「小山実稚恵の世界」ピアノで綴るロマンの旅(シリーズ最終公演)
12年間・24回リサイタルシリーズ 2006〜2017
第24回 2017年 秋 〜永遠の時を刻む〜
イメージ(銀):別の世界へ・内側から発する光
2017年11月25日(土)
15:00開演
会場:Bunkamuraオーチャードホール
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より
第1番 ハ長調 BWV.846
シューマン:3つの幻想的小品 作品111
ブラームス:3つの間奏曲 作品117
〜休憩〜
ショパン:ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-2
ショパン:子守歌 変ニ長調 作品57
ショパン:マズルカ 第49番 へ短調 作品68-4
ベートーヴェン:ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
<アンコール> バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より第2番 ハ短調 BMW847よりフーガ
シューマン:アラベスク ハ長調 作品18
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待ちに待った、いや、これで終わりかと思うとまだ来て欲しくない最終回がやって来ました。
天気は、勿論素晴らしい快晴。晴れ女の小山さんらしい最終回のお天気でした。
入場時間の14時30分に現着したら既に入場開始となっていました。
そして会場内には沢山のファンの皆さんで溢れかえっていました。
名前は解りませんが、もう何度もお見受けしているお顔が今日も拝見出来ました。
会場内は12年前のあの時と全く変わりませんが、自分も含めて皆さんの人生は紆余曲折を経て、そして年2回のこのシリーズで元気や勇気も貰いながら本当に小山さんのピアノと共に過ごされて来た方も多いのではと思います。
前半はバッハの平均律で厳かに始まり、シューマン、そしてブラームスが登場しました。
これまでのコンサートでは感じられなかった、ファンの皆さんのオーラーの様なものを感じました。
小山さんのピアノを聴く。そして小山さんと共に歩んできた人生を走馬灯の様に振り返りながら前半を終えました。
休憩時間は2階に展示されていた24枚のポスターを懐かしそうに見られているファンの皆さん、そして1階で映されていたこれまでのコンサートのビデオを楽しむファンの皆さんでとても賑わっていました。
そして、いよいよ最終曲のベートーヴェンのソナタへ向けて、まず楽しみ親しんでいるショパンの3曲。そしてベートーヴェンのソナタ
第32番が。。。。。
小山さんは、心の底から想いを込めて、誠心誠意の力を込めてベートーヴェンに想いを寄せました。
素晴らしい。本当に心の底から震えてくる感動が一音一音伝わって来ました。
アンコールは2曲。アンコール最終曲は、このシリーズの本当の最後の曲は、何と第1回に初めて弾かれたシューマンのアラベスクで幕を閉じました。バッハのアリアより壮大な長い旅でした。
素晴らしい演奏に対しまして、人生初めてのスタンディングオベーションで小山さんへ拍手を送りました。
人生の四半期を共にしたシリーズ最後の演奏会。ごく普通のコンサートを超越した本当に人生の宝物の様なシリーズでした。
小山さん、12年間、このシリーズで多くの事を学び、そして感動をもらいました。本当にありがとうございました。
シリーズの第1幕を終え、そして第2幕を待ち望みたいと思います。
最終回のポスターです
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オーチャードに着きました |
小山さんのお花も手掛けています |
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エルベ シャトラン |
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24回続いた土曜日の15時開演 |
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14時30分ですが既に入場開始になっていました |
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最終回を待ち望んでいるファンの皆様
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CD販売も |
開演前の様子です |
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シリーズのポスターが24枚展示されていました
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思い出をかみしめながら・・・・・
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ポスターは2階に展示されていました
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休憩時間となりました
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これまでの演奏のビデオも・・・・・ |
喫茶コーナーです
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終演となりました
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シューマンのアラベスクで始まり、この曲で幕を閉じました |
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12年間、本当にお疲れ様でした!
<撮影・掲載 了解済>
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