まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

★ 画像の表示に時間が掛かりますので、少しお待ち下さい ★
メニューへ戻る


第17回 藍紫:〜舞曲の園〜 秘密・ひそかに、しかし激しく


第17回 2014年 春  藍紫〜舞曲の園〜 秘密・ひそかに、しかし激しく  2014年6月21日(土)
「小山実稚恵の世界」第17回レクチャー&サロン 2014年5月10日(土)



12年間・24回リサイタルシリーズ 
小山実稚恵「ロマンの旅」第17回

イメージ<藍紫>:
〜舞曲の園〜 秘密・ひそかに、しかし激しく

2014年6月21日(土)
15:00 開演
会場:Bunkamura オーチャードホール (東京)


ドビュッシー:レントより遅く(ワルツ)
ドビュッシー:マズルカ
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集(18の性格的小品)作品6
〜 休憩 〜
ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64-2
ショパン:ワルツ 第8番 変イ長調 作品64-3
ショパン:マズルカ 第45番 イ短調 作品67-4
ショパン:マズルカ 第37番 変イ長調 作品59-2
シマノフスキ:20のマズルカ 作品50より
リスト:4つの忘れられたワルツより 第1番
リスト:「村の居酒屋での踊り」メフィスト・ワルツ 第1番



今日は朝からとても良いお天気でした。
待ちに待ったオーチャードホールでの小山実稚恵「ロマンの旅」第17回 があと3時間後に開演となります。
天気が良いので少し早めに渋谷へ出むきブラブラしていました。
入場開始時間の20分前頃にオーチャードへ着きましたが、既に沢山の皆さんが入場開始を待っていました。
今日のテーマ色が藍紫と言うことで何となく紫系統の衣装を纏っている方が多いようにも思えました。
17回にもなると色々と慣れ親しんで楽しまれている方が多いのではと思います。
いつもながらの豪華なプログラムに目を通すと、小山さんは4月にメキシコとキューバに行かれた様で旅好きの小山さんにとっては色々と旅の刺激を受けた後のリサイタルになります。

席に着席してまず目に飛び込んで来たのは眩いばかりの紫の献花とスタインウェイ。何とも美しいそのバランスにしばし目が釘つけとなりました。
そして時間となり舞台登場された小山さんの衣装は紫を基調とした鮮やかな模様に包まれ、献花とスタインウェイ、そして小山さんのドレスが絶妙な色彩と美しさを放っていました。
前半はドビッシーが2曲とシューマンで、私に取りましては普段あまり聴く事の出来ない曲ですが、とても深い味わいのある素晴らしい小山さんのピアノでした。
そして後半はショパンとシマノフスキ、そしてリストでショパンは聴くと気持ちがとても穏やかになりますね。
ショパンは本当に偉大な作曲家だと思います。シマノフスキは初めて聴く曲ですがやはりショパンと同じくポーランドの作曲家なのですね。ポーランドへ一度は行って見たいと思うこの頃です。
そしてリストは目が覚めるような素晴らしい演奏で、そのダイナミックレンジの広い豪快な演奏はもはや小山さんの十八番と言っても過言がないと思います。
この素晴らしいリストには聴衆の皆さんも大きく感動をされていましたね。ブラボーと拍手は会場内をいつまでも響き渡っていました。
そして完全燃焼した後に4曲のアンコールを弾いて下さった小山さん。
第17回目のシリーズはここオーチャードで幕を閉じましたが、名残惜しい皆さんの拍手がいつまでも鳴り響いていました。
次回はスカルラッティ、アルベニスなど私には初めての作曲家も含まれていて、また楽しみな18回となります。

今日も沢山の小山ファンの皆さんとお会い出来ました。
次回もまたお会い出来ることを楽しみにしています。




本田選手、ザッケローニ監督、香川選手が・・・

しかし渋谷は外国人が多いです。



まったく動きません。勿論、人間です。




109 に本田選手が・・・・・

今の季節が一番心地良いと思います。




小山さんのコンサートの日は晴れ日が多いです



入場15分前ですが、既に長蛇の列が・・・



開演前のドキドキ感が何とも言えず良いです!

入場時間となりました。




小山ファンの皆さんも沢山来られていました!




鮮やかな紫色が素晴らしいです。



開演前のひと時です。

CDも発売されています。



開演前の様子です。




休憩時間です。




喫茶コーナーです。




終演となりました。

今日のお花の紹介です!



アンコールは4曲も・・・・・

鮮やかな衣装にうっとりします!
<撮影・掲載 了解済み>



第18回 ポスターです
クリック

<クリック>



次回はオレンジ色、香る郷愁・切ないまっすぐな想い出




外は街頭が点灯していました。



今日もハチ公に挨拶をしてから帰宅します



Date: 2014/6/21(土)
                                                        Copyright(c) 2014 Michie Koyama Fan Site All Rights Reserved.

 オーチャードシリーズ「小山実稚恵の世界」第17回レクチャー&サロン会

小山実稚恵の世界 第17回 レクチャー&サロン会

2014年5月10日(土) 15:00〜17:00
会場:オーチャードホール 練習室


<前半>
レクチャー
小山実稚恵 X 萩谷由喜子(音楽評論家)


<後半>
サロン会



今日はこれ以上無いと言う位い、とても爽やかなお天気でまさに小山さんのイメージそのままの一日でした。
駅からオーチャードホールまでの道のりも、心地よい日差しと爽やかな風が本当に気持ち良かったです。
オーチャードの公演前に開催されていますこのレクチャー・サロン会も17回目を迎えました。
会場となる場所はいつものオーチャード・リハーサル室ですが、リハーサル室とは思えない位い大きなキャパシティと素晴らしい音響があります。
そして沢山のオーチャードのスタッフの皆様に出迎えて頂きますが、皆さんのお心使いがとても優しく、そして お・も・て・な・しの心については素晴らしいスキルをお持ちです。やはりBunkamura は他のホールとは一味違う質の高さを感じる事の出来るホールだと思います。
このシリーズも残すことあと8回になりますが、レクチャー&サロンも是非1度参加される事をお勧めいたします。

会場に入るとまずは好きな席へ着席します。僕はいつもピアノの前当たりを選ばさせて頂いています。
約2時間のレクチャー&サロンですが前半の1時間がレクチャーで後半の1時間が小山さん、萩谷さんを交えたサロン会となります。
時間になるとまずはスタッフの方が小山さんと萩谷さんを会場に招いて下さり登場されます。
最初は緊張した空気を感じますが、小山さんと萩谷さんが話し出すと直ぐに和やかな雰囲気に包まれます。
今回のテーマは舞曲ですが、まずはドビッシーのワルツとマズルカについてから説明され、そしてシューマンのダヴィッド同盟舞曲集に関しての説明がされました。少し変わったタイトルですが全体は18曲で前半と後半がそれぞれ9曲づつあるとの事です。
続いてショパンのワルツが7番、8番と続きます。ワルツの後はマズルカが2曲ですがやはり短調と長調の組み合わせでこれは今回のテーマでもある秘密・ひそかに、しかし激しくをイメージしているのかなと思いました。レクチャーの最後にはマズルカの第45番とワルツの7番の2曲を通して弾いて下さいました。目の前で聴くマズルカとワルツはホールで聴くのとはまた違った意味で素晴らしい感動でした。
続くシマノフスキは僕は初めて聴く作曲家ですがレクチャーの解説にもありました様に何となくスクリャービンを思わせる曲で、確かポトハレ音階というポトハレ地方の民謡の音階が第1番のマズルカでは使われている様で6月21日の本番ではとても楽しみな1曲であります。このポトハレ音階に付きましては実際に目の前でピアノを弾きながら説明をして下さいましたが、とてもエキゾチックで幻想意的な印象を受けました。
最後はリストで4つの忘れられたワルツとメヒィスト・ワルツ(悪魔のワルツ)ととてもインパクトのある曲目ですがメヒィストが村娘を誘惑する場面をピアノで説明を交え弾いて下さいましたが、まさにその場面が目に浮かぶ様に良く分かりました。
この様に曲がもつ内容をある程度理解した上で実際の演奏を聴く事は更に充実したコンサートが体験出来ることを感じる事が出来た素晴らしいレクチャーでした。
楽しく勉強になったレクチャーは約1時間で終了しました。記念の集合写真を撮った後は引き続き小山さんと萩谷さんを交えたサロン会となります。
今回は参加人数が比較的少なかったのでゆったりとした時間を過ごす事が出来て小山さん、萩谷さんとも楽しく会話する事が出来ました。

第17回「小山実稚恵の世界」まであと1週間。まずは福岡からのスタートとなります。
皆様と会場でお会い出来る事を楽しみにしています。


■マイシート・サロンフレンズのご案内=> こちらです



夏日の東京です

小山さんの日は晴れ日が多いです


東急百貨店前の交差点



小山さんのお花を作っているエルベ シャトラン

パリのフラワーアーティスト、エルベ シャトランが
手掛けるフラワーブティック


渋谷の中のオアシス Bunkamura
穏やかでリッチな一時です



レクチャー&サロンの案内です





これからレクチャーが始まります



イメージカラーの藍紫がとても鮮やかです




レクチャーが終わり萩谷由喜子さんと
<撮影・掲載 了解済み>

サロン会はとても和やかな雰囲気でした



集合写真です

ハチ公は今日も元気でした・・・・

Date: 2014/5/10(土)

                                                        Copyright(c) 2014 Michie Koyama Fan Site All Rights Reserved.