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12年間・24回リサイタルシリーズ「音の旅」第24回〜永遠の時を刻む〜
実稚恵さまの微笑み

この度の褒章受賞まことにおめでとうございます。

このような一大慶事のご発表の後に、駄文を投稿するのも気がひけるのですが先日、音の旅大阪公演に行ってまいりましたので毎度ながらの拙文を書き込ませていただきます。失礼いたします。

24回最終となる今回の音の旅・・・名残惜しく3度目の公演を聴きに晩秋の木枯らし吹く大阪はいずみホールに行ってまいりました。

寒さに震えながら入場すると立派なプログラムをいただきました。最終回を迎えた実稚恵さまのお言葉に主催者の方の想いを込めた言葉が添えられ、気持ちのこもった温かさを感じるとともに全24回の公演ポスター一覧や演奏曲目も掲載されており、ファンの方々もきっと音の旅の道程をなつかしく辿ったことと思います。

今回は、遅くになって席を求めたため、音の旅では初めての2階席(右手前方)でしたが、これが幸いしピアノの響きとホールの創り出す音響が絶妙で、また実稚恵さまの表情も余すところなく拝見でき、演奏の素晴らしさに正に没頭いたしました。

演奏前のあいさつは、他公演と同じく年月の経つ早さを実稚恵さまは述べられ、リハーサルで過去の大阪での公演の思い出がよみがえってくると仰られていました。

演奏曲目の紹介で、最後のヴェートーベンのピアノソナタ第32番を演奏していて「光を感じる」瞬間があると仰っていたのが凡人には達することのできない世界があるのだと感銘を受けました。

実稚恵さまの紡ぎ出す演奏1曲、1曲の究極の優しさ、哀しさ、美しさ、そして深遠さに圧倒されました。

終曲後に続く無音の沈黙とその後何度も起こった賞賛のブラボーの声。そして大きな拍手の波がホールを包み24回の集大成とまた始まりを予感させる最終公演は幕を閉じました。

実稚恵さまは最後のカーテンコールでステージ中央、左右2階席にも礼をされステージを去られました。

終演後は、実稚恵さまの偉大さ演奏の素晴らしさに感涙し言葉も出ず、深い感動の中で客席にとどまったまま動くこともできませんでした。感動のままホールを出ると、ロビー1面に眩い光が溢れていました。実稚恵さまの仰っていた光の照射を目の当たりにし神々しさに息をのむようなひとときでした。

実稚恵さま。感謝の心をもちましてお礼申しあげます。本当にありがとうございました。
Date: 2017/11/21/22:54:35 No.4778

Re:12年間・24回リサイタルシリーズ「音の旅」第24回〜永遠の時を刻む〜
covariant
実稚恵さまの微笑み様

いずみホールでの最終回のご報告をありがとうございます。
小生も、このシリーズの初聴取はいずみホールでのゴルトベルク変奏曲の回だったこともあり、
日程さえ合えば直前にでも行くことにしたいと密かに思っていたのですが、当日の別予定に変更は生じませんでした。(^^;

小山さんの目覚しいご活躍と、立派なご受賞などを思うと、私達は確かに「駄文など披瀝しても」と思いますよね。
でも、ここに投稿される方々の文は、きっとみんな小山さんはお喜びだろうと思っています。ファンの私達はどんどん声を出しましょうよ!微笑みさんには名古屋でお会いできたので、このように親しげに声かけさせて頂きます。(^^; 
勿論、あからさまに人を傷つけるような発言は控えたいですね。(私なんかは知らずに人を傷つける事はありますが。。。)

いずみホールでの感動をお裾分けいただき、私などはとても嬉しいです。ありがとうございました。
また何処かの会場でお会いできる事を楽しみにしています。
Date: 2017/11/22/01:19:35 No.4779

Re:12年間・24回リサイタルシリーズ「音の旅」第24回〜永遠の時を刻む〜
とさま
★実稚恵さまの微笑み様へ

第24回「音の旅」@大阪いずみホールでの小山さんの公演の模様を臨場感たっぷりにご報告いただき有難うございます。当日の感動が沸々と湧き上がってくるかのようです。

ホールのサイズそのものがピアノリサイタルに適しており、またホールの音響設計が秀逸であること、そしてピアノの状態がよいことも相まって、いずみホールで小山さんの演奏を聴かせていただく歓びは格別ですね。しかし、そうは申し上げても、小山さんが素晴らしいのは、どこのホールでも、どのピアノでも、その場所で、そこに相応しい最良・最高の音楽を造り上げていらっしゃるところにあると思います。調律・整調・整音を担当なさる方とのコラボにより造り上げられる最高の音楽を拝聴することで、私たちは掛け替えのない音楽体験をすることができるのだと思います。

いずみホールの2階席の音響が素晴らしいとの情報・・・なかなかそうした生の情報を得ることができませんので、貴重で有難いです。

気の利いた言葉が浮かばず、結局、小山さんの奏楽は、全てにおいて素晴らしいとしか言いようがありませんね。

ベートーヴェン作品の演奏の素晴らしさにどうしても話題が集中しますが、前半最後のブラームスの作品117など、小山さんは形容し難い深淵な演奏を披露して下さいましたね。過去のどのピアニストの演奏とも異なる新しい視点でのブラームス音楽の開示に衝撃を受けています。小山さんの奏楽による歴史的名演と断言できる作品118のときの衝撃を思い起こしています。

作品117は、ブラームスの絶望や悲嘆を表現した音楽であると考えられています。自身の手紙の中で、作品117に対して、「わが苦悩の子守歌」と書き綴っていることから分かるように、寂寥(せきりょう)感に充ちた楽想に痛みを感じない聴き手はいないでしょう。しかしながら、小山さんは、ブラームスの絶望的な心情に優しく寄り添うだけでなく、痛みを和らげる【共感】とブラームスの哀しい語りを【傾聴】するという奇蹟を音楽的に実現されたのです。それは、シューベルトの最後のピアノソナタ第21番変ロ長調D960での小山さんの唯一無二のアプローチと共通するものであり、聴き手はもちろんのこと、天国に居る大作曲家にとって、その【慈愛】に充ちたアプローチは、どれほど大きな【救済】となることでしょうか!偉大なピアニストである小山さんが、ピアニストという枠を超えた、魂の音楽を語る芸術家であることを物語っている音楽的事例なのではないでしょうか。

【共感】と【傾聴】という【慈愛】を支えに【救済】という次元に至るために、小山さんは持てる全ての音楽的技量を全身全霊で発揮されたかのようです。そして、音楽において技術は必要条件に過ぎず、作曲家の真の想いを伝えるのに本当に必要なことは、奏者の崇高な精神と芸格に他ならないことを確信した瞬間でもあったのです。

実稚恵さまの微笑様が終演後仰った「ベートーヴェン・・・凄かったけれど、ブラームスも本当に素晴らしかった!」に私は深く同意し、感極まった次第です。お気持ちを共有できて幸せに思います。

【終演後は、実稚恵さまの偉大な演奏の素晴らしさに感涙し言葉も出ず、深い感動の中で客席にとどまったまま動くこともできませんでした。】(実稚恵さまの微笑様)・・・アンコールのシューマン・アラベスクの妙なる調べが減衰し、針が一本落ちても分かるような静寂という永遠の音楽的時空間に心を委ね、身じろぎもせず、私も深い感動で零れる涙を抑えることができませんでした。

【感動のままホールを出ると、ロビー1面に眩い光が溢れていました。実稚恵さまの仰っていた光の照射を目の当たりにし神々しさに息をのむようなひとときでした。】(実稚恵さまの微笑様)・・・私を含む多くの聴衆の方が類体験をされたことでしょう。作曲家の晩年の(痛みを内包する)作品が並んだ、壮大な音の旅シリーズでなければ実現できなかったかもしれない、特別なプログラムであったにも関わらず、実稚恵さまの微笑様が仰るように、聴き手が神々しさを感じるというのは、奇跡のようなことだと思います。

哀しみ、痛み、苦悩と言った負の感情を内包する晩年の作品群を聴くことの意味について深く考えさせられた小山さんの奏楽でした。また実稚恵さまの微笑様が言及された『神々しさ』というお言葉から、大阪音楽大学の米山信先生の論文『二人称としての個人的音楽体験試論ーブラームス晩年の性格的小品op.117 を巡ってー』を思い出しました。

【人は喜びよりも、悲しみや苦しみからより多くを学ぶことをこれらの小品群(注:作品117のこと)は示してくれた。皮相的には一見、我々にとって「負」の要素であるこの深く複雑な心の働きがその背後になければ、喜びもまたその価値を豊かにすることが叶わず、色褪せたものに過ぎなくなるだろう。苦悩を分かち合い、癒しを求める者には癒しを、愛を求める者には愛を与えようとするのがこれらの音楽なのだ。】(米山信先生)

痛みを伴う音楽が痛みに終わらず、【共感】と【慈愛】という触媒作用により、やがて音楽は美しさの極みに達し、聴き手は〔救われた〕という感覚に誘われていく・・・それは音楽を聴く醍醐味でもあり、愉悦でもあるのです。そうした心理的な動きを体験した聴き手は、やがて対峙した作品の中に【神々しさ】を感得し、身動きできないほどの感動に浸ることになるのでしょう。

ブラームスの作品117、シューマンの作品111、ショパンのノクターンとマズルカ、そしてベートーヴェンの作品111における小山さんの奏楽における【共感】のまなざしは、首尾一貫して優しくかつ勁い(つよい)ものです。一見して作風の異なるこれら作品群への根底となる共通のアプローチであり、そこに小山さん以外の誰からも聴くことのできない、奇跡のような【神々しい】音楽体験が約束される鍵があるのではないでしょうか。

実稚恵さまの微笑様、感動をご一緒に共有できた幸せを噛み締めています。これからもよろしくお願い申し上げます。


★covariant様へ

 covariant様は、いずみホールで小山さんのゴルトベルク変奏曲をお聴きになったのですね。それはさぞかし素晴らしい音楽的体験だったことでしょうね。ホールも楽器の一種ですから、同じ曲であっても、ホールによって印象も変わるので、その違いを体験するのもまた楽しいことですね。

小山さんは、きっと、今後もブラームスやシューマンの晩年の昨品を各地で演奏されるように思いますので、そうした機会に恵まれるといいですね。

いずみホールはまもなく改修工事に入るとのことで、小山さんのアンコール公演は、他の会場と異なり、来年の11月18日(日)に開催との案内がプログラムに掲載されていました。リニューアルするいずみホールでの小山さんのピアノの調べに耳を傾けることができるといいですね。

私も、covariantさんと何処かの会場でお会いできる事を楽しみにしています。


★ぴあのふぉるて様へ
 最終回レクチャー&サロンのご報告・・・メモを取られたと仰いますが、驚異的なご報告に、ただただ感謝の念が沸き上がって参ります。ぴあのふぉるて様の文章には小山さんへの尊崇の念が溢れているだけでなく、流れが見事で、何か素晴らしい音楽作品を聴かせていただいているかのようです。全ての公演の千秋楽に当たるオーチャードでの小山さんの公演を聴きにいかれる方にとって、どれほど示唆に富み、価値のあるレポートでしょうか!

のちほど、正式なリプライができればいいなと思っています。

本当に有難うございました!

とさま
 
Date: 2017/11/23/13:37:51 No.4781

Re:12年間・24回リサイタルシリーズ「音の旅」第24回〜永遠の時を刻む〜
実稚恵さまの微笑み
covariant 様

早速、リプライいただきましてありがとうございました。お気遣いに感謝いたします。オーチャドには行かれるのでしょうか。またどこかで再会できる日を楽しみにお待ちいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

とさま 様

ありがとうございます。

まとまりのない私の感想に対しまして的確に補筆していただき、また当日の感動がよみがえってまいりました。

とさま様の学術的とも言える考察とアカデミックな高尚な文体にはさすがだと敬服するしか術を持たない私ですが、拝読させていただき、また熱いものがこみ上げてまいりました。本当にありがとうございます。

実稚恵さまは音楽という手段をお使いになりながら、私には表現する言葉がないのですが人々をお救いになる豊かな抱かれるような世界を、いつも私たちの前に現してくださいます。単なる演奏家という範疇をはるかに超えた実稚恵さま。宗教家のような導いてくださるようなお力をお持ちだと感じます。

とさま様のお言葉、「小山さんは持てる全ての音楽的技量を全身全霊で発揮され・・・音楽において技術は必要条件に過ぎず、作曲家の真の想いを伝えるのに本当に必要なことは、奏者の崇高な精神と芸格に他ならないことを確信した瞬間でもあったのです。」

正に雷に打たれたような、この瞬間に私も実稚恵さまの【慈愛】を支えとした【救済】という次元を強烈に感じとることができました。

いよいよ最終シリーズの千秋楽が近づいてまいりました。完結の地東京へは行けませんが、とさま様、そして皆様。。どうぞ実稚恵さまの「全身全霊の演奏」の様子をまた、お知らせくださいませ。


Date: 2017/11/23/18:09:58 No.4782

Re:12年間・24回リサイタルシリーズ「音の旅」第24回〜永遠の時を刻む〜
まじょるか魔女
小山さんの「音の旅」最終回グランドフィナーレはいよいよ、とうとう明日になりましたね。
明日の東京の天気予報は晴れ、凛として清々しい日になりそうですね。
微笑みさんが添付された光溢れるロビーの写真に見入りました。皆さまのご投稿、ぴあのふぉるてさんの「[最終回]レクチャー&サロンのご報告」(No.4777)を拝読して、長い旅路を歩まれた 小山さんの次なる扉から差し込む眩しい光が見えるようです。
明日の演奏会は、小山さんと会場の皆さまの心がひとつになり、かけがえのない時間になることでしょう。(演奏会の時間には遠い田舎より、傾聴の気持ちで 小山さんの音色を想像したいと思います)
12年間24回の音の旅の終着駅の景色は、誰もまだ見たことがない言葉を超えた音世界が拡がっていることでしょう。
Date: 2017/11/24/22:46:26 No.4783


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第24回〔最終回〕レクチャー&サロンのご報告
ぴあのふぉるて
「ピアノで綴るロマンの旅」第24回〔最終回〕(11/25東京公演)のレクチャー&サロンが11月3日、Bunkamura館内のリハーサル室で開かれました。
今回小山さんのお話のお相手役をお務めになるのは音楽ライターの片桐卓也さんです。
片桐さんは小山さんの12年間24回リサイタルシリーズを第1回から欠かさずお聴きになり、小山さんと親交が深くていらっしゃる由、ご紹介がありました。
片桐さんのお心のこもった進行のおかげでしょうか、この日は小山さんの思いの丈をたっぷり伺うことができました。
遅くなりましたが、当日のメモ書きを元に、小山さんが最終回プログラムに込めた思い、選曲の意図や作品解説などをご報告いたします。ご参考まで。

レクチャーに入る前、片桐さんより小山さんの紫綬褒章ご受章を讃えるお祝いの言葉があり、会場から大きな拍手が湧き上がりました。小山さんはちょっとはにかんで首をすくめながら椅子から立ち上がって深々とお辞儀をなさいました。紫綬褒章ご受章の栄誉に輝いてもなお、慎ましくて可愛い小山さんのままでいらっしゃいます。

片桐さんは小山さんの12年間リサイタルシリーズを振り返り、「12年間たった気がしない。あっという間に過ぎた。これまでの人生にない密度の濃い12年間だった。春と秋、半年ごとのリサイタルが楽しみだった」と、ファンの思いを代弁するように温かなご感想を述べてくださいました。
小山さんも、「ひとことで言うなら、“あっという間”としか言いようがない」とおっしゃいました。その際、小山さんが東日本大震災に触れて長い歳月を振り返られたことに、心を打たれました。

配布されたA4プリントにびっしり並んだ、12年間24回分の演奏曲目リストをご覧になりながら、片桐さんが「構想そのものから、かなりの時間ですね。しかも、最初の発表から一曲も変わってないんですね!」と驚嘆なさいます。
「14年くらいですね。作った時は、これがいいんじゃないかなと…。
いいな、好きだなぁ、と思ったことは、変わらないんだと思います」と小山さんご自身は、特別なことは何もしていないとでもいうように、穏やかにお答えになりました。どんな時も気負うことなく、ご自分の思いに素直に従うことが、長年、最高の演奏を続けていらした極意なのかもしれませんね。
シューマンとショパンを軸に進み、最後はシューベルトとベートーヴェンに集約されたプログラムについて、「今、組んだとしても、大筋はかなり似ていたのではないかと思います」とおっしゃった時、小山さんの揺るぎない信念を感じました。

小山さんのお好きな作曲家:
・このシリーズをして、本当に好きなのはバッハだと思った。
・シューベルトは本当に美しい。若い頃も好きでしたが…今は、微妙な変化に惹かれる。
・シューマン、ショパンも素晴らしい。
・ラフマニノフもピアノの魅力を引き出すが…
・ベートーヴェンの濃さ! 濃度! 楽譜から魂を感じる!
「革新性」未知のものへのエネルギーの取り入れ方、身体ごとぶつかって行く強さが人々の心を打つのかな。(フレーズに想いを込める作曲家もいるが)ベートーヴェンは「一音」に想いを込める作曲家。…と熱くお話しくださいました。

片桐さんはベートーヴェンの作風を、終わりがない階段にたとえてお話しになりました。「階段をのぼるたびに屋上に出ると、違う空があり、新しいインスピレーションを得て、書いていく。階段をのぼるたびに違う世界が広がっている。その先に広がっている違う世界に対する期待感がある」と。
お隣でじっと耳を傾けておられた小山さんは、片桐さんのお考えに同意されつつ、ご自身のベートーヴェン像を披露なさいました! 
小山さん:「うーん。… 確かに一段ずつ違う世界をはっきり打ち出しているけれど、最後のソナタは、何かが来る、何かが生まれる…。自分から扉を開けて進んだベートーヴェンですが、それ以上のものが登場する、新しい何かが来る感じ。人間であるんだけど、意志を超えた部分を感じる、すごい世界!」
お二人のお話は、生演奏のようにスリリングな展開でした。

記憶に残っている回は?との問いかけには、第12回(2012/1/28開催)のリサイタルをあげてお話しになりました。(大震災が起こるとは知らずに)「音の洪水」というタイトルをつけてしまって、悲しかったこと。タイトルを変えようか悩んだこと。仙台の人の言葉を聞き、変えないでやっていこうとその時思ったことなどのお話から、小山さんの優しさと決意が伝わりました。

最終回のプログラミングについて:
・晩年の作品は、お互いを呼び合う。
・ベートーヴェンのソナタがあまりにもすごいものと感じていたので、お相手が難しい。
 (=プログラムに組み合わせる他の作品を選ぶのが難しい)
・ベートーヴェンのお相手には、晩年の作品に自ずとなった。など、たいへん興味深く拝聴しました。
小山さんは、ベートーヴェンの「お相手」選びの過程も、きっと楽しまれたことと思います。

イメージカラー「銀」については、
「地味にはなるんだけど、内側から気持ちが、叫ばなくても、溢れる」とお話しくださいました。シューマン(3つの幻想的小品)は、「直接叫んでいるわけではないけれど、叫んでいる時期の断片が挟まっている」とのこと。
「ブラームス、秘め事ですね」(片桐さん)を受けて、
「作品117は稀有な名作と思っている。流して弾く音がない。深い哀愁を一つ一つに宿している感じ。ブラームスは噛みしめる。果物で言えば、葡萄。」(小山さん)
作曲家を果物にたとえる小山さんの感性、素敵です。
(以前伺った和菓子編:ブラームスは羊羹、シューベルトは岐阜の栗きんとん=ほろほろとした栗の茶巾絞り、でしたね!)

「ショパンは作曲家の中では、それほど人生が作品に反映しなかった。その時々の姿は出たにせよ、作品を作る感性は職人的で、自分の姿をさらけ出さない。最初から完成度が高い」とのお話では、小山さんの深い洞察力に感じ入りました。「幻想ポロネーズ」、コーダの若々しさについての対話で、小山さんが「美意識ですね!」と、きっぱりとおっしゃったことも、鮮やかに心に残っています。
その後、天才を生んだ19世紀の英才教育と能率を重視する今の教育にもお話が及びました。
片桐さんの素敵なご感想、「小山さんのピアノに対する“愛”、ピアノを弾くことがお好きなんだなぁ。その印象は変わらない」に同感です。

質疑応答に入る前に、改めて最終回のプログラムについてお話しくださいました。
・バッハは大切な作曲家。
このシリーズでは自分の中に24の調性という意識がある。シリーズの終わりだけど、自分の中の最初の気持ちを呼び起こしたい。ハ長調に回帰していく。
・シューマンのファンタジーは、断片のようなものがひょいひょい出てくる。
思い出と、このシリーズへの敬意で選んだ。
・ブラームス作品117は好きだったので…。ベートーヴェンの32番をシリーズ最後のソナタとした時、プログラム前半の最後には、地味で静かなんですけど、ブラームスの深みが欲しい。置く位置がショパンと逆?と思うかもしれないけれど、私は前半の最後にブラームスを置きます。
・ショパン作品:
ノクターンはagitatoでドキドキする部分もある。
子守歌は舟歌の左手と音形がそっくり。大人が聴き耳を立てる子守歌。
マズルカは絶筆。スケッチしかない。短い方を弾こうと思っています。無調に近い。もしもショパンが生きていたら、新しい調性の世界に突入する作曲家では?
・ベートーヴェンのソナタは全く違う。1楽章の激しさ、2楽章の美しさ。
扉を開けて行ったのですが、最後には違うものが…。

「こういうプログラムは、こういうシリーズでなければ、できない」と片桐さんが敬意を込めて締めくくられました。本当にそのとおりですね。

質疑応答:
Q:毎回、色を指定してお花を活けることは、どのように思いついたのでしょうか?(初回からご参加の女性ファンより)
A:以前、スクリャービンの作品を演奏したとき、広い舞台に何かがあるとそこから(聴く人たちの)感覚がかき立てられることがある、と感じました。
色の表明は、前からコンチェルトの演奏では、ドレスの色を合わせていました。
お花はホールが飾ってくださるので嬉しい… といったお答えでした。

最後に、バッハのプレリュードを演奏してくださり、静かな優しい音色が心にしみ入りました。
小山さん、片桐さん、素晴らしいレクチャーをどうもありがとうございました。
記念撮影後のサロンパーティーも心暖まる、すてきなひとときでした。
11/25は小山さんの渾身の最終回プログラムを、心して拝聴したいと思います。
ファン仲間の皆様、ご一緒できることを楽しみにしております。
Date: 2017/11/21/22:38:22 No.4777

Re:第24回〔最終回〕レクチャー&サロンのご報告
covariant
ぴあのふぉるて様

貴重な貴重なご報告をありがとうございます。微笑みさんのいずみホールのご報告に喜んで飛びついていましたら、
ぴあのふぉるてさんならではの、要点をついた詳細なご報告にも気がついて、歓喜しています。(←決して大袈裟表現ではないです。(^^;)
片桐卓也さんもよかったのですね。私は、小山さんの種々のCDのノートを書いている方々が多岐に亘っているようであることからも、小山さんの多才さ(多彩さ)を推測していたのですが、その多くの方々の中でも、片桐さんのこともこれでしっかりインプットされました。(^^;

小山さんの発言はやっぱり、生来哲学的性向の強い私にとっても、哲学者の発言です。(←意味不明な発言かもですね?(^^;)
そして、バッハを一番お好きとのこと。バッハが一番お好きということは、ピアノが勿論一番お好きなのだけれど、そのピアノという物よりも、それで表現する音楽そのものをこそお好きなのだということと思います。ベートーヴェンの凄さは、私は小山さんととさま様に依って、認識を新たにしました。(勿論ほかの作曲家についてもほんとうに色々と楽しく学ばせていただきました。)そのベートーヴェンを、これから小山さんについて行けばより深く学べるのだろうと思うと、とても嬉しいことです。

ぴあのふぉるて様、ご報告をほんとうにありがとうございました。
いよいよ今週末に迫ったこのシリーズのグランド・フィナーレが祝福と共に迎えられますように、そしてお歓びを申し上げます。
Date: 2017/11/22/02:16:09 No.4780


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紫綬褒章ご受章おめでとうございます
ぴあのふぉるて
小山さん(高橋実稚恵さん)、紫綬褒章ご受章おめでとうございます。

今朝、実家から小山さんのご受章を知らせる電話連絡がありました。
小山さんを尊敬し、「小山さんは近い将来、間違いなく紫綬褒章を受章なさるだろう」と、かなり前から予言?していた父は、電話の途中で感極まって声を詰まらせていました。

アルバムデビュー30周年記念新譜の録音、ご著書のご出版、12年間24回リサイタルシリーズの完結、などお祝い事が続く記念の年は、紫綬褒章ご受章という輝かしいコーダが待っていたのですね!
本当におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。ファン冥利に尽きます。
小山さんのご健康とますますのご活躍をお祈りしております。
Date: 2017/11/02/10:01:03 No.4771

Re:紫綬褒章ご受章おめでとうございます
とさま
小山さんへ

紫綬褒章のご受章 誠におめでとうございます!
こちら仙台の河北新報でも、仙台ご出身の小山さんの受章を讃えた記事が載りました。小山さんの音楽を愛する全ての人にとって、この報は大きな歓びです。

小山さんのご受章は当然ではありますが、紫綬褒章の受章件数は少なく、クラシックの音楽家の受章もこれまで多くはありませんでした。特にピアニストでいらっしゃる小山さんが受章されたことは、ピアノ音楽の愛好家にとっても、嬉しいことかと思います。

これからもピアノ演奏という尊くかつ気高い活動を通じて、作曲家の魂の音楽をお届け下さい。小山さんの音楽を聴くと、多くの人が勇気と活力とを得ることができ、そして幸せになることができます。

この度は、誠におめでとうございます。

とさま
Date: 2017/11/02/16:09:23 No.4772

Re:紫綬褒章ご受章おめでとうございます
まじょるか魔女
小山さん、紫綬褒章のご受章おめでとうございます。一歩ずつピアノの道を歩んで来られたご努力の積み重ねの賜物と、心より尊敬しお祝い申し上げます。

ぴあのふぉるてさん、ニュースをいち早くお知らせいただき有り難うございます。お父様は、小山さんのご受章を以前から確信されていたのですね。
とさまさんが仰るように、小山さんの音楽を聴くと幸せで前向きなパワーをいただけて、いつも感謝しています。こうしてファン仲間でお祝いできること、本当に嬉しいです。

小山さんの実績がしっかり讃えられながら、「音の旅」最終回の千秋楽を迎えられるという素晴らしい流れは、まさに輝かしいコーダですね。
小山さん、お身体どうぞ大切に‥新しい音の旅の日々も豊かなものでありますように。
Date: 2017/11/02/20:20:10 No.4774

Re:紫綬褒章ご受章おめでとうございます
covariant
紫綬褒章ご受章、おめでとうございます。

ファン仲間の皆様の適切なお祝いの言葉に、なかなか付け足せる言葉を持ち合わせては居ません。(^^; つまり、皆様のお祝いの言葉に、全く同感です。
勿論人の評価をする資格など無い小生ですが、この場に集い皆様との絆を持てた時から、小山さんがこのような褒章を得られるであろうことは、私の中でも自明の事です。

そしてそのような方でありながら、ピアノ聴衆をはじめ、小山さんに接する皆さんや、私達に対する謙虚で優しいお姿に、私達は益々尊崇の念を抱いております。きっと小山さんには、これまで培った自信と共に、ご自身の限界をもはっきりと見定める認識を持っていらっしゃる。それだからこそ心から謙虚になられるのだと私は想像し、まさにそのことが、私には尊敬すべき由縁となっております。

「ピアノの詩人」というのは、ショパンにつけられた形容と存じますが、今や小山さんはピアノ演奏家として、さまざまな作曲家の思いを表現できる音の詩人であり、そして語られる事は、少なくとも私には哲学者です。
これからも人々の前で、大いに演奏していただき、そして時には語ってもいただきたく、益々のご健康とご活躍をお祈り致します。
Date: 2017/11/03/14:23:40 No.4775

Re:紫綬褒章ご受章おめでとうございます
土の器
小山実稚恵様

紫綬褒章のご受賞、なんて嬉しいお知らせでしょう。紫綬褒章が、私の中で更にさらに“重み”を増しました。遅ればせながら、心よりお祝い申し上げます。
お名前に、大きく豊かなご成長を願うご両親様のお気持ちを感じておりましたが、この度のご受賞はなんと眩しく、そしてどんなにかお慶びのことでございましょう。
創世記に「神が『すべてよし』とされた」との言葉がありますが、この言葉がそのままそっくり小山さんにお似合い!です(^^)。
ここに至られるまでの全てが、祝されました。本当におめでとうございます。
Date: 2017/11/12/07:59:17 No.4776


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永遠の時は内側から銀に輝く 〜小山さんの「音の旅」の終わりに〜
まじょるか魔女
10月28日(土)、名古屋宗次ホールにて、「音の旅」最終回を拝聴しました。
名古屋は、福岡、仙台と同じく雨でした。
小山さんは、シルバーのビジューが付いたモーブ(すみれ色)のドレスを纏って登場され、マイクをお持ちになり、演奏前にお話をしてくださいました。
第13回に初めて「音の旅」を拝聴したとき、小山さんが曲目の解説をしてくださったことに驚いたものです。
偉大なピアニストである 小山さんが控えめに、はにかむように曲の素晴らしさを語られるお姿に一気にファンになりました。それに続くベートーヴェン「月光」では、今まで聴いてきた曲は何だったのか、初めて聴く曲のような
衝撃に椅子からしばらく立ち上がれず、確信的なファンになったのでした。

「無人島に一つだけ持っていくならバッハの平均律クラヴィーア曲集の楽譜」と仰るくらい大切にされている 
バッハの調べがホールを満たしていきます。
白から始まった「音の旅」が様々な色に染められ、内側から滲む銀色に輝く最終回。
バッハの曲は旅の終わりの港が見えて、心を浄める神社の手水舎のような作用をしてくれます。
シューマン、ブラームス、ショパンは、小山さんが「本質的な種」と表現された、至高の音楽のかたちがありました。
「嘆きの」子守唄、「大人のための」子守唄からは、ベートーヴェンへの繋がりを予感します。

ベートーヴェン第32番ソナタ。「音の旅」で、30番、31番、32番と続けて拝聴して、この3曲がひとつの星座であると受けとめました。
儚げに始まる30番、しみじみとかみしめるような31番。そして、32番はふたつの楽章のコントラストが
ベートーヴェンが駆け抜けた生涯全てを物語っているかのようです。
第1楽章は「走馬灯、不屈の意思」、第2楽章は「天国への階段と、再生への祈り」。ベートーヴェンは、この曲を
通して此岸から彼岸へ渡ったのですね。
第2楽章の新しい命を象徴するトリルは 小山さんが時空を超えて、ベートーヴェンに寄り添うかのように
奏でられました。
生命の細胞がふるふると誕生の時を待っています。ホール上空から音粒が煌めきながら降ってきます。
ステージは全てが解放され大きな愛に包まれる神々の土地。眩しい光は客席に拡がっていきます。
小山さんがシリーズのプログラム構想に着手されたころから、「第24回の最終回には必ず演奏しようと
決めていました。今日までその気持ちが揺らいだことは、一度もありませんでした。」と仰るベートーヴェンの
最後のピアノソナタ。「音の旅」半ばには、小山さんの生まれ故郷の東北が地震にみまわれ、多くの尊い命が天に召されました。
祈りを込めたトリルが続きます。新しい命、甦り生まれ変わる命の細胞が震えながら徐々に大きくなっていきます。
神聖なときに臨場し呼吸することも憚られます。崇高な旋律のなかで、神の祝福のように左手「ミドミソーファ」の
音色(164小節〜165小節)が天から降りてきます。
宇宙との交信のようなトリルのなかでも、sfの息吹が前へ前へ・・・と命の賛歌の響きを支えます。

「癒しでなく、生きる勇気を」。仙台での『こどもの夢ひろば』にかける 小山さんのメッセージが音になり、
語りかけます。
24回にわたる「音の旅」の集大成として、フィナーレの曲で音楽の大きな輪廻の環が完成したのです。
ベートーヴェンは会場の片隅に佇み、静かに涙されていたことでしょう。
あえてジェンダーフリーでない表現になりますが、小山さんの第1楽章始まりの鍵盤に触れる前の凄まじい「気」、
くい込むような打鍵、音塊のスパークは、誰よりも雄々しかったです。
そして、密やかなトリルは誰よりも女性らしかったです。いえ、アンドロギュノスというよりは、男性女性を超えた
「人間」としての 小山さんを深々と感じました。
それは、ベートーヴェンが表現したかった音楽に他ならないのではないでしょうか。

言葉の要らない音楽により表された人間の業と魂の浄化、そして、再生の予感。
最後のハ長調の和音が天に昇り、ホールは真空になり・・・小山さんは旅の終わりの息をつかれました。
静寂ののちの、拍手。
小山さんはお辞儀をされて、じっと客席をご覧になったのです。その時の表情は「この曲を目指して歩んできた
12年間の音の旅が今終わりました」と仰っているかのように感じました。
310席の宗次ホールはブラヴォーの声を出すことも憚られるような空気に包まれていました。

アンコールは、バッハ:平均律第1巻第2番ハ短調フーガ、そして、シューマン:アラベスク。
第1回の始まりの曲であるアラベスクの演奏により、「音の旅」輪廻の環が繋がりました。
ひとつの終わりは新たな始まり。小山さんの眼差しは、次は何を求められるのでしょうか。

今回は、「実稚恵さまの微笑み」さん@大分、covariantさん@金沢、とさまさん@仙台、ぴあのふぉるてさん
@東京、ピア友と魔女@岐阜、6名で 小山さんの旅のお供をすることができました。かけがえのない時間を
共有できた幸せに感謝しています。
第13回をひとりで拝聴してから、ご縁の環が拡がり、「小山さん賛歌」を語り合える方々が増えて「音の旅」を
通じて交流ができたこと、これもひとえに 小山さんの音楽の求心力のおかげと改めて御礼を申し上げたいと
思います。
ピアノの調律ご担当の方、小山さんのサイン会などに付き添われる方、「音の旅」に関わられるスタッフの皆さま、
小山さんの最高の演奏のためにご尽力いただき誠に有り難うございます。

銀色は金色と同じく、混色できない唯一無二の色です。
白よりもさらに質感と深みをもつ特別な色。内面から輝いていらっしゃる 小山さんのようですね。
新しい旅立ちを迎える 小山さんを、これからも皆さまと共に応援していきたいと願っています。
言葉に尽くせない感謝の気持ちを込めて、本当に有り難うございました。
Date: 2017/10/29/21:59:08 No.4767

Re:永遠の時は内側から銀に輝く 〜小山さんの「音の旅」の終わりに〜
covariant
「小山実稚恵の世界」24回シリーズも、私には最終となる名古屋宗次ホールでの感動をお伝えするに際し、まじょるか魔女さんの、またしても素晴らしい文章に救われております。(^^;

少年時代に大学の哲学科が何で理学部ではなくて文学部にあるんだ?と大変不満であった小生にとりまして、J.S.バッハの曲がとても数学的であるということには解説抜きでも納得できるのですが、最晩年のシューベルトやベートーヴェンのピアノソナタに人生の苦悩と解放や魂の昇華が反映されていると言われても、俄かには捉えられなかったような無粋者でございます。(^^;

しかし、シューベルトのピアノソナタ第21番とベートーヴェンのピアノソナタ第30番〜第32番は、
とさま様の解説(本ファンサイトでも、No.4714、No.4739、No.4764、No.4765 など)と、YouTube等での予習を踏まえて小山さんの生演奏を拝聴した今、最も聴きたい音楽になっています。
そしてそれは、とさま様仰るとおり、小山さんの演奏でなければならないのです。
それぞれの作曲家が思いを籠めた楽譜を読み取り、それをご自身の身体に覚えこませて実に的確に表現されている小山さんのその生演奏に、宗次ホールでは至近距離で触れることができました。本当に圧倒され、敬虔になりました。

現在私は、NHKラジオ第2放送「こころをよむ」シリーズの、霊長類学者松沢哲郎博士『心の進化をさぐる』(10月〜12月毎日曜 6:45〜7:25 ほか再放送もあり)を拝聴しています。松沢博士は主にチンパンジーの研究を通して霊長類学を開拓されてきた方ですが、心の進化の産物として、この先、芸術も取り上げられる予定になっています。唐突に聞こえるかも知れませんが、私は今回の小山さんのベートーヴェン最晩年の演奏に触れると、崇高さと共に、チンパンジーにも発現しているこの最もプリミティブな芸術、魂の根源、その根幹にも触れられる気がします。だから涙が出るのです。

現在の私はまた、難病を抱える方々と触れ合っています。その方々は、コンサートやリサイタルには殆ど参加できません。そういう方々に、小山さんの演奏によるべートーヴェン最晩年のピアノソナタを届けたい、という思いで一杯です。
どんな人も、それぞれに与えられた条件(運命)で精一杯生きることが、その人の人生の歓びになるのだ、と最近の私は確信しています。そのような歓びを分かち合うためにも、小山さんの演奏録音を是非にとお待ちしています。

そして、小山さんの尊い演奏活動を通して、こうして私達ファンの絆も深まっていることに、ほんとうに感謝申し上げます。
Date: 2017/10/30/09:05:51 No.4768

Re:永遠の時は内側から銀に輝く 〜小山さんの「音の旅」の終わりに〜
実稚恵さまの微笑み
まじょるか魔女さま covariantさま

最終回にして初めての名古屋。

うかがったホールは、大都市でありながら音の旅シリーズ公演ホールの中では最小の客席数。
しかしながら観客とステージの距離も至近でしかも、高さもないために見上げることなく実稚恵さまの演奏をお聴きすることができる輝かしい響きの稀少なホールでした。

今公演2回目の実稚恵さまとの再会を常連(笑)とも言えるファンの皆様方とご一緒に果たすことができました。

今回はベートヴェンのピアノソナタ第2楽章の第2、第3変奏の強烈なビート感、グルーヴ感が印象に残りました。ダイナミックというかスケール感というかクラシックでは、お目にかかることのない演奏がホールに満ち溢れました。

その対比か、後半のトリルに導かれた極致の美しさとも言える旋律から、下降音形の繰り返しを経て、静かにしかし揺るぎない実稚恵さまの圧倒的な存在感をもって吸い込まれるように迎える終曲部分。。博多公演と同様に感動と感銘で涙が滲むようでした。

「演奏後、小山さんと聴衆で無言の対話が交わされていた・・」まさに、そのような至福の沈黙に身を委ねる幸せを感じました。

実稚恵さま本当にありがとうございます。

そして同行いただきました皆さま大変お世話になりました。
Date: 2017/10/30/15:02:25 No.4769

Re:永遠の時は内側から銀に輝く 〜小山さんの「音の旅」の終わりに〜
ぴあのふぉるて
一昨日10/28、「音の旅」最終回〜永遠の時を刻む〜を、ファン仲間の皆様とご一緒に、宗次ホールで拝聴いたしました。

バッハ、シューマン、ブラームス、ショパンの作品と、ベートーヴェンの最後のソナタで構成されたプログラムは、格別でした。
それぞれの作曲家の生の声が聴こえ、姿まで見えたような気がします。小山さんのピアノ愛と作曲家への尊敬が、深く心に染み入りました。

美しい深みのある銀色のドレスでステージに登場なさった小山さんは、すぐにお話に入られました。
あっという間に、もう12年経ってしまったこと、その間に人生を考えさせられる出来事もあったこと、最終回まで続けられて幸せ、とこれまでの歳月に思いを馳せて静かにお話しなさるお姿は、いつもの可愛い小山さんですが、にじみ出る謙虚なお人柄と気高いお心に感銘を受けました。
今回のプログラム選曲の背景や、作品の特徴、それぞれの作曲家への思いもご披露いただき、ありがたく拝聴しました。

最終回のプログラム、最初の曲は、バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より 第1番。心が洗われるような美しさです。
小山さんにとってバッハは「大きな存在」。「時間を超えて常に新しさがある」、「常に興味が尽きない」作曲家で、無人島に何か一つ持っていくなら「バッハの平均律がいいかなぁ」と冒頭でお話しくださった、そのお気持ちがそのまま、演奏に込められていましたね。

続くはシューマン:3つの幻想的小品 作品111。
「音の旅」シリーズ「二人の軸」の一人、シューマンの晩年のこの作品は聴いたことのない曲でしたが、情熱と独特の魅力に満ちて、やっぱりシューマンそのものでした。

それから、「人間としての深さ、懐の大きさに惹かれる」とご紹介くださった、ブラームス最晩年の作品「3つの間奏曲 作品117」を深い、ふくよかな音色で演奏なさいました。
悲しみや苦しさは「優しく、慎ましやか」に語られるといっそう身に沁みるのだと感じました。本当に切なくて胸が痛みますね。

休憩を挟み、プログラム後半は、もう一人の軸となったショパンの作品が奏されました。「最後のノクターン第18番」は、激しささえも気品に満ちて、誠に美しい作品でした。
「単純なんですけれど美しい、ピアノという楽器も生かされている」と解説していただいた「子守歌」は、清らかで優しくて、ピアノを聴く喜びを満たしてくれますね。
小山さんが「調性を超えた世界に入っていたのでは?」とおっしゃった、マズルカ第49番は、哀しくて美しくて、本当に「魂が浮遊していく世界に誘われるよう」でした。

12年間24回リサイタルシリーズを締めくくる作品は、小山さんが特別な思いをもってシリーズ企画当初から最終回で演奏すると決めておられた、ベートーヴェンのピアノソナタ第32番 作品111です。
小山さんは凄まじくて美しい、奇跡の演奏をなさいました。尋常でない気持ちの込め方と最高の演奏技術によって、圧倒的な音楽が生まれたのです。
ベートーヴェンの不屈の精神が描かれた強くて闘争的な音楽かと思うと、安穏を求めるような柔らかな美しい調べが聞こえてくる。その劇的な対比に痺れます。中毒になりそうです。ベートーヴェンの魂、しかと届きました。生々しいほどの鮮やかさで。
この曲はこれまで何度も、他の演奏家のCDで聴いたような気もするけれど、もしかすると別の曲だったかもしれない、と思ったほどです。本当の第32番 作品111を、この日初めて体験したといっても過言ではないと思います。
楽聖ベートーヴェンも草葉の陰から小山さんのステージを見守り、感極まって髪をかきむしっておられたことでしょう。

曲の終わり、最後の和音が消えゆくのを聴き届けると、完全な静寂が訪れました。それから、祈るような温かな拍手がわきあがりました。小山さんはステージから客席をじっとご覧になり、聴衆と静かな対話を交わそうとなさっていたように見えました。目で語られる小山さんの想いをしっかり心に刻もうとした、ちょうどそのとき、突如、創業者の宗次さんが黄色い立派な花束を抱えて登場なさり、にこやかにお祝いのご挨拶をなさったのです。オーマイグッドネス!(泣)(花束贈呈は素敵です。でも、タイミングが、ほんの少し早すぎたわね)

小山さんはその花束を舞台袖に持って下がられて… それから、アンコールを2曲弾いてくださいました。
バッハの平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第2番よりフーガは、ベートーヴェンの作品111と同じ調性(ハ短調)なのですね。
最終曲、シューマンの「アラベスク」(ハ長調)は、「音の旅」第1回、冒頭に演奏された作品だったのですね。
時は廻り、旅は続く、というメッセージが心に染み入りました。

この日、小山さんのステージからは、来し方を振り返り慈しむお気持ちと、未来へ向かう強い覚悟、その両方を感じました。

小山さんご自身は、壮大な12年間24回リサイタルシリーズ完結!という人類初の偉業を達成なさった直後のサイン会でも、いつもの穏やかな微笑みでお話しくださって、ふだんとまったく変わらないご様子でした。
そんなふうにいつも謙虚で、おごりのない小山さんだから、ますます魅了されてしまうのです。
小山さんの音楽に出会えたことと、小山さんを一緒に応援する仲間に恵まれて心豊かに過ごせること、本当にありがたく幸せなことと思っております。
小山さんにはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にどうもありがとうございます。
ファン仲間の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「音の旅」が完結したあとも、また皆様とご一緒に小山さんの新しい旅のお伴ができますことを楽しみにしております。
Date: 2017/10/30/15:10:33 No.4770


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「音の旅」第24回(最終回) 〜永遠の時を刻む〜 仙台公演:神聖な魂の音楽
とさま
 「音の旅」第24回(最終回)@仙台は、台風が接近する雨の中、バッハの平均律クラヴィーア曲集第一巻・第1番ハ長調の美しい調べで幕をあけました。3つの小品から成るシューマン晩年の幻想小曲集作品111及び形容しがたいほど深淵な小山さんの奏楽によるブラームスの3つの間奏曲作品117が続きます。後半のショパン晩年の三作に込められた作曲者の想いは、小山さんの絶妙なピアニズムで聴き手の心の襞に沁み渡ります。そして、掉尾(ちょうび)を飾ったのがベートーヴェン最後のピアノソナタ第32番ハ短調作品111です。先に、同作品における小山さんの素晴らしいリズム奏法について拙文を投稿させていただきました(No.4764)。本日は、同作品においてベートーヴェンが到達した霊性に焦点を当てて、小山さんの比類のない素晴らしい演奏を振り返りたいと思います。


《創作の終着点としてのベートーヴェン作品111》
  2楽章から成るベートーヴェンの作品111は、作曲者が生涯を通じて追及してきた、〔ソナタ形式〕と〔変奏曲形式〕とを、それぞれ第1楽章と第2楽章に採用しています。しかも、〔ソナタ形式〕の第1楽章には、ベートーヴェンがやはり生涯をかけて追及してきた〔フーガ形式〕を内包しているのです。さらに付記すれば、〔変奏曲形式〕の第2楽章は、展開部と再現部の要素をブレンドさせることで、疑似的な〔ソナタ形式〕を造形しています。〔ソナタ形式〕、〔フーガ形式〕及び〔変奏曲形式〕と言った、ベートーヴェンにおいて最も重要な3つの形式が絶妙に並置・融合され、それゆえ、最後のピアノソナタである作品111は、文字通りベートーヴェンのピアノソナタ創作の終着点を示していると言えるのです。


《ベートーヴェンの晩年の作風の特徴:作品111に現れる晩年の様式》
  ベートーヴェンの晩年の作風については多くの音楽学者が論じています。晩年のピアノソナタや弦楽四重奏曲、あるいは交響曲第9番に共通するのは、形式的には〔フーガ〕と〔変奏〕の多用です。しかしながら、作風の音楽的特徴として、.ンタービレ性と自由化、宇宙的響きと宗教性、D怯枩と霊性などが顕著になります。ベートーヴェンはカトリック信者でしたので、宗教性や霊性を重視した晩年の様式を確立したのは必然でもあったのです。作品111では、前述のように、〔ソナタ形式〕・〔フーガ〕・〔変奏曲〕という形式の制限を受けながら、逆説的に作風はいよいよ自由となり、究極のカンタービレや宇宙的響きによる至福の世界を創出したのです。

  ベートーヴェンは作品111を作曲していた時期、並行して畢生(ひっせい)の傑作である『荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)』を作曲していました。スケッチ帖には、ミサの楽想と作品111の楽想が並び、相互に影響を及ぼしていることが分かります。作品111に宗教性や霊性が色濃く感じられるのは、そうした作曲時期とも関係しているのでしょう。


《ベートーヴェン作品111における晩年の作風:特に霊性》

‖1楽章
 人生におけるあらゆる苦難に立ち向かい、強靭な意思で闘い続ける悲劇的な性格の第1楽章において、〔フーガ〕や〔ポリフォニー〕が多用されています。これはまさに晩年のベートーヴェンが好んで採用した形式です。しかしながら、ベートーヴェンは第1楽章のコーダの9小節に宗教性と霊性とを付与します。ほんの数小節前まで闘争に明け暮れていたのに、コーダは救済の音楽と化し、ハ長調の光が天から射しこむのです。『ピアノ音楽全体の中でももっとも美しい響きの一つである』(パウル・バドゥラ=スコダ)と称賛されるコーダ…小山さんは、来るべき第2楽章の霊性の世界に導く素晴らしい奏楽による神聖な響きを創出されました。

第2楽章
1 主題
 主題は究極のカンタービレと言っても過言でないほど美しさを極めます。小山さんは理想のテンポ設定、低音部の重視などにより、サラバンド風の主題からベートーヴェンの霊性を顕現(けんげん)されたのです。

2 第1変奏〜第3変奏
 拙稿(No.4764)で言及させていただきましたように、小山さんの目の覚めるようなリズム奏法は、ベートーヴェン晩年の作風の特徴の一つである〔自由化〕を最も魅力的に開示する結果となりました。本当に素晴らしい小山さんの演奏です。

3 第4変奏
第3変奏でクライマックスを迎えた後に続く第4変奏で私たちは異次元の世界に足を踏み入れます。音域も楽想も全く異なる2つの対照的な変奏を交互に配置することで、ベートーヴェンはドイツ・ロマン主義の発芽となる神秘的で霊妙な世界を創出します。終始ppで刻まれる周期的な単音パルスは生命の誕生を想起させるほどです。第4変奏は〔ソナタ形式〕における〔展開部〕のような様相を呈し、ppから脱却する第100小節からクレッシェンドを伴い大きく盛り上がるパートを迎えます。小山さんはアルペジオの頂点に付されたsf音にベートーヴェンの渾身の想いを注入されます。非常に感動的なシーンの一つです。

4 第5変奏
 第5変奏ではソプラノパートに主題が忠実に再現されます。変奏というよりは、〔ソナタ形式〕における再現部のような位置づけになります。内声部の16分音符の刻みとバスパートの32分音符の装飾音句が協働して主題を支えることで、躍動感が産まれます。

この第5変奏は、交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」の最終楽章(第5楽章)〔牧歌:嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち〕を彷彿とさせます。ぶれることなく太く流れる音楽が歓びと感謝の気持ちを表現します。稀にみる感動的な音楽です。ベートーヴェンの詠嘆がsfの音に深く込められています。それはベートーヴェンの霊性の現われの一つと言えるでしょう。

 小山さんは、揺らがないテンポを貫き通しながら、壮大なクライマックスを築かれ、賛歌のように歌い切られました。小山さんがsfに込めたベートーヴェンの想いは霊性としての性質を帯び、これ以上の演奏は過去に存在せず、今後も小山さんを除いて実現することはないと断言できるほど感動的でした。天国的なトリルを持つ最後の楽想に突入する直前のsfはシンコペーションになっています(第159小節)。夥しい数の録音を拝聴する限り、ベートーヴェンが渾身の想いを込めた〔sf+シンコペーション〕が十分でないピアニストが大勢を占める現実に困惑します。その意味で、〔sf+シンコペーション〕を含むすべての楽想に、ベートーヴェンの霊性を付与し、それを音楽的に表現した(極めて)数少ないピアニストの一人が小山さんなのです。

5 コーダ(もしくは第5変奏の後半)
 第161小節から始まる天国的なトリルのパートをコーダと考える場合、あるいは第5変奏の続きと考える場合もあります。宇宙的な響きを感じさせるコーダは、地上と天空を行き来する魂の音楽です。ベートーヴェンの霊性と超越性が別の形で現れた素晴らしい世界です。小山さんは、浄化された静謐な時空間の中、祝福のラッパの音(ね)を柔らかく温かい音色で内面から輝くような響きで創出され(第164〜165小節)、聴き手を深く感動させて下さいました。

 そして、音魂は天国に昇り詰め、主音ド(C)に到達し、ハ長調の音階で3回繰り返して下降し、もう一度主題の断片を回帰し、最後は天に吸い込まれるようにハ長調の主和音で静かに終えます。ここでもベートーヴェンが付与した3つのsf音を小山さん以上にベートーヴェンの詠嘆を具現したピアニストを知りません。小山さんは、曲末尾のハ長調の主和音で、音価を越えた幽玄の響きを創出され、聴き手に永遠の時と命を感じさせて下さいました。

小山さんがチラシに書かれた次のお言葉が全てを語って下さっています。

【旅の終わりに 静寂の中で 永遠のハーモニ―が響く】(小山さん)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 小山さんは、恣意性を一切排除し、ベートーヴェンの霊性を作品111から抽出されました。そこにあるのは【神聖な魂の音楽】に他ならないのです。ベートーヴェンのピアノソナタ第32番のような崇高な作品の小山さんによる素晴らしい演奏を聴かせていただき、即物的でない精神的な世界こそ人間にとって本当に大切なことなんだと認識を新たにしました。

 小山さんの卓越した素晴らしいベートーヴェンの世界を皆様も堪能なさってください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★★小山さんへ:私がベートーヴェンの作品111を最初に聴いたのは小学1年生だったと記憶しています。シュナーベルのレコードでした。作品が余りにも素晴らしいので、いつ聴いても感動しますね。しかしながら、小山さんの演奏を聴かせていただき、この特別な作品の本質を初めて理解することができました。小山さんへの感謝、ベートーヴェンへの感謝の念が深まるばかりです。「音の旅」の最終回でこのような音楽的体験をさせていただき本当に有難うございました。

とさま
Date: 2017/10/26/01:32:39 No.4765

Re:「音の旅」第24回(最終回) 〜永遠の時を刻む〜 仙台公演:神聖な魂の音楽
ぴあのふぉるて
とさまさん、仙台公演のご報告を嬉しく拝読しました。
小山さんの「テンポ設定」、「リズム奏法」、「sfの音」や「sf+シンコペーション」などがどれほど素晴らしいものであるかが、熱く伝わってきます。ベートーヴェンが作品に込めた想いは小山さんの奏楽によって、ほぼ初めて、歪められずにきちんと、届くのですね。明後日の名古屋公演が本当に楽しみです!

一昨日、(=「音の旅」仙台公演の翌々日)、杉並公会堂で、新シリーズ Carte Blanche 小山実稚恵 Vol.1(12/9開催)のプレトークが開かれました。
「音の旅」最終回、全国ツアーのただなか、別のシリーズの催しのために時間を割いてくださることに、心底感動します。
内容的には、バッハ関連というより、ゲストの北原潤一さん(ロボット・クリエーター)のお仕事や作品の紹介がメインの趣でしたが、最後のほうで小山さんのお話も少し聞くことができて、ほっとしました。(北原潤一さんのプロフィールについては「すぎなみ学倶楽部ホームページ」より〜ゆかりの人々〜道を極める をご参照ください)
「物作りが好きなだけです」と自己紹介なさり、採算を度外視してロボット製作に打ち込む、北原さんのお仕事ぶりは、音楽をどこまでも追究なさる小山さんのお姿といっしょだなぁ、と感じました。
小山さんも「好きなことができる幸せは、同じなのかな」とご感想を述べておられました。「時間が惜しい気持ちも、よくわかる」とのこと。また、製作や演奏での「試行錯誤」もお二人に共通のようです。「聴衆の“気”や楽器の反応」「リハーサルと本番」「やりたい気持ちとやれない時の無念さ」など、ありのままをお話しくださる小山さんに、魅了されます。
質疑応答コーナーでは色々な質問と、CD録音やコラボ企画の希望などが出ました。私も司会の方に最後に当てていただき、幸運でした。
小山さん、楽譜の指使いについて率直にお答えくださり、どうもありがとうございます。
心温まるサイン会も、本当にありがとうございました。

とさまさん、お仲間の皆様、明後日はどうぞよろしくお願いします。
Date: 2017/10/26/23:10:13 No.4766


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小山さんのリズム:根源的な生命力の発露
とさま
★実稚恵さまの微笑み様(No.4760)
 音の旅・福岡公演での小山さんの素晴らしい演奏を臨場感豊かにご報告いただき有難うございました。当日の感動が沸々と湧き上がって参ります。私も、微笑み様と同じように、新たな旅立ちを小山さんとともに歩んでいきたいと思っています。

★まじょるか魔女様(No.4761)
素敵なリプライを拝読させていただき、小山さんが造って下さったファンの繋がりを嬉しく思いいます。【小山さんがお話された「作曲家たちへの敬意の念」。このお気持ちを貫かれていらっしゃるから、私たちも楽曲の素晴らしさに素直に入っていけるのですね。】(まじょるか魔女さん)・・・仰る通りですね。同じ楽曲でも、奏者によってどうしてこんなにも感動の質が異なってしまうのか、その回答がここにありますね。

★オクターヴ練習中様(no.4763)
お辛い想いを重ねてこられたのですね。そのお辛いお気持ちはオクターヴ練習中さんにしか分からないほど厳しいものなのでしょう。オクターヴ練習中さんは、いま運指を変える試みをされていらっしゃるのですね。運指によって音の在り方も大きく変わるんでしょうね。以前にも書かせていただきましたが、私はピアノを弾くことができないのですが、もしピアノが手元にあったら、試してみたいことが一つだけあります。それは自分の好きな和音を見つけることです。弾くのではなく、複数の音が重なって産まれる響きを体感したいのです。
 音の旅の最後に小山さんが選ばれたベートーヴェンのピアノソナタ第32番は本当に素晴らしい作品ですね。人生における苦悩と闘い、それを克服しようとするベートーヴェンの強い意志の表現(第1楽章)、苦悩を乗り越えて到達した彼岸の世界の表現(第2楽章)…この曲の前半は人生の縮図のようであり、後半はそれを克服するためのヒントを与えてくれるような趣きでもありますね。
 仙台での明日の小山さんの演奏が楽しみですね。ご一緒に楽しむことができれば幸いです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
きょうは、根源的な生命力の発露を感じさせる、小山さんの素晴らしいリズム奏法について少しお話ができればいいなと思っています。

《リズム動機》
 どなたもご存知のベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調作品67「運命」の第1楽章冒頭の『ダダダダ〜ン』の動機は第1楽章全体を支配しています。細胞が生命体を構築するかのように、あるいは小さな部品が精巧な機器を組み立てるかのように、ベートーヴェンは小さな動機を、楽曲全体を構築する際の基本単位とします。これがベートーヴェンの作品における共通の《リズム動機》と言われるものです。ピアノソナタ第32番ハ短調・作品111においても、《リズム動機》が存在し、それが各楽章に、きりりと引き締まった統一感を与えています。

《ピアノソナタ第32番・第1楽章》
 第1楽章は前代未聞と言っても過言でない強烈な開始の序奏が主部の前に置かれています。ソナタ形式の第1楽章の主部で最初に現れる第1主題はわずか2小節と短く、複数の《リズム動機》で構成されています。この《リズム動機》が全体を支配し、それらが複層的に絡むことで、フーガが産まれたり、一つの《リズム動機》がまるで血液の循環のように至る所に音の流れを産み出すなど、息をつく暇もなく曲はエネルギッシュに進行していきます。小山さんの卓越した生命力溢れるリズム感が聴き手の気持ちを高揚させ、圧倒的感銘をもたらして下さるのです。

《ピアノソナタ第32番・第2楽章》
 簡素で美しいアリエッタ(小さな歌)の主題と5つの変奏及びコーダから成る長大な変奏曲様式の楽曲です。九州公演で小山さんが設定された(速目の)テンポは理想的に音楽的でした。そのテンポでなければ、第2楽章全体の音楽を統一できないばかりか、第2楽章が内包する《リズム》の力を(恣意に頼らずに)発揮することができなくなるからです。小山さんの素晴らしいテンポについては、稿を改めてお話する機会が持てればいいなと思っています。

 ここでは、主題から第3変奏までの素晴らしいリズムの高揚についてお話をさせて下さい。

 一聴して分かるのは、主題→第1変奏→第2変奏→第3変奏と変奏を重ねるに連れて、テンポが加速されたかのように感じられることです。しかしながら、実際は、(譜面では)テンポはほとんど変わっておらず、音符が細分化されて、一小節を占める音符の数が増えていくことで、聴感上テンポが速くなったように聴こえるんですね。この聴感上のテンポの加速効果と特別なリズム効果、そしてシンコペーション効果とが重なり、特に第3変奏では《リズム》が爆発するかのような印象を聴き手にもたらします。

 この特別な《リズム動機》は、ジャズ音楽のリズム動機と酷似しているので、とてもモダンに感じます。第32番のソナタが作曲されたのが1822年ですから、ジャズに先駆けて80年も前に、このような《リズム動機》の曲が存在したのは本当に驚くべきことですね。

 変奏が進むに連れて《リズム》が高揚して行く小山さんの表現の素晴らしさに圧倒されます。第3変奏では頂点に到達し、その輝かしいまでの《リズム》の饗宴は、同じダンスでも優雅な踊りではなく、原始的なエネルギッシュな踊りと化すのです。小山さんは、卓越したリズム奏法によって、この音楽が持つ根源的な生命力の発露を見事に実現されたのです。

 こうした高揚するパートで《リズム》が重要であることは論を待ちませんが、静謐な楽想や第5変奏の賛歌を思わせるような楽想においても、小山さんの比類のないリズム奏法が産み出す音楽は、聴き手の心の襞に沁み渡るのです。

*****************
 小山さんの卓越した《リズム奏法》はあらゆる楽曲の本質を露わにしますが、有名曲で例をあげれば、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」の第3楽章やショパンのピアノ協奏曲第1番の第3楽章などがあります。

 小山さんの演奏を想像するだけで、心が躍る一因は、小山さんのリズム感溢れる魅力的な演奏を体験させていただいているからなのでしょうね。

 音の旅の掉尾(ちょうび)を飾るベートーヴェンのピアノソナタ第32番も、リズムの魅力もたっぷり内包した楽曲ですので、皆様、躍動するリズムに心を躍らせながら、小山さんの素晴らしい演奏を堪能なさってください。

とさま

Date: 2017/10/21/16:03:50 No.4764


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いま、つたえたいこと
オクターブ練習中
≪愛のない人≫の下に生まれて、≪氷の世界≫を生きてきた。


”小山実稚恵さん”のピアノを聴いて、このことに気付く。
上辺だけの≪取り繕い≫は必要ない。
真の ” 想い ” を見つけること。
今迄の、”小山実稚恵さん”の 『 音の旅 』 で見つけたこと。


深層を感じ表層を伝える。
前回の 『 音の旅 』 で僕が”小山実稚恵さん”に伝えたことの答え。


深層か、表層か、は、第3者が決めていく。
ピアノに向かいながら、そんなことを感じていました。


もう少しで、ピアノが弾けるようになれるかもしれない。


でも、今迄、記憶した指使いを変えて、
もう一度、指を作りなおさなければいけない。


動かない薬指を動かすために、3,4,5、の指で弾いていた運指を変える。
ポジションの移動をするために、1,2,3、の指で弾けるように運指を変える。


どうしても、上手くいかないポジションの移動から、
しばらく、ピアノから離れていた。
けれどいま、もう一度、ピアノを弾くための、
モチベーションがみつからない。


”小山実稚恵さん”に伝えてみたいと思うことはたくさんあった。
でも、ずっと、伏せていた。
時流を見るために。
本当に自分が伝えたいことは何なのか、を見つけるために。


仙台公演は明日。
明日の演奏を前に、”小山実稚恵さん”は、目を通すでしょうか。


何日か前に、作って、しまっておいた。
修正が必要で、まだまだ、稚拙な所が目についたから。


けれど、不完全でも、伝えてみても、いいかもしれない、と思えるようになった。
”小山実稚恵さん”にだけは、自分の本心を伝えて見たかったから。


まだまだ、手直しの必要のある、稚拙な僕の本心。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

いま、”小山実稚恵さん”に伝えてみたいこと。


時が流れるのは速く、いつも追い越されていく。
どんなに頑張っても、遅れたまま進んでいく。
喪失した時間を取り戻せない。
どんなに取り戻したくても。
自分のために流す涙が枯れ掛けている
胸は動くのだけれども。
自分のために流す涙が枯れ掛けている。
なぜだか理由が見つけられない。
なぜなのか。
なぜなのか。


これが、いまの自分の心境。


毎日、訳も分からずピアノを前に、出来ない自分に向かう日々。
ようやく、本当に、ようやく、いくつかの作品を弾けるようになった。
未完成のままに。
どうしても記憶できない、多彩に変化する、コード、ドミナント。
それでも、毎日、ピアノを弾いた。
身体の痛みが消えるから。
空の虚しい胸の内に、少しの水が注がれるから。
どしても理解が出来そになかった。
どうしても。
どうしても。


これが、いまの自分の心境。


ほんとうに、わからないものです。
自分がこんな詩を作ってみるとは思ってもみませんでした。
”小山実稚恵さん”に伝えてみたいと思うことはたくさんありました。
けれども、いつも、二の足を踏んでいました。
なにか、ひとつでいいから、出来るようになったと言えるものが欲しかったので。
いま、
出来てるような、出来てないような。
あと、ちょっと、あと、ちょっとで、ピアノが弾けると言えるようになるかもしれない。
そんなところです。


いま、”小山実稚恵さん”に伝えてみたいこと。


それは、いま、わかった、過去の自分。


6歳の時に、生まれてきたことを後悔したこと。
6歳の時に、お金に恐怖を抱いたこと。


生まれてきたことを後悔した人は、たった独りになってしまう。
お金に恐怖を抱いた人は、すべてを嫌いになってしまう。


それが、はっきり、わかったこと。
  

毎日が、苦痛だった。
毎日が、恐怖だった。
毎日が、絶望だった。
毎日が、嘘だった。


≪愛のない人≫


≪愛のない人≫の下に生まれてきました。
もしかしたら、結婚生活が≪愛のない人≫にしてしまったのかもしれません。
悲しみと憎しみに満ちた言葉の中で育ってきました。
笑顔で悲しみと憎しみの言葉が交わされていました。
真に憎むことが出来たらどんなにいいでしょう。
悲しむことがなくなるから。
それが、出来ないから、苦しいわけです。
感謝の気持ちがあるから、絶対、憎しみ切れないわけです。


毎日、自然に出でしまう、悲しみと憎しみの言葉を、独り言で呟く。
けっして、だれにも、聴かせられない。
それは、絶望を、望む声だから。
それを、自分は、知っているから。


≪氷の世界≫


≪氷の世界≫で生きてきました。
もしかしたら、全くの善意が≪氷の世界≫にしてしまったのかもしれません。
温もりのない生活の中で育ってきました。
温もりは悪という思いだったのでしょう。
真に悲しむことが出来たらどんなにいいことでしょう。
喜びだけが待っているから。
それが、出来ないから、悩むわけです。
感謝の気持ちがあるから、絶対、悲しみ切れないわけです。


私は絶望を知っています。
家族の一人が絶望しました。
たった独りで。
悲しみのなかで。
理由も、今は、解かっています。
かつては、全く、解らなかった。
嘘で満ちてた生活なので。
嘘が本当の生活なので。


≪愛のない人≫の≪氷の世界≫は楽でした。
感じることは、ないものですから。
感じてしまうと、心が壊れてしまいますから。


今は、感じています。毎日、感じています。
ピアノを弾いて、努力する大切さを知ったのです。
ピアノを弾いて、休憩の大切さを知ったのです。
最近、ピアノを休んでいました。
演奏に必要な、素早い移動が出来ないことで。
休んでいるうち、ポジション移動は、親指ということに気付きました。
あとは弾き込んでいけるかどうか。
そう感じています。
あとは筋力をつけることができるかどうか。
あまりに弱い筋力だったので。


伝えてみたいと思うことはたくさんあったのに、閉まってあった胸の内がこんな形で出てきました。
感じたことを、感じたままに、そのまま伝えるということは、大切ですね。
心が病んでしまわないように。
深層で感じ表層を伝える。

どうしてわからなかったんだろう。


自分でも、思ってもみなかったことが、出て来てしまったんです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

”小山実稚恵さん”にだから、伝えることの出来る、偽りのない本心。
Date: 2017/10/21/13:12:22 No.4763


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第24回音の旅 〜永遠の時を刻む〜
実稚恵さまの微笑み

長い間辿ってきた音の旅も、いよいよ千秋楽となりました。

いつもは天候に恵まれる実稚恵さまの演奏会ですが、今回ばかりは最終回の哀しみからか、朝から降り続く雨が止む気配もありません。

私も、朝から特別な今回の演奏会に気持ちが鎮まらず早々に博多に向かって出発しました。会場到着も昼過ぎと早かったのですが、開場まで雨宿りを兼ねて建物軒下に並びました。もちろん、いつもの指定席を確保しているために並ぶ必要はなかったのですが、落ち着かず雨を見ながら佇んでいたいと思ったからでもありました。
天候のせいもあり15分繰り上げての開場となりました。当日券も全席完売のため今回はなく皆さんの期待がうかがえます。

会場に入るとステージ上に立派な百合の花のオブジェが飾られ芳香を放っています。満員の聴衆の前にイメージカラー、シルバーのドレスのとても高貴なお姿の実稚恵さまが登場されました。

あっというまに12年が経ったこと。音の旅シリーズを終わりにしてしまうのがもったいないと感じているとお話されました。
この演奏会を続けることができたのもたくさんなピアノの楽曲があったからで、作品に対する色々な想い・オマージュ。作曲家たちへの敬意の念を感じていると仰っていました。

本日のプログラム

バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻より第1番 ハ長調 BWV846
シューマン 3つの幻想的小品 作品111
ブラームス 3つの間奏曲 作品117
ショパン ノクターン 第18番 ホ長調 作品62−2
ショパン 子守歌 変二長調 作品57
ショパン マズルカ 第49番 ヘ短調 作品68−4
ベートーヴェン ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
〜アンコール〜
バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻より第2番 ハ短調 BWV847  フーガ
シューマン アラベスクハ長調

前回のアンコールから続く、バッハのクラビーア1番。グノーのアヴェマリアとしてあまりにも有名な旋律に何とも言えない安らぎを覚えました。シューマンとブラームスの小品は、共に2曲目がとても美しくて胸がいっぱいになりました。なんて今回の作品は心のひだに寄り添ってくれるのでしょう。実稚恵さまの持つやさしさ素晴らしさが紡ぎ出す演奏に言葉も出ませんでした。

ショパンの3つの曲はもうへたな感想も受付ないような完璧な作品で、晩年の透明な哀しみとも言えるような雰囲気が漂う作品でした。やはり、私は実稚恵さまの弾かれるショパンに心酔いたします。

休憩後は、大曲、ベートーヴェンのソナタ第32番です。実稚恵さまの解説によると彼の最後のソナタで永遠の時を刻む生命の循環、輪廻を感じる力強い作品で、音の旅の最後は、この作品だと強く心に決めていたそうです。
実稚恵さまの強い意志と決心が感じられる、音の旅シリーズの到着点だという思いのこもった万感の演奏に会場も引き込まれました。「美しいトリルが主題と協調しながら遠くから響き、天国的な美しさの中で音粒が降りてくる。そして、厳かに平安の中に響きが消えてゆく。。」 音の旅も静かに幕を閉じたのでした。

深い感動と感銘の中で、身じろぎもせず余韻に浸っていたかった。。。
今回は、アンコールは要らないと思ったのですが、2曲、弾いてくださいました。
最後の「アラベスク」は、音の旅第1回の最初の曲であったとのこと。「旅(人生)は、続いていくのよ。。」 実稚恵さまの皆に届けられたメッセージとして受け取らせていただきました。

実稚恵さまお疲れさまでした。色々な思い出をつくっていただきありがとうございました。過去の会場、演奏、実稚恵さまの表情などが走馬灯のように思い出されます。また新たな旅立ちを実稚恵さまとともに歩んでいきたいと思っています。
Date: 2017/10/16/14:44:42 No.4760

Re:第24回音の旅 〜永遠の時を刻む〜
まじょるか魔女
ついに、とうとう、いよいよ・・・
小山さんの「音の旅」最終回が福岡から始まりましたね。
「実稚恵さまの微笑み」さん、愛情溢れるきめ細かいレポートを有り難うございます。
小山さんがお話された「作曲家たちへの敬意の念」。このお気持ちを貫かれていらっしゃるから、
私たちも楽曲の素晴らしさに素直に入っていけるのですね。
小山さんの「音の旅」のテーマでもある「輪廻」を感じる力強いベートーヴェンのソナタ第32番。
音の旅の最後は、この作品だと強く心に決めていらっしゃったのですね。
ファンサイトfacebookの 小山さんのお姿の美しさに息を呑みました。内側から発する光が映ったかのようなシルバーのドレスに、横に拡がった百合の花のアレンジを抱えられ、ひとつの旅を終えられた
深い達成感が伝わってくるお写真ですね。
白い百合は、アンコールの曲にも繋がる「音の旅」第1回のテーマカラーを表現されているのでしょうか。

「旅(人生)は、続いていくのよ。。」 微笑みさんが受け取られたメッセージの意味を考えながら、
名古屋宗次ホールの日をお待ちしたいと思います。
Date: 2017/10/18/08:40:23 No.4761

Re:第24回音の旅 〜永遠の時を刻む〜
実稚恵さまの微笑み
まじょるか魔女さま

リプライありがとうございます。

実稚恵さまの冒頭のごあいさつは、実稚恵さまの想いと演目の解説を詳しく分かり易く、お気持ちを込めてしていただいたのですが、お話を聞いているだけで、私は胸がいっぱいになりました。

九州(福岡)は、1会場から2会場そして、また1会場と飯塚、八幡、小倉等、また博多も現在の会場と以前の会場は異なっており、それぞれの会場ごとに思い出がよみがえります。

そんな変遷と、音の旅というプログラムの移り変わりが、より深い感銘を醸し出してくださいました。

実稚恵さまの傍らで音の旅を、楽しませていただいた歓び幸せを感じております。
書き込みありがとうございました。よろしくお願いいたします。
Date: 2017/10/18/17:59:19 No.4762


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