東京も梅雨入りしましたが、今日は曇り空で雨は大丈夫そうです。
レクチャーのお相手が音楽評論家の萩谷由喜子さんと言うことでこの日を楽しみに待っていました。
2時30分に着くと丁度受付が始まった所でした。
オーチャードのレッスン室で行われるこのサロン会も13回を迎える事になるのですね。
ロマンの旅が始まってから7年を迎え世の中は本当に色々な事があり変わってきましたが、このシリーズは毎回順調に進み、そして沢山のファンの方たちに夢と希望を与え続けています。
前半は萩谷由喜子さんとのレクチャーで後半が小山さんを交えたサロン会となります。
時間になるとオーチャードの司会の方の案内で小山さんと萩谷さんが登場されました。
萩谷さんは目の覚めるような着物姿、小山さんは月光をイメージした素敵な衣装です。
今回のテーマが〜月明かりに揺れて〜 月光色:”雲の合い間に見えるおぼろ月の光” となりますが、地球では日食と月食で大きく沸いた年になり、ひょっとして小山さんはそこまで読んでプログラムを作り上げていたのでは。とその才能に計り知れない驚きを覚えました。
レクチャーは萩谷さん、小山さんの対談と共にロマンの旅で演奏される曲のさわりの部分をまじかで演奏してくださる。と言った素晴らしい企画です。
特に印象的だったのはベートーヴェンです。下の写真でも紹介しましたがベートーヴェン直筆ファクシミリの楽譜も見せてくださり、その印象も語られていました。今回の月光は小山さんにとって最近レパートリーに入れた曲と言う事も知り、新鮮な感動を覚えました。きっと小山さんはこの曲を大切に暖めていたのだなぁ、と演奏をまじかで聴きながら感じました。
23日のオーチャードでは、この月光を心の底から楽しみにたいと思います。
ドビッシーの月の光もさわりの部分を演奏してくださいましたが、小山さんの演奏にしばし時を忘れその音色に酔っていました。
萩谷由喜子さんはご存知の方も多いと思いますが、音楽雑誌のショパンなど沢山の音楽雑誌への執筆、またご自身の著書も多数出されている才女であり、またお人柄もとても魅力的で素晴らしい方です。特に彼女が書かれている著書はとても興味深く、また素晴らしい内容なので、お読みになることをお勧めいたします。
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お二人の素晴らしい談話はファンの皆さんを更に音楽の世界へと導いて下さるものでした。
ためになり、そして楽しかったレクチャーは1時間ほどで終わりました。全員での集合写真を撮ってからサロン会へと移りました。24回シリーズの折り返しと言うことで、今回のレクチャーサロン会には多くの方が参加され、皆さんワインを片手に小山さんとの談話を楽しまれていました。
小山さんの第13回音の旅は、6月13日札幌コンサートホール、6月17日大阪 いずみホール、そして6月23日のオーチャードホールと巡って行きます。
また会場で皆さんとお会いいたすことを、楽しみにしています。
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