているのを思い出しました。

ぴあのふぉるてさんの素晴らしいご感想の中にも音楽の本質を伝える文章がありますね:まずは、秋山先生の音楽との融合について【ピアノとオーケストラの音色が仲良く溶け合い、美しい音楽が情熱を帯びながら優雅に展開してゆきました。】と書いて下さいました。これを受けての次の文章に深く感じ入りました。

【演奏中、凄まじい集中力で鍵盤に向かう小山さんは、音楽そのものになっておられたように感じます。ラフマニノフと小山さんの思いが混じり合って聴こえてくるのですから、もう胸がいっぱいになってしまいました。】

〔音楽そのものになった〕、〔ラフマニノフと小山さんの想いが混じり合う〕とは何と凄いことでしょうか!秋山先生の御本のタイトルにも通じますね。

小山さんは、秋山先生〜東京交響楽団によるニューイヤーコンサートに今後も継続して出演して下さるのですね。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、ベートーヴェンの「皇帝」、ラフマニノフの第3番などなどに加えて、ぴあのふぉるてさんが言及されたモーツアルトの最後のピアノ協奏曲の第27番変ロ長調K595をいつの日か聴かせていただけると幸せですね。その第3楽章は〔春への憧れ〕を感じさせてくれる新春に相応しい作品ですしね。

小山さんは、きょうは香川県の観音寺市にてモーツアルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調K466を演奏なさいますね。東京サントリーホールでの演奏の模様はラジオで生放送されましたね。理想のテンポによる極美の演奏をなさいましたね。K595の小山さんの演奏・録音がいつの日か実現するといいですね。

皆さま、今年もよい音楽と共に、お元気でお過ごし下さい。

★小山さん、秋山先生、東京交響楽団の皆様
 幸せな気持ちにさせて下さった素晴らしい演奏に感謝しています。〔余分なものが一切ない音楽の本質だけがそこに存在し、違和感皆無の演奏でありながら、誰よりも個性的な演奏だった〕・・・という奇蹟の時空間を体験しました。有難うございました。今年も、素晴らしい音楽をお届けいただき、聴衆を幸せにして下さい。

とさま
Date: 2018/01/21/08:43:53 No.4801


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12年に渡る小山さんの【旅】の完奏に寄せて〜新しい旅の始まり〜
とさま
★y.s 様
 【最終回】と題したご投稿(No.4793)を大変嬉しく拝読しました。希望と不安との関係、そして音楽との関わり方など、深く共感します。ブラームスの作品117の小山さんの演奏は、第22回での作品118と並び屈指の名演だったと私も思います。【旅】の途中で起きてしまった東日本大震災は、被災した私にとっても心身共に立ち直れないほどの辛さでしたが、小山さんの音楽に助けていただきました。震災直後の仙台での英雄ポロネーズ、ラフマニノフの前奏曲作品23の2変ロ長調の2曲の小山さんの演奏は心の支えとなりました。【互いの痛みの溶け合いの中から、愛情が滲み出てくる】というy.sさんのお言葉は、普遍的であり、今の時代に最も必要なことなのではないか、と思います。素晴らしいご感想を有難うございました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2006年にスタートした、12年間に渡る24回シリーズの「ピアノで綴るロマンの旅」(東京)、「音の旅」(札幌、仙台、名古屋、福岡)及び「ピアノ・ロマンの旅」(大阪)が大成功裡に終わりました。誠に慶賀の至りです。各会場の座席数から推定すれば、延べ12万人の方が小山さんの【旅】のお供をし、小山さんの至芸に耳を傾けたことになります。これ以外の全国津々浦々での尊い小山さんの活動も加味すれば、毎年毎年、延べ何万人もの人々が、小山さんが紡ぎだす魂の音楽の世界に導かれ、勇気をいただき、幸せになっているのですね。何と素晴らしいことなのでしょうか!

12年間の「旅」シリーズでは、プログラムビルディングの素晴らしさに圧倒されました。シリーズでなければ(恐らく)あり得ないようなユニークなプログラムの回もありました。

例えば、第14回「〜夜のしじまに〜 黒:漆黒の夜・闇への不安」と題された回を締めくくった楽曲はシャブリエの〔ブーレ・ファンタスク〕でした。私にとって、この曲は知的に面白い曲ではあっても、曲の規模も小さく、リサイタルを締めくくる曲として想定できませんでした。ところが、小山さんの手にかかると、〔ブーレ・ファンタスク〕は全く別の曲に変容しました。その奏楽は情熱の滾り(たぎり)を極め、しかもシャブリエらしい洒脱さの表現にも事欠くこと無く、全音音階がまるで滝のように雪崩落ちるような終結の圧倒的クライマックス…その唖然とするような鮮やかな小山さんの演奏を昨日のことのように覚えています。小山さんという稀代の芸術家の本質が明瞭に具現されたという点で、シャブリエを掉尾(ちょうび)に据えた第14回は、私にとって最も印象的で象徴的な回でもありました。

第1回から第10回までは、リスト、プロコフィエフ、ショパン、ブラームス、シューマンのピアノソナタなど、それぞれの作曲家の初期もしくは壮年期の大曲で回が締めくくられたのに対し、第11回から第18回までは、前述のシャブリエの〔ブーレ・ファンタスク〕やショパン・ドビュッシーの練習曲あるいはリストのリゴレットパラフレーズなど、作曲家のエッセンスが凝集された、多種多彩な小曲(もしくは中規模の曲)で締めくくられました。そして、第19回から第24回までは、第20回のバッハの大作ゴルトベルク変奏曲を挟み、小山さんは、シューベルトとベートーヴェンの晩年のソナタで回を締めくくられたのでした。作曲家の若き日の意欲的な大曲で10回分→多彩な小曲の花園で8回分→シューベルト、バッハ、ベートーヴェンの晩年の大作で6回分と言った具合に、24回の旅が3分割され、小山さんは、まるで全体が一つの音楽作品であるかのように誠に見事にプログラムを構築されました。

各回での調性配置も実に興味深いです。フラット(♭)系とシャープ(#)系の楽曲の比率は凡そ2:1です。シューベルトのピアノソナタ第19番ハ短調で締めくくられた第19回は♭系の楽曲で組みたてられていますが、その中にシャープ系のショパンのノクターン第17番ロ長調作品62の1が密やかに、しかし美しい色彩を放っています。逆に第22回では、#系の曲のベートーヴェンのソナタ30番ホ長調とシューベルトのソナタ20番イ長調で組み立てられ、この2曲に挟まれたブラームスの6つの小品作品118の3曲目から6曲目までが♭系の楽曲となり、その揺蕩う(たゆたう)ような調性美に酔いしれることができたのです。

シューマンのアラベスクハ長調作品18で始まった【旅】は、最終回のベートーヴェンのピアノソナタ第32番ハ短調作品111の第2楽章の末尾、ハ長調の主和音で締めくくられました。小山さんは、アンコールの最後にアラベスクを演奏して下さり、新たな旅の始まりを宣言なさったかのようです。ぴあのふぉるてさんのお言葉【時は廻り、また新しい旅が始まるというメッセージに、心が踊ります。】(No.4784)はファン共通の心情なのではないでしょうか。その新しい旅の詳細は分かりませんが、「音楽の友」誌等の断片的記事をヒントにすると、ベートーヴェンに関連した内容なのではないか、と推測されます。それは、ベートーヴェンのピアノソナタ全体を俯瞰(ふかん)すると、なるほどと合点がいくように思えるのです。

ベートーヴェンの最初のピアノソナタヘ短調作品2の1の第1音はアウフタクトの《ド》です。最後のピアノソナタである第32番の最後の音も《ド》が基軸です。まさに1丁目1番地の《ド》から始まって、あらゆることをやった挙句に再び《ド》に戻ったのがベートーヴェンなのですね。

ピアノソナタ第1番の調性はヘ短調です。ところが、最初の小節の一音目の《ド》だけでは、なんら、その後の長調・短調の別を含めて調性を暗示するものではありません。25歳のベートーヴェンは自分の始まりを基本の「き」の《ド》に規定したのですね。第1番でこの一音を決めたときには、もちろん耳が悪くなることを含めてその後の過酷な運命の嵐は予測していなかったわけですが、ベートーヴェンのような偉大な人物になると、この先平坦であるわけは無い、という予感はあったのでしょう。32番の最後をドミソで終えた52歳のとき、ベートーヴェンは過ごしてきた日々とこれから先の日々に何を見たのでしょうか。

小山さんの【旅】はベートーヴェンの最後のピアノソナタのハ長調の主和音で終わりを告げました。《ド》で始まって《ド》を基軸にして終わったベートーヴェンのピアノソナタ…作曲者の来し方を探求し、未来への希望に繋げる【旅】をするのであれば、そのナビゲータとして小山さん以上に相応しいピアニストはいないのではないでしょうか。それは、【旅】に登場した7曲のピアノソナタ(12番、14番、17番、29〜32番)における、小山さんの卓越した演奏が、ベートーヴェンの真実の魂の声を聴き手に届けて下さったからです。

皆様とご一緒に、小山さんの新しい【旅】のお供をさせていただければ嬉しい限りです。

どうぞ佳い新年をお迎えください。

★★小山さんへ
123曲で構成された【旅】を大成功裡に終えられ、心からお慶び申し上げます。123という数字は数学的にも物質科学的にも特別の数字です。足しても掛けても6になります。また、(哲学的にも重要な)3で割り切れる数字であり、6も3から構成されます。夢のような超電導を実現するある物質も3種類の元素が1:2:3で組み合わさって存在します。小山さんの演奏は、抵抗がゼロで永遠に電気を流せる超伝導のように、時空を超えて、天国にいる作曲家と地上にいる私達を何の蟠り(わだかまり)もなく、作品のあるがままの姿で繋いで下さっているかのようです。新しい【旅】のお供をさせていただけますことを楽しみにしています。どうぞ素晴らしい新年をお迎えください。心からの感謝を込めて、

とさま
Date: 2017/12/29/13:41:18 No.4799


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1月リリス
fujisyu
お疲れ様です。
11月のオーチャード・ホールでのシリーズが終わって,12月の「ゴールドベルク」が仕事上聴けなかったので,2月のフィリアホールでのベートーヴェンが楽しみ−!って思ってたら,1月末にリリスで室内楽があるって思って気持ちが舞い上がったのに、既に完売・・・・あ〜聴きたかったメンデルスゾーンのトリオ。。。。
しかし3月末には我が宮崎県(延岡ですが・・)に来て下さいます。ベートーヴェンの「ソナタ」の中で一番好きな「第31番」を始め,改めて生きる希望をもらいました。今年度3回も「第31番」が聴けることに感謝します。今年もおせわになりました。
Date: 2017/12/27/10:34:54 No.4797

Re:1月リリス
とさま
★fujisyu様
 fujisyuさんは、2月のフィリアにいらっしゃるのですね。ベートーヴェンのピアノソナタ第31番が一番お好きだとのこと、とても共感させていただいています。私もこの作品の人間的な側面と神々しさの共存に強く惹かれます。〔苦悩を克服して歓喜へ〕というベートーヴェンらしい曲の締めくくり方も魅力的ですね。小山さんのピアニズムに凄くマッチした素晴らしい曲なので、ぴあのふぉるてさんが仰っているように(No.4796)、フィリアでも大変な名演を聴くことができるでしょう。私はかつてフィリアホールの近くの街に住んでいたことがあるので、その公演に伺おうと思っています。ご一緒できることを嬉しく思います。

★ぴあのふぉるて様
 ちょうどfujisyuさんが書いて下さったように、来年の2月にフィリアホールで小山さんはベートーヴェンの最後の3つのピアノソナタを演奏なさいますね。そのプレトークのご報告(No.4794)をしていただき有難うございました。質疑応答にもたっぷり時間を割いて下さったとのこと、きっと色々と新しい発見もあったのでしょうね。また同じ投稿の中で、最近の記事情報を極め細やかにご報告いただき感謝しています。いつもいつも、各情報の要点を的確に纏めるだけでなく、温かいコメントや小山さんに対する尊崇の想いの籠った文章をお寄せいただき、それを読む私達は心地よい思いをさせていただいています。嬉しい限りです。本屋さんや図書館に寄らなければと思いました。大変な時間と手間をかけていただき、本当に有難うございます。

★ぴあのふぉるて様
 相模女子大学グリーンホールでの小山さんの今年最後のリサイタルの臨場感あふれるご報告(N0.4796)を大変嬉しく拝読しました。小山さんは、【低音の響きが美しい、重厚で骨太な音色】(ぴあのふぉるてさん)をしたピアノと協働して、曲の核心に迫るような音楽を産み出されましたね。

 ぴあのふぉるてさんのご感想は全て素晴らしいのですが【小山さんの思いに応えるように、楽器の弦も深く鳴り響いています。】には目から鱗です。いまさらですが、ピアノは鍵盤のある打弦楽器であることを思い出しました。小山さんの演奏の魅力はピアノの打楽器と弦楽器の双性を最高の形で融合した点にあるのではないか・・・それに気づかせて下さったぴあのふぉるてさんに感謝します。どちらかに偏ってしまうと、音楽が単調になってしまうところ、小山さんにはそれが全くない・・・だから私達は小山さんの演奏に深く惹かれて、本当に良い音楽を聴いたという歓びに浸ることができるんですね。

 小山さんの素晴らしい演奏をご一緒に聴くことができて私も大変嬉しく思っています。有難うございます。

とさま
Date: 2017/12/28/00:14:02 No.4798


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Michie Koyama 「M K」 小山実稚恵ピアノ・リサイタル@相模女子大学グリーンホール のご報告
ぴあのふぉるて
一昨日12/23、相模大野で小山実稚恵さんのピアノ・リサイタルを拝聴しました。
チケットは買っていなかったのですが、やはりどうしても気になって、初めて会場で「当日券」に並びました。

小山さん年内最終の演奏会は、小山さんの「旬」が凝縮されたような素晴らしいプログラミングでした。小山さんの思いの込められた音楽は、最高のクリスマスプレゼントになりました。

相模女子大学グリーンホールのピアノは、低音の響きが美しい、重厚で骨太な音色をしていますね。小山さんの奏でるあらゆる色彩や表情、力強いフォルテッシモも優しいピアニッシモも、2階席までしっかり届きました。頼もしい優れた楽器だと思います。

今回、大変珍しく、曲の並べ方に変更がありました。
(アナウンスと表示でそのことがお知らせされました)
冒頭、ブラームスの間奏曲の順序が入れ替えられて、
まず、作品118より第2曲、
続いて作品117より第2曲、の順に奏されました。
そしてその効果は、絶大でした。
(前の週12/16、広島 蘭島閣ギャラリーコンサートの時も、この順番で演奏なさったそうです)

続いて、シューベルト:即興曲の迫真の演奏に感動しました。
第2曲を聴き終えて、思わず拍手してしまった人々の気持ち、よ〜くわかります。
本当に緊張感みなぎる劇的な奏楽でした。
小山さん最愛の第3曲は極上の美しさ。第4曲も見事です。
シューベルトへの愛とピアノへの愛がひしひし伝わりました。

休憩をはさみ、プログラム後半、ベートーヴェンのソナタ第31番は、情熱あふれる素晴らしい演奏でした。小山さんが髪を振り乱して、あるいは目を閉じて、一心に演奏なさるお姿に心を打たれました。
そして、やっぱり、小山さんのショパン作品は美しさと厳しさに満ちて、素敵です。
アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズの白熱の演奏に、興奮してしまいました。

それから、第3部アンコール作品が、またすごかったのです。
最初は、「ショパンのマズルカ」を演奏してくださいました。
小山さんのお好きなマズルカ。いい曲ですね。
(掲示板には第45番と書かれていました。CDではリスト&ベルクのソナタと一緒にカップリングされていますね。Op.67-4 です) 
その次は、「ショパンのノクターン(第2番)」で、しっとり上品な香りに包まれ、幸せな気持ちになりました。
小山さんに熱い感謝の拍手を贈りました。
すると会場の盛大な拍手の中、もう一度小山さんがステージに遠慮がちに現れて… 聴衆からあら?まだ何かあるの?の笑みがこぼれると、ざわめく会場に向かって小山さんは可愛いお声で、「同じくショパンの、英雄ポロネーズ」とおっしゃって、弾き始められたのです!!
きゃぁ〜、小山さん、凄すぎる! でも、そうよ。やっぱり、こうでなくちゃね!
思わず身を乗り出して聴き入りました。周りの皆様もそうでした。
小山さんの思いに応えるように、楽器の弦も深く鳴り響いています。
「さぁ、来年も前進するわよ! 皆さん、一緒に頑張りましょう!」と呼びかけるような、勇ましくて温かな演奏でした。

ノクターンを拝聴した時点で、すっかり心が満たされていましたが、最後のサプライズで、もう感激度数計の針が振り切れてしまいました。
小山さん、本当にどうもありがとうございました。

Michie Koyama「M K」と大きくイニシャルの入った印象的なプログラム表紙のとおり、小山実稚恵さんの今が、しっかり心に刻印されました。

とさまさん、ご一緒できて幸運でした。誠にありがとうございました。
今日もう一つの素敵なお話:とさまさんの本名は小山さんと同じイニシャル「M K」なのですね!

小山さん、皆様、今年も大変お世話になりました。
お身体お大事に、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
Date: 2017/12/25/11:56:27 No.4796


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やはり小山実稚恵さんのゴルトベルクは凄かった
岩魚
そこには宇宙がありました。
ミスタッチも、ジェットコースターのような緩急、強弱も全部それで良いとバッハが降臨したかのよう。ずっと目を閉じ続けての演奏は天の声を伝える伝道師そのもの。
特に今日の第21変奏はまるで天空の神殿が浮遊したかのよう。
そして以降は、各変奏ごとにため息の洩れるような間。小山さんがそこに一つひとつ念を置いていくような素晴らしさ。そして第25変奏は間違いなく神の言葉そのもの。
杉並公会堂の聴者もピアニッシモをものともしない容赦ないくしゃみやいびき、連続したせき込み、もの落としなど高齢者多数ゆえやむを得ない部分もありますが、残念なこと。でもそんな不満をすべて解消してくれたのが最後のアリアが天に消えた後の間を全員がしっかり共有してくれたこと。
フライング「ブラヴォー」も「拍手」も全て抑制され、恐らくすべての音が消えて、天を仰ぐ小山さんが我に戻る瞬間までの7秒の静謐。その宇宙にいた全員がひとつになれました。
*このラストの静謐はサイン会で小山さん自身が皆さんと一体になれた瞬間でうれしかったとお話されていました。
Date: 2017/12/12/00:35:53 No.4791

Re:やはり小山実稚恵さんのゴルトベルクは凄かった
とさま
★岩魚様
 
 杉並公会堂での小山さんのゴルトベルク変奏曲の演奏の本質を見事に描写していただき(No.4791)、我が意を得たりの想いです。

【そこには宇宙がありました。】(岩魚様)・・・本当に直球でずばりと小山さんの演奏を総括していただき、唸っています。続く【・・・全部それで良いとバッハが降臨したかのよう。】という文章、バッハの降臨を感じた聴き手は多かったのではないでしょうか!小山さんは、バッハに限らず、どの作品の演奏を聴かせていただいても、やがて奏者の存在に気づかされず、そこにはただ音楽=作曲家が佇んでいるような気持ちに聴衆をさせますね。

【天の声を伝える伝道師そのもの】(岩魚さん)・・・小山さんに限らず、演奏芸術家にとって、これは究極的なゴールなのではないかと思います。

会場のノイズをも超越する卓越した演奏が、最後の最後で、岩魚さんが【・・・恐らくすべての音が消えて、天を仰ぐ小山さんが我に戻る瞬間までの7秒の静謐。その宇宙にいた全員がひとつになれました】と仰られるように、音楽を構成する掛け替えのない要素である静寂という、物理的には音のない音楽をこれほどまでに深く味わえたコンサートは稀有だったと思います。

記念すべきコンサートの忘れがたい音楽体験を記録に残して下さり有難うございます。

★ぴあのふぉるて様
 リリスでの小山さんのゴルトベルク変奏の凄演の素晴らしい報告(No.4787)に続き、杉並公会堂での同曲の小山さんの演奏について、これまた臨場感に溢れる愛情の籠ったご報告(No.4792)を有難く拝読しました。同じ曲でありながら、ホールやピアノによって、演奏の特徴が変わること、どちらがいいということではなく、どちらも一期一会の掛け替えのない小山さんの演奏であることが分かり、ファンの一人として、嬉しい限りです。

【同じ曲目とはいっても、同じ演奏ではないところが、小山さんの魅力、あるいは魔力なのだ、と今回、改めて、強く実感しました。】(ぴあのふぉるてさん)・・・〔魔力〕とは実にぴったりくる表現ですね。全国至る所で演奏なさる小山さん、そのどれもが〔魔力〕により掛け替えのない音楽体験が約束されていること、それを証明したかのようですね。

今回杉並では、小山さん、結局全ての変奏をリピートされましたね。リリスでは第25変奏のアダージョだけはリピートされませんでしたね。第25変奏のテンポは演奏史上最速のテンポですが、それは理想的なテンポだと確信しました。岩魚さんが【第25変奏は間違いなく神の言葉そのもの】(No.4791)と仰っていただき、これは本当に嬉しいお言葉だと感じ入りました。リピートしても小山さんのテンポであれば5分です。神様の慈愛に充ちた言葉として、聴き手の心に染み入るのに相応しいテンポであり、そして確信に充ちた表現だったと思います。

【小山さんの長い演奏活動に思いを馳せながら、「第16変奏〈序曲〉後半の幕開け曲」を味わいました。】(ぴあのふぉるてさん)・・・とても素敵な鑑賞の仕方ですね。そのような聴き方をされた方は多かったでしょうね。有難うございます。

【夏に、とあるミニコンサートで声を掛けさせていただいたご婦人は、この日、初めて聴く小山さんの生演奏に大喜び】・・・小山さんの素晴らしい演奏を一人でも多くの方に味わっていただけるのは素晴らしいことですし、嬉しいことですね。輪が拡がるような活動をしていただき感謝です。

こちらこそどうぞ今後もよろしくお願い致します。

とさま
Date: 2017/12/24/14:00:59 No.4795


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