午前中の豪雨が午後になるとやみ始めました。これも晴れ女であります小山さんのお陰でしょうか!?
渋谷の街はすっかりと秋の様相となり、また1ヶ月後のクリスマスを意識した装いとなっていました。
オーチャードホールの通りに面した銀杏並木が本当に綺麗でした。
ホールに着くと早くも多くのファンの皆さんが開場の時間を待っていました。
このシリーズも残す所あと6公演となり、ますます内容の濃い、充実したプログラムとなってきています。
今日は小山さんのコンサートでは普段あまり聴けないスカルラッティとアルベニスの曲が含まれていて、更に締めくくりはドビッシーの喜びの島とファンにはたまらない嬉しいプログラムとなっています。
そして今日のイメージカラーはオレンジ。舞台に添えられたオレンジのお花が本当に見事でした。
このお花を手がけていますのはオーチャード内にあります
エルベ シャトランさんのお店ですがフランスの香りが漂う見事なアートにいつも感動をいたしております。
お花とスタインウェイトの見事な調和は本当に素晴らしく、音、色、香り、そして心を表現した小山さんのシリーズ自体が一つの作品になっていると思います。
スカルラッティのどことなくもの悲しげな中にも独特の雰囲気が漂うそのメロディーにただただ酔いしれました。
後半はショパンの曲になるとなぜか懐かしい気持ちになり安堵感も沸いて来ました。これも小山さんのプログラムの組み方のなせる業なのかとも思いました。
そしてアルベニス、スペインの香りが本当に心地よくいつまでも聴き続けたい小山さんのアルベニスでした。
リストのエステ荘の噴水はもう皆さんに申し上げるまでもなく、今日もまばゆいシブキを感じさせてくれる素晴らしいピアノでした。
ドビッシーも素晴らしかったですね!喜びの島、幻想に満ちた色彩豊かなその曲と演奏に観衆の皆さんも、ただただ小山さんのピアノに魅了されていました。
沢山の割れんばかりの拍手とブラボーがその演奏の素晴らしさを表していました。
鳴り止まない拍手に答えて3曲ものアンコールを演奏して下さいました。
今日の楽しく、充実したコンサートが終演となりました。
なお会場では本当に沢山のファンの皆様にお声掛けを頂きました事をこの場をお借りしましてお礼申し上げます。
また会場でお会い出来ることを楽しみにしています。
来年は小山さんのデビュー30周年の年でもあり記念すべき年になると思います。
30周年の記念コンサートも企画されていまして既にチケットも発売されています。
皆様とこのコンサートでもお会いする事を楽しみにしています。
ファンの皆様もどうぞお誘い合わせの上、小山さんの応援に掛けつけて下さい。
小山実稚恵 デビュー30周年記念公演 =>
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