まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼「小山実稚恵Produce 3大Bの競演」       2013/12/15(土) 
▼小山実稚恵プレトーク・イベント「小山実稚恵Produce 3大Bの競演」       2013/11/21(木) 

▼どりーむコンサート Vol.83 ロマン感じるチャイコフスキー        2013/11/23(土) 


 「小山実稚恵Produce 3大Bの競演」
小山実稚恵Produce3大Bの競演

小山実稚恵がプロデュースするシリーズ第4回は
日本楽壇の重鎮、チェロの堤 剛を迎えての
3大Bの共演。


2013年12月14日(土)
開演: 15:00
会場:杉並公会堂

出演:堤 剛(チェロ)、小山実稚恵(ピアノ)


バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
〜休憩〜
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番
<アンコール>
ブラームス:
チェロ・ノナタ第1番ホ短調 作品38より第2楽章


師走の杉並公会堂♪


今年もいよいよあと半月を残すばかりとなりました。あと広島での蘭島閣ギャラリーコンサートとオーチャードホールでのジルベスターコンサートを残すだけとなりました。

今日のコンサートは小山さんがプロデュースするシリーズの第4回目となります。

小山実稚恵Produce 3
http://michiekoyama.com/fc/fc2-3/Diary53/Diary56.htm#889

小山実稚恵Produce 2
http://michiekoyama.com/fc/fc2-2/Diary44/Diary51.htm#684

小山実稚恵Produce 1
http://michiekoyama.com/fc/fc2-2/Diary43/Diary44.htm#401

ホールに着くと既に多くの方たちが開場を待っていました。
このシリーズはバラエティに溢れていましていつも楽しみにしています。今回は堤先生との共演です。
3大Bと言うことでバッハ、ベートーヴェン、ブラームスです。
堤先生は皆さんもご存知の通り2013年度の文化功労者として選ばれておりますが、桐朋学園大学の学長を勤められたり、またサントリーホールの館長をつとめられ、と本当に日本のクラシック音楽界における重鎮でありながらコンサートにも多数出演されたりと正にスーパースター的存在の現役アーチストであります。
プログラムは堤先生のバッハから始まりました。堤先生の満身を込めたチェロの響きは重厚で聴く者の心に直接響いて来ます。
そして2曲目は2つ目のBでありますベートヴェンの月光を小山さんがお弾きになられました。
ベートーヴェンは先日の田園交響曲に引き続き聴く事になります。月光の第1楽章は静かな響きですが何とも言えず心に訴えかけてくるものがあります。可憐な第2楽章とそしてクライマックスの第3楽章ととても素晴らしい演奏でした。
演奏が終わると沢山の拍手が会場内を響き渡っていました。
休憩時間が終わると3つ目のBでありますブラームスのチェロ・ソナタです。前半がソロで後半がデュエットととても良いプログラムになっています。
小山さんの室内楽はいつも安心して聴けるものがありますが、これは一重に小山さんのお人柄としていかなる時にも共演者と理解し合えると言う天性があるからだと思います。堤先生とのデュエットは勿論最高のブラームスであり、お二人とも心の底から音楽を楽しまれていると言う事が直ぐに分かる演奏でした。
アンコールも同じくブラームスのチェロ・ソナタで第1番の第2楽章でしたが、とても美しい旋律で素晴らしい演奏でした。
物静かですが内に秘めたるものを沢山お持ちになっている。堤先生と小山さんのお二人からいつも感じている印象です。
終演後はお二人揃ってのサイン会がありました。沢山のファンの皆さんが堤先生、そして小山さんと会話を楽しんでいました。
クリスマスシーズンを向かえ華やかになっている街中ですが、落ち着いた雰囲気の中でじっくりと聴くクラシック音楽は正に最高に贅沢な時間と言えると思います。
今年も沢山の小山ファンの皆さんとお会い出来ましたが、来年も引き続きお会い出来る事を楽しみにさせて頂きます。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚です!
レコード・アカデミー賞受賞した「シャコンヌ」です=> こちらです



今日もとても良いお天気でした

東京は日中は15℃くらいの暖かさです



歩道には荻窪駅から杉並公会堂まで続く案内の表示があります



開演45分前に現着しました





14:30に開場です



当日券も若干ありました




1階には喫茶コーナーもあります




入場時間となりました




開放的な空間です

開演前の様子です



演奏前の様子です





終演となりました




クリスマスツリーが見事です



CD売り場は大盛況です




終演後は堤先生とのサイン会があります



アンコールもブラームスでした
サイン会は長蛇の列でした(左端の列です)



堤先生と並んでのサイン会




クリスマスイルミネーションをバックに
<撮影・掲載 了解済み>





モダンな杉並公会堂



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Date: 2013/11/21(木)

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 小山実稚恵プレトーク・イベント「小山実稚恵Produce 3大Bの競演」
小山実稚恵プレトーク・イベント
「小山実稚恵Produce 3大Bの競演」

出演:小山実稚恵、萩谷由喜子(音楽評論家)

日時:2013年11月29日(金) 19:00開演

会場:杉並公会堂 小ホール


小山実稚恵がプロデュースするシリーズ第4回は日本楽壇の重鎮、チェロの堤 剛を迎えての3大Bの共演。

2013年12月14日(土)開演: 15:00
会場:杉並公会堂
出演:堤 剛(チェロ)、小山実稚恵(ピアノ)

バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番





小山実稚恵さん、東燃ゼネラル音楽賞受賞に引き続きレコード・アカデミー賞受賞おめでとうございます。
「シャコンヌ」がみごと本年度の日本のレコード会社から発売されたクラシック分野のディスク中から選ばれました。
・・・・・
今週は12月14日のコンサートに先駆けて音楽評論家・萩谷由喜子さんとのプレトーク・イベントです。
JR荻窪駅を降りて歩くこと約10分で杉並公会堂に着きました。まず目に飛び込んで来たのは大きな電飾されたツリーです。早くもクリスマスの雰囲気満点でした。
会場に入ると事前に応募されていました約100名の方が来られていました。
時間になると係りの方の案内で小山さんと本日のお相手をされる萩谷さんが登場されました。
小山さんはとてもエレガントな服装、萩谷さんは和服でした。
今回、ベートーヴェンの月光がソロとしてプログラムに組み込まれていることから先日のオーチャードで弾かれた田園についても萩谷さんより質問がされました。
交響曲をピアノソロで弾く場合、ピアノの特性としてオーケストラの音域をカバーしているが弦楽器の様な音の繋ぎが出来ず音が減衰していくためそれも難しいと述べられていました。今回の田園で小山さん自身、これまでにない体験をされたとの事でした。
そしてその田園のさわり部分ですがメインのフレーズを弾いて下さいました。
勿論、月光も少し弾いて下さいましたがやはりいいですね!12月14日の演奏が本当に楽しみです。
ベートヴェンと言えば小山さんと同郷の宮澤賢治がクラシック音楽が大好きで彼の文学と密接な関係があり、この事を萩谷さんが今回『宮澤賢治の聴いたクラシック』と言う著書を出筆されました。これには宮澤賢治が実際に聞いたレコードの当時の音源からそれらを復刻したCDも2枚添付してあります。ご興味のある方は萩谷さんのホームページをご覧下さい。
そして今回共演される堤先生との事を語られましたがデュオを組まれるのはここ数年からで、そのお人柄の素晴らしさと普段は物静かな方ですがチェロをお弾きになる時の情熱の凄さは驚くばかりと言う事で、この事は小山さんと全く同じ人間性だなと思いました。きっとお二人の性格に合い共通される所があるのではと思います。
その後は会場の皆さんからの質問コーナーでしたが、とても興味深いものばかりでした。
特に興味深い質問としては、ピアノ以外にどの様な楽器をされていますか?に対しまして1年くらい琴を習われたとの事でこの事は僕も始めて知りましたが小山さんならば頷ける楽器だと思いました。
1時間30分くらいの時間でしたがとても和やかでしたが内容の濃い貴重な時間を過ごす事が出来ました。
これで12月14日の本番は益々興味深いものとなりました。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです


今日のお勧めの1枚です!
レコード・アカデミー賞受賞した「シャコンヌ」です=> こちらです




今年もあと1ヶ月です。




19時開演です


開演前の様子です

終演となりました



サイン会も行いました

萩谷由喜子さんと
<撮影・掲載 了解済み>



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Date: 2013/11/21(木)

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 どりーむコンサート Vol.83 ロマン感じるチャイコフスキー
どりーむコンサート Vol.83 
ロマン感じるチャイコフスキー

2013年11月23日(土・祝)
14:00 開演

会場:府中の森芸術劇場 どりーむホール


チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニー・オーネギン」よりポロネーズ
ピアノ協奏曲第1番
<アンコール>ピアノソロ
チャイコフスキー「四季」より 10月「秋の歌」

〜休憩〜
交響曲第5番ホ短調


[指揮]秋山和慶
東京交響楽団




今週は晴れ続きで今日も最高のコンサート日和でした。
こんな日にチャイコフスキーのピアノコンチェルトが聴けるとは贅沢な一日です。
会場に着くとホール前でバザーが行われていました。地元の住民の皆さんが集まって行っている様です。
秋の暖かな日差しの中のバザー、とても良いですね。
ホールに着くと丁度入場開始となりました。
大きな窓ガラスを採用しているホワイエはとても明るくて開放的な印象です。
とても素晴らしいホールだと思います。
客席もシンプルな構造ですが、音響効果はとても良さそうです。
今日は日本の指揮者の重鎮であります秋山和慶さんと名門、東京交響楽団の皆さんに寄りますオールチャイコフスキーです。
久しぶりに聴きますチャイコフスキーのコンチェルトに胸が高まるばかりです。
1曲目の歌劇「エフゲニー・オーネギン」が終わると舞台の袖に置かれていましたスタインウェイが、舞台の中央に移動されます。
期待に胸を膨らませる中いよいよ小山さんが登場されます。今日のドレスはとても鮮やかなレッドでした。
この色は正しくチャイコフスキーです。
そして指揮者の秋山さんのタクトが振り下ろされるとホルンが会場内になり響き、そして小山さんの華麗なるピアノが壮大に場内を駆け巡ります。何度聴いても胸が熱くなるこの冒頭です。
小山さんが奏でるロシアの作曲家の曲は本当に素晴らしいと思います。
壮大で華麗なピアノは小山さんならではのものだと思います。
第2楽章の落ち着いた秋を思わせる旋律も本当に心地よく心が和んで来ます。クラシック音楽を聴いていて本当に良かったと思わずにいられない瞬間だと思います。
そして第3楽章へ移り気持ちが高まる中、壮大なフィナーと向かいます。指揮者の秋山さんと東京交響楽団の皆さんが一つになり最終へと駆け上がりました。素晴らしい。ブラボーが会場内に響き渡り、そして盛大な拍手が沸き起こりました。
気持ちがスットして、そして元気が満ち溢れる。チャイコフスキーは本当に偉大です。素晴らしい音楽を聴かせて下さいました指揮者の秋山さんと東京交響楽団の皆さん、そして小山さんに心からの拍手を致しました。
小山さんは何度となくカーテンコールに答えた後、アンコールをプレゼントして下さいました。
そうなんです、先日のオーチャードホールのロマンの旅でのアンコールでも弾いて下さいました素敵な曲。チャイコフスキー「四季」より 10月「秋の歌」を弾いて下さったのです。美しいメロディーで心が締め付けられる様な淡い旋律は何とも言えず素敵です。
小山さん、素敵なアンコールも本当にありがとうございました。
休憩時間はチャイコフスキーの余韻に酔いしれながら後半を待ちました。
後半は交響曲第5番でした。指揮者の秋山さんと東京交響楽団の奏でるチャイコフスキーは限りなく美しく、そして壮大なチャイコフスキーで演奏が終わると沢山のブラボーが駆け巡り、そして沢山の拍手が会場内を包み込みました。
終演後はサイン会がありましたが今日も沢山のファンの皆さんが参加して下さり、本当に嬉しい1日となりました。
小山さんは明日が仙台での第16回音の旅の最後の演奏となるためその足で仙台へと向かわれました。
夕暮れは流石に外は寒いでしたが、チャイコフスキーの音楽で元気は沢山もらえました。
また次のコンサートを楽しみに自分自身も小山さんに負けない様に頑張ろうと思いました。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚です!=> こちらです



とても良いお天気でした

ホール前の広場でバザーが開かれていました







色々な物が売られています




開演30分前に着きました







早くもクリスマスの雰囲気が・・・




今日の案内です




満席でした





モニターの画面です



明るく開放的なホワイエです








CD売り場も盛況でした








開演前の様子です

一人一人と楽しい語らいを・・・



終演となりました




沢山の感動を胸に・・・




サイン会は長蛇の列でした
ファンの皆様との楽しい会話



<撮影・掲載は了解済みです>
素晴らしい演奏をありがとうございました

<撮影・掲載は了解済みです>
サイン会終了後の小山さん


Date: 2013/11/23(土)

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