日時:2008年4月16日(水)19:00開演
会場:横浜みなとみらいホール
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
指揮者:ハンス=マルティン・シュナイト
<前半> ブラームス
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品83
<後半>
ブラームス
交響曲第1番ハ短調作品68
★まさとの特集レポート |
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毎年恒例になったクラウン・クラシックコンサート。
開演前に司会者(トヨタ関係者)より今回の応募は昨年の9000人を更に上回る10000人の応募があったとの説明がありました。
この招待コンサートも年々豪華さを増して来ていると思います。
とにかくどこを取っても一流ぞろいで、しかもブラームスの名曲ときたら申し込みも殺到しますよね。
招待と言う事でお客様もいつもとは違い年齢層も学生からお年寄りまでとにかく雰囲気が明るい?でした。
前半はブラームスのピアノ協奏曲第2番、そして後半が交響曲第1番で重厚な名曲が聴けます。
小山さんは指揮者のシュナイトさんの手を取り出てきました。
ドレスは深い緑が重厚なブラームスにピッタリです。
最初のホルンの出だし。遥か彼方の山並みを思わせる旋律がいかにもブラームスです!?
そして少し無骨ですが重厚なピアノの響き。僕は小山さんのこの重厚なピアノの響きがとても気に入っています。
それにしても素人目で見てもその指使いは尋常ではありませんね。
見てるだけですご〜く難しそう。難曲中の難曲と言われるのが分かる気がします。
それにこの協奏曲は第4楽章まであり、演奏時間も50分も。。。。。
小山さんはラフマニノフもそうですが、このブラームスも弾く事に幸せを感じながら楽しみを味わっていらっしゃる様に思います。
小山さんの情熱的なピアニズムは聴く者の心を強烈に弾きつけ、ブラームスの溢れるばかりのエネルギーを最大限にみなとみらいホールに放出していました。
そして最終楽章。上り詰める様なダイナミックな演奏。シュナイトさんのフレッシュで重厚な指揮裁きは神奈川フィルの皆さん、そして小山さんと一体となって私たちに迫ってきます。
演奏後は言うまでも無く、会場内は興奮のルツボと化しました。
壮大なブラームスの魂を心起きなく楽しむ事が出来ました。素晴らしかった。。。。。。
休憩時間は、夜の横浜の夜景が火がついた魂を優しく冷やしてくれました。
そしてブラームスの交響曲第1番。また魂に火が付きました(笑)
ベートーベンの第10番と謂わしめた名曲中の名曲。シュナイトさんの活き活きとした指揮裁きは何とも言えず素晴らしいです。
神奈川フィルの皆さんもこれに応えて素晴らしい1番でした。
シュナイトさん、小山さん、神奈川フィルの皆さん、そして神奈川トヨタさん。最高のブラームスをありがとうございました。
今回は10000人の応募があったそうです! |
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6時30分から入場開始です。 |
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CDコーナーはいつでも大賑わい |
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開演前の様子(1階席です) |
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3階から見ると |
夜の横浜はロマンチックです |
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休憩時間にホット一息 |
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みなとみらいホールからの夜景 |
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<クリック> |
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