まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。


▼ ニューイヤー・コンサート(埼玉・リリア)   2005/01/16(日)
▼ 日フィル・第147回サンデーコンサート   2005/01/09(日)
▼ 日フィル 第27回さいたま定期演奏会   2005/01/07(金)

  
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ニューイヤー・コンサート(埼玉・リリア)                 
2005年1月16日(日)午後3時開演 川口総合文化センターリリア
フランツ・リスト室内管弦楽団

<バイオリン>前橋汀子
<ピアノ>小山実稚恵

<プログラム>
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
** 休憩 **
ブラームス:ハンガリー舞曲集から
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595

<アンコール>
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番(第3楽章)

今日は朝から小雨交じりの天気です。
コンサート会場でありますリリアは池袋から約20分と言った所でしょうか。
JR川口駅を出ると目の前がリリアで改札を出てから約1分の場所で、方向音痴の私でも迷わずいける場所です。
ホール内はとても明るく綺麗で、3階の吹き抜けになっていて天井にはとても大きなシャンデリアが施されています。
また、同じ1階フロアーにはレストランもありとても便利です。
開場の約20分前につきましたが、早くも30人位の方が、もう列を作って待ちかねていました。
開場時間になるとホール前のロビーはとても沢山の方で溢れかえっていました。
チケットを渡し中に入るとエンジ色のジュータンでとても落ち着いた綺麗な内装です。
中に入ると売り場があり、CDと本日のプログラムが売られていました。
毎回コンサートに来ていますと、いつもお顔を拝見するお馴染みさんも何名かお見受けします。
小山さんのコンサートでデジカメを持ってうろついている者がいればそれは私ですので、どうぞお気軽にファンサイトのまさとさんですか?と声を掛けて見てください。
さて今日の私の席は先日のサントリーホールと同様、比較的前で小山さんがとても近くで見れる場所です。
前半は、バルトークとモーツァルトでした。バルトークは私にはちょっと難しい気配の曲でしたが、さすがフランツ・リストさんですね。
皆さんそれぞれは、高度の演奏技術を備えた素晴らしいアーチストです。とてもバランスの取れた演奏で聴いていてすごい!と思わずため息が出るほどです。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、前橋汀子さんで私は始めて聴かせて頂きましたが、さすが日本を代表するベテランアートストに相応しい、貫禄のある演奏でした。
後半はいよいよ小山さんの登場です。
今日の小山さんは、ダークグリーンに小さく光るラメをちりばめた、とてもシックで今日のモーツァルトにピッタリのドレスです。
さすが小山さんは衣装もとてもセンスが良いです。
今日の小山さんのピアノの音はとても上品で優しく、そして温かみがとてもするモーツァルトで聴いていて心が温まるものがありました。
ピアノを本当に優しく、1音1音を大切に弾かれているのが私には感じられました。
ピアノが独奏になる部分では、周りにいるフランツリストの方々が小山さんを穴が開くほど見つめながらその演奏を聴いているのも分かりました。
フランツリストと小山はとても調和が取れていて、とてもリッチな気分でモーツァルトを聴くことがが出来ました。
アンコール曲は、ホール内に掲示がありませんでしたので係りの方に尋ねた所、モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番(第3楽章)との事でした。
この曲はあまり馴染みがなかったのですが、とても明るくてチャーミングな作品で小山さんにぴったりの1曲でした。
演奏がずっと続いてくれれば良いのですが、今日もあっと言う間に小山さんとの時間は終わってしまいました。
素敵な時間は時が立つのが早いですね。
でも、今度の週末はサントリーホールでまた会えるのでそれを思えば寂しくないですね。
今日も、なかなか拍手が止まずに何度も笑顔を見せてくれた小山さんでした。とても素敵でした。
帰る頃には雨も上がり、とてもすがすがしい気分で帰路に向かう、まさとでした。


        
                        リリアは川口駅のまん前にあります                                              リリアから見た川口駅です


        
                         ホール内にある案内ボード                                              チケット入場口前のポスター


        
                         ホール内にあるメルヘンチックな馬車?                                              吹き抜けの天井にはシャンデリア


        
                         入場開始になりました                                       あっと言う間に長蛇の列


        
                         3階より見たホール内                                             


        
                         フロアーの内部                              


        
               CDと本日のプログラムを販売しています                               


        
                   コンサート終了後の出入り口                                外はもう夜になっていました


        
             なんと、川口駅構内にもリリアのポスターが                        プログラムの表紙

Date: 2005/01/16(日)

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日フィル・第147回サンデーコンサート            
2005年1月9日(日)午後2時30分開演 東京芸術劇場
日本フィルハーモニー交響楽団

<指揮>小林研一郎
<ピアノ>小山実稚恵

<プログラム>
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 へ短調 作品21
ビゼー:<<アルルの女>> 第1、第2組曲
ラヴェル:ボレロ

アンコール
シュトラウス兄弟:ピッチカートポルカ
Jストラウス:美しく青きドナウ

今日も朝は、ロイヤルミルクティーを飲み、コンサートへ向かいました。途中、サンシャインまで足を伸ばし昼食です。
今日は、とても気持ちの良い晴天で絶好のコンサート日和です。
芸劇前の公園は、今日は静かなたたずまいで鳩が噴水の前でのんびりとしていました。
芸劇には、開場10分前に着き続々と来るお客さんを見ながらエスカレーター付近をウロウロ歩き写真撮影です。
しかしすごいお客さんの数であっと言う間にエスカレーター前は長蛇の列です。
私も早速エスカレーターに乗りホールへと向かいますと既に沢山の人が開場を待ちかねていました。
開場の頃には、フロアーが溢れんばかりの人だかりで、まるで先ほど歩いてきた池袋駅の構内の様です。
今日の席は、かなり前の方で小山さんの演奏が良く見える席です。
1曲目から小山さんの登場です。
いつもそうですが、何か私の方がドキドキしてしまいます。
今日の小山さんはブラウンを基調としたシックで美しいドレスであり、とても素敵です。
長い素敵な髪は少しウェーブがかかっていて、なんて素敵なんでしょう!!
憧れの小山さんが、憧れのショパン2番を今引く所です。
コバケンのうなり声と共にタクトが振り下ろされました。
小山さんがピアノの鍵盤を叩いた瞬間、体が金縛り状態です。
私は、なぜ、小山さんたち一流のピアニストは譜面を読まずに、また鍵盤を見ずに弾けるのか疑問を持っていましたが、その質問は愚問であることが、今日始めて分かりました。
当然練習をされて技量を伴われる訳ですが、コンサートでのピアノの前では、既にショパンや私たちに小山さんの心の中や気持ちを伝える手段としてのピアノであり、それは小山さんの体の一部であり魂であると言う事です。
そして今日、初めて鍵盤の上の小山さんの指をまじかで見ましたが、とても美しく、こんなに美しい指は生まれて初めて見ました。
小山さんは一音一音に気持ちを込め、指先よりピアノに伝へ、それをショパンや私たちに伝えようとしていました。
日フィルとコバケンさんとの息もぴったりで、小山さんの想いは見事に調和していました。
そして私の心にも伝わりました。
第2楽章では、はるか昔に味わったことのある、そして今は忘ていた気持ちが胸の中からこみ上げてきて、目頭が熱くなりました。
今日は、私にとって一生忘れる事の出来ないコンサートとなりました。
小山さん、本当にありがとうございました。
・・・・・・
休憩時間はいつもはコーヒーを飲みますが、今日は何故か赤ワインを注文してしまい、サンシャインを見ながらただ、胸の中にこみ上げたものを静めていました。
今半は、コバケンの得意中の得意と言った感じの曲で、特にボレロは色々な所で何度か聞きましたが、今日はとても歯切れの良い、さすが日フィル・コバケンと思いました。
今日の感想は、何か個人的な感想になってしまい申し訳ありませんでした。
私は音楽については全くの素人で無知なため、ただ思ったり感じたりした事を書くしかないので、これを読んでいる皆さんには、本当に申し訳なく思います。もう少し音楽的な事を書ければ良いのですが・・・・・
次は、フランツ・リスト室内管弦楽団との共演ですね。楽しみです!


        
                        芸劇前の公園、今日は快晴です                                              この公園は鳩が沢山います


        
本日の催し物の掲示板。コンサートのパンフレットもあります                     今日の公演ポスター(一番上の左)


        
    開場時間前ですが、既に多くの方々が                                              当日券の売り場


        
                         開場時間になりました                                                                  既に長蛇の列です


        
       開場開始より5分後。多くの人でごった返しています         



        
                CD即売所には続々と人だかりです                                        休憩時間時に喫茶コーナーでくつろぐ皆さん


                       
休憩時間にワインを飲みながらサンシャインを望む。既に日が暮れ始めています                              



        
  コンサート終了後の3階から2階へのエスカレーター付近                        2階から1階へのエスカレーターも長蛇の列が


        
なんと「題名のない音楽会21」より小山実稚恵さんへのお祝いの花束が・・・とても綺麗で皆さん見ていました                       


        
本日のアンコール、実は2日前の埼玉と同じでした                           帰路へ向かう皆さん


        
                         既に日は落ちていました                                                      プログラム表紙




Date: 2005/01/09(日)

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日フィル 第27回さいたま定期演奏会         
2005年1月7日(金)午後7時開演 大宮ソニックシティ

日本フィルハーモニー交響楽団

<指揮>小林研一郎
<ピアノ>小山実稚恵

<プログラム>
レハール:ワルツ《金と銀》
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》
ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界より》

今日は穏やかな天気でしたが、さすがに日が暮れると寒いです。
大宮駅に着くと既に6時30分で入場時間になっていました。
行きはソニックシティの2階に当たる側から、長いタイムトンネルの様な通路からホールへ向かいました。
ホールに着くと既に多くの方々でごったがえしていました。
今日は満員御礼で席に着き当たりを見回すと席は見事に埋まっていました。
今日はベートーベンの皇帝と言う事で何と無しに緊張感が漂います。
まずは、コバケンの登場です。
この指揮者は見るからに人を弾き付けるものがあります。
初春の1曲目にふさわしくまずはレハールの金と銀。
コバケンが指揮台で踊っています。
そして2曲目がいよいよ小山さんの皇帝です。
今日の小山さんは鮮やかなブルーのドレスでとても素敵です。
コバケンのうなり声と共にタクトが振り下ろされ演奏開始です。
小山さんの皇帝、素晴らしいです。
かろやかに流れる様なメロディの部分はとても心地よい響きでうっとりしてしまう程です。
小山さんの皇帝は始めて聴かせて頂きますが、コバケンとの息もピッタリ合っていていつもながら大満足です。
今日の私の席は前から5列目の右寄りで丁度小山さんの表情が見れる場所でベートーベンと会話しながら演奏をしている事が良く分かります。私も小山さんに釘付け状態で一緒に楽しませて頂きました。
演奏はとても素晴らしく、ブラボーの嵐と沢山の拍手で場内は最高の雰囲気の中で終了しました。
それにしてもすごい拍手で、小山さんは何度も何度も呼び出されて中々楽屋へ戻れませんでした。
私もそうですが、皆さんもあの小山さんの笑顔を見ていたいんですね。
小山さん、今年も素晴らしい演奏をありがとうございます。
私にとっても幸先の良いスタートの皇帝でした。
この後には、ドヴォルジャークの新世界よりでしたが、コバケンの指揮は本当に見ていてこちらまで指揮をしている気分になり、時折発するうなり声も絶妙のタイミングです。
大量の汗をかきながら、精魂込めた演奏はとても素晴らしいです。
今日も時間はあっと言う間に過ぎてしまい、次は明後日のショパンです。
私も、ショパンの2番にはとても思い出深いものがあり、それを小山さんと共に同じ時を過ごせるのかと思うとそれだけで気持ちは一杯です。
小山さん、明後日またお会いしましょう♪
今日も素敵なピアノをありがとうございました♪


        
                        ソニックシティへの入り口                                                               この先がホール


        
                        入場口でチケットを                                                                  ホール内には既に多くの方が


        
                   開演20分前のホール内                                             


        
          本日のアンコール曲は2曲                                                        閉演後のホール内


        
                         ホール入り口前の立て看板                                            


        
                         開演後に大宮駅に向かう皆さん                               


        
                   当日のプログラム                                同封されていた3月26日のコンサート案内

Date: 2005/01/07(金)

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