梅雨の合間の素晴らしい快晴！　やはり小山さんは”晴れ女”でした（笑）
ぐずついた天気が続いていたのに、まるで今日のコンサートを祝ってくれる様なお天気。恐らく今日が一番の晴天では！！！！！
足取りも軽く渋谷へと向かいました。
今日で２３回目のコンサート。残りは秋の最終公演を残すのみ。本当に貴重な２３回目のコンサート。
それを知ってかファンの皆さんの足取りも軽く、そしてオールに着くともうそこは小山モード全開の熱気でした！
皆さんの頭の中は、もう小山モード一色でそれは僕も同じです。これから始まる２３回目の公演、もう胸の鼓動は最高点に達しています。
コンサートが始まる前のこの瞬間が、何とも言えず心地良いのです！
今日はNHKさんの取材も入っていた様で、こちらの方も楽しみです。詳細が公開出来る事になりましたらファンサイトでもお知らせを致します。
さて今日はシューマン、ベートーヴェンとシューベルト。小山さんが終盤にイメージしているこの組み合わせはとても絶妙だと思います。
ドレスは今回のイメージカラーであります深い青緑色でとてもゴージャスです。
前半の１曲目はシューマン。クララへの想いがこもった名作ですがシューマンの心の内がピアノを通してズシンと響いて来ます。そしてベートーヴェンはやはり異次元の世界、ベートーヴェンの技法を集約した素晴らしい名曲でクライマックスの小山さんのピアノはもう只々圧倒されるばかりでピアノの醍醐味を心行くまで堪能をさせて頂きました。
興奮も覚め止まぬ中、休憩時間になりホール内を散策していると、あちらこちらから前半の小山さんの演奏に驚きと嬉しさを隠せない皆さんの会話が耳に飛び込んで来ました！皆さんのどの顔も小山モード全開でしたね（笑）
そして後半は、小山さんが恐らく弾きたくてウズウズしているシューベルトのソナタ。奥深いロマン豊かなシューベルトを小山さんは心ゆくまで私たちへ届けて下さいました。曲が終わり、しばしの無音の世界。この静まり返ったホール内で走馬灯のように小山さんの演奏が蘇って来ます！この瞬間は生演奏の醍醐味ですね。小山さんの手が膝の上に置かれ、皆さんが我に返るとにブラボーと盛大な拍手がホール内を駆け巡りました！これは今日の演奏と、そして１2年間２３回を続けて来た小山さんを称える皆さんの想いが詰まっていました。
アンコールは何と３曲も。ショパンのノクターンは小山さんの色々な想いが詰まっていました。僕も感極まわる想いでした。
そして最後のアンコールはバッハで、熱く火のついたハートを優しく包んでくれました。
今日も本当に素晴らしい感動をありがとうございました。
一期一会のロマンの旅、あと残す事、１公演です！！！！！
秋の最終公演で、また皆様とお会い出来る事楽しみにしています。