今週は晴れ続きで今日も最高のコンサート日和でした。
こんな日にチャイコフスキーのピアノコンチェルトが聴けるとは贅沢な一日です。
会場に着くとホール前でバザーが行われていました。地元の住民の皆さんが集まって行っている様です。
秋の暖かな日差しの中のバザー、とても良いですね。
ホールに着くと丁度入場開始となりました。
大きな窓ガラスを採用しているホワイエはとても明るくて開放的な印象です。
とても素晴らしいホールだと思います。
客席もシンプルな構造ですが、音響効果はとても良さそうです。
今日は日本の指揮者の重鎮であります秋山和慶さんと名門、東京交響楽団の皆さんに寄りますオールチャイコフスキーです。
久しぶりに聴きますチャイコフスキーのコンチェルトに胸が高まるばかりです。
1曲目の歌劇「エフゲニー・オーネギン」が終わると舞台の袖に置かれていましたスタインウェイが、舞台の中央に移動されます。
期待に胸を膨らませる中いよいよ小山さんが登場されます。今日のドレスはとても鮮やかなレッドでした。
この色は正しくチャイコフスキーです。
そして指揮者の秋山さんのタクトが振り下ろされるとホルンが会場内になり響き、そして小山さんの華麗なるピアノが壮大に場内を駆け巡ります。何度聴いても胸が熱くなるこの冒頭です。
小山さんが奏でるロシアの作曲家の曲は本当に素晴らしいと思います。
壮大で華麗なピアノは小山さんならではのものだと思います。
第2楽章の落ち着いた秋を思わせる旋律も本当に心地よく心が和んで来ます。クラシック音楽を聴いていて本当に良かったと思わずにいられない瞬間だと思います。
そして第3楽章へ移り気持ちが高まる中、壮大なフィナーと向かいます。指揮者の秋山さんと東京交響楽団の皆さんが一つになり最終へと駆け上がりました。素晴らしい。ブラボーが会場内に響き渡り、そして盛大な拍手が沸き起こりました。
気持ちがスットして、そして元気が満ち溢れる。チャイコフスキーは本当に偉大です。素晴らしい音楽を聴かせて下さいました指揮者の秋山さんと東京交響楽団の皆さん、そして小山さんに心からの拍手を致しました。
小山さんは何度となくカーテンコールに答えた後、アンコールをプレゼントして下さいました。
そうなんです、先日のオーチャードホールのロマンの旅でのアンコールでも弾いて下さいました素敵な曲。チャイコフスキー「四季」より 10月「秋の歌」を弾いて下さったのです。美しいメロディーで心が締め付けられる様な淡い旋律は何とも言えず素敵です。
小山さん、素敵なアンコールも本当にありがとうございました。
休憩時間はチャイコフスキーの余韻に酔いしれながら後半を待ちました。
後半は交響曲第5番でした。指揮者の秋山さんと東京交響楽団の奏でるチャイコフスキーは限りなく美しく、そして壮大なチャイコフスキーで演奏が終わると沢山のブラボーが駆け巡り、そして沢山の拍手が会場内を包み込みました。
終演後はサイン会がありましたが今日も沢山のファンの皆さんが参加して下さり、本当に嬉しい1日となりました。
小山さんは明日が仙台での第16回音の旅の最後の演奏となるためその足で仙台へと向かわれました。
夕暮れは流石に外は寒いでしたが、チャイコフスキーの音楽で元気は沢山もらえました。
また次のコンサートを楽しみに自分自身も小山さんに負けない様に頑張ろうと思いました。
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