杉並公会堂ピアノ・リサイタルシリーズ2007は小山さんがプロデュースしました! =>
こちら
この公演を含めると全6公演。(この他にバイオリンシリーズもあります)
どの企画も内容が充実していて魅力溢れるものばかり、小山さんは本当に多才ですね♪。。。さすがわ小山さんです!!
装い新たに誕生した杉並公会堂のホールはサントリーホールの様に舞台の後にも席があります。
まず驚いたのは、拍手の音が違うのです。拍手の響きがとても自然でクリアーに聞こえるのです。
それと引き換えにちょっとした音がとても良く響くので、プログラムを開いたりする時のガサガサ音とかも響き渡りますね。
今日の小山さんはワインレットのとてもゴージャスなドレスで新しいホールにとても良くマッチしています。
前半のバッハはとても迫力のある素晴らしい演奏でした。
このバッハの演奏は小山さんのCDにも納められていたと思いますが涙が出てくる程、心にグッと迫ってきます♪
バッハの演奏は3月18日(日)にも杜のホールはしもと ホールで〜レクチャーコンサート☆バッハの真髄を探る〜が聴けますので、今からとても楽しみです。途中、小山さんのトークが入りました。
小山さんがプロデュースしたこの企画についての説明と、次に登場する宮本さんが3月31日でコンサート活動に終止符を打たれると言うお話しでした。
小山さんに取りまして、宮本さんとの共演は最初で最後になる様です。
さて、宮本さんとの共演です。
おそらく小山さん初のオーボエとの共演かと思います。
オーボエの響きはとてもノスタルジックで心にジ〜〜ンと来るものがあります♪
小山さんと宮本さんの演奏は、古くからの共演仲間の様にとても息のあった素晴らしい演奏でした。
そして私たちまでもが嬉しくなるような、明るく楽しく小山さんらしいコンサートでした。
休憩時間になりロビーへ出ると、そこは上野のあめや横丁の様な雰囲気で、立つ所が無いくらい沢山の人でした。
特にCD売り場は、沢山の人に取り囲まれていて全く先が見えない状態でした。すごかったです!!
後半は宮本さんのとても歯切れの良い楽しいトークが聞けました。
宮本さんは、オーボエを極めてみたいとずっと思っていたそうですが、宇宙の果ての様に終わりが無いことに気がついたそうです。
そこで一端コンサート活動から離れてみて、今度は違った世界にもチャレンジしてみたいという気持ちになったそうです。
我々も思う事かもしれませんが、その勇気と才能が伴わずなかなか出来ない事と思います。宮本さんがとても羨ましく思えました。
ドニゼッティ:オーボエ・ソナタでしょうか、息を飲む美しい旋律があって心が癒される素晴らしい曲でした。
楽しい時間と言うのは、過ぎるのが早いですね。
全演奏が終わりました。興奮冷めやらずで拍手が鳴り止みません。
アンコールは2曲演奏して下さいました。
オーボエから流れ出すサンサーンスの白鳥のメロディーは何とも言えず哀愁に満ちていました。
そしてNHK連続テレビ小説『あすか』で使われた風笛。宮本さんのオーボエが評判になったものです。
最後の最後まで輝いていた小山さんと宮本さんでした。
この素晴らしいお二人の共演は、まさとの心に一生残る宝物としてメモリーされました。
・・・・・
お待ちかねのサイン会はすご〜〜〜〜い沢山の人でロビーは騒然としてました!!
小山さん、いつもいつもお疲れの中を本当にありがとうざいます。
今日は、先日発売されました限定版のゴールドディスクにサインを頂きました。
そして、またまた素敵な小山さんのステッカーも頂きました。もう3枚集まりました。。。。。
最後に・・・・
ファンサイトでも紹介させて頂いています、日経ネットでの小山さんのスピーチの中で
「ピアノっていい楽器だなあ」と、弾けば弾くほど思います。主役にもなれるし、脇役にもなれる。単音はもちろん、和音も自由に奏でることができるので、1台あればミニオーケストラになります。
と語られていますが、今日は主役の他に、宮本さんのオーボエの脇役として最大限のアプローチをされていた小山さんでした。
まだまだ寒さが続く毎日です。
皆様、小山さん。どうぞ風邪などひかないようにご自愛ください。
まさとは、そろそろ花粉症に備えたいと思う今日この頃です(笑)