まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

▼ 杉並公会堂ピアノ・リサイタルシリーズ       2007 2007/1/30(火)
▼ 越谷ティータイムコンサート / リサイタル   2007/1/20(土)
▼ 日フィル 第165回 サンデーコンサート    2007/1/7(日)


  杉並公会堂ピアノ・リサイタルシリーズ2007

日時::2007年1月30日(火) 19時
場所:杉並公会堂 大ホール

トップランナー・小山実稚恵&宮本文昭デュオ(第1回)

(曲 目)
J.S バッハ:
平均律第1集より第1番 プレリュード・フーガ
半音階的幻想曲とフーガ
ベートーヴェン:オーボエ・ソナタop.17
リスト:<愛の夢>第3番、<エステ壮の噴水>
バッハ:シチリアーノ
フォーレ:夢のあとに
ドニゼッティ:オーボエ・ソナタ/ほか

<アンコール>
サン・サーンス 「白鳥」
大島ミチル  「あすか - 風笛」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
『あすか』は、1999年10月4日から2000年4月1日まで放映された、NHK連続テレビ小説シリーズ第61作のテレビドラマ。
奈良県明日香村と京都市を舞台に、宮本あすか(竹内結子)が和菓子職人として成長していく様子と、それを取り巻く人間関係を描いた。
大島ミチルによる、オーボエを主体としたオープニング曲『風笛(かざぶえ)』(オーボエは宮本文昭が担当)でも知られる。(曲のエンディングにいくつか異なるヴァージョンがあった。)
杉並公会堂ピアノ・リサイタルシリーズ2007は小山さんがプロデュースしました! => こちら
この公演を含めると全6公演。(この他にバイオリンシリーズもあります)
どの企画も内容が充実していて魅力溢れるものばかり、小山さんは本当に多才ですね♪。。。さすがわ小山さんです!!
装い新たに誕生した杉並公会堂のホールはサントリーホールの様に舞台の後にも席があります。
まず驚いたのは、拍手の音が違うのです。拍手の響きがとても自然でクリアーに聞こえるのです。
それと引き換えにちょっとした音がとても良く響くので、プログラムを開いたりする時のガサガサ音とかも響き渡りますね。
今日の小山さんはワインレットのとてもゴージャスなドレスで新しいホールにとても良くマッチしています。
前半のバッハはとても迫力のある素晴らしい演奏でした。
このバッハの演奏は小山さんのCDにも納められていたと思いますが涙が出てくる程、心にグッと迫ってきます♪
バッハの演奏は3月18日(日)にも杜のホールはしもと ホールで〜レクチャーコンサート☆バッハの真髄を探る〜が聴けますので、今からとても楽しみです。途中、小山さんのトークが入りました。
小山さんがプロデュースしたこの企画についての説明と、次に登場する宮本さんが3月31日でコンサート活動に終止符を打たれると言うお話しでした。
小山さんに取りまして、宮本さんとの共演は最初で最後になる様です。
さて、宮本さんとの共演です。
おそらく小山さん初のオーボエとの共演かと思います。
オーボエの響きはとてもノスタルジックで心にジ〜〜ンと来るものがあります♪
小山さんと宮本さんの演奏は、古くからの共演仲間の様にとても息のあった素晴らしい演奏でした。
そして私たちまでもが嬉しくなるような、明るく楽しく小山さんらしいコンサートでした。
休憩時間になりロビーへ出ると、そこは上野のあめや横丁の様な雰囲気で、立つ所が無いくらい沢山の人でした。
特にCD売り場は、沢山の人に取り囲まれていて全く先が見えない状態でした。すごかったです!!
後半は宮本さんのとても歯切れの良い楽しいトークが聞けました。
宮本さんは、オーボエを極めてみたいとずっと思っていたそうですが、宇宙の果ての様に終わりが無いことに気がついたそうです。
そこで一端コンサート活動から離れてみて、今度は違った世界にもチャレンジしてみたいという気持ちになったそうです。
我々も思う事かもしれませんが、その勇気と才能が伴わずなかなか出来ない事と思います。宮本さんがとても羨ましく思えました。
ドニゼッティ:オーボエ・ソナタでしょうか、息を飲む美しい旋律があって心が癒される素晴らしい曲でした。
楽しい時間と言うのは、過ぎるのが早いですね。
全演奏が終わりました。興奮冷めやらずで拍手が鳴り止みません。
アンコールは2曲演奏して下さいました。
オーボエから流れ出すサンサーンスの白鳥のメロディーは何とも言えず哀愁に満ちていました。
そしてNHK連続テレビ小説『あすか』で使われた風笛。宮本さんのオーボエが評判になったものです。
最後の最後まで輝いていた小山さんと宮本さんでした。
この素晴らしいお二人の共演は、まさとの心に一生残る宝物としてメモリーされました。
・・・・・
お待ちかねのサイン会はすご〜〜〜〜い沢山の人でロビーは騒然としてました!!
小山さん、いつもいつもお疲れの中を本当にありがとうざいます。
今日は、先日発売されました限定版のゴールドディスクにサインを頂きました。
そして、またまた素敵な小山さんのステッカーも頂きました。もう3枚集まりました。。。。。
最後に・・・・
ファンサイトでも紹介させて頂いています、日経ネットでの小山さんのスピーチの中で
「ピアノっていい楽器だなあ」と、弾けば弾くほど思います。主役にもなれるし、脇役にもなれる。単音はもちろん、和音も自由に奏でることができるので、1台あればミニオーケストラになります。
と語られていますが、今日は主役の他に、宮本さんのオーボエの脇役として最大限のアプローチをされていた小山さんでした。
まだまだ寒さが続く毎日です。
皆様、小山さん。どうぞ風邪などひかないようにご自愛ください。
まさとは、そろそろ花粉症に備えたいと思う今日この頃です(笑)


         
杉並公会堂はリニューアルして美しく変身しました♪     


        
まだ新しいホールなのでとても気持ち良いです。


            
 公演後に小山さん、宮本さんのサイン会があるそうで、沢山の皆さんがCDを購入してました♪


          
2階にはガラス張りの喫煙コーナーがあります。



           
    公演後にサイン会は、もう大盛況でした♪                小山さんは一人一人に声をかけながらの素敵な対応です♪



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Date: 2007/1/30(火)

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  越谷ティータイムコンサート / リサイタル

日時:2007年1月20日(土)14時(開場13時半) 

会場:
越谷コミュニティセンター サンシティホール (埼玉県)

演目:
<前半>
クララ・シューマン:ロマンス 変ホ短調 作品11-1
ロベルト・シューマン:子供の情景 作品15
 望月 京:メビウス・リング
ショパン:
ノクターン第1番 変ロ短調 作品9−1
ポロネーズ 変イ長調 第6番「英雄ポロネーズ」 作品53
〜ティータイム〜
<後半>
ムソルグスキー:組曲 「展覧会の絵」 
  
<アンコール>
スクリャービン:左手のための
ショパン:ワルツ7番

初めての越谷です!


家を出るとき雪がちらほらと降ってきました!
こりゃ〜大雪かなぁ。。。なんて思っているうちに止みました(笑)
今日は初めて行く越谷コミュニティセンター サンシティホールです。
ティータイムコンサートとは?? どんなコンサートなんだろうと興味津々です。
今日は指定と自由席があり私は自由席なので早めに行きました・・・・・が、会場時間の20分前に着きましたが、もう長蛇の列でした。
会場時間になるとチケットのチェックをする入場口からサンシティーホールの出入り口までの約200メートル位まで続く超超蛇の列になりました。
あまりの列の長さに係員の方たちが走り回っていました!ご苦労さん!!
ホール内はとても明るくいごこちの良さを感じさせるホールです。
終演後にサイン会があるのでCD売り場は早くも沢山の方が押し寄せていました。
中にはピア出版の小山実稚恵の世界の本とCDをまとめて購入されている方もいて大盛況です。
いよいよ開演時間になりました。
案内役の岡部真一郎さんが、まず舞台に登場し小山さんのご紹介をしました。
そして小山さんの登場です!
今日はブラウンに素敵なデザインが施されているドレスでシックなイメージが小山さんにピッタリです!
前半はシューマン夫妻の作品を演奏されましたが、もう何度聴いても心が熱くなるまさとでした。
そして越谷コミュニティセンターから小山さんへのリクエストで望月 京さん作曲のメビウス・リングです。
現代音楽的特有の?無機質な打鍵が続きそして唸る様な響きがピアノから湧き出てきます。
とても演奏が難しそうな曲でしたが、小山さんはどんな曲でも完璧に聴かせてくれます。
小山さんがピアノを弾いていないのに、なぜか念仏の様にピアノが唸っているのです。後の質問コーナーで知った事なのですが、真ん中のペダルを踏むとダンパーが上がった状態になるので、弾いている音の倍音が響いて不思議な響きが作り出される様なのです。まるで宇宙の彼方から響いている音の様でとても不思議な感覚に見舞われました。
現代音楽の馴染みが薄い私には正直な所、この曲の良さ?はちょっと理解出来ない範疇でした。でも違った意味でとても刺激的な世界でした。
別世界的緊張感を味わった後は、がらっと変わってショパンです。なんだかホットため息が出ましたね。やはりショパンはいいですね♪
豪快な小山さんの英雄を聴いてティータイムです。今日のプログラムと一緒に質問用紙が添えてありこれを休憩時間に係員の方に渡すと、後で小山さんが質問に答えてくれるといったものもあり、とても色々と工夫された今日のコンサートです!
さてティータイムですが、コーヒー、紅茶、オレンジジュースが飲み放題なのです。そうなのです、これがティータイムコンサートの謂れなのです。
もうフロアーは飲み物を片手にした方々でごった返していました。私もオレンジジュースとコーヒーを頂きましたが、とても美味しかったです!!
飲み物を飲み、満足した皆さんはまた客席内へと戻ります。
後半の演奏前に先ほど回収した質問用紙に小山さんがお答えになるコーナーがありました。
1.小山さんは、今日は何時におきられましたか?・・・・・8時頃です。。。。終始恥ずかしそうにお答えになる小山さんです。
2.演奏会の日の朝は練習されるのですか?・・・・・家では練習はしません。会場へ着いてから少し弾きます。
3.どうしたらピアノが上手に弾ける様になりますか?・・・・・それは私も知りたいです。。。。さすが明回答の小山さんです(笑)
4.望月京さんのメビウス・リングで弾いていない音が鳴っていましたが?・・・・・真ん中のペダルを踏むとダンパーが上がった状態になるので、
  弾いている音の倍音が響いて不思議な響きが作り出されるのです。
5.家では家事をなさるのですか?・・・・・色々なレシピをやりますが、その都度変わる事があります。
6.普段ピアノを弾いていないときは何をしていますか?・・・・・スポーツが好きなので観戦したり、猫と遊んだり(勿論マルコとルビンのこと)
7.とても素敵な衣装ですが・・・・・以前CDレコーディングの時にお知り合いになられたデザイナーさんにお願いしています。
・・・・・の様な質問だったと思いますが記憶力の乏しい、まさとの話なので、話し半分でお願いしますm(_ _)m
さて次はムソルグスキーの展覧会の絵です。ピアノで聴くのは初めてなのでドキドキしてます。
エマーソン・レイク&パーマーと言うロックンローラーが だいぶ前に展覧会の絵を演奏しましたが、何故かフっと脳裏を横切りました(笑)
小山さんのピアノは迫力があります。展覧会の絵はムソルグスキーのあの暑苦しく思える風貌と国立近代美術館が交錯しながら眩いばかりに音が駆け巡ってきます。なんだか小山さんと一緒に美術館巡りをしている様でした。
特に最後の英雄の門はとてつもなく重厚で迫力のあるピアノの音が頭の上から負いかぶさって来る様で、本当に小山さんのピアノは凄い!!
生演奏の醍醐味ここにあり・・・でした!!!
そしてお待ちかねのサイン会です。
もう沢山の方々が小山さんにお会い出来る事を楽しみにしています。皆さんとても緊張されていて、小山さんと何を話そうか??としきりに考えている様子が伺えます。もちろん私も同じです(笑)
とてもお優しい小山さん。しかし先ほどのとてつもなく絶大なパワーは一体どこに潜んでいるんでしょうか?
一番聞きたい質問です。。。。。
小山さんのトレードマークのルビンとピアノが書かれた素敵なシールもサイン会に訪れた全員の方々にプレゼントされました!
小山さん人気は益々加速するばかりです♪
今日も、小学生の様な感想ですみませんm(_ _)m
まさとは、これからも書き続けますので、これに懲りずに怖いもの見たさでまたお読みください(笑)



         

     
越谷コミュニティセンターはとても明るい感じのホールです! 

               
                                                          ホールまでの通路にも沢山のポスターがありました


          
  入場20分前なのに、もう長蛇の列が出来てました



           
          いよいよ入場開始しました!                              ホールの定員は 490名  


           
    公演後にサイン会もあり、CD売り場は大盛況♪


           
    ティータイムコンサートの謎が解けました!                                                 美味しそうにコーヒーを飲み干しています!!


           
                                                                                            オレンジジュースもあります


           
                  とても美味しかったです!


            
          ご馳走様でした。でもかたずけが大変ですね!                                         皆さん、とてもくつろいでいます♪


            
                 場内はこんな感じです♪                              曲目の変更がありました!


             
 
        アンコールは素敵でした!


          
         サイン会はいつもの通り長蛇の列です!


           
       小山さん、お疲れの中をありがとうございます!                                  いつも笑顔が絶えない小山さんです♪


                 
           夕暮れの南越谷駅 


                

 オーチャードに引き続き2枚目の素敵なステッカー                     <クリックで拡大>


                
       <クリックで拡大>                                               <クリックで拡大>



Date: 2007/1/20(土)

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  日フィル 第165回 サンデーコンサート

日時:2007年1月7日(日)14時(開場13時半) 

場所:東京芸術劇場

日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:炎のコバケン こと 小林研一郎

演目:
モーツァルト:
オペラ<フィガロの結婚>序曲
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調<皇帝>

    ***** 休憩 *****

ドヴォルジャーク:
交響曲 第9番 ホ短調 <新世界より>
あけましておめでとうございますm(_ _)m


皆さん、明けましておめでとうございます m(_ _)m
今年最初で、そして恒例の小山さんの皇帝です。(コバケン+日フィルとの年初めの皇帝はもう恒例ですね。)
芸術劇場の日は天候の悪い日が多いのですが、今日はとても気持ちの良い快晴です♪
芸術劇場に着くと、まず目に入ったのが今日のポスターに貼られた、当日券なし、完売のお知らせでした。
今日の皇帝は、暮れの第九みたいな物で、この小山さん+コバケン+日フィルの皇帝が無いと一年が始まらない気分です!
入場時間を少し過ぎた時間に付きましたが、エスカレーターの周りは沢山の人で乗るのに順番待ちの状態でした。
ホール内に入ると、日フィルのグッズ売り場に沢山の人だかりが出来ていました。
ただ、芸術劇場のホール内はとても広い空間なので、ゆったりした気分になれます。
今日のプログラムは新年に相応しく、ベートーベンの皇帝とドボルザークの新世界です。
どちらの曲もとても元気が良く気持ちが明るくなりますよね。。。。
さて、皇帝がはじまりますが今日の小山さんは、深いピンク色と言うのでしょうか、とても鮮やかで新春に相応しいドレスでした。
皇帝の最初の出だしは、本当に素敵ですね!何度聴いても心が踊り元気が出る素晴らしい名曲です!
今年もコバケンの唸り声と共に始まった皇帝、今年最初の小山さんの一音が心に響きます。いや〜〜ぁ、いいですねぇ〜〜♪
体がふわっと浮く感じで何とも言えない爽快感です!!!
コバケンと日フィル、そして小山さんのピアノはとても良く響きあっていてスッと私達の耳に、そして心の中に心地よく響き渡ってきますよね。
最近は小山さんのピアノに導かれ、タイムマシンに乗ってその時代にさかのぼって旅に出ているまさとです。
小山さんの皇帝はとても壮大で、まるで目の前にナポレオンが立っているようです!!
今日のコンサートは新春に相応しく気持ちが引き締まるコンサートで、今年もいい事があるぞ!って気持ちになりました!!!
小山さんの皇帝が終わるとブラボ〜の嵐と沢山の拍手で、のりに乗った名演奏でした♪
・・・・・・・
後半は、コバケンが唸りまくった熱い新世界で、まさに炎のコバケンでした!!
気がつくと、コバケンと日フィルの熱い新世界にどっぷりと浸かっていました。
新年を熱のこもった素晴らしい名演奏で迎える事が出来て、とても幸せな一日でした。
小山さん、そしてファンの皆さん!今年もどうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m



           
  今日はとても良い天気で暖かな日です     


          
                                              当日券なし  完売の札が出ています



                       1時40分に着きましたが、エスカレーターは行列でした


          
   しかし芸術劇場のエスカレーターは壮大です!




         
        もう入場開始しています                                                          ここにも売り切れ御免の札が。。。



           
       冬なのでクロークは大賑わいです                       このエスカレーターを上がると、まず1階席になります


            
    芸術劇場のフロアーは広くてとてもくつろげます                                  今日は、日フィル関係のCDとグッズ、前売り券の販売でした


          
           喫茶コーナーも大賑わい


             
                                                                                                              サンシャインビルも見えます


             
                    休憩時間のフロアーの様子です


           
                                                                                                        コンサートが終わり出口に向かう皆さん



  4時ですが、もう日が落ちかけています


                      
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Date: 2007/1/7(日)

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