まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼ 東京交響楽団 第570回 定期演奏会 (サントリーホール)     2009/9/26(土)
▼ 朝日カルチャーセンター・新宿     2009/7/18(土) 
▼ 第27回 神奈川トヨタ・クラウン・クラシックコンサート     2009/6/11(木)

東京交響楽団 第570回 定期演奏会 (サントリーホール)
シューマン:ピアノ協奏曲
ラフマニノフ:交響曲 第2番

2009年9月26日(土)
開演:PM 6:00

会場:サントリーホール

指揮:秋山和慶

<アンコール>
シューマン;
『子供の情景』より「トロイメライ」
(シューマン:ピアノ協奏曲の後に)

18時でもかなり暗くなってきました!

今日は久しぶりのサントリーホールです。
一頃、気温の低い日が続きましたが、最近になってまた気温が上がりだしている東京です。今日も30℃近くまで上がりました。
小山さんのシューマン・ピアノ協奏曲。なんせシューマンの唯一のピアノ協奏曲ですから。。。
そしてこの曲の初演はクララ・シューマンなんですよね。今日の小山さんはきっとクララの気持ちになっているでしょう。
東京交響楽団 2009-2010年のシーズンはシューマンとブラームスがテーマだそうで今日はそのシューマンです。そして来年はシューマンの生誕200周年でもあるのですね。
なので、シューマンの愛妻であるクララの映画まで上映されています。
東京交響楽団の定期演奏会と言う事もあり普段クラシックを聴き慣れている方が多いと見られ、場内は落ち着いた雰囲気でありました。東京交響楽団と言えば、その演奏の素晴らしさが話題となり最近、特に注目を得ていますので、今日はとても楽しみです。ラフマニノフ:交響曲 第2番も大好きな曲の一つだし・・・
さて前半は、小山さんの登場。今日は深い緑の黄金色にキラメクドレスでシューマンの音楽にはピッタリです!
秋山さんのタクトが振り降ろされると力強くオーケストラが奏でる。そして厳かに小山さんのピアノが答える。オーボエの音色もとても美しい。そして川の流れの様に曲は進みます。シューマンでなければ味わう事の出来ないこのメロディーは本当に素晴らしいと思います。そして小山さんのカデンツァは素晴らしい。シューマン自信の作曲の様ですが完全に小山さんの世界の中で奏でられています。とにかく美しいの一言です。
シューマンの世界を十分に堪能出来ました。そしてクララ・シューマンのピアノを小山さんを通して今に感じる事も出来ました。
今日は素晴らしいアンコールもありました。そうなんです。めったに聴けないコンチェルトの後の小山さんのアンコール。
今日はやはりシューマンの。。。トロイメライでした。大曲を終えたばかりの小山さんですが、とても楽しそうにしかも美しく奏でられ、場内は沢山の拍手で沸きあがりました。小山さん、お疲れ様でした。
そして後半はラフマニノフ:交響曲 第2番。ピアノは付きませんが、なぜかこの曲は哀愁が溢れムードたっぷりの曲ですね。
指揮者の秋山さんと東京交響楽団の皆さんは、一糸乱れぬ演奏で素晴らしかったですね。団員一人一人の音色がハッキリと伝わってくるのには驚きを隠せませんでした。とにかく全て完璧で乱れる事のない演奏はそれだけで大きな感動となり聴く者の心を捉えてなりませんラフマニノフの噴出す様な情熱を十分に堪能できました。
明日は、再びこの感動をミューザで堪能出来ます。
では皆さん、またミューザで明日お会いいたしましょう!



※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>




久しぶりのサントリーホールです!

今日は東京交響楽団



19時ではなくて18時の開演です。

ぞくぞくと入場されています。



CDや東京交響楽団のグッズ販売も・・・

小山さんのCDも順調に売り上げていました。



そろそろ開演時間です!




前半終了後の様子

今日は小山さんのアンコールが聴けました!



休憩時間の一コマ
サントリービールおいしいです・・・流暢な日本語で



今日は定期演奏会なので落ち着いた雰囲気です。

夏と秋の狭間で・・・



終演となりました。

明日はミューザ川崎です!



Date: 2009/9/26(土)

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朝日カルチャーセンター・新宿
ショパン「らしさ」とは何か

2009年7月18日(土) 16:00-17:30 全1回

会場:新宿住友ビル 7階(74教室)

音楽評論家 真嶋 雄大
ピアニスト 小山 実稚恵




<演奏曲目>
アンダンテ・スピアーナと華麗なる大ポロネーズ
マズルカ イ短調 作品67−4 遺作
ノクターン 嬰へ長調 作品15−2
ショパン バラード「第4番」 ヘ短調 Op.52
24の前奏曲から 第24番 ニ短調 作品28−24
久しぶりの新宿です。

★講座内容
ピアノ作品に、革命的な生命を吹き込んだショパン。それは既に存在した形態を用いながら、ショパンにしかできなかった芸術的高みにまで作品を昇華する結果となりました。ポーランドの舞曲やフィールドの創始したノクターン、そして元は声楽曲だったバラードなどに込められたショパンのこだわりと独創性。
世界的ピアニスト、小山実稚恵さんの演奏を通して、そのショパン「らしさ」を探っていきます。     
                                         (真嶋・記)

今日は久しぶりの新宿です。
学生時代は毎日の様に通ってました。
新宿西口もすっかり落ち着いた風景になりましたね。
今日はその超高層ビルの一つである新宿住友ビルです。
朝日カルチャーでの小山さんのスクールは確か3回目を数えます。僕は1回目は行きました。2回目は残念ながら平日の日中だったので行けませんでした。
住友ビルは新宿駅西口から徒歩10分位の場所にあります。地下道でも行けますが、かなり迷う地下道なので今日は表に出てビル郡を見ながらの移動です。
住友ビルに着くと会場は7階にありました。会場には30分前に着きましたが、既に30人くらいの方々が入場開始を待っていました。
いつものコンサートとは違い、いかにもスクールと言った様相で何とも言えず良い雰囲気です。やはり幾つになっても学ぶと言う事はとても新鮮な気持ちになれます。
今日は音楽評論家 真嶋雄大さんとのスクールです。会場はやはり教室なので狭い空間ですが、その中に約100人近い方がギッシリと入り補助席もありました。
小山さんと真嶋さんの座る椅子とテーブルがあり、その隣にヤマハの小型のグランドピアノ(C2)が配置されていました。
各席には今日の教材の資料が置かれていて椅子には小さなテーブルも添えられていてました。
場内に入るとまだ調律をしている最中でしたが、それが済むとあっと言う間に教室内は満室となりました。
スクールの事務局の方の紹介で小山さんと真嶋さんが登場されました。
小山さんはドレスではなくて今日は私服で上下が黒でとても洗練された素敵なイメージです。
教材は、ショパン「らしさ」とはなにか、ショパン 全ピアノ作品表、真嶋さんが書かれた雑誌の記事でピアニストの系譜(その血脈を追う)、それと音楽の友8月号の目次(ピアノ誕生300年に寄せて国内の代表的なピアニストや評論家の記事が有るようです)
まずは、ショパン「らしさ」とはなにかと言う資料を基に真嶋さんと小山さんのトークで始まりました。
ショパンの身近な話題や興味あるエピソードなどが楽しく語られて行きました。
そして、その資料に紹介されてる曲を順番に小山さんが弾いてくれました。
ピアノがヤマハなのでいつもコンサート会場で聴いている曲の音色とはかなり差がありましたが、この小さな空間で奏でられるピアノの音は床からの音の振動も含めてかなり新鮮な気持ちになれます。何より小山さんがドレスでなく私服で演奏されていると言うのがまた何とも言えず良いですね。途中のバラードでは第1番と第4番が用意されていましたが、小山さん曰く、ピアノの大きさを考えると4番かな?と言う事で4番に決定しました!とにかく間じかで聴く4番は凄い迫力で素晴らしかったです!!
今日は暑いさなかに涼しい超高層ビルでのスクール。学生時代に戻った様な気持ちにもなれとても素敵な一日でした。
スクールの後はサイン会があり、こちらにも沢山の方が並ばれてサインを貰ったり、また小山さんとの会話に花が咲いていました。
今日は沢山の方々にお声をお掛け頂きました。
また僕を探して尋ねて来てくださった方も何人かおられました。とても嬉しかったです。本当にありがとうございました。
初めてお会いしたのに心が弾むのは、やはり小山実稚恵さんのファンであると言う共通の心があるからなのだと、つくづく思いました。このファンサイトを始めてからもう何十人と言うファンの方と会場でお会いし挨拶を交わしております。この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。
小山さんは7月20日の長野でのコンサートの後は9月まで暫くコンサートはありません。きっと普段出来ない色々な素晴らしい事を計画されている事でしょう。小山さん、そしてファンの皆さん、どうぞ素晴らしい夏休みをお過ごしください。


※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>





あれが住友ビルです。

都庁はブラームス??の様です???



住友ビル前です。

今日は薄曇りの空



超高層ビルらしいホール内

このビルはとても空いているビルです



7階が教室です

30分前に現着ですが、既に沢山の人が



スクール後のサイン会





小山さんのお元気なお姿を拝見出来ました!



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Date: 2009/7/18(土)

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第27回 神奈川トヨタ・クラウン・クラシックコンサート           
日時:
2009年6月11日(木)19:00開演 

会場:横浜みなとみらいホール

指揮:現田茂夫 
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

曲目
チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニー・オネーゲン」より「ポロネーズ」
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
〜 休憩 〜
チャイコフスキー:
交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」

毎年恒例のコンサート♪

この不況の中、昨年に続き今年もやってくれました!神奈川トヨタさん!!
しかも元気の出る「皇帝」です。
僕は一応横浜市民で母親も横浜生まれ。父親は同じく神奈川県の大和市生まれなのです。
横浜大空襲の話や当時の桜木町近辺の話を聞きますが、今年は横浜開港150周年なんですね。
小さい頃は家族で山下公園の氷川丸に乗った?ものでした。
横浜で一番疲れる場所は横浜駅構内でしょうか?あれだけ人が多くて歩きにくい駅は他には無いのでは?と思います。
逆に一番くつろげる場所は山下公園だと思います。晴れた日の公園は最高に気持ち良いです!!
さて今日は仕事も速くけりが付き早めに横浜に着きクイーンズスクエアにある蕎麦屋で食した後、まだ時間があるので屋外に一歩踏み出してみたら大観覧車が。。。出来たばかりの時に一度乗っただけで、もうほとんど記憶から抜けてます。
ホールには6時30分に着き、既に入場が始まっていました。
コンサートの前にはじめにトヨタさんから挨拶がありましたが、今回は約8000人の応募があったとの事でした。
地域文化の振興に向けたこの支援活動には心から拍手を送りたいです。なにせ27回も続いているのですから。
今日は1階の15列目、左ブロックで丁度小山さんの手元が見える席です。
まずはチャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーゲン」より「ポロネーズ」、この曲は「皇帝」の演奏には付き物ですね。
そして舞台の袖に置かれていたピアノが舞台中央に移動され、いよいよ皇帝の始まりです。
拍手と共に小山さんが現れました。今日は目の覚めるようなワインレッドのとても鮮やかなドレス。「皇帝」の衣装としては頷けるものがあります。
現田さんの指揮棒が振り下ろされると、小山さんの指が鍵盤に降ろされました。
おっ!今日のスタインウェイはとても響きが良いです。そして音色も艶があり最高のコンディションです!!
「皇帝」の出だし、本当に美しく感動的ですね!小山さんの「皇帝」は本当に生き生きとして元気が出ますね。「皇帝」は小山さんご自身もとても好きな曲で弾いていてもとても楽しそうだし音は自信に満ち溢れていますね。
今日は普段、クラシックには馴染みの少ない方が多かった様ですがマナーは最高に良かったですね。
皆さん緊張していて固くなっている雰囲気も感じられましたが、生演奏を目の前にして驚きを隠せないでいましたね。
我々にはもう普通の事ですが、やはり暗譜だけで弾いている小山さんに驚きを隠せない様子でした。
楽譜も見ないで凄いねぇ〜〜って会話があちこちで聞こえてました。
そして第1楽章が終わり、やはり拍手が出ましたね。今日はドンマイの日です。
第2楽章は天にも昇るような本当に美しいメロディー。今日のスタインウェイはとても良い音を出しているし小山さんも本当に気持ち良さそうに、そして心から楽しまれてお弾きになられていました。
そして第3楽章。現田さんと神奈川フィルさんも乗りに乗ってました。小山さんとの息も付かせぬ駆け引きは絶妙と言えるでしょう!終盤のなだれ込む様な迫力はもう最高でした。流石に今日はブラヴォーは出ませんでしたが、本当に感動に満ち溢れた惜しみない拍手が小山さん、現田さん、そして神奈川フィルさんへ送られていました!
休憩を挟み後半は「悲愴」です。この曲も「皇帝」との組み合わせが多いですね。
前半に引き続き、現田さんの熱い演奏が続きます。神奈川フィルさんとの息はもう寸分狂わずと言った感がありますね。
この曲でもやはり第3楽章が終わると思いっきり拍手が入りました。今日はドンマイの日でした。
そして終盤の山場は息も付かせぬ迫真に満ちた名演奏。現田さん、素晴らしかったです。そして神奈川フィルさんもこれに答えた素晴らしい演奏でした。最後、指揮棒が降ろされましたが拍手は相当の間無く。現田さんが一礼した後、やっと割れんばかりの拍手です。この曲は本当に終わりが分かり難いですよね(笑)
今日は招待なのに、内容の濃いこんなに素晴らしい名演奏が聴けました!神奈川トヨタさん、ありがとうございました!
プリウスを売りまくって、来年も是非また小山さんでお願いいたします!!!


※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>





みなとみらい21にある大観覧車。

クイーンズスクエア横浜内は広大な建物


この先がホール入り口です。



大ホール、小ホールの案内

今回で27回目を迎えました!




既に入場開始となっていました。




まだまだ明るいみなとみらい。



開演前のドキドキ感がたまらなく良いです!

小山さんと現田さんのCDが販売されてました


休憩時のひとコマ





夏は冷たい飲み物が売れています!



ネオンが美しいみなとみらいです




終演となりました。




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Date: 2009/6/11(木)

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