まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。


▼日本フィル杉並公会堂シリーズ・杉並公会堂開館2周年記念コンサート     2008/6/6(土)
▼ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008(5月6日)     2008/5/6(火・祭日)
▼ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008(5月3日)     2008/5/3(土・祭日)


日本フィル杉並公会堂シリーズ・杉並公会堂開館2周年記念コンサート                      

公演日 2008.6.6
開場時間 18:30
開演時間 19:00
会場:杉並公会堂

指揮:小林研一郎 ピアノ:小山実稚恵 
日本フィルハーモニー交響楽団

曲目:
シベリウス/交響詩「フィンランディア」
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
シベリウス/交響曲第2番

<アンコール>
ブラームス ハンガリー舞曲第5番


ブログ・日フィル杉並日記
記念コンサート♪


昨日まで雨降りで寒い陽気でしたが、一転して晴天の26℃、少し汗ばむ陽気でした!
今日は久しぶりの小山さんのチャイコフスキーです。
そう言えば、小山さんはチャイコフスキー国際コンクールに入賞してから今年で26年目になるのですね。
とかくショパン国際コンクールが取り出されますが、チャイコフスキー国際コンクールの事を調べるとピアノ部門の上位入賞者は小山さんと上原さんのたった2名なのですね。しかも小山さんは日本人としては始めての上位入賞者なんですね。考えてみると凄い事だと改めて思いました。当時は(今も?)オーケストラとコンチェルトを競演出来る機会が無く小山さんもコンクールで始めてピアノ協奏曲第1番を弾かれた様です。そして入賞と言うのだからやはり只者では無いと言うことですね(笑)
仕事が終わり6時に荻窪駅に着きました。荻窪と言えばラーメンらしく適当に飛び込んだラーメン屋でしたが客は1人しかおらずちょっと怪しい雰囲気の感じもあり(笑)失敗したかなぁ〜と思いましたが、やはり失敗でした(笑)一応お腹は膨れたのでそれで良しとしました。
6時30分には杉並公会堂に着きました。今日の公演は早いうちから完売だったのでそのポスターも掲示されていて期待度満点のお出迎えです。杉並公会堂も、新しくなってからもう2年目を迎えたのですね。早いものです。小山さんもこの公会堂とは縁が深く、昨年度は小山実稚恵プロデュース ピアノ・リサイタルシリーズを企画されまして元オーボエ奏者の宮本文昭さんとも競演されました。そして昨年11月の小山実稚恵プロデュース ピアノ・スピリット「11月のショパン」は記憶に新しい所です。
ホールに入るとまず、開館2周年記念パネル展が目に飛び込み早速行きました。昨年行われたコンサートの写真とアーチストのサインが展示されてました。更にお祝いのメッセージボードを発見!その中に、ありました。小山さんの直筆メッセージが・・・・
この展示コーナーは6月8日まで開催されている様です。
ホワイエに向かうと既に沢山の人で溢れていました。
いつもは1階の前の方の席ですが今日は2階席で小山さんの指先が見える位置です。
小山さんは細かな柄の入った赤いドレスでしたが、やはりチャイコフスキーは赤?かもですね。素敵でしたよ!
いよいよコバケンの唸り声と共にホルンが・・・そして小山さんの力強く格調高いピアノが・・・そして雄大なドラマへと展開していきました。第1楽章はかなり長い楽章でこの楽章だけでも完結って感じがしますね。とにかく小山さんのロシア物については水を得た魚と言った感じでして、その演奏に引き込まれて行くことは毎度の事です。後方斜め上からの小山さんの指使い、動作を見ていると、そのお姿がもう芸術ですね。演奏に集中されている小山さんを強く感じることが出来ました!
そして第2楽章。第1楽章とはうって変わりとてもとてもふくよかで綺麗な音の流れです。今日はこの第2楽章がとても心地良かったです!!
第3楽章に付いては言うことは無く、とにかく理屈抜きで普段のストレスや悩み事はいっぺんに素っ飛びますね!!
日フィルさん、コバケン、小山さん。三拍子揃った役者は爽快で気持ちの良いチャイコフルキーを2周年記念に相応しい勢いで聴かせてくれました。
当然、ブラボーと拍手の嵐でした。小山さんは何度も呼び出されその度に素敵な笑顔で答えてくれましたね。
久しぶりに聴いたチャイコフスキーは満足度1000%で終わりました。
後半のシベリウスも生ではあまり聴くことが無かったのですが、北欧の香りがプンプンしてとても素晴らしかったです。
日フィルさん、コバケンはこの様なロマン溢れる演奏が良くお似合いで(指揮姿ではなく)とても満足の出来たシベリウスでした。当然、こちらも大ブラボーと拍手。珍しくスタンディングオベーションをしている方もお見受けしました。
あっと言う間の2時間でしたが、心の底から楽しむことが出来た最高の一日でした♪
杉並公会堂のスタッフの皆さんも、この素晴らしいホールを益々磨き上げて我々音楽ファンに夢と希望を届けて下さい。
最後に、会場を出て行くお客様、1人1人にお声を掛けておられました。素晴らしいコンサートでした!




完売御礼はいつ見ても嬉しい気持ちになれますね!





開館2周年の記念パネル展が開催されていました。




何やらカメラで撮影されている方が
                 ・・・小山さんのメッセージでした!





CDやチケットも販売されています。




ホワイエは皆さんで溢れかえっています。



外は心地よい風が吹いていました!


 
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Date: 2008/6/6(土)

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008(5月6日)                      

日時:2008年5月6日(火・祝) 
開演 14:30 / 開場 13:45

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008 
『シューベルトとウィーン』

会場 :東京国際フォーラム ホールA(東京)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58

フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
クワメ・ライアン(指揮)



熱狂音楽祭、まさとの特集はこちらです!


今日は最終日です♪

さて、今日は最終日ですが嬉しい事に朝からとても良いお天気になりました。
雨が続いた連休だったので、日差しが本当に気持ちよく感じます。
散策をするつもりで少し早めに着きましたが、屋外はもう沢山の人で凄い熱気です!熱狂の日に相応しい最終日となりました。
2005年から始まり、もう4回目を迎えた音楽祭。年を追う毎に盛大さを増して行きますね。来年は「バッハとヨーロッパ」との事。
シューベルトでこの賑わいなのでバッハならもっと凄い事になりそう。
屋内にはギャラリーコーナーがあり演奏者のサインも展示されてました。小山さんのサインは堤さんと隣合わせでしたので恐らく3日の日に一緒にサインされたものなのでしょう。
さて、そろそろ入場の時間が近づいてきました。昨年はラフ3を聴いた5000人のホールAです。勿論チケットは完売。
席は1階の12列目で丁度ピアノの延長線上にあり大きなホールですが音は期待出来そうです。
今日の指揮者であるクワメ・ライアンさんはカナダで生まれ、トリニダード・トバゴで育った方でカナダやイギリスで音楽を学びオペラや現代音楽などを含む幅広い作品を指揮されています。
1曲目はウェーバーの歌劇「オイリアンテ」序曲。指揮者のクワメ・ライアンはオペラを得意とされ、またフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団はボルドー歌劇場でも演奏をされていると言う事で、とても素晴らしい演奏でした。
そしていよいよ小山さんのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番です。ステージの脇に置かれていたスタインウェイが中央に運び出され準備完了です!今日の小山さんは深い青色のドレスで落ち着いた雰囲気がベートーヴェンにピッタリです。
穏やかに小山さんのピアノが奏でると、オーケストラはそれに応えてきます。皇帝とはまた違った色合いがなんとも言えず良いですね!
そして僕が一番感動した小山さんのカデンツァ。。。5000人のホールなのにピアノの音が素晴らしく輝いて聴こえて来ました。席がかなり良い位置であった事もさることながら、小山さんの熱き魂がピアノを通して僕の心に響いて来ました。小山さんのベートーヴェンは比較的演奏される回数は少ないですが、僕はとても気に入っています。そして心休まる第2楽章。小山さんのピアノの音色はとても美しくこの世のものとは思えない感覚に陥ります。
第3楽章でもまた素晴らしい小山さんのカデンツァを聴くことが出来ました。初めての競演であろうフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団とクワメ・ライアンさんの指揮ですが、気持ちは一つ。素晴らしいフィナーレでした。
一つの曲を通じてこんなにも夢と希望と感動を聴く者に送り届けてくれる音楽ってやはり素晴らしい。
演奏が終わると5000人の盛大な拍手とブラボーが大きなホールを包み込んでいました。
今年も音楽祭は大成功でしたね。関係者の皆様、大変にご苦労様でした。
来年も大いに期待させて頂きます。。。。。。



今日は最終日。朝から晴天です!



もう欠かすことの出来ないイベントとなりました。



案内図は昨年同様でとても見やすいです。



会場入り口にあるインフォメーションはありがたいコーナーです



今日はかなり暑い日となりました。カキ氷も販売しています。



色々な国の料理を屋台で美味しく食べるのも楽しみの一つです。



 皆さん、もう音楽祭にすっかり馴染んでいますね。



今日は最終日でしかも晴天。屋外の広場は完全に埋め尽くされています。



今日で見納めのシューベルト。お疲れさん!



チケット売り場は人が切れる事がありません。



3日は無かった演奏者のサインボード。一番左に小山さんと、堤さんのサインが。5月3日にサインされたものですね。



 昨年のフォトギャラリーは、5月3日の感想をご覧ください。



 5月3日の写真。
お誕生日のお祝いをしている写真です。
ここには僕も写ってます(笑)



無料コンサート(チケットの半券は必要)も沢山の人でにぎわっています。



 国際フォーラムの天井はとにかく高い。



屋内の壁(ガラスの)には色々なボードやアニメーションが飾られています。



キッズコーナーもあります。そしてAEDを発見しました。ちなみに僕はこれが使えます(消防署で講習し認定証もらいました)


         
 市場にはここでしか買うことの出来ない珍しいものが沢山あります。



  ホールAの入場開始時間となりました。



 昨年はラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番をここで聴きました



終演後。皆さん大満足です!


          

さて、次はどのコンサートを聴こうかな! 

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Date: 2008/5/6(火・祭日)

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008(5月3日)                      

日時:2008年5月3日(土・祭日)12:00開演 

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2008 
『シューベルトとウィーン』

会場 :東京国際フォーラム ホールB7(東京)

メンデルスゾーン:ヴァリエーション・コンチェルタンテ ニ長調 作品17
ウェーベルン:3つの小品 作品11
ウェーバー(ピアティゴルスキー編):アダージョとロンド
シューベルト:アルペジオーネソナタ イ短調 D.821

[出演]堤剛(vc) / 小山実稚恵(p)




小山実稚恵さんへお誕生日のメッセージが送れます!

熱狂音楽祭、まさとの特集はこちらです!


今年はシューベルトとウィーン

今年もやってきました。熱狂の日音楽祭。テーマは『シューベルトとウィーン』で昨日のテレビニュースでも放送されていました。
今日は、あいにく朝からの雨で会場に着いた時も霧雨の様な雨がまだ残っていました。
しかし雨にも負けず凄い人で盛り上がっていましたね。
屋外のテーブル席も満席で皆さん、音楽祭の雰囲気を満喫されていましたね。皆さん良い笑顔です!
この様なお祭り気分の催しは、やはり心弾みます!!
ベートヴェンの時から毎年来ていますが、この音楽祭は年々充実してきています。来ているお客様も慣れひたしんでいると思います。
今日は堤剛さんとの久しぶりのデュオコンサート。会場はB7で僕はかなり前の方の席でした。
お客様は小さな子供連れの家族が多く、とても和やかな雰囲気でしたね。いつもと違ったワクワク感があります。
今日の小山さんはワインレッドのドレス。堤さんのチェロの後ろに小山さんのピアノが位置しています。
まずはメンデルスゾーンの曲。とても難しい感じの曲でしたが、小山さん、堤さんとのデュオはもう揺ぎ無いものがあります。
素晴らしい響きです。チェロの響きはなんて心地良いのだろう。堤さんの重厚で深い味わいは、この方の人生そのものの様に思います。
派手さは無いが心に迫るチェロ。思わずため息が出ます。小山さんのピアノもチェロと共鳴し合い素晴らしいメンデルスゾーンでした。
そしてウェーベルンの小曲。とても無機質な現代音楽でしたが、この曲が次に弾いたウェーバーのアダージョとロンドをまろやかで心温まる曲へと引き立てていました。小山さんのリサイタルなどでも感じる事ですが、曲の配列の重要性がこのプログラムでも感じる事が出来ました。最後にシューベルトです。アルペジオーネソナタと言う曲でしたが、シューベルトらしい歌心溢れる素晴らしい演奏でした!!
コンサートが終わり、最後に堤さんがチェロをたずさえ一人で舞台に???
そして皆さん、この曲に合わせて一緒に歌ってくださいと・・・・勿論、僕は分かりました!!
でも場内の皆さんは何のことか???チェロから出てきた曲は、ハッピーバースデイ トゥ〜ユ〜 ♪ でした。
そうなんです、小山さんのお誕生日のお祝いを会場内の皆で歌いました♪勿論、僕も♪♪ 
そしてテーブルに載せらたケーキが・・・・ローソクの火を小山さんが吹き消すと、場内は割れんばかりの拍手とお祝いが。。。
小山さん、改めまして お誕生日おめでとうございます。


★皆さん、小山さんへお誕生日のメッセージをお送りください => 小山さんへお誕生日のメッセージはこちらです!





 11時30分頃に着きましたが、少し雨が・・・・



今年も凄い賑わいです。



今日はB7ホールです。 

チケットは完売で当日券はありませんでした。



 開演前のB7です。    
 色々な工夫がされている会場内です。



コンサートが終わりました。



0歳からのコンサートもあり、ベビーカー姿の方が沢山いました。



家族連れの方も沢山いましたね。



シューベルトの大き垂れ幕が目を引きます。



昨年のコンサートの写真が展示されてました。






帰る頃には雨は止んでました。



<クリック>



Date: 2008/5/3(土・祭日)

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