7月14日(木) 文京シビックホール
開演: 18時45分
司会者: 大木優紀、羽田健太郎
[ テレビ朝日・題名21へ ]
演奏者
スタニスラフブーニン
小山実稚恵
北村朋幹
中村里香
<前半>
20005年9月11日(日) 放送
スタニスラフブーニン
3つのマズルカ
第39番、第40番、第41番
バラード
第4番
中村里香
12の練習曲より 作品25−2
北村朋幹
ノクターン 第18番
(後半>
20005年9月4日(日) 放送
小山実稚恵
舟歌 作品60
今日はテレビ朝日・題名のない音楽会21の公開放送です。
私はこの様な公開放送は始めての経験なので、ワクワクしながら会場へ向かいました。
文京シビックホールは池袋から地下鉄丸の内線の後楽園駅の直ぐそばにある、高層ビルの中にあります。
会場に着くと既に沢山の人であふれかえっていました。
いつものコンサートとは全く違う雰囲気が漂っています。
当選のはがきを渡してチケットと引き換えになります。
私は2階の丁度中央の席で、舞台の全てが見渡せる最高の位置です。
1部と2部に分かれていてそれぞれ放送日は違う日にされるとの事でいずれもブーニンさんが登場されるものです。
舞台の上には固定されたテレビカメラが1台と2チームに分かれたカメラマンがいて舞台上を所せましと移動しています。
司会者の大木優紀さんがまず登場されて放送内容の説明があり、続いて羽田健太郎さんが登場されました。
実際の放送では聞けないような会話もあった様に思うので、この辺は後で編集されるんでしょうね!?
前半はまずブーニンさんがマズルカ 39、40、41番とバラード 4番を弾きそれを撮影しまくっていました。
演奏終了後に舞台上の配置換えになりますが、更にピアノが1台持ち込まれ2台になりました。
中村里香さんと北村明幹さんと言う小学生の女の子と中学生の男子がブーニンさんのレッスンを受けるという内容です。
二人ともコンクールで優勝している優秀なピアニストです。
ブーニンさんのレッスンはとても丁寧で分かり易くしかも熱心で心の温かい方なのだなとつくづく感じました。
正直な所、これまでブーニンさんに抱いていたイメージとは全く違いとても心の温かい素晴らしいピアニストなんだなと、再認識いたしました。
やはり音楽は演奏者の人間性そのものが表現されるものであり、著名なピアニストさんたちは単に技術だけが問われるのではなく、その人物の人間性までもが問われると言うことなのですね。
さてレッスンは無事終了しました。
ここで15分間の休憩が入り、第2部は8時25分からです。
後半はまずピアノが1台設置され、小山さんの登場です。
司会者の大木さんが、小山さんの紹介をまず行いそして小山さんの登場です。
今日の小山さんは純白のドレスで、最高に素敵です!
ここで小山さんは舟歌をフル演奏されました。
小山さんの舟歌は2階席までストレートに音が届いてきます。
いつも聴きなれている小山さんの最高の演奏です。ファンの一人として、鼻高々の気分です。
いつもと違うのは、テレビカメラ2台が忙しく舞台上を移動している所でしょうか。
小山さんの演奏が終わると舞台上にスタインウェイが2台、客席に向かってピアニストの顔が見える位置にハの字に配置されました。
通訳がブーニンさんのピアノのそばに、小山さんのピアノのそばには羽田さんが座っています。
内容は、ショパンコンクールでの思い出から今後の抱負までとても充実したインタビューでした。
当時のブーニン旋風は日本では大変なもので、新聞紙上を賑わしていた事を私も記憶しています。
またブーニンさんは旧ソ連より亡命された方で大変だった当時を振り返っていました。
小山さんは、いつもの素敵な笑顔でショパンコンクールの時の気持ちをとても分かり易く素敵にお話されていていました。
小山さんはピアノ演奏は勿論ですが、トークもとても魅力的なお方です。いつかお話出来る機会があれば嬉しいのですが・・・・
お話の流れの中で時々ピアノを弾かれましたが、殆どがトークでした。私にとっては小山さんのお話が沢山聴けてとても嬉しいでした。
しかし、録画というのは大変な作業なんですね。気が付くと10時近くになっていたと思います。
いつもと違った小山さんとお会い出来て、まさとには最高の一日でした。
文京シビックホール
入り口付近です
ホール内は通常のコンサートよりすごい人です
開演前の風景です
CD販売所です
会場内のモニターです
閉演後の皆さんです
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