まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。


▼ ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(第1日目)2005/04/29(金)
▼ 彩の国ブラームス(室内楽)プロジェクト 2005/03/26(土)

▼ スマトラ島沖地震津波災害復興支援コンサート 2005/03/16(水)

  
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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(第1日目)                                            ★2006年はこちら          ★2007年はこちら


4月29日(金・祝)午後8時30分開演 
東京国際フォーラム  ホールB7

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 音楽祭2005

<プログラム>
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111

今日は、待ちに待った熱狂の日です。
朝から真夏の陽気でまさに熱狂の日になりました!!
開演時間が午後8時30分と遅いので、夕方友人と渋谷で会い焼肉などを食べて元気を付けてから会場へ向かいました。
渋谷からは半蔵門線に乗り永田町で有楽町線に乗り換えれば直ぐです。
東京国際フォーラムは有楽町の目の前にあります。
会場に着きまず驚いたのは、会場内に流れるベートーベンの音楽です。
メイン通りをあるきましたがあまり人がおらず、あれっと思いながら散策してみると、皆さんホールで演奏を聴いていたり、レストランや屋外の休憩所などに溢れんばかりにいました。
屋外の休憩所では、トラックの荷台につまれた大きなスクリーンでコンサートのビデオが映し出されていて、待ち時間の皆さんが暇をもてあそぶ事が無い様になっています。
屋内ではアマチュア演奏家による無料のコンサートも行われていていました。
それにベートーベン市場なる所があり、ここにはよくも集めましたね!と言うくらいにあらゆる種類のベートベングッツが販売されていました。またここの一角には子供と大人が楽しめるようにクイズコーナーやベートーベン、モーツアルト、ハイドンの顔を繰りぬいパネルがあり、ここに顔を差し込めば、もうベートーベンになれます。でも、さすがに大人は誰もやってませんでしたね(^^;
あと、面白い企画としてはアップルのipod が置かれていてプログラムの音楽を聴く事が出来るようになっていました。勿論無料のコーナーです。
ホールへの案内板がいたる所にあるので迷うことはありませんでした。また係りの方が沢山いて規模の大きさを感じさせます。
お客さんは20歳、30歳代の比較的若い層の人がとても沢山見受けられいつものコンサートとは違うなっと感じました。
そんなことを感じているうちに、いよいよ小山さんのリサイタルです。
今日はホールB7です。B7とはBホールの7階という意味でエスカレーターで7階まで登ります。しかし東京国際フォーラムはデカイです。
ホールにつくと沢山の人がいて、その活気はいつもとは違い物凄いパワーを感じましたね。
会場内は大量の折りたたみ椅子で埋め尽くされており、あっと言う間に空きの椅子はほとんど無くなりました。
さて、小山さんの登場です。
先日まで海外演奏をなされていましたので、お疲れではないかとちょっと心配していましたがいつもと変わらず、とってもお元気なお姿といつもの笑顔を拝見した瞬間、ホット出来ました。やはりご本人とお会い出来て元気なお姿を拝見出来ますと、とても嬉しいですね♪
今日は照明の関係で少しドレスの色が分かり難いでしたが、ゴールド色のドレスで小山さんはとても素敵でした!!
音楽ホールでは無いので音の響きはどうなのかなっと心配しましたが、私は2列目だったためか小山さんのピアノの音はいつものコンサートと同じにとても気持ち良く届いていました。
小山さんはベートーベンにしきりに語りかけていました。
ピアノソナタ第32番では、その気迫に満ち溢れた演奏に思わず鳥肌が立ち、そして恥ずかしながら少し涙が込み上げて来てしまいました。
とても素晴らしいソナタでした。心の叫びと言いますか、その様なものが噴出してくるのが実感出来る最高の演奏だったと思います。
演奏後はブラボーの嵐で場内はまさに熱狂の日に相応しい興奮のるつぼとなっていました。
小山さん、今日も素晴らしいベートーベンを聴かせて頂きましてありがとうございました。
次は、1日ですね。
皇帝とオーギュスタン・デュメイさんとのデュエットですね。特にデュメイさんがどんなお方なのかとても興味がありますので、すごく楽しみにしています。
小山さん、1日にまたお会いいたしましょうね♪


        
東京国際フォーラムは有楽町駅の目の前です                           案内のボードがいたる所にあり分かり易いです


        
この通路がメイン通りです                    


        
壁に貼られた参加者の大きなポスター                    


        
インフォメーションコーナーもあります                    


        
大きなベートベンの垂れ幕があります                    


        
演奏曲目をipodで聴くことが出来ます                    


        
なんとベートベン市場がありました                                        市場の中にはさまざまな催し物が用意されています


        
ベートベンをあしらった商品が沢山あります                    


           
レストランは沢山ありくつろぐ事が出来ます                                      この画像をクリックしてみて下さい♪


        
野外にはコンサートの風景が画大きなスクリーンに映しだされていました                    


        
なんと屋台まであります                                                            アマチュアの演奏家の無料コーナーもあります


        
いよいよ小山さんのリサイタルです                                                           このエスカレーターで7階まで登ります


        
既に沢山の方でいっぱいです                                                          丁度販売するCDを用意している所です


        
皆さんグループで参加されている様です                                                           B7ホールは大きなフロアーです


        
演奏後のエレベーターは長蛇の列                                                          チケット売り場は大盛況です


        


           プログラムです                                               画像をクリックすると大きくなります


Date: 2005/04/29(金)

彩の国ブラームス(室内楽)プロジェクト            

2005年3月26日(土)午後4時開演 彩の国さいたま芸術劇場

●出演: 小山実稚恵(ピアノ)、堀米ゆず子(ヴァイオリン)、川本嘉子(ヴィオラ)
堤 剛(チェロ)、セルヴァドーレ・レーニ(クラリネット)

●曲目: <オール・ブラームス・プログラム >
ピアノ三重奏曲 第2番 ハ長調 op.87
クラリネット三重奏曲 イ短調 op.114
ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 op.60
<アンコール>
ブラームス:ピアノ4重奏曲第1番の第4楽章

朝からとても天気が良くて明日当たり桜が咲くのでしょうか!?
会場は埼京線与野本町の彩の国さいたま劇場ですが開演の時間を読み間違えていまして、なんと着いたのが開演10分後で既に1曲目が始まってしまっていました。
という訳で、今日は開演前の写真が撮れずに誠に申し訳なく思います。
前半の2曲目から会場に入れましたが、2階の目立たない席へ取り合えず、と言う事になりました。
今日の小山さんはグリーンの鮮やかなドレスで新緑を思わせるとても素敵なドレスです。
小山実稚恵と仲間たちと言う企画で今回が最終回の10公演目で10年前からのプロジェクトなんですね。
小山さんの場合は、ただ演奏会を開くだけではなくて長期のスケジュールを立てられてこの様な企画をアレンジされる所はさすがだと思います。(12年計画もそうですね)
今日はオール・ブラームスです。
後半からは1階の所定の指定席へ移れました。
前から2列目で小山さんが丁度正面に見える位置です。
向かって左がバイオリンの堀米ゆず子さん、中央がチェロの堤剛さん、右がヴィオラの川本嘉子さんで、堤さんの後ろにピアノがあり小山さんになります。
ピアノ四重奏曲 第3番です。私は小山さんのこの様なアンサンブルは始めて聴きますがとにかく4人の息がぴったりで音のハーモニーと言いうのでしょうか、とてもやさしく綺麗な響き合いです。また4人はベテラン中のベテランの方々であり、その重厚で迫力のある演奏にはただ、圧倒されるばかりでありました。
演奏が終わり、皆さん、とてもにこやかで楽しそうで私も思わず笑みがこぼれてしまうほどでした。
本当に小山実稚恵と仲間たちに相応しい仲の良さでした。
小山さん、これからも今日の様な素敵な企画で私たちファンの心を音楽の虜にしてください。
よろしくお願いいたします。

今日は写真と感想内容が少なくてすみませんm(_ _)m


        
                  今日は沢山のCDが販売されています。                                             


        
         CD売り場は大盛況でした                                            


        
        休憩時間の喫茶コーナーも沢山の人が                      休憩時間のフロアーは沢山の人です


        
        彩の国の夜はとても幻想的                                             


        
        今日の案内もとても綺麗に写し出されています



ポスターです。
画像をクリックするとポスターとプログラムが見れます。


Date: 2005/3/26(土)

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スマトラ島沖地震津波災害復興支援コンサート         

2005年3月16日(水)午後7時開演 渋谷オーチャードホール

スマトラ島沖地震津波災害復興支援コンサート

東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:尾高 忠明
バイオリン:前橋汀子
ピアノ:小山実稚恵
ソプラノ:森麻季
尺八 :藤原道山

司会:帆足由美



<プログラム>

チャイコフスキー(サマーリンの栄誉のための非歌「感謝のしるし」・・・東京フィルハーモニー
フォーレ<レクイエムよりピエ・イエズ>・・・・森麻季+東京フィルハーモニー
トラディショナル/<アメイジング・グレイス>・・・藤原道山
ラフマニノフ<ピアノ協奏曲第2番 第1楽章>・・・小山実稚恵+東京フィルハーモニー
シベリウス<交響詩 フィンランディア>

*******************  休憩 ******************

バッハ/グノー ・・・森麻季+東京フィルハーモニー
尺八本曲・・・・藤原道山
メンデルスゾーン<ヴァイオリン協奏曲>・・・前橋汀子+東京フィルハーモニー
マスネ<タイスの瞑想曲>・・・前橋汀子+東京フィルハーモニー
スターウォーズ+東京フィルハーモニー

今日の天気はまあまあでした。さすがにもう春の気配がします。
会場は渋谷と言うことで、私の場合は電車で約30分の距離なので行くのに楽チンです。
渋谷に少し早く着き過ぎたので、久々にハチ公を見に行くといつもの様に沢山の人です。
オーチャードホールは、東急デパートの文化村の中にあるのでここから109を目指して行き、109の分岐路を右に行きますが少し時間があるので左の道玄坂を登り右手に入る所にある、クラシック喫茶、ライオンに行きました。
(ホームページのトップページにリンク張ってあるので見てください。)
実は最近、ちょこちょこ来てます。渋谷のど真ん中当たりに取り残された様な感じでライオンがあります。
ここの椅子はとても座り心地が悪くて尻が直ぐに痛くなりますが、いかにもクラシックお宅が来そうな雰囲気の店で結構気に入っています。
店内は薄暗く古びた感じで最近ではちょっと見ない作りです。以前はスカラ座が新宿にありましたが、今は無いのでもっぱらライオンです。
ここのコーヒーは結構うまいので試しに一度飲んでみてください。
今日はちょこっといただけで早々と退散して、オーチャードホールへ向かいます。
オーチャードへは、6時20分頃に着いたのでまだホールは閉ざされて誰もいませんでした。
でも入場時間になると皆さん一斉になだれ込んできました。
ホール内へ入ると今日は東急グループが主催なのでその関係者と思われる方々が深々とご挨拶をしてくださり、とても良い雰囲気でしたね。
西武が不調な分、東急には頑張って欲しいものです。
渋谷の街の賑わいの中から一気に会場内へ、ここは砂漠の中のオアシスの様です。
さて、今日のプログラムは盛り沢山で、オペラあり、ピアノあり、バイオリンあり、あと何と尺八もありです。
最初に司会役の帆足由美さんと言われるフリーのアナウンサーが本日の挨拶とプログラムの内容や小山さん達のご紹介を順番にしてくれました。
まずは、チャイコフスキーの後にオペラ歌手の森さんがフォーレを、その後に尺八の藤原道山さんという比較的若い方の演奏です。
オペラは普段あまり聴くチャンスが無いので、短時間でしたがとても新鮮でした。
また尺八は更に普段聴けないものなので、非常に新鮮な音色に聴こえました。
尺八ってのは穴が手前に4個と裏に1個しかないのだそうで、それであれだけの色々な音色が出るので日本古来の楽器はたいしたものだと思いました。
さて次が小山さんです。
今日のドレスは濃い青で黄金色と言うのでしょうか、とても鮮やかな色彩で素敵です!
ラフマニノフの2番です。鐘の響きが小山さんのピアノから鳴り響きます。心の底までズシンと来ますね。私はラフマニノフは大好きです。
重厚なピアノの響き、小山さんのラフマニノフは本当に素敵ですね♪
今日はかなり近い位置から小山さんを拝見できましたが、ラフマニノフの協奏曲は本当に手のひらを一杯に広げてダイナミックに弾かなくてはならないのでとても大変ですね。
小山さんのラフマニノフは私は2番も3番も大好きです!!
とても重厚でピアノの底から噴出してくる音が、私の心の中を激しく揺さぶり掛けてきますね。生きる希望と勇気が沸いてくるとは、まさにこの事ですね。
今日は第1楽章だけでしたが、小山さんの演奏が聴けて大満足のまさとでした。
そしてお元気そうな小山さんのお姿も見れたのでとても嬉しかったです!!
小山さん、今日もありがとうございました。
後半は、前橋さんのバイオリンがありました。
前橋さんの演奏は体全体で弾かれるのでとても素敵です。今日は背中にバラをあしらったドレスでこれも素敵でした。
一番最後はスターウォーズで、これまた初めて生で聴きましたが迫力があり凄かったです。指揮者の尾高さんと東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんとの息のあったとても素晴らしい演奏でした。
最後に、今回の収益金は全てチャリティーへ寄付されると言うことで、演奏された皆さんはボランティアと言うことになり本当にご苦労様でした。
この気持ちはきっと不幸に見舞われた方々に届くでしょう。
被災地の方々には一刻も早く復旧して欲しいと思います。
小山さん、次は埼玉でお会いいたしましょう♪


        
今日は渋谷なので久しぶりにハチ公に会いに行く                    オーチャードは109の右の道を行くが


        
109の左の道玄坂を登り途中を右に入り、喫茶ライオンへ行く                                            



        
      オーチャードは右手の東急の並びの文化村の中                                             文化村の入り口


        
         入り口を入ると、本日の案内が                                             


        
      ここがオーチャードの入り口                                              スマトラ島沖チャリティーが書かれている


        
      入場する皆さん                                             



        
                       入場口付近                                                          ワクワクしながら入場される皆さん


        
         チャリティの奥でCDを販売している                                             ちゃっと離れた位置から見たCD売り場


        
        休憩時間の喫茶コーナー                                             


        
         3階から2階を見る                                             


        
         3階の壁にクラシックの歴史が紹介されている                                   本日のスケジュール


        
       コンサートが終わり帰路に着く皆さん                                             


        
         文化村出口付近                                                      東急デパート前より続くコンサート帰りの皆さん


        
  109の前、ここまで来ると、皆もういない                                              109前の交差点


                 
ポスターです。
画像をクリックするとプログラムが見れます。                                             


Date: 2005/3/16(水)

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