まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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第1回 ロマンへのさすらいの旅〜

第1回 2006年 春 〜ロマンへのさすらいの旅〜   No.1 白:ものごとのはじまり
オーチャードシリーズ「小山実稚恵の世界」 第1回レクチャー&サロン


第1回 2006年 春 〜ロマンへのさすらいの旅〜

2006年6月24日(土)開演15:00 □白:ものごとのはじまり

〔シューマン没後150年〕
シューマン: アラベスク ハ長調 作品18
シューマン: 幻想曲 ハ長調 作品17
ショパン: ノクターン 第8番 変二長調 作品27-2
ショパン: マズルカ 第32番 嬰ハ短調 作品50-3
ショパン: 舟歌 嬰へ長調 作品60
シューベルト: 幻想曲 ハ長調「さすらい人幻想曲」作品15 D.760


<アンコール>
1)バッハ 平均律第1集、第1番よりプレリュードC-Dur
2)ショパン 練習曲作品10−1 C-Dur
3)ショパン 練習曲作品10−12 c-moll
4)ベートーヴェン バガテル 作品33−5 C-Dur


<クリック 拡大>
今日は高ぶっている気持ちを抑える意味でオーチャードへ行く前に、一本裏の道沿いにあります名曲喫茶「ライオン」へ立ち寄りました。
店内はちょっとカビ臭いですが、薄暗い雰囲気と格調高き雰囲気?が何とも言えいえない名曲喫茶です。
店内に入り椅子に着くとお水とプログラムを持ってきてくれます。私はレモンスカッシュを頼みました。
丁度、お客様のリクエストでブラームスの交響曲第1番が始まる所でした。とは言っても観客(お客)は私を含めて4人でした(^^;;
メニューには”店内での会話はご遠慮ください。”と書いてありますので、行かれる方は普通の喫茶店とは全く違いますのでご注意ください。
30分位いましたが、気分はすご〜〜く落ち着きました。ここは本当に渋谷?なの?と言わせるお店ですよ!
オーチャードへはここから5分くらいで着きました。
開場10分位前に着きました。2時30分が入場開始時刻ですが、25分にはドアが開き5分早めの開場です。
ホール内を散策しましたが、さすがに渋谷にあるホールです。お客様もなんとなしに都会の香りがする方ばかりです。
さていよいよ待ちに待ったロマンへの旅立ちです。
” 今日のコンサートは一言で言えば全てが美しかった! ”
今日の小山さんは純白のドレスでした。そして私の座席は私にとりましては最良の位置でした。
純白のドレスの小山さんの丁度斜め後ろに白い大きなお花があり、そのお花と小山さん、そしてスタインウェイの位置と色合いが絶妙のバランスで配置され、私は音と共にその白を基調とした色のバランスの美しさの中に、完成された小山さんの音と色の世界の境地を見たのです。
私は小山さんのピアノと息使いを感じる音の世界、それに色の世界がこの永遠とも言える瞬間の時を十分に心へ刻み込む事が出来ました。
シューマンの幻想曲ハ長調は、先のレクチャーで完全にノックアウトの洗礼を受けましたが、その有り余る音の美しさは骨の髄まで染み渡る想いでした。
後半の舟歌は小山さんと共にゴンドラに乗り、音の世界を漂うまさとでした。ゴンドラの行き先はまだ分かりません。でも12年後には行き先が見えて来ると思います。
第1回目の小山さんの音の世界はトキメキと感動、そして希望を私達におしみなく届けて下さいました。
ピアノで綴るロマンの旅はまだ始まったばかりです。秋の 〜献呈〜 がもう待ちどうしく、そしてそれを大きな楽しみとして毎日を頑張るまさとです。
小山さん、大きなロマンの旅の第1歩をありがとうございました。これからも一緒に旅を続けさせてください。
そして皆さん、また秋にお会いしましょう。それまで健康にご留意されて毎日を頑張って下さい。



今日はルビンとマルコも嬉しいにゃ〜〜〜ん♪
           




オーチャードホールに近い名曲喫茶 「ライオン」  

6月のプログラム=>クリックすると中身が見れます!




開場10分前

5分早く開場されました




早速、小山さんの素敵なポスターを発見!

 開演前のピアノとお花。




  開演前の1階 フロアーです




 こちらは休憩時間の1階フロアーです




 こちらは2階フロアーです  




2階にある喫茶コーナーは沢山の人でした




沢山のCD発売です。 

7月3日にぴあ出版から発売されるシリーズの本が販売されていました。




 終演しましたがまだ時間は早いです。

早速サインを頂きました。




  <クリックで拡大> 
約20ページの豪華な小雑誌。
小山さんのお話がとても素敵です!
 

<次回のご案内  クリックで拡大>


Date: 2006/6/24(土)

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 オーチャードシリーズ「小山実稚恵の世界」第一回レクチャー&サロン


2006年6月11日(日)  開演:15:00

オーチャードシリーズ「小山実稚恵の世界」 第一回レクチャー&サロン

場所:オーチャードホール B1F リハーサル室

出演者:小山実稚恵/黒田恭一


今日はオーチャードシリーズ「小山実稚恵の世界」第一回レクチャー&サロンがオーチャードホールのリハーサル室で行われました。
リハーサル室はとても広い空間で小山さん達は、いつもここでリハーサルをされているのかなぁ、なんて思いながら会場内へ入りました。
司会役はBunkamura オーチャードホール・プロデューサーであり評論家の黒田恭一さんとのレクチャーです。
黒田さんはユーモアを交えたとても歯切れの良い進行で長年に渡るベテラン振りが発揮されていました。
まず印象に残ったのは小山さん達お二人の椅子がとても高く座るのが大変そうでしたが、後になってその高さが客席の私達の目線と微妙に合っていることが分かりました。
このホールはリハーサル室との事で音の響きはとても良かったと思います。
お二人のトークが主体でしたが印象に残っている内容としましては12年間のシリーズは、やはり小山さんの熱い思いと深い理由と謎が組み込まれている様です。パンフレットの各シリーズのNo.(ナンバー)のタグにもそれぞれ色が付けられていますが、この色にも小山さんのメッセージが組み込まれているのです。第一回目は白です。
あと私には少し難しかったのですが、音階についての説明を小山さんがそれぞれの音階の特色を自らピアノを弾きながら語られて下さいました。
そのお姿はとても楽しそうでこれから先のシリーズの楽しさが予感されます。
今年はモーツァルトの生誕250年と騒がれていますが、実はシューマンは没後150年だそうです。ただ殆ど取り上げられる事がないのは、モーツァルトの様な幅広いジャンルではないからとの説明で、更に黒田さんは元旦生まれだそうで、そのお陰で誕生日のおめでたさは殆ど忘れ去られていてシューマンと同じ運命だとのトークで会場内は大爆笑でしたが、一番受けていたのは小山さんでした。
小山さんの素直で飾らない気持ちがひしひしと感じ取られるレクチャーでこの先の12年間シリーズの期待は更に深まって行く次第です。
最後に24日のプログラムでもありますシューマンの幻想曲ハ長調の第一楽章を私の目の前で演奏して下さいました。同じ目線にあるピアノと小山さんの息使いで完全にノックアウトされたのは私だけではありませんでした。
後半はなんと立食パーティーまで用意されていまして、小山さん、黒田さんも参加されて和気あいあいの雰囲気でした。
前半のレクチャーでたまたまお隣に座られた方からお声を掛けていただき、なんと今日来る前に下調べとしてファンサイトに3回も訪れてくださっていたと言うお話で、音楽の話題に花が咲きまくりました。本当にありがとうございました。音楽の話にとらわれて十分なご挨拶も出来ずに申し訳ありませんでした。この場をお借りしましてお礼申し上げます。また、24日にお会い出来ることを楽しみにしております。
今日は私も小山さんと楽しくお話が出来てとても幸せでした。
これからもよろしくお願いいたします。
朝から一日中雨でしたが、私の心は快晴でした。
では、皆さん24日にオーチャードホールでお会いいたしましょう。




  渋谷 Bunkamura オーチャードの出入り口です。

この奥に今日の会場(レッスン室)があります




オーチャード内のいたる所に小山さんのポスターがありました  



Date: 2006/6/11(日)

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