まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。


▼ 三鷹市芸術文化センター・オールショパンプログラム     2009/2/11(水・祝)
▼ かつしかシンフォニーヒルズ・ピアノリサイタル     2009/1/25(日)

▼ 日本フィル 第181回サンデーコンサート     2009/1/11(日)


三鷹市芸術文化センター・オールショパンプログラム           
2009年2月11日(水・祝)
開演:午後6時

会場:
三鷹市芸術文化センター・風のホール

ショパン:

ノクターン 
第1番 変ロ短調 作品9-1
第2番 変ホ長調 作品9-2
第13番 ハ短調 作品48-1

ポロネーズ:第5番 嬰へ短調 作品44

アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22

ワルツ
第3番 イ短調 作品34-2「華麗なる円舞曲」
第19番 イ短調 「遺作」
第2番 変イ長調 作品34-4 「華麗なる円舞曲」
第9番 変イ長調 作品69-1「別れのワルツ」
第7番 嬰ハ短調 作品64-2
第6番 変ニ長調 作品64-1「小犬のワルツ」
第8番 変イ長調 作品64-3
第12番 ヘ短調 作品70-2
第1番 変ホ長調 作品18「華麗なる大円舞曲」
ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」


春が待ち通うしいこの頃です♪





<アンコール>
ノクターン 遺作 嬰ハ短調
24の前奏曲より ニ短調 作品28−24
ワルツ 第10番 ロ短調 作品69−2
今日は朝から曇り空でスッキリしない一日でした。
でも大好きなショパンが沢山聴けると言う事で気持ちは明るくスッキリでした。
日中行われたショパンを弾こうは、残念ながら用事が出来てしまい聴く事が出来ませんでした。
でも皆さん、きっと素敵な演奏をされたのでしょう!!
コンクールとかでなくて自由にノビノビと弾ける機会があると言うことは素晴らしいですよね。
三鷹駅に着きバスもあるようですが徒歩15分と言うことなので健康を兼ねて歩きました。と言うか歩くのが早いほうなので多分バスを待っている内に現着しちゃいます。
ホールには4時35分に着きました。ショパンを弾こうに出演された方の家族や友人の方を含め沢山の人でホールは華やいだ気分になっていました。小学生など小さな子供たちが沢山目に付きましたね。
ホールはシンプルな作りですが、音の響きは良さそうです。
さて、開演時間になりました。
小山さんは淡いピンクに花柄の装飾が施された素敵なドレスで桜の花を思わせてくれました。もう直ぐ春ですし。
前半はノクターンとポロネーズです。
ノクターン第1番の演奏が始まった瞬間、おや?いつものスタインウェイト明らかに違う音の響きを感じました。
特に低音の響きがとても厚みがありタップリとした響きで全体的に大らかな感じがしました。
後からピアノにとても詳しい友人に聞いたのですが、今日のピアノはニューヨーク・スタインウェイだったのです。
皆さんはご存知?かと思いますが、スタインウェイにはハンブルク製とニューヨーク製がありコンサートホールにあるピアノは殆どがハンブルク・スタインウェイとの事で東京都内ではここ三鷹だけがニューヨーク製の様です。
これで音色や響きの違いが理解出来ました。三鷹ホールにはこの
ニューヨーク製が
きっと合っているのでしょう。とても貴重な体験が出来ました。
僕は特にノクターン第13番のあの渋いメロディーが大好きで小山さんの想いが沢山詰まったショパンを聴くことが出来ました。
本当に幸せを感じる一時です。
休憩を挟み後半はワルツがメインのプログラムです。
本当にいつも耳にしている名曲ばかりで、今日は小さな子供も沢山来ていたのでみんな楽しめた事と思います。
ポロネーズ「英雄」は小山さんの定番ですね。小山さんならではの、とても歯切れの良い自信に満ちた正に英雄です!
そしてアンコールは3曲。24の前奏曲の最後の曲、本当に豪快で素晴らしいです。
一番最後にお弾きになられたのは何と、ワルツ第10番。ショパンの曲の中でも特にお気に入りの曲です。ショパンの繊細で穏やかな中にも熱い想いが見え隠れする素晴らしい名曲だと思います。
タップリとショパンが堪能出来ました。来年はショパンの生誕200周年の年でもあり、我々クラシックファンはショパンの名前を沢山耳にする事になるでしょう。
そして終演後はお待ちかねのサイン会です。
勿論凄い長蛇の列です。特に「ショパンを弾こう」に参加されました関係者の方たちも沢山おられた様でとても華やいだ雰囲気のサイン会でした。
今日は演奏された20名の皆さん、とても素晴らしい一日になりましたね。この貴重な体験を通してこれからもピアノを楽しんでください。


※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>




4時少し過ぎですが、まだ明るいです。

昼間は「ショパンを弾こう」の開催がありました。



風のホールでの公演



シンプルですがとても気持ちの良いホールです




今日もサイン会があります。

やはりショパンのCDが人気の様です。



音の響きが良さそうな素晴らしいホールです。

舞台にはニューヨーク・スタインウェイが



休憩時間の一時です。

小山さんの優しい心使いが素敵です!



アンコールをしっかりとチェック!

アンコールも素晴らしかったです!!



アンコールをチェックしてから帰ります。

まだまだ夜は寒いです。



夜の表情を見せる三鷹駅






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Date: 2009/2/11(水・祝)

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かつしかシンフォニーヒルズ・ピアノリサイタル           
2009年1月25日(日)
開演:午後2時

会場:
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール

シューマン:
「蝶々」作品2
謝肉祭「4つの音符による面白い情景」作品9

〜 休憩 〜

ショパン:
ワルツ 
第3番 イ短調 作品34−2「華麗なる円舞曲」
第19番 イ短調 「遺作」
第2番 変イ長調 作品34−1「華麗なる円舞曲」
第9番 変イ長調 作品69−1「別れのワルツ」
第6番 変ニ長調 作品64−1「小犬のワルツ」
第8番 変イ長調 作品64−3

ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 作品44
ノクターン 第20番 嬰ハ短調 「レント・コン・グラン
・エスプレッシオーネ」
ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」


初めてのかつしかシンフォニーホール♪





<アンコール>
ショパン:
ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9−2
ワルツ 第1番 変ホ長調 作品19 「華麗な大円舞曲」
24の前奏曲 第24番 ニ短調 作品28−24

今日は朝から素晴らしい晴天です!!
小山さんは、どちらかと言えば晴れに恵まれるピアニストではないかと思います。
これまで100回以上のコンサートへ行っていますが、雨に降られた記憶より、今日は良い天気だなぁ〜なんて記憶の方が多いですね!
京成電鉄の青砥の駅を降りると、まず驚いたのがバイオリン弾きの銅像がデェ〜ンとあるのです!!??
そして初めて行くかつしかシンフォニーヒルズですが、要所、要所にパネルが出ていて迷わずにホールまで辿り着きました。
ホールに着くと既に沢山の人が入場時間を待っていました!
当日券も有った様ですが、場内はほぼ満席状態でした。
今日は久しぶり?のリサイタルです。
小山さんはグリーンの爽やかなドレス・・・春の息吹を感じます!
前半のシューマンは喋々と謝肉祭。
ホールはなかなか響きが良くて、ピアノも特に高い音の方が綺麗に響いていたと思います。
優しく包み込まれる音の中で聴くシューマンは、とても居心地が良く心が洗われる想いです。
そして後半はショパンですが、良く聴く曲ばかりで観客の皆さんも小山さんのピアノに釘付け状態でした。
僕の席は小山さんの指使いが見える位置でしたが、今日もバリバリ全開の小山さんでした。
観客の皆さんも、もう完全に小山さんの世界へ浸っていましたね。

小犬のワルツも本当に素晴らしく鮮やかな演奏した!どうしてそんなに指が動くのか?
もう何度も何度も聴いている曲なのに新鮮で心弾むピアノです。
そしてポロネーズ 第5番は心に大きな感動とトキメキをタップリと与えてくれました!
やはりショパンはいい!!聴けば聴くほど心がときめくショパンの曲。
先ほどまでショパンがそこに居たような気がします。
そして、そして。アンコールもショパン。
前奏曲の最後の24番は。。。。。凄い!あまりにも熱い小山さんのショパンに今日もノックアウトされました!!!
今日はシューマンとショパンをじみじみと味わえた一日でした。
終演後はサイン会がありました。ざっと数えた所、200人は軽く越えていたと思います。
やはり小山人気は衰える所を知らず、と言った所ですね。
僕もファンサイトを運営していて6年目を迎えますが、沢山の熱心な小山ファンをとても感じる今日この頃です。
・・・・・
2月11日(祝日)三鷹市芸術文化センターで18時からリサイタルがありますが、その前の12時30分から一般公募による
ショパン:リレー演奏会 ショパンを弾こう(無料)もあり、小山さんも最後の奏者として参加されます。
ご家族でお出かけしてみては如何でしょうか?


※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>




初めての青砥駅

なんと駅を出るとバイオリニストがお出迎え!



ホールまでの案内があります

100m先 左折



この先 あと200m




なぜか 通りゃんせの歌が・・・・

通りゃんせ 通りゃんせ♪・・・・・



ここが かつしかシンフォニーホールです




この階段を登ります

案内のパネルも・・・・・



ここがホール入り口です

入場時間となりました



落ち着いた感じのホール内です

壁が大理石?調でモダンな作りです



今日はサイン会があります

CDを買うにも力が入ります!



音の響きの良いホールです。



2階から見た感じ

2階の通路です



サイン会は大盛況!200m以上の列でした!!

一人一人に優しく言葉を交わしながら・・・・



アンコールは3曲演奏して下さいました




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Date: 2009/1/25(日)

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日本フィル 第181回サンデーコンサート           
2009年 1月 11日 (日)
午後2時開演

会場:東京芸術劇場

指揮:アレクサンドル・ラザレフ[日本フィル首席指揮者]

リスト:交響詩《レ・プレリュード(前奏曲)》
リスト:ピアノ協奏曲第1番
 ※アンコール リスト 愛の夢第3番
チャイコフスキー:交響曲第4番
 ※アンコール 
チャイコフスキー くるみ割り人形より行進曲



僕にとって今年初めてのコンサート♪

今日は新春に相応しい晴々としたお天気で空気も澄んでいて気持ちの良い陽気です!
しかも大好きなリストの第1番、足取りも軽く池袋へ・・・・・
通勤の定期が途中まで使えるのでそのコースで向かい、途中品川にかなり美味しいお蕎麦屋があるのでそこで昼を済ませました。
品川から山手線に乗り換えのんびりと池袋へ向かいましたが車内で睡魔に襲われ危うく池袋で降りそこなう所でした(笑)
池袋に着くと西口へ向かいます。
芸劇前の広場に着くと本当に気持ちが良いですね!本当にここは池袋なのか??
既に入場時間の1時30分になっていましたので、ぞくぞくと観客の皆さんが押し寄せていてエスカレーターも満員御礼でした。
いつも思うのですが、もしこのエスカレーターが途中でいきなり停止して上から人が転げて来たらいったい大丈夫なのか??なんてくだらない事考えながらホール入り口までたどり着きました。
今日はラザレフさんの日フィル首席指揮者就任披露演奏会でもありとても楽しみなコンサートです。
ラザレフさんと言えば、2007年の10月にチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第3番を聴いていますが、その時のコンチェルトも素晴らしかったので、とても好印象を持っています!
当日券の発売があったものの、会場内はほぼ満席の状態でした。
前半はリストで後半がチャイコフスキーです。初心者からベテランまで楽しめるプログラムですね。
日フィルさんの新春のサンデーコンサートでは、これまでに皇帝を聴いていますがリストの1番は初めてです。いずれにしても新春を飾るには最高の曲ですね。
さて、今日の小山さんはワインレッドに美しい装飾が施された素晴らしいドレスで登場されました!
僕の席は小山さんの手元を全て見ることが出来る最高の席です。
ラザレフさんがズレ落ちためがねを指で直すと演奏開始です。
明るく軽快なリズムと共に小山さんの素晴らしい指さばきでリストのリズムが刻まれて行きます。
こんな事、今更書くことではありませんが小山さんの場合は完全・完璧に自分の曲にしています。
スピード感があり、爽快で華麗に舞うリストの1番は聴く者に驚きと感動を見せ付けてくれました。
今日の小山さんは本当にノリにノリまくっていたと思いました!後半の追い込みも素晴らしく爽快で心のモヤモヤなどが吹っ飛ぶ勢いです!今日は麻生さんを始めとする日本の政治家にも来て聴いて欲しかったですね(笑)心のモヤモヤを吹き飛ばし活力のある政治を早く実現して欲しいです!!
演奏後は拍手が鳴り止まず凄かったです。そしてそして、ここでサプライズが起きました!!
なんと小山さんがアンコールをお弾きになられたのです。コンチェルトでのアンコールは僕の記憶の中にはあまりありません!!
しかもリストの愛の夢。あの豪快でスピーディーな1番の後での愛の夢、最高の選曲ですね。場内は耳鳴りがするくらい、完全に静まりました。
心に優しく響く愛の夢。もう最高でした!!!!!演奏が終つても会場内は暫くの間、完全に静まり返っていました。
観客の皆さんは大満足でしたね。そしてラザレフさんも大変に嬉しそうでしたね!!
小山さんが心の底から嬉しさを感じてアンコールを弾いて下さったのだと僕にも分かりました。
新春からとても嬉しいサプライズで本当に今日は最高の一日でした。
そして後半は、チャイコフスキー:交響曲第4番ですが、ラザレフさんは指揮台に駆け上がると同時に演奏が始まりました!
とても大きな心を持ったラザレフさんならではの素晴らしい就任披露演奏会でした!日フィルさんとの息もピッタリだし、これから期待度ナンバーワンの日フィルさんの演奏会でした。
終演後もまだ日は高く、帰りも気持ちよく帰路に付けました。
小山さん、そしてファンの皆さん、今年1年もどうぞ宜しくお願いいたします。


※このコンサートお聴きになられた方がいましたら、一言感想を頂けますと幸いです => こちらです


今日のお勧めの1枚<クリック>




今日は素晴らしい晴天!

丁度、入場開始時間に到着



14時からの開演

エスカレーターも満員御礼



既に入場開始しています

チケット拝見



芸劇のフロアーはとにかく広い!

あちらこちらで新年の挨拶を交わす人も



ロビーのソファーも比較的座りやすいです




逆光で暗いですが喫茶コーナーです

芸劇は本当に大きな建物



開演前でピアノは舞台の脇に置かれています

休憩時間の一コマ



今日の小山さんは このCD のみが発売されてました

他にはラザレフさんのCDもありました



何と今日は小山さんのアンコールもありました!

リストの愛の夢です♪



終演となりました!

ラザレフさんの就任演奏会の記事です



今日は終演後もまだまだ時間がたっぷりあります




しかし何度見ても長いエスカレーター




そろそろ日が陰ってきそうです




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Date: 2009/1/11(日)

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