まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。


▼第26回トヨタ・クラウン・クラシックコンサートブラームス ピアノ協奏曲 第2番     2008/4/16(水)
▼和光市民文化センター・サンアゼリア/モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番     2008/3/23(日)

▼リリア音楽ホール・ショパンリサイタル シリーズ第1回目    2008/3/9(日)



第26回トヨタ・クラウン・クラシックコンサート / ブラームス ピアノ協奏曲 第2番                      

日時:2008年4月16日(水)19:00開演 

会場:横浜みなとみらいホール
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
指揮者:ハンス=マルティン・シュナイト


<前半>
ブラームス
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品83

<後半>
ブラームス
交響曲第1番ハ短調作品68


まさとの特集レポート

開演前はいつでもワクワクします♪

毎年恒例になったクラウン・クラシックコンサート。
開演前に司会者(トヨタ関係者)より今回の応募は昨年の9000人を更に上回る10000人の応募があったとの説明がありました。
この招待コンサートも年々豪華さを増して来ていると思います。
とにかくどこを取っても一流ぞろいで、しかもブラームスの名曲ときたら申し込みも殺到しますよね。
招待と言う事でお客様もいつもとは違い年齢層も学生からお年寄りまでとにかく雰囲気が明るい?でした。
前半はブラームスのピアノ協奏曲第2番、そして後半が交響曲第1番で重厚な名曲が聴けます。
小山さんは指揮者のシュナイトさんの手を取り出てきました。
ドレスは深い緑が重厚なブラームスにピッタリです。
最初のホルンの出だし。遥か彼方の山並みを思わせる旋律がいかにもブラームスです!?
そして少し無骨ですが重厚なピアノの響き。僕は小山さんのこの重厚なピアノの響きがとても気に入っています。
それにしても素人目で見てもその指使いは尋常ではありませんね。
見てるだけですご〜く難しそう。難曲中の難曲と言われるのが分かる気がします。
それにこの協奏曲は第4楽章まであり、演奏時間も50分も。。。。。
小山さんはラフマニノフもそうですが、このブラームスも弾く事に幸せを感じながら楽しみを味わっていらっしゃる様に思います。
小山さんの情熱的なピアニズムは聴く者の心を強烈に弾きつけ、ブラームスの溢れるばかりのエネルギーを最大限にみなとみらいホールに放出していました。
そして最終楽章。上り詰める様なダイナミックな演奏。シュナイトさんのフレッシュで重厚な指揮裁きは神奈川フィルの皆さん、そして小山さんと一体となって私たちに迫ってきます。
演奏後は言うまでも無く、会場内は興奮のルツボと化しました。
壮大なブラームスの魂を心起きなく楽しむ事が出来ました。素晴らしかった。。。。。。
休憩時間は、夜の横浜の夜景が火がついた魂を優しく冷やしてくれました。
そしてブラームスの交響曲第1番。また魂に火が付きました(笑)
ベートーベンの第10番と謂わしめた名曲中の名曲。シュナイトさんの活き活きとした指揮裁きは何とも言えず素晴らしいです。
神奈川フィルの皆さんもこれに応えて素晴らしい1番でした。
シュナイトさん、小山さん、神奈川フィルの皆さん、そして神奈川トヨタさん。最高のブラームスをありがとうございました。





今回は10000人の応募があったそうです!




6時30分から入場開始です。



CDコーナーはいつでも大賑わい




開演前の様子(1階席です)

3階から見ると



夜の横浜はロマンチックです




休憩時間にホット一息




みなとみらいホールからの夜景




終演になりました。楽しかった一日。




<クリック>




Date: 2008/4/16(水)

                                                        Copyright(c) 2008 Michie Koyama Fan Site All Rights Reserved.

和光市民文化センター・サンアゼリア/モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番                      

日時:2008年3月23日(日)15:00開演

会場:和光市民文化センター・サンアゼリア
東京フィルハーモニー交響楽団
指揮者:金聖響


<前半>
ブラームス:悲劇的序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
<後半>
マーラー:交響曲第1番「巨人」


春はすぐそこ♪

今日も。。。。。専用マスクと鼻炎用の薬で武装(泣笑)  _| ̄|○
お陰様で何とか無事に過ごしてます(笑)
今日は初めて行く、埼玉県にある和光市民文化センター・サンアゼリアです。
池袋駅から東武東上線で約15分にある和光市駅から徒歩15分の所です。
会場に向かう桜並木の桜はもう芽が開く直前の状態です。
さてサンアゼリに着くとまずビックリしたのがホール前にある広大な広場。
今日はとてもお天気が良いので沢山の方が日向ぼっこをしながら会場時間を待っていました。
中に入るとホワイエは比較的こじんまりとしていてあっという間に沢山の人で一杯になってきました。
今日はモーツァルトですが、小山さんのモーツァルトは相模原のグリーンホール相模大野で聴いたピアノ協奏曲 第9番『ジュノム』以来と言う事になります。
ブラームスの悲劇的序曲が終わると舞台の袖に置かれていましたスタインウェイが舞台の中央へ運び出されてきました。
そして小山さんの登場です。今日のドレスは淡いピンク色で春らしい雰囲気です。
モーツァルトの21番。天才が書いた代表作品です。
とても生き生きとしたピアノの音色がホール一杯に広がります。
小山さんはとても楽しそうに弾かれています。昨日も東京で同じ演奏を行っていますので、今日は指揮者の金聖響さん、東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんとも息がぴったりでした。
曲の中でのカデンツァが確か第一、第三楽章にありましたが、とても深い味わい豊かなもので小山さんはじっくりと聴かせてくれました。とにかく印象深い素敵なカデンツァでした。聴く所によりますとベーレンライター版の作曲者が作ったカデンツァを基に小山さん御自身でもアレンジしたものの様です。聴いた瞬間、ググッと弾き付けられる小山さんならではの演奏でした!
そして第二楽章。長調の曲なのになぜか悲しげに胸が締め付けられる様な瞬間があって、本当にモーツァルトは天才だなと思います。
春を沢山感じさせてくれた小山さんのモーツァルトはとても素晴らしかったです!
後半は大曲、 マーラー:交響曲第1番「巨人」でした。
とても迫力のある素晴らしい演奏でしたが、どうやら金聖響さんも僕と同じく花粉症?らしく鼻がとても息苦しそうでした。
それにもめげず、迫真の演奏をして下さった金聖響さんには沢山の拍手を送りました。
帰り道、ホールまでの並木道にある桜の木が帰りには随分たくさん咲いていました!
春を迎えていよいよこれから小山さんのメインイベントが巡ってきますね。
今年はどの様な小山さんを感じることが出来るのか今からとても楽しみです。






初めて来た、東武東上線の和光市駅

駅から歩くこと約15分



途中ポスターが目を引きます!




サンアゼリア前の広場はこ〜〜〜んなに広いぞ!

ポカポカ陽気が何とも言えず心地よいです!




今日は扇子が必要かも??




入場中の皆さん、長蛇の列が続きます!



入場口付近




CDコーナーも忘れずに!




喫茶コーナーも勿論あります。

思い思いの待ち時間



こちらは休憩時間の様子




開演前の様子です。




終演後、駅に向かう皆さん







Date: 2008/3/23(日)

                                                        Copyright(c) 2008 Michie Koyama Fan Site All Rights Reserved.

リリア音楽ホール・ショパンリサイタル シリーズ第1回目                      

日時:2008年3月9日(日)14:00開演

会場:川口総合文化センター・リリア音楽ホール

<前半>
ワルツ 第3番作品34-2「華麗なる円舞曲」
ワルツ 第2番作品34-「華麗なる円舞曲」
ワルツ 第7番作品64-2
ワルツ 第8番作品64-3
ワルツ 第6番作品64-1
ワルツ 第13番作品70-3
ワルツ 第11番作品70-1
ワルツ 第10番作品69-2
ワルツ 第14番 「遺作」
ワルツ 第12番作品70-2
ワルツ 第4番作品34-3「華麗なる円舞曲」
ワルツ 第9番作品69-1「別れのワルツ」
ワルツ 第5番作品42「大る円舞曲」
ワルツ 第1番作品18「華麗なる円舞曲」
<後半>
バラード 第1番作品23
バラード 第2番作品38
バラード 第3番作品47
バラード 第4番作品52
<アンコール>
ノクターン20番嬰ハ短調 「遺作」
ワルツ  イ短調 「遺作」


もうすぐ春です♪

今日もかなり凄い花粉悲惨日。。。。。専用マスクと鼻炎用の薬で武装(泣笑)  _| ̄|○
取りあえず、武装したお陰で花粉症の症状軽いです(笑)
今日はリリアでの新企画でありますショパンシリーズ(3回のシリーズ)の第1回目で、ワルツとバラードです。
オールショパンと言う事で小さな女の子がお母さんと連れ立って来てる姿を沢山見受けました。
子供たちのイキイキしていた目がとても印象的でした。皆、きっとピアノを習っているのでしょうね。
リリアの音楽ホールでは何度か聴いていますが、ピアノリサイタルを開くには最高のホールですね。しかも駅から近い(駅の目の前)
リリアは係員の皆さんの対応も良くとても気持ちよく聴けるホールです。
今日は前半がワルツです。子供達には嬉しいしい演目ですね。
小山さんは玉虫色の素敵なドレスで春風の様に爽やかに登場されました。
前半はワルツ全14曲ですが、1番から順に弾くのではなく小山さんならではの魅力ある構成です。
もう感想は言うまでもないのですが、ショパンをお弾きになられている小山さんは本当に楽しそう♪
小犬のワルツも曲の持つ素晴らしさを余すことなく表現されていてとても素敵でした。私も弾きたい!きっと子供達の励みになったと思いますね!
14曲は、どの曲も小山さんの明るく心優しいお人柄が良く現れた素敵な演奏でした。
そして後半のバラード。もう何度も聴いている筈なのに今日はまた違った感動を味わいました。
全4曲が全て完全燃焼の最高の名演と言っても過言ではなかったと思います。小山さんのハートに満ちあふれたバラード。とにかく素晴らしかったです。1曲毎にあったお客様からの熱い拍手とため息がそれをものがっていました。とにかく1曲が終わると拍手が自然と出てしまうのです。
小山さんのラフマニノフも熱いですが、ショパンがこんなにも熱かったとは。ショパンが全身全霊で書き上げた名作を今、小山さんが紐解いて私達に語ってくれました。ショパンの熱い想いがホール一杯に十分に伝わりましたよ!小山さん!!!!
シリーズはあと2回。ノクターンとポロネーズ。マズルカとそしてソナタ。今から待ち通しいシリーズとなりました!!






久しぶりのリリアホールです。

完売御礼です!




ブーニンさんも6月26日にリリア・メインホールでベートーヴェンを弾きます。



今日は4階の音楽ホールです。




ちょうど、入場時間に着きました。




今日はサイン会があるのでCD売り場も満員御礼!




リリアの音楽ホールはリサイタルには丁度良いスペースです!



休憩時間の喫茶コーナー



サイン会は今日も長蛇の列です。




ファンの皆さんとの交流の場です。




まだまだ明るいリリアホール。



<クリック>

<クリック>



Date: 2008/3/9(日)

                                                        Copyright(c) 2008 Michie Koyama Fan Site All Rights Reserved.