まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼ サントリーホール メンバーズ・クラブ特別コンサート       2011/04/13(水) 
▼ 2011 都民芸術フェスティバル / オーケストラ・シリーズ No.42     2011/02/10(木) 
▼ 小山実稚恵Produce ショパン・ピアノ協奏曲集(室内楽版)     2011/01/28(金) 


サントリーホール メンバーズ・クラブ特別コンサート

No. 44 堤剛(Vc) & 小山実稚恵(Pf) 〜春の宵、
ブラームスに魅せられて

2011年4月13日(水)
開演 19:00

会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)


ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 op.38
〜休憩〜
チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99

<アンコール>
シューマン:
アダージョとアレグロ 変イ長調 op.70

<公演後>
演奏者のお話を聴く「Meet the Artists」
ナビゲーター:山田美也子
大ホールではオペラが・・・

東京は桜満開で春真っ盛りです。
今日はブラームスのチェロソナタを2曲。非常に楽しみなプログラムです。
堤さんとの競演はこれまでにも何度かありましたが、その充実した演奏内容には定評があります。
大ホールではオペラのドミンゴさんのコンサートもあり会場の熱気は凄かったですが、こちら小ホールも、大ホールに劣らず日本のクラシック音楽界の重鎮であるアーチスト2名で、今日のサントリーホールは凄い取り合わせです。

今日の小山さんは玉虫色の素敵なドレスで堤さんと共に舞台へ登場されました。
ブラームスの優美で重厚、そして暖かなチェロの響きが場内を包み込みました。
堤さんのチェロは聴く者の心を振るわせる熱い魂を感じる事が出来ます。
そして小山さんのピアノ。それぞれの魂が見事に融合し、そして響き合っています。
震災後は、この鈍感な私でも心に余裕が持てなく、何か重いものを背負っている様な感覚に捉われている毎日ですが、やはり今日は来て本当に良かったと思います。
音楽の持つ力をこれほどまでに感じる事が出来るとは・・・
そしてアンコールはシューマンでしたが、ブラームスの後に聴くシューマンの響きはとても繊細でまろやかな雰囲気を味わうことが出来ました。

終演後は、「Meet the Artists」と言うコーナーがあり約30分間、お二人のトークが聞けました。
小山さんはまず、今回の被災について語られました。
皆さんもご存知の様に、小山さんは仙台のご出身ですが、故郷での災害に大きく心を痛めておられます。
そして被災された方々に少しでも夢と希望を与える事が出来たらと、現地での演奏を節に願っておられます。
小山さんには大きな負担を掛ける事になりますが、くれぐれも無理をなさらず、ご自身の健康だけはご自愛頂き、頑張って頂ければと思います。これはファンの皆さんのお気持ちでもあると思います。
堤さんも、音楽の持つ力について語られました。私は以前より堤さんの謙虚で温かみを感じる人間性の素晴らしさを感じていますが、今回もそのお話はとても素晴らしくやはり堤さんは日本を代表する音楽家だなと、しみじみ感じました。
今月の21日には、ここサントリーホールで東北応援チャリティ・コンサートが開催されます。
一刻も早く、被災された皆様方が普段の生活に戻れる事を節に願います。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>



節電のため、照明が落とされています

エスカレータも節電です




赤坂の夕暮れはモダンです



カラヤン広場のいつもの風景




Blue Rose の案内

Blue Rose の開演は19時です。



大ホールではプラシド・ドミンゴのコンサートが・・・

小ホールへの入場風景



小ホール前でCDの発売も・・・

初めての小ホール


約400名の客席は勿論満席です

演奏前の一コマ



休憩時間の喫茶コーナー
ドリンク付きコンサートでしたのでワインを・・・



終演後の小山さん
(撮影・掲載 了解済みです)




終演後のカラヤン広場

夜はすっかり更けていました



<クリック拡大>


Date: 2011/4/13(水)

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2011 都民芸術フェスティバル / オーケストラ・シリーズ No.42

2011 都民芸術フェスティバル / オーケストラ・シリーズ No.42

2011/2/10(木)
19:00 開演

会場:東京芸術劇場 大ホール (東京都)

[指揮]飯守泰次郎
[演奏]東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ワグーナー:
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガ―」前奏曲
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

〜休憩〜

ベートーヴェン:
交響曲第7番



久しぶりの藝劇♪

今日は久しぶりの皇帝です。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏は今日が初めてです。
藝劇はバブル全盛期に作られたホールで大ホールは地上9階部分に位置しているとのこと(東京メトロからの騒音を恐れこの高さになったみたい)。そして小学校の跡地に立てた建造物です。
池袋駅からも数分の場所で交通の便も最高です。
都民芸術フェスティバルは格安のコンサートを最高の演奏で楽しめる理由から、毎回チケットは早い段階で完売になります。小山さんはこのシリーズの常連でもあります。昨年はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。
例のなが〜〜いエスカレーターを上り会場に着くと沢山の人が入場時間を待っていました。
広々とした場内はいつ来ても最高の開放感があります。東京の余裕すら感じさせるこの感覚は素晴らしいものがあります。
そしてCD販売のコーナーには、終演後に小山さんのサイン会があるとのお知らせが・・・
リサイタル以外でのサイン会は嬉しいお知らせです。
そして今日はワーグナーとベートーヴェン。重厚で華やかな曲ばかりです。
ニュルンベルクのマイスタージンガ―は圧巻でした。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は素晴らしい楽団でした。そして指揮者の飯守泰次郎 さんは手を怪我をされた様で右腕だけでの演奏でしたが、そんな事は微塵も感じさせない素晴らしい演奏でした!!
そして皇帝です。小山さんはダークブラウンの素敵なドレスで登場されました。
飯守さんのタクトが振り下ろされると、オーケストラの響きがダーンとこだまし小山さんのピアノが・・・
最高の瞬間です。皇帝の中でもこの部分は一番印象に残る部分です。
そして重厚で洗練された演奏は例えようもない贅沢な時間であります。まさしく皇帝そのものを表現した力強く生き生きとしたピアノは小山さんがもっとも得意とする範疇であると思います。
今日も小山さんの情熱とエネルギーを沢山味わうことの出来る最高の一曲でありました。
演奏後はブラボーと拍手が舞い起こり情熱溢れる演奏に対して永遠と続きました。
休憩時間は広々としたホワイエで寛げます。東京の一等地でこの贅沢が味わえるのもここ藝劇ホールの特徴です。
そして後半は、 ベートーヴェンの交響曲第7番で飯守さんと東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の皆さんの力量の高さを再度確認する事になります。素晴らしい楽団と指揮者であります。
最後は本当に絶叫に近いブラボーと声援でした。
熱い演奏が終わりCD売り場へ駆けつけると小山さんのサイン会が始まっていました。
リサイタルではありませんでしたが長蛇の列がそこにありました。
ファンの皆さんと小山さんとの楽しい会話に花が咲いていました。

明日は東京も雪が降るとの事です。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>



バブル時代に立てられた藝劇




すでに完売です!




いつ見ても大迫力のエスカレーター




ちょうど入場開始しました




あっという間に大混雑状態

天井のステンドグラスも綺麗です!!







「リトル・プリンセス」マルトン・ラースロー
(1925〜 ハンガリー)作

広々とした空間



開演前のウキウキ感




どでかいホールです

今日の席(中2階の最前列)



小山さんのCD販売

終演後にサイン会も・・・



休憩時間のひと時



暖かいカフェはうまい


休憩時間はこんな感じです




終演となりました

サイン会の列です




リサイタルでなくとも長蛇の列でした



心を込めてサインを・・・
<撮影・掲載 了解済み>

楽しい会話が弾みます
<撮影・掲載 了解済み>



素敵な1枚をご紹介♪
<撮影・掲載 了解済み>



ホール内の展示物




池袋より山手線で渋谷へ・・・

明日は東京も雪らしい・・・・



クリック


Date: 2011/2/10(木)

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小山実稚恵Produce ショパン・ピアノ協奏曲集(室内楽版)

小山実稚恵Produce 
ショパン・ピアノ協奏曲集(室内楽版)

小山実稚恵Produce
ショパン・ピアノ協奏曲集(室内楽版)
小山実稚恵デビュー25周年。

室内楽版に聴くピアノ協奏曲の新たなる世界。

2011/1/28(金)
開演19:00

会場:杉並公会堂〈大ホール〉

ピアノ/小山実稚恵、弦楽五重奏

(共演者)
景山誠治(Vn)
景山裕子(Vn)
安藤裕子 (Va)
上森祥平(Vc)
渡辺玲雄(Cb)


ショパン:
ワルツ:第10番、第3番、第19番、第8番
ピアノ協奏曲第2番(室内楽版)  

〜休憩〜

ピアノ協奏曲第1番(室内楽版)  

<アンコール>
ショパン:ワルツの第1番 作品18



今週は立て続けに3公演目です。明日の第一生命ホールのコンサートは残念ながら行けないため、今日は思う存分ショパンの音楽に浸ってみたいと思います。
小山実稚恵さんは、ここ杉並公会堂で小山実稚恵Produceとして様々なコンサートを企画しています。
前回は2007年11月にもピアノ・スピリット「11月のショパン」 として企画されていますが、この時もとても素晴らしく楽しい企画でした。
今回の企画は先日1月22日に弦楽四重奏を競演したメンバーにコントラバスが加わった弦楽五重奏なります。
山手線で新宿まで行き中央線に乗り換えて荻窪駅で下車します。徒歩15分位で現着。
5時に会社を出て途中食事を取り6時30分にはホールに着きました。
ホワイエはあまり広くありませんが、そのせいか周囲の方たちとは親近感が持てる距離になります。
今日は2階席の小山さんの背後の席ですが、丁度手元が見える位置になります。
時間になるとワインレッドのとても素敵なドレスの小山さんが皆さんの前に登場されました。
まずはワルツを4曲。とてもリズミカルで軽快な音色が会場内を駆け巡りました。小山さんらしい、上品で優雅な演奏です。そしてピアノ協奏曲第2番(室内楽版)です。弦楽五重奏ならではのとても暖かく素朴な、例えて言うならば枯れ葉が舞うワルシャワ郊外の小さな公園の陽だまりで温もりを感じている様な気分です。特に第二楽章はやはりジ〜ンと来ました。この年になっても心を締め付けられる様な淡い気持ちが込みあがって来ます。目を閉じると遠い昔のあの当時が脳裏に蘇って来ます。
そして休憩後はパルテノン多摩で聴いたピアノ協奏曲第1番(室内楽版)です。前回と違う点はコントラバスが加わったこと。音の幅が広がり深みが更に増していました。
もしショパンが杉並公会堂に来ていたら、きっとブラボーを連発していたと思います!
楽しかった演奏も終演となりました。
そしてお待ち兼ねのサイン会は今日も大盛況で長蛇の列でした。一言、小山さんとお話がしたい。今日の気持ちを語りたい、など皆さん様々な思いで小山さんとご対面されました!
気がつけば来週はもう2月になります。
12年24回の「小山実稚恵の世界」も今年は折り返しの年です。皆さんと共に楽しい1年を過ごしたいと思います。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

今日のお勧めの1枚<クリック>



JR荻窪駅から徒歩15分くらい

今日の案内のポスター



19時開演です

假屋崎省吾さんから



ホワイエには沢山の皆さん

バランスのとれたホールです



この場所から==>

10倍ズームで撮りました



僕の席からは・・・

休憩時間の様子です



CD売り場はこんな感じです

たくさんの種類から選べます


サイン会の長蛇の列





今日も沢山の方と会話されました
<撮影・掲載 了解済み>

新春に相応しい1曲です!



今日も素晴らしい一日でした

JR荻窪駅



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Date: 2011/1/28(金)


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