公演日 2008年11月19日(水)
開演 19:00
会場:厚木市文化会館(1,412席)
指揮:尾高忠明
管弦楽:札幌交響楽団
曲目
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」
<アンコール>
ショパン:
ノクターン第21番 嬰ハ短調 [レント・ロン・グラン・エスプレシオーネ]
ドボルザーク:
スラブ舞曲 作品72−2
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つい最近まで暖かさえ感じさせる陽気でしたが、今日は朝から冷え込みやっと冬らしくなってきました。
今日は久しぶりに聴くチャイコフスキーのピアノ協奏曲と確か初めて聴く事になります札幌交響楽団です。
厚木市文化会館は小田急線の本厚木駅から徒歩15分位の場所にありました。
寒い日だったのでこの距離は体が温まり結構都合が良かったりもします。
開演10分前に着き何とか遅刻は避けることが出来ました。
厚木市文化会館は開館30周年記念と言う事ですが、やはり歴史を感じさせる風情と言うか風格がありますね。
いつもは1階席ですが、今日は2階席にしてみました。見晴らしは抜群に良いです。
小山さんのワインレッドで落ち着きのあるドレスはチャイコフスキーのイメージにも合っていたと思います。
尾高氏がタクトを振り下ろすとホルンが場内一杯に鳴り響き、小山さんのピアノと共に華麗なるチャイコフスキーの世界はじまりました!この冒頭は何度聴いても壮大で優雅で華麗ですよね。クラシックを知らない人でもこの冒頭だけは誰でも聴いた事があるのでは!?ピアノ協奏曲の代名詞とも言えるこの曲を札幌交響楽団の皆さんは見事に演じてくれました。
聞く所によると今の札幌はー6℃の気温で勿論雪も降っているそうです。気温差約20℃。そんな北海道から熱き心を持った楽団がチャイコフスキーの名曲を余すことなく奏でてくれています。
第2楽章は天にも昇るような綺麗な演奏で心をリラックスさせてくれました。そして最終楽章はもう手に汗を握る迫力でドラマチィクな展開が次から次えと襲いかかってくる感じでした。この時、小山さんと指揮者の尾高氏、そして札幌交響楽団は完全に一体となって曲に入り込んでいました。
演奏が終わると盛大な拍手が続き、小山さんは何度もカーテンコールをし、それでも拍手が切れないので、なんとソロでのアンコールをプレゼントして下さいました。熱い演奏で火照った皆さんの心を優しく静めてくれる様なショパンのノクターン。素晴らしかったです!!
15分間の休憩を挟み、後半はドボルザークの新世界。今日は名曲揃いでした。
初めて聴く札幌交響楽団でしたが、北の大地のスケールの大きさを感じさせてくれる素晴らしいドボルザークでした。
帰りの小田急線には沢山の楽団員の方も乗車されていましたね。皆さんは恐らく都内のホテルへ向かわれているのだと思います。
遠路よりお疲れ様でした。今日は素晴らしい音楽をありがとうございました。と、心の中で叫びながら僕は町田駅で下車しました。
奇しくも小山さんは、今日共演した札幌交響楽団の皆さんの地である札幌の「音の旅」へと向かわれるのでした。。。。どうぞ暖かくしてお出かけください。
今日のお勧めの1枚<クリック>
このホールは地域の文化施設です。 |
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当日券はありました。 |
静かなたたずまいのホールでした。
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ロビーは落ち着いた感じです
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CDも販売されていました |
札幌交響楽団のグッズ販売も
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こちらは2階スペースです |
もう直ぐ開演です
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終演となりました。 |
小田急線の本厚木駅から徒歩15分くらい
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駅前はツリーで彩られています |
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