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「ジャン・ワン & 小山実稚恵 デュオ・リサイタル」感動のお福分け。
ぴあのふぉるて
先週7/13、小山さんとジャン・ワンさんのデュオ・リサイタル@紀尾井ホールは、ありえないほど素晴らしかったです。
お二人の生き生きした演奏に興奮しました。
小山さんの美しいピアノ演奏はもとより、ワンさんのチェロの鮮やかな奏楽に目も耳も釘付けになりました。チェロという楽器の演奏で、最後まで音程がきっちり正確で、一つもずれないことに驚嘆します。音色の明るさや躍動感、作品へ込められた思いなど、小山さんといっしょだと感じました。

ベートーヴェンもブラームスもラフマニノフも、皆さまピアノの名手でしたから、「チェロ・ソナタ」といっても、ピアノも重要な役割を担っていて、どれも聴きごたえのある作品ですね。
ベートーヴェンの作品も、続く二作品も、小山さんのピアノパートは音符が多くてお忙しそうな上、チェロの歌を引き出すために気をお使いになって、大変だったことでしょう。でも、小山さんにとってはそれよりも、ジャン・ワンさんとお二人で音楽を作り上げる楽しさの方が、優っていたように感じます。
(友人も、小山さんがステージでいつも楽しそうに、気負いのないご様子で演奏なさっていることに、いたく感じ入っていました)

小山さんとジャン・ワンさんのデュオ演奏は、時にピアノが前面に出る箇所もありますが、全体を通してピアノとチェロは対等な関係で、お二人ともに思いやりあふれ、優しく対話を重ねている印象でした。
楽章の合間には、お二人でしっかりとアイコンタクトを交わしておられました。
そして、一作品の演奏が終わるごとに、ジャン・ワンさんが小山さんの首に腕を回して抱擁し、喜びを表現なさっていたのが微笑ましく、心温まる光景でした。

ブラームスのチェロ・ソナタ第1番 ホ短調は暗〜い曲だと思っていたのですが、それは思い違いだったような気がするほど、明るさと活気に満ちた、輝かしい音楽でした。
ラフマニノフのチェロ・ソナタ ト短調は誠に美しい作品で、ピアノ協奏曲を聴くのと同じような充実感を覚えました。組曲第2番とも似ている箇所があるなぁと思ったら、同じ時期に書かれたのだそうですね。
小山さんのラフマニノフ演奏は、優美で瑞々しくて、大好きです。

アンコールにはショパンのチェロ・ソナタより第3楽章が、しっとりと奏でられました。
熱い拍手に応えて、最後は、ラフマニノフ:ヴォカリーズ を演奏してくださいました。チェロとピアノの美しい歌が心に沁み入ります。

サイン会で、ジャン・ワンさんに「素晴らしい演奏でしたね」(Beautiful music!)とお伝えしたら、すごくお喜びになり、両手で握手してくださいました!
今日の素晴らしいプログラムをぜひ小山さんとお二人で録音してください!と(一応英語で)お伝えしたところ、左隣りの小山さんのほうをご覧になって、にこにこなさっていました。
朗らかで人懐っこいお人柄も小山さんと似ていますね。
サインしていただいたCD「シューマン:ピアノ五重奏曲」、早速聴いてみたいと思います。

小山さん、素晴らしいデュオ・リサイタルをどうもありがとうございました。サイン会での温かなご対応にも心より感謝いたします。
次の演奏会をまた楽しみにしております。
とさまさん初めファン仲間の皆様、またご一緒できますように。

猛暑の折、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。
Date: 2017/07/17/00:24:43 No.4733

Re:「ジャン・ワン & 小山実稚恵 デュオ・リサイタル」感動のお福分け。
とさま
★★小山さん、小山さんのファンの皆様

猛暑お見舞い申し上げます。どうぞ皆様ご自愛くださいますようお願い致します。

小山さんの音楽を愛される皆様の素晴らしい投稿を嬉しく拝読しています。読ませていただくと、気持ちが前向きに元気になります。有難うございます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★ぴあのふぉるて様(No.4733)
心温まる臨場感あふれるワンさん・小山さんのデゥオ・リサイタルのご報告を嬉しく拝読しました。暗すぎて聴くのが辛かったブラームスの1番のチェロソナタ・・・【それは思い違いだったような気がするほど、明るさと活気に満ちた、輝かしい音楽でした】というぴあのふぉるてさんのご感想に、今宵のリサイタルの音楽的特徴と本質の全てが語り尽くされていますね。ベートーヴェン、ラフマニノフ作品の【ありえないほど素晴らしかった(ぴあのふぉるてさん)】演奏はもちろんのこと、ブラームス作品へのぴあのふぉるてさんの感想をワンさんと小山さんが読まれれば、とても嬉しく思われるのではないでしょうか。通常チェロでは、わずかに♭気味になりがちですね。ぴあのふぉるてさんご指摘のようにワンさんにはそれが皆無で、その上で、朗々と歌われていく音楽造りに圧倒されますね。ピアノが小山さんであるからこそ、稀代の名演が産まれましたね。現代最高峰の黄金デゥオの誕生を歓びたいです。

★きよ様(No.4732)
リリス@横浜での小山さんのリサイタルの模様をお知らせいただき有難うございます。チケットは発売とほぼ同時に完売だったようですね。蒸し暑い日で、ピアノの調整に時間がかかってしまったのですね。シューベルトは各地で名演を小山さん繰り広げられていて、きっとリリスの聴衆を魅了されたことでしょう。きよさん仰られるように、【小山さんの一つひとつの音に込める想いから生まれるのであろう造形】に私達は【打ちのめされる】のですね。

★ぴあのふぉるて様(No.4731)
いつもいつも小山さんに関する情報をきちんと纏めて、硬軟織り交ぜて、上質な記事として投稿していただき、有難うございます。世界最高のピアニストのお一人である、21世紀を代表する小山さんに関する記録として意義深い作業の労を取っていただき感謝しています。暑いのでご無理のないようにお願い致します。

★y.s様(No.4729)
何かと陰になりがちだったシューマンの幻想小曲集の小山さんの演奏にお寄せいただいたご感想は宝石のように貴重です。ぴあのふぉるてさんのリプライ(No.4730)の心に響く文章と併せて拝読させていただき、心が温かくなって参りました。【心のままに歌を歌っていた】(y.sさん)、【何の作為もない(ように聴こえる)、心からの自然な歌】(ぴあのふぉるてさん)・・・この歌を聴くために私達は小山さんの公演に集うのですね。

★covariant様(No.4728)
 音の旅で登場した名作群・・・小山さんの演奏で聴かせていただくと、今までこの曲の何を聴いてきたのだろうと、きよさんのお言葉を拝借すれば、まさに【打ちのめされる】のです。すると、とても困ったことになります。それは、他のピアニストの演奏で聴くことができなくなるのです。3度のご飯より好きな(かもしれない(笑))ゴルトベルクを小山さんの演奏で聴いてから、自宅にある同曲のCDがプレーヤに乗ることは無くなりました。図書館に寄付する予定です(笑)。covariantさんと同じ想いです。ゴルトベルクは小山さんの最新CDが登場しましたが、ベートーヴェンの後期の名作群、シューベルトのD960は小山さんの録音はまだですね。自宅のCDを整理できる日(=小山さんが録音をなさる日)を私もじっと耐えて待ち望みます(笑)。

★ぴあのふぉるて様(No.4727)
ラジオ深夜便のご感想を有難うございます。また、covariant様には情報提供及び聞き逃しサービスについて教えていただき有難うございました(No.4724)。朝4時台にラジオを聴いている人は多くはないはずですので、本当に助かります。小山さんの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただくために、このファンサイトは貴重ですね。管理人のまさとさんにも感謝しています。

★土の器様(No.4726)
 ぴあのふぉるてさんのオーチャード公演及びレクチャー&サロンのとても素晴らしいご報告(No.4722)への土の器さんのリプライを大きな喜びを持って拝読しました。土の器さんの豊かな感性に溢れた温かい文章に引き込まれました。そしてシューベルトのD960ソナタの第1楽章冒頭の『アウフタクト』の意味の発見!最初の『アウフタクト』の音と次の音との間の1/100秒の間合いを小山さんのように表現するピアニストは稀です。土の器さんの音楽的感性にブラヴァ―です。

 『アウフタクト』の音の前には休符があると考えることもできます。静寂の中で拍を数えて『アウフタクト』の音に繋がる・・・CDをプレーヤに設定してスタートボタンを押すといきなり始まる場合と無音の時間を経て始まるCDがあります。後者の方が音楽的ですね。この『アウフタクト』の音の前の無音の音楽を考慮すると、第1楽章の長大な提示部は繰り返した方がよいと私は思っています。もちろん第1括弧の特徴的な9小節を聴くためには繰り返しが必須というのもあります。しかし、その第1括弧の9小節の末尾で、シューベルトは『アウフタクト』で足りない分の無音の休符を置くのです。すると、繰り返しで冒頭に戻った時に素晴らしく新しい音楽の世界が始まるのです。休符にはフェルマータが付いていますが、小山さんは非常に短いフェルマータとされ、その結果、『アウフタクト』音が見事に静寂の中から自然な姿で登場してきます。

 小山さんの倉敷公演のまじょるか魔女さんの素晴らしく味わいのあるご感想(No.4723)も引用されつつ、鐘についての土の器さんの素敵な文章にも深い感銘を受けました。

 【私はジャンルを問わず、心ふるえる演奏・演奏家に出会えることは、なんて幸せなことかと思います。恵みに感謝あるのみ、です。】(土の器さん)・・・まさに小山さんは聴き手の心を奪う演奏をされる稀にみるピアニストでいらっしゃいますね。


★まじょるか魔女様(No.4723)
 倉敷でご一緒させていただいて早くも3週間経過してしまいました。

 【ピアニッシモが繊細に響いた】倉敷での小山さんの公演を【紫陽花の花弁の上をほろりと転がる雨粒のような、密やかなメッセージがこめられています。】と書かれたまじょるか魔女さんのポエティックな筆致に感動しています。

 【「美しい小山さんとピアノ」のダンスはお互いを愛おしみ、慈しみあって続いていきます。】(魔女さん)・・・小山さんはピアノを使うというような表現をされませんね。小山さんはピアノと協働して一緒に音楽を造られますね。それをダンスに例えられた魔女さんの表現は素敵です。

 【小山さんのピアノからいただくポジティブなエネルギー】(魔女さん)は小山さんファンが共通して体験していることかなと思います。まじょるか魔女さんの次のお言葉から、ポジティブなエネルギーの源泉を教えていただきました:【小山さんは、まさに紫陽花のようでした。雨に打たれると、ますます色鮮やかに咲く、勁(つよ)くて優しい紫陽花そのものでした。凛としてぶれない軸をもって、激しい雨のなかでもしなやかに背筋を伸ばされているのです。】

幸せな気持ちになる、心温まるご投稿を有難うございました。
Date: 2017/07/17/19:57:43 No.4734


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横浜市栄区民文化センターリリス
キヨ
7月15日 横浜市栄区民文化センターリリスでのリサイタルを聴かせていただきました。全3回シリーズの第1回です。

大変暑い日で、そのためもあってか、ピアノの調整に時間がかかっているとのことで、若干開場が遅れていました。
ホールは、客席の傾斜も急なためコンパクトで、演奏者と聴衆の距離感がとても近くて楽しめます。

プログラムは、前半がブラームスの「6つの小品」から第2曲と シューベルトの即興曲op.90、後半はショパンのワルツやノクターン。
特にシューベルトが素敵でした。ショパンはお手の物といった感じで、純粋に楽しませていただけました。
アンコールは例によって大サービス。スペインものに感動しました。

今回も小山さんの一つひとつの音に込める想いから生まれるのであろう造形には、打ちのめされる思いでした。
ありがとうございました。
Date: 2017/07/16/16:50:04 No.4732


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小山さんの記事情報をお届けします
ぴあのふぉるて
九州北部の豪雨災害のニュースに心が痛みます。犠牲となられた方々のご冥福をお祈りします。避難生活を送っておられる皆様には早く平穏な日々が戻りますように。

さて、音楽誌や新聞などに掲載された小山さんの記事情報をご連絡いたします。
小山さんの記事は他にもたくさんあると思います。目に留まった記事だけになりますこと、また、古いものも含まれますこと、ご了承ください。

♪『ショパン』2017年5月号 
「創刊400号記念 ピアニストからのメッセージ&大大プレゼント!!」
28名のピアニストのお一人が小山さん(p.21)お写真とメッセージ+CD
♪同じく『ショパン』5月号 
「400号記念 歴代日本人ピアニスト史」 文:真嶋雄大  p.32~39
「日本人初のピアニスト」「明治・大正」「戦前・後〜日本人初の国際コンクール入賞〜」など、日本人ピアニストの歴史を辿る記事です。
小山さんは「世界に活躍の場を広げる」の章で、「… 独自の見解を持った旺盛かつ重厚な活動を現在も続けている」と紹介されています。

♪『音楽の友』2017年6月号 p.98~101
〔連載〕小山実稚恵&平野 昭  対談:ベートーヴェンとピアノ 第3回
 今回取り扱う楽曲:
チェロ・ソナタ第1番 へ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
傑作が生まれた背景には優れたチェロ奏者との出会いがあったこと、後期作品で使われた要素が既に(「第1番」に)出ていること、作曲のスケッチが書かれた「紙」から推定される「御前演奏」の時期、「ベートーヴェンがいかに優れた弾き手だったかということがよくわかります」(小山さんのお言葉)など、小山さんと平野さんお二人の語り合いから、作品の特徴が浮き彫りになります。
「チェロを効果的に歌わせるためにピアノはかなり忙しいですね。…」小山さんが実際に作品を演奏なさる際のお気持ちにも触れていらして、素敵です。

♪同じく『音楽の友』6月号 News & Information 巻末p.14
DISC Selection 選・文 諸石幸生 「今月の注目盤」
〜日本人アーティストたちによる様々なジャンルでの必聴盤が登場〜
佐渡裕氏のシベリウス「交響曲第2番」(ライヴ録音)や、飯森範親氏によるモーツアルト「交響曲全集」(13枚組アルバム)等と並び、小山さんの新譜:J.Sバッハ《ゴルトベルク変奏曲》がジャケット写真入りで紹介されています。

♪『モーストリー・クラシック』2017年7月号 p.87
「ピアノと私」第38回 〜演奏と筋力〜
(小山さんはコンサートの後もお疲れにならないのですね。薄々そう感じていたのですが、この記事でそれが本当だとわかり、スッキリしました)
ピアノを弾くことは小山さんにとってどのようなものか、パソコン作業で肩が凝った時は何をすると治るか、腹筋のこと、それからご著書『点と魂と(スイートスポットを探して)』のテーマにつながる、興味深いお話です。

♪『日経新聞(夕刊)』2017年6月2日
小山実稚恵さん 30枚目アルバムに「バッハ」〜船旅のように自由な音楽〜
「プレッシャーもあったが、変奏のたびに船で寄港するような旅のイメージを心がけ、自由な音楽ができた」とのお言葉を嬉しく拝読しました。
この秋最終回を迎える「24回リサイタル」と、ご著書『点と魂と』にも触れて、演奏への思いを語っておられます。

♪『音楽の友』2017年7月号
〔連載〕小山実稚恵&平野 昭 対談:ベートーヴェンとピアノ 第4回
 今回取り扱う楽曲:
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
「第4番」について小山さんは「私はこの作品7から特にベートーヴェンの魂を激しく感じるんです」とおっしゃり、平野さんは「この作品はとても洗練されたテクニックや流れが見えますね」とおっしゃっています。
この曲を献呈されたバベッテ・フォン・ケグレヴィッチ伯爵令嬢の存在も大きかったようですね。その女性は「優れたピアノの弾き手だった…」のですね。
指示記号や調性のこと、「同音連打」のこと、などお二人の細やかな分析は続きます。作品49の2曲については、平野さんの「仮想のお話」に楽しそうに反応なさる小山さんのご様子がキラキラして印象的です。

♪同『音楽の友』7 月号 News & Information 〜新刊書評BOOKS 巻末p.19
『点と魂と スイートスポットを探して』小山実稚恵 著
〜分野を超えて共振する理想を追い求める魂〜
道下京子さんによる、丁寧で温かな書評です。

♪同『音楽の友』7月号 News & Information 〜Scramble Shot」巻末p.5
「第3回 こどもの夢広場“ボレロ”」記者発表会
今月7/29,30に仙台で開かれるイヴェントの記者発表会(5/17)の報告記事。
イヴェントの趣旨、プログラムの内容などが紹介されています。
小山さんの茶道体験のお写真も素敵。
音楽の演奏、いろいろな科学実験やパフォーマンス体験を通して、子供たちが未来の「生きる力」につながる「大好きな何か」を見つけられますように。

♪『ショパン』2017年7月号 report p.47
小山実稚恵さん『こどもの夢ひろば“ボレロ”』記者発表
〜夏休み、親子で“本物”の感動を〜
5/17に仙台市役所で行われた記者会見のお写真とともに、7/29,30に日立システムズホール内で開かれるイベントの詳細が載っています。
『こどもの夢ひろば“ボレロ”』のメインとなる「“ボレロ”大集合コンサート」(広上淳一さん指揮、宮城教育大学交響楽団と子供たち)の他に、18もの科学や文化のイベントが楽しめるそうです。大人もワクワクするような催しですね。
小山さんのお話からは小山さんがこのイベントにどれほど深い思いを込めておられるかが、しみじみ伝わってきます。
参加した子供も大人も、心に響く何かと出会えますようにお祈りいたします。

♪『モーストリー・クラシック』2017年8月号
(p.78:11/25最終公演@オーチャードホール のお知らせが掲載されています)
p.79「ピアノと私」第39回 〜プログラムの作り方〜
ファンなら誰もが聞いてみたい、12年間24回リサイタルシリーズのプログラミングのお話です。「かなり先のことを空想の中だけで事細かに決定してしまうなんて、私の普段の生活ではまずありえないこと」とご自身を分析なさる小山さん、プログラム作りに関しては、別人のようですね!「何年も先のことなのに、胸をときめかせてプログラム作りに励んでいた毎日が懐かしく思い出されます」と語っておられます。本当にかなり前(2004年の夏過ぎ頃)から準備なさったのですね。プログラムのコンセプト、流れや手順、作品に込められた願い、最終回と第1回のプログラムとの繋がり、などを拝読し、小山さんの凄さに改めて感服します。
決定したことを、変更も加えずそのまま実行なさってきた(←小山さんご自身「とても不思議なこと」と繰り返しおっしゃっている)12年間24回リサイタルシリーズ、秋の最終回を心待ちにしております。

♪『レコード芸術』2017年7月号
「新譜月評 2017-7」p.126 器楽曲
小山実稚恵「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」
《THE RECORD GEIJUTSU 特選盤》 (おめでとうございます!)
濱田滋郎 氏 + 那須田 務 氏 評者お二人の推薦文と、山之内 正 氏による録音評が掲載されています。
濱田氏の慈愛に満ちた推薦文、後半部分より引用します。「… 名実共に円熟の域に達した小山実稚恵、今や唯一無二のピアニストであることを思えば、遅かったようで最も良い時に、彼女の《ゴルトベルク》録音は成ったのだと考えるべきであろう。演奏は、さすがの出来映え、と讃えるしかないものに思える。余裕をもって歌われる主題〈アリア〉の風格すら漂う美しさ、各変奏それぞれの、何らの気負いも、たくらみも感じられない率直な美しさ。すべてが深いところから底光りしている。…(略)… この演奏は傑作だ。」
那須田氏も「… 一見さりげないが、実際にはこまやかな心配りでとても変化に富んだ表現を聴かせているし、感覚的な楽しさと論理的な明快さが同居し、音楽の流れが自然だ。…」と賛美しておられます。

♪同じく『レコード芸術』7月号 p.212 BOOKMARK
 『点と魂と スイートスポットを探して』 書籍案内。

♪『intoxicate』#128  2017 June (タワーレコードのカルチャーマガジン)
p.19 CLASSICAL/INTERVIEW 「小山実稚恵」
小山さんのインタビュー記事+CD写真(聞き手/文:片桐卓也)
〜これまでになかった《ゴルトベルク》の世界〜小山実稚恵が実現したもの〜
2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのために書かれた作品をピアノで弾くことの難しさ、30の変奏それぞれの個性のこと、バッハへの畏敬の念と録音までの道のり、などをお話しくださっています。
facebookで拝見した収録最終日の小山さんの晴れやかな笑顔とちっちゃな雪だるまちゃん達を思い出しました。CDは発売以来、毎日聴いています。深謝。

以上、ご参考まで。

p.s. もう一つ、ありました。
♪『音楽の友』2017年6月号 巻末p.19
News & Information 〜 BOOK-END
「小山実稚恵の人気連載が再構成され書籍化!」との見出しで、
ご著書『点と魂と スイートスポットを探して』が紹介されています。

p.p.s. さらに、 『レコード芸術』2017年7月号 p.202〜205
CROSSPOINT
〜音楽とオーディオの交差点:お気に入りのディスクは、こんなシステムで〜
第63回:山崎浩太郎(演奏史譚)×山之内 正(オーディオ評論家)
 山崎氏が選んだディスクは、小山さんの「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」。
演奏の魅力を最大限に引き出すためにスピーカー、アンプ、プレーヤーを選ぶのは、山之内氏。
「いろいろな意味で小山さんの今が出ているディスクだと思います」、「… 中にいろいろなものが込められている演奏ですから、なるべく多く引き出せるようにしたい」 お二人で小山さんの演奏と録音の特徴を熱く語っておられます。オーディオマニア、必見。
Date: 2017/07/12/11:59:24 No.4731


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自在な歌
y.s
心のままに歌を歌うことができたらどれほどいいだろうかと思うことがある。理由はよくわからないが、話したり語るだけでは伝えきれないようなものを、歌になら託せる気がするからなのだろう。
小山実稚恵さんのリサイタルシリーズ第23回〜祈りを込めて〜での、シューマン『幻想小曲集作品12』の演奏に、歌が聞こえた。(6月17日、オーチャードホール)。
小山さんの演奏は本質的に、その場の霊感に身を委ね大きな流れを生み出すものであるが、このシューマンでそれが遺憾なく発揮されていた。シューマンの夢想と幻想、憧れや激情、そしてもつれが、小山さんの本能的なロマンティシズムと溶け合った演奏だった。『飛翔』での激情、『夢のもつれ』でのユーモアも印象的であるが、とりわけ、『夕べに』や『なぜに』、『夜に』の中間部などの繊細な個所で聴かれた歌は、シューマンの心の襞に寄り添い、優しく、デリケートなものがそっとあった。
そこには何ら作為性はない。創作も演奏も、人間の意識で行っている以上、そこには何らかの作為が入り込まざるを得ない。しかしながら、その根底には、作為を超えた生きた感覚をそのまま表現したいという願いがあり、作曲家も演奏家も、その二律背反に苦悩する。「していないがしている」、という究極の表現を求めて。
それはつまり、自身の歌が心から生まれるものであるからであろう。心の生じた歌を、飾ることなく、何かに似せることもなく、そのまま誰かに伝えたいという願い。それができたなら、そこには無言の対話が生まれ、繋がりが生まれ、想いを1つにすることができるかもしれない。
小山さんの奏でるシューマンは、心のままに歌を歌っていた。
Date: 2017/07/07/22:03:04 No.4729

Re:自在な歌
ぴあのふぉるて
y.s様
y.sさんならではのご考察に引き込まれました。
静かなご筆致から小山さんへの尊敬の念がひしひしと伝わります。
「小山さんの演奏は本質的に、その場の霊感に身を委ね大きな流れを生み出すものであるが、〜」 ここを読み、そうそう。これこそが、まさに小山さんの魅力なの!と興奮しました。
不意に現れてハッとさせられる、小山さんの野性味?を、美しい語句で描写してくださってありがとうございます。
小山さんの演奏に「その場の霊感」を感じ取られた、繊細なy.sさんご自身も、きっと舞台で演奏中に「その場の霊感」を感じる瞬間があるのではないでしょうか?

演奏家の皆様は、「していないがしている」という究極の表現を追い求めておられるのですね。
小山さんは演奏で何も特別なことをしていない。しかし、やはりそこには、小山さんにしかできない何かがあって、小山さんの色や香りがあるから、また聴きに行きたくなるのですよね。無味無臭だったら、誰の演奏でも同じなわけで、それでは面白くない。
やっぱり、何かしている。あるいは、していない?

y.sさんのおっしゃるとおり、小山さんの演奏にはいつも「歌」がありますね。何の作為もない(ように聴こえる)、心からの自然な歌が。
y.sさんのご投稿から、小山さんの連載「ピアノと私」(第17回)を思い出しました。
ララちゃんの近況から人間の理性と本能の話につながる素敵な記事は、次のように結ばれています。
「犬のように誠実に練習を積み、猫のように自由な心で演奏ができたら、なんと素晴らしいことでしょう。」
どこまでも謙虚でひたむきな小山さんの演奏を、これからも楽しみにしております。
y.sさんの演奏とご投稿も、また楽しみにしています。
Date: 2017/07/10/10:22:40 No.4730


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改めて、音の旅『小山実稚恵の世界』に、感謝致します。
covariant
私はこの音の旅に、第20回から漸く同行させていただいている者ですが、大感動したバッハのゴルトベルク変奏曲の後は、ベートーヴェンやシューベルト最晩年のソナタを取り上げていただいています。これらの曲は私にはほとんど初見、否、初聴の曲ばかりでありましたが、小山さんの「音の旅」に同行し、またファン仲間の皆様との交流も無ければ、恐らく遇う機会も無かったかも知れないと思います。
残念ながらこれらを小山さんの演奏では未だ生でしか聴くことが出来ない訳ですが、そしてそれこそが最高であることは分かっているのですが、今の私はこれらの曲をCDやYouTubeで聴くことが、ほんとうに愛おしく充実した時間になっています。ゴルトベルク変奏曲が実現したように、これらの曲が小山さんの奏楽によってCD録音されることを、静かに耐えて(^^; 待ち望んでいることは、申し上げるまでもありません!

それにしても、この音の旅の冊子『小山実稚恵の世界 ―ピアノで綴るロマンの旅―』の各回イメージカラーを背景色にして書かれた小山さんのノート(メッセージ)―――これを拝見する度に、10余年前にここまで構想されていた小山さんのピアニストとしての見識の深さと感性の豊かさに、改めて尊崇の念を禁じ得ません。小山さんにインタビューされる方は、せめてこれだけでも読んでから臨んでほしい、と最近は思っております。(^^;

そのような意味で、今般『点と魂と』が最初のご著書であると報じられていますが、この『小山実稚恵の世界』こそ最初のご著書と呼ぶべきほどに、そのタイトル通り、内容は小山さんの音楽観を色濃く表現されており、まさに従来の「詩集」のくくりを超えた、「色彩と音楽の詩集」ではないかと思います。

私などは、とさまさんほどの解析力には遥かに遠く及ばないものの、ここでとさまさんからご指摘いただく内容、そして直接お会いした時にもお教えいただいているポイントは、とても有難いことです。また、他の皆様からの投稿も、とても示唆にとんでいて、凄いなあと感嘆しております。その上でまた、それらのピアノソナタを聴いて、最近ではベートーヴェンやシューベルトが最晩年に到達している音楽的境地を共にできる悦びは、私のような人間にも、ほんとうに魂の癒しとなるかけがえないものです。今はその気持ちの延長で、ここに書き出しました。管理人まさとさんにも勿論感謝申し上げます。
小山さんにはこれからも益々その演奏を究めていただいて、私達に感動をもたらしてくださいますように、切望いたします。
Date: 2017/07/04/19:26:21 No.4728


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「ラジオ深夜便」と「おはよう日本」の小山さん
ぴあのふぉるて
covariantさんのご投稿と小山さんのfacebookでお知らせいただいた「ラジオ深夜便」聴き逃しサービスを利用して、(6/27 午前4時台放送の)小山さんのお話「癒しではなく生きる勇気を」を拝聴しました。
この夏開催される第3回「こどもの夢ひろば“ボレロ”」のこと、この催しに込められた小山さんの思い、学生時代の思い出、今後の抱負など、いろいろお話しくださっています。
小山さんの優しい誠実なお話に嬉しく聞き入りました。
小山さんはいつも純真な心で人や物事に接しておられますね。
少女のように可愛い笑い声と奢りのない自然な受け答えに、真に偉大な人の風格を感じました。

一昨日6/28は、NHK総合「おはよう日本 check!エンタメ」を見ました。小山さんのご活躍が演奏風景やお話を交えて、簡潔にまとめられていましたね。(「音の旅」リサイタルシリーズと小山さんの魅力は、数分間ではとても伝えきれないとは思いますが…)

12年間24回に及ぶ「音の旅」リサイタルシリーズを思い立たれた小山さんのお気持ちを伺うことができて、嬉しく思いました。
(テロップには「どういうものがつくり出せるか知ってみたい」と表示されましたが、「〜 弾いてみたい」とおっしゃったように聞こえます)
小山さんのお話や仕草はいつも穏やかで柔らかくて、心が温かくなりますね。

今も続けておられる被災地での演奏活動についても紹介されて、よかったです。
小山さんの音楽への思いと、優しいお人柄が伝わりました。
インタビュー、私はボツでした。あはは。
まさとさん、素敵でしたね。
もうお一人、女性ファンの方がお答えになっていましたね。

小山さんが「音の旅」リサイタルシリーズ開始時に発表なさった全プログラムを、一つも変更せずに実践してこられたことは本当にスゴいと思います。当のご本人は何の気負いもなく楽しく続けておられるご様子なので、ますます驚きと感動を深めています。

番組放送直後から、友人、知人より次々と賞賛と応援のメールやラインが届いています。
また新しい小山さんファン仲間が増えそうな予感がします。
皆で最終回を心待ちにしております。

土の器さん、素敵なリプライをどうもありがとうございました。
またご一緒できる日を楽しみにしています。
Date: 2017/06/30/23:03:19 No.4727


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音の滝?! @オーチャードホール
ぴあのふぉるて
あぁ、なんと美しい音色のピアノでしょう。
小山さんが生き生きとピアノで表現なさるさまは、まるで「魚の水を得たるが如し」。ほんとに気持ちよさそうに弾いておられました。明るく輝く音色は、この日6/17のお天気のようです。(小山さんは“晴れ女”ですものね)

小山さんとここオーチャードホールのピアノの相性はきっと、すごくいいのだと思います。楽器が、喜んで小山さんの気持ちに応えているように感じました。
どこまでもなめらかで繊細なタッチ、がっちり頼もしい低音の響き、躍動感あふれる豪快な奏楽、優しい慈愛に満ちた表情、…
そのすべてに胸がいっぱいになります。
悩める作曲家の皆様が自分の思いを譜面に記したのは立派ですが、その膨大な音符や休符を音楽に変換し、時空を超えて届けてくださる小山さんの仕事ぶりには、もう感嘆するしかありません。
どの作品も大好き!との思いがあふれていました。

話が前後しますが…
先月5/30、今回のプログラムについて小山さんの「レクチャー&サロン」が開かれて、参加してまいりました。聞き手役 萩谷由喜子さんの的確で温かな進行のおかげで、小山さんのお気持ちをいろいろ伺うことができました。
例えば、シューマンの幻想小品集については:
「第1回は幻想曲。次回(最終回)は3つの幻想的小品 作品111。最終回まで、つながりと流れを考えて選曲しました」とのお話。
小山さんのリサイタルが楽しいのは、当日のステージはもとより、プログラム作りの過程を小山さんご自身が楽しんでおられるからですね。

ベートーヴェンとシューベルト、最後のソナタについては:
「2004年頃、企画段階で、最終回に、同じ一つの回に、最後のソナタを二つ並べるのは、ありえないと思いました」と、きっぱりおっしゃいました。簡潔なお言葉の中に、小山さんの両作品への特別な思い入れを感じ、感動を新たにいたしました。
(一つのリサイタルに数名の作曲家の「最後から二つ目のソナタ」、又は「最後のソナタ」を並べて演奏するピアニストもいるようですが、そんな安易なくくられ方をされては大作曲家の皆様もがっかりするでしょうね)

小山さんが12年間24回分のプログラム全てをシリーズ開始前にお作りになったことについて、萩谷さんが「その企画力、挑戦力、実行力を尊敬申し上げます」とファンの声を代弁してくださって、嬉しく思いました。

そしてリサイタル当日、ピアノとともに本領発揮!の小山さんに、すっかり心を奪われました。
小山さんはピアノと一体化なさっていたようです。
演奏中、特にベートーヴェンのソナタ第31番とシューベルトのソナタ第21番では、今回の「〜祈りを込めて〜」の美しいお知らせチラシと同じように目をつぶり、お祈りするようにピアノを弾いておられました。目を開けて鍵盤を確認なさる時間よりも、天を仰ぎながら奏する時間のほうが長かったようにさえ感じます。ご自分の音色の行方を追いながら、作曲家の思いに耳を傾けておられたのでしょう。
瑞々しい豊かな音色は、こんこんと湧き出る泉のよう。
あるいは、音の滝?! もうこのまま溺れてしまいたい…。

第3部アンコールも「祈り」に満ちていました。
特にショパン:ノクターン第13番の、悲痛な叫びに心を打たれました。

小山さんの「音の旅」は、私の熱病に感染した?友人たちも一緒にお伴しています。この日初めて参加した友人もいます。
小山さん大好き!な気持ちを語り合える仲間の存在に感謝。

小山さん、素晴らしい演奏をどうもありがとうございました。
この秋は、いよいよ最終回ですね。感慨無量です。
でもきっと小山さんは感傷に浸ったりなさらずに、もう次のステップへと目を向けておられることでしょう。
いつも“前進”を体現なさっている小山さんを、これからもずっと応援いたします。

p.s.
今年2017年は小山さんの12年間24回「音の旅」リサイタルシリーズ最終年ということで、紹介番組制作のため、この日はNHKの取材が入っていて、縁あってファンの一人としてインタビューを受けました。
心を整えたい大事な開演前、人々がそわそわ行き交うホワイエで、今日はどのような思いで聴きに来られましたか?などとマイクを向けられても…… そんな、とても話せる心境ではないのですが、いくつかの質問に答えました。もしかすると数秒ほど映っているかもしれません(汗)
(放映日時など詳細は、まさとさんのお知らせをお待ちください)
Date: 2017/06/19/14:26:42 No.4722

Re:音の滝?! @オーチャードホール
土の器
小山さん、「ゴルトベルク変奏曲」がレコード芸術“特選盤”になられ、おめでとうございます。ご自身が長年お心にかけながら録音に至られたこと、また皆様の熱い思いを伺うにつけ、発売直後から何か嬉しい予感がありました。 心よりお祝い申し上げます!(^^)!。

管理人まさとさん、日々サイトを運営頂き、有難うございます。今回もお喜びのお知らせをいち早くお載せ頂き、またまさとさんのコンサートレポートや皆様のご投稿を一方的に拝読させて頂くばかりですが、いつも心より感謝致しております。

<まさとさんの写真館>、拝見致しました。都会の夕日や花見では、視点が思わぬところにあり、都会の自然をそのままに味わっていらっしゃるまさとさんの目線を、私も追体験させて頂きました。楽しかったです。また紅葉と鎌倉のコラボも素敵でした。紅葉は、移ろう季節の中で最期の輝きを見せ、一方鎌倉は、悠久の時が流れる地。それぞれの時間が一枚の中に収まっていて、我が身までこの時の流れの中に溶け込む思いでした。また海外編タイでは、美しいお庭など、楽しませて頂きました。 私の身近な者共は、タイに出張することが多く、行ったことのない私は、外つ国を観光旅行した思いです(^^♪。)


ぴあのふぉるてさん、音の旅3回目のご投稿、拝読させて頂きました。
『音の滝”に、溺れてしまいたい・・・』、小山さん讃歌の極みです。
“くすんだ青緑、湿気、さらに奥深くへ”には、見る(聴く)者を圧倒する“音の滝”があったのですね。先日のコンサートの余韻が、私にも音の滝となって迫ります。
また、ぴあのふぉるてさんには、いつもいろいろ貴重な情報をお教え頂き、本当に有難うございます。おかげさまで、小山さんのピアノに寄せる思いに、少しずつ近づいてゆく助けになっております。これからもよろしくお願い申し上げます。

さて今回のプログラムでは、小山さんの優れて美しいピアニズムからなるシューマン幻想小曲集「夕べに」、に始まり、アンコールのバッハ平均律一番プレリュードまでの全てが、小山さんの祈りにより導かれました。お聴かせ頂く側も、内側の整えを探られる思いでした。でもその緊張・静寂は、最後に大きな拍手の嵐となって破られました。
毎回、小山さんの魂を込めた演奏には、各地の皆様が素晴らしいご感想をお寄せです。そこでこの度は、特に心に残った次の2点について、書かせて頂こうと思います。私はオーチャードホールのチラシにあったencoreの文字が読めず、ぴあのふぉるてさんに「エンコアって何?」とお訊ねしてしまった程度の者、以下おかしなところはどうぞお許し下さい。

★先ず、シューベルトのソナタ21番 一楽章の第一主題について。
コンサートに伺う前、何人かの演奏をお聴きしましたが、初めて耳にするこの曲の出だしの第一主題(ドドシドレ・・)が、私には何とも落ち着き悪く感じられ、「変拍子(5拍子)?、いえそんなことあるはずがない」と、何度も聴き直しをしましたが、やはり同じ思いに陥りました。暫くして、それがアウフタクトで始まっていることを知りましたが、それでもなお、次の疑問が残りました。
「アウフタクトは、普通次の音への誘いのようなもの。例えば今回のシューマン飛翔のよう、すんなり次の音に繋がってゆくもの。それを何故シューベルトは、同じ長さ、同じ強さ(それもpp)の、代わり映えしない全く同じ音、を置いたのだろう。最初のドは要らないのでは。無い方が、むしろすっきりするのに・・・」。
この疑問がずっと頭の中にあり、宿題を抱えたままオーチャードへ向かうこととなりました。

が、この曲の演奏が始まるや否や、私の疑問は瞬時に解消!一楽章が輝くばかりの音の調べとなって、体全体に染み込んできました。それは小山さんの演奏にあって、最初のアウフタクトのドと、次のドとの間に、ほんのほんの微細な“間”が置かれ、それが、最初のアウフタクトのドと次のドの音の色合いを全く変え(て感じ)、「この一音は、無意味な同じ音ではない、“無くてはならぬ”出だしの一音」に、すっかり変わったのです。もうこうなったら次の第一主題の登場が待たれ、同じように演奏されるかどうか、我が耳が聴き間違えではなかったことを祈るような気持ちとワクワク感で、いっぱいになりました。すると、すべての第一主題の頭の一音が、なくてはならない重みを以って始まり、もう心が舞い上がりそう。楽譜に表せないところの音いろ・休符の一つ一つが、小山さんの奏でるピアノによって、新しい命を得て輝き出しました。

シューベルトは、希望を持ちつつも余命をも感じていたことでしょう。このアウフタクトの一音は、残された時間の中で、そっと自分を確かめ、鼓舞するかのよう。 たった一音ながら、まるで次に続く長い調べへの前奏曲のよう。 この一音無しには何も始まらぬシューベルトの息遣いそのもの。勝手な解釈かもしれませんが、私にはそのように思え、今日のコンサートに伺えた喜びでいっぱいになりました。(一か月以上前にチケットは完売。 ダメもとで伺ったのですが、ぴあのふぉるてさんがお教え下さった通り、無事、当日券を入手できました。)

★2番目 「鐘」について。
 シューベルトのどの楽章にもとても心惹かれますが、敢えて言うなら、私は2楽章が好きです。冒頭、右手で奏でられる旋律は、悲しみそのもの。一方左手で繰り返される付点のリズムは、それまでには無かった斬新な表現。(私が知らないだけかもしれませんが。)シューベルトの不安の鼓動、もしくは黄泉の国から忍び寄る使者の足音にも思え、悲しみと不安がそれぞれのパートで表現されます。そしてこの2つは美しいメロディーに織り上げられ、思わず耳をそばだてたくなります。

その後に出て来る、“小山さんの左手が奏でる、独立した一音”(右手を越えて弾かれる高音部の一音)は、余韻となって残る音の長さ、響きが、これ以上の音はあり得ぬと思えるくらい特に美しく、感無量!。そっと一音鳴らしては休み、また一音刻んでは休むこの音の繰り返しは、まるでシューベルトが鳴らす鐘のよう?、演奏中すっかり心奪われてしまいました。
一方ベートーベンソナタ31番で鳴らされる鐘は、いかにもベートーベンらしく、低音部で荘厳な鐘となって、連打されます。
二人の個性の違いが感じられるようでした。

他方、2人の鐘に共通性も感じます。
話が逸れ恐縮ですが、度々来日したシャンソン歌手イベット・ジローの歌に「谷間に3つの鐘が鳴る」という曲があります。
谷間の小さな教会で“人の誕生、結婚、人生の最期”に、3つの鐘が鳴るという、とてもシンプルで愛らしい曲です。シニア世代の方ならご存知の方も多いことでしょう。 
ところでベートーベンやシューベルトは、日常的に今の私達より
はるかに多くの鐘の音を耳にする機会があったと思われます。悲しみや鎮魂の重苦しい鐘の音も聴いていたことでしょう。いろいろな鐘の音がある中、また二人は教会を全面的に受け入れていたわけでも無く、否定する思いもある中、やはり曲の中で鐘を鳴らしました。そこでは、宗教を信じようと信じまいと、心の奥底から突き抜けて来る、生死を超えたところの一切の受容・肯定そのものの鐘、が鳴りました。そしてどちらの曲も、高らかに終わってゆきます。奇しくも二人は、同じ方向に光を見出したのです。

さて、まじょるか魔女さんがベートーベンソナタ31番について(No.4716)、「あの鐘を鳴らすのは“あなた”ではなく、“わたし”なのです・・」とお書き下さいましたが、今回拝聴した私も、全く同じ思いです。
また歌謡曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」は、阪神淡路大震災、そして東北大震災でも歌われました。流行り歌ではありますが、人の心に染み入るものを持っています。私も長年、本家本元の歌として存じておりましたが、近年新たに、朱里(しゅり)エイコさんver.が加わりました。朱里さんは邦人女性として初めてカーネギーホールに出演。ソウルフルな歌姫と言われながら、日本では評価されることなく、不遇なうちに世を去られました。
私はジャンルを問わず、心ふるえる演奏・演奏家に出会えることは、なんて幸せなことかと思います。恵みに感謝あるのみ、です。


末筆になり、恐縮ですが、オーチャード終演後のオフ会では、皆様とご一緒させて頂き、本当に有難うございました。分けてもとさまさんから分かり易く示唆に富んだお話を伺え、心から感謝致しております。残念なことに、私はご投稿内容を理解するにはあまりにも至らない者ですが、いつの日にか?、ゴルトベルク変奏曲等を心から味わうことができるようになりたいと思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

梅雨に入りましたが、今日一日、命ある幸せを思い、小山さん、皆様、どうぞご自愛下さいますよう、お祈り致しております。有難うございました。
Date: 2017/06/28/08:00:44 No.4726


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倉敷美観地区の空気がさらに美しくなった夜 〜小山さんの くらしきコンサート
まじょるか魔女
小山さん、この度は「ゴルトベルク変奏曲」が「レコード芸術」の特選盤に選ばれたとのお知らせ、
誠におめでとうございます。
新録音としては4作品連続とのこと、日頃の御精進の賜物とお祝い申し上げます。

6月24日(土)19時より、岡山県倉敷市芸文館ホールにて
小山さんの「くらしきコンサート ピアノリサイタル」を拝聴しました。
芸文館は美観地区の道向かい南側に、柳の木に守られるように佇んでいます。
夕方から降り出した雨のなか、次々と開場を待つ人が増えて(全席完売でした)予定より早く館内に入ることが
できました。
ホールは定員885名、大阪いずみホールと同じくらいの規模のシューボックス型の温かみある木調で、
ステージにはピンク、パープル系の芍薬等の見事なアレンジが設えられています。
くらしきコンサートのホームページには、次のような素敵な言葉で 小山さんを紹介されていました。
「日本を代表するピアニストのひとり、小山実稚恵さんは、遠くを見つめながら、今を輝かせることができる ―― そんな音楽家です。」

小山さんは、紫陽花のような鮮やかな紫のドレスで登場されました。

曲目は、次の通りです。

◆シューベルト:即興曲 変イ長調 作品142‐2
◆シューベルト:即興曲 変ロ長調 作品142‐3
◆シューベルト:即興曲 変ホ長調 作品90‐2
◆ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110

     * * * * *

◆ショパン:ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9‐2
◆ショパン:ノクターン 第13番 ハ短調 作品48‐1
◆ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64‐2
◆ショパン:ワルツ 第2番 変イ長調 作品34‐1「華麗なる円舞曲」
◆ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 作品21 より 第2楽章「ラルゲット」(ピアノ・ソロ版)
◆ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22


今回の演奏は、特にピアニッシモが繊細に響きました。
紫陽花の花弁の上をほろりと転がる雨粒のような、密やかなメッセージがこめられています。
このところ 小山さんの表情が見える、向かって右側の座席が続いていたのですが、
今回は久しぶりに向って左側の、手元と後姿を拝見する座席だったのです。

演奏が進むにつれて、小山さんがピアノとダンスをされているような心地になってきました。
今、人気の映画「美女と野獣」のなかのダンスのシーンのように。
「美女と野獣」、ではなくて、「美しい小山さんとピアノ」のダンスはお互いを愛おしみ、慈しみあって
続いていきます。

「音の旅」で演奏された ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番。
フーガに入る前の決意の鐘の連続音は一音毎に 小山さんの背筋が伸び、指に力が漲り、
ついには背中を反らされて・・・
そのあとの高みへ昇っていく音粒の優しいこと。

今回のベートーヴェンと、ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ には
「苦難を越えて、未来に拓いていく意思の力」という共通点を感じました。
最後の和音を深く打鍵され、両手を高く掲げられ・・・会場から「ブラヴォーーーーー」の声。
「ーーーーー」が通常より長引く掛け声に、小山さんは肩をすくめられ、ますます熱くなる拍手。
ホールの方から花束を贈呈され、小山さんは「ショパンのマズルカ・・・」と歌うように仰って、
アンコール曲を弾き始められました。

✿ショパン:マズルカ第47番

おばあ様とお孫さんがステージ前まで来られ、抱っこされた女の子から花束を受け取られた 小山さんは、
ピアノの上に花束を置かれてから、「シューベルトの即興曲・・・90の3・・・」と客席に囁くように言われて、
その声から音楽が始まっているようです。

✿シューベルト:即興曲 変ト長調 作品90‐3

最後の和音のあとの静けさ。そしてまた、スペシャルロングな「ブラヴォーーーーー」の声。
小山さんは花束を抱きかかえて何度も覗きこまれながら舞台袖へ。なり止まぬ拍手。
また、ステージにあらわれた 小山さんは、ピアノをじっとご覧になって頷き、椅子に座られて、
「スクリャービンの、左手のための・・・ノクターン」と仰ると喜びの拍手。

✿スクリャービン:左手のための2つの小品 9-2 「ノクターン」

目を閉じていると両手で弾かれているとしか思えない、左手だけの極上な演奏の時間。
名残惜しい拍手が続きました。

今日の 小山さんは、まさに紫陽花のようでした。
雨に打たれると、ますます色鮮やかに咲く、勁くて優しい紫陽花そのものでした。
凛としてぶれない軸をもって、激しい雨のなかでもしなやかに背筋を伸ばされているのです。
終演後もやまない雨の中、倉敷の街を歩きながら、小山さんのピアノからいただくポジティブなエネルギーに
ついて考えました。

今回は、岡山の友人を誘って拝聴しました。
演奏会前に大原美術館を訪れ、「私たちにとって佳い絵とは、家に飾りたくなる作品(サイズのことは
気にしないで)」という意見で一致しました。
映画でも、帰り道にどんよりするのではなく、幸せな気持ちになれる作品がいいね、と。
最近は「美女と野獣」がそうでした。

小山さんの演奏会は帰り道にいつも幸せな気持ちにしていただき、低体温の魔女も体温が上がるようです。

とさまさん、幸せな時間を共有させていただき有り難うございました。

これからは雨に濡れる紫陽花を見る度に、倉敷での 小山さんの音色を思い出すことでしょう。
昔の街並が残る倉敷は、時空を超えて作曲家の思いに寄り添う 小山さんのピアノに空気がしっとり馴染む
街でもありました。
Date: 2017/06/26/00:20:10 No.4723

Re:倉敷美観地区の空気がさらに美しくなった夜 〜小山さんの くらしきコンサート
covariant
小山さん、J.S.Bach「ゴルトベルク変奏曲」CDの、「レコード芸術」特選盤入り、おめでとうございます。
6月12日付けのとさまさんのご投稿(No.4720)でご紹介いただいたとおり、その道の権威である礒山雅先生が「I招聘教授の談話室」で舌を巻かれているほどですから、さもありなんと存じます。

そして、まじょるか魔女さん、このような麗しいレポートをありがとうございます。
晴れ女とも言われる小山さんですが、紫陽花の似合う季節に雨の倉敷とはぴったりですね。
小山さんなら、湿度の高い条件をむしろ生かした演奏をなさったのではと、その音色に想像が膨らみます。

さて、私が無粋な書き込みをここに持って来たのは、今朝(2017/6/27)、驚きの発見をしたからです。

NHK「ラジオ深夜便」 (http://www4.nhk.or.jp/shinyabin/
の午前4時台【明日へのことば】で、「癒しではなく生きる勇気を」と題して小山実稚恵さんが
40分にも亘るインタビューを受けていらっしゃいました!

聞き手は、村島章恵(ムラシマアキヨシ 男性)ラジオ深夜便ディレクター。
NHKアナウンサーとして35年程前に盛岡に赴任されていた頃からのお知り合いとのことで、
小山さんの、いつもの笑顔の絶えない声に加え、日常会話に極めて近いと思われる
お話しぶりが、とても魅力的です。(^^;

お話の内容は主に、今や仙台で恒例行事とされている「子供の夢広場ボレロ」についてですが、
最新リリースのCD:J.S.Bach「ゴルトベルク変奏曲」と、著書:『点と魂と』についても触れておられます。

このラジオ深夜便には、「聴き逃しサービス」があります。今回の放送も、遅くとも数日内に、インターネットで聴くことが出来るはずです。聴取可能期間は一週間余です。次のURLです。
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/kikinogashi.html
いきなりここにアクセスするより、
もっと上に記載しましたラジオ深夜便のホームページから入ったほうが分かり易いかもしれません。
皆様、是非お聴きになられる事をお勧めいたします!
明日6月28日7時台、NHK総合TV「おはよう日本」にも出られる予定ですね!
Date: 2017/06/27/12:37:47 No.4724


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