まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017    2017/9/10(日)
▼小山実稚恵グランド・コンサート・シリーズ 第1回 ソロ・リサイタルT   2017/7/17(土)
▼NHK交響楽団 演奏会   
2017/6/4(日)


サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017
サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017

ザ・プロデューサー・シリーズ片山杜秀がひらく「日本再発見」
「再発見“戦中日本のリアリズム”―アジア主義・日本主義・機械主義―」


2017年9月10日(日)
15:00開演(14:30開場)
会場:サントリーホール

尾高尚忠:交響幻想曲≪草原≫ op.19(1943)
山田一雄:おほむたから(大みたから)op.20(1944)
伊福部昭:ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲(1941)
<アンコール> 伊福部昭「ピアノ組曲より 七夕」
諸井三郎:交響曲第3番(1944)


指揮:下野竜也
ピアノ:小山実稚恵
東京フィルハーモニー交響楽団



久しぶりのサントリーホールでした。サントリーホールは大規模な改修工事を行っていて9月1日にリニューアルオープンしたばかりでした。
何でもパイプオルガンのメンテナンスも全て行った様です。
目立たない所では客椅子を全て建設時と同じ物で新しく作り直した様で、座り心地がとても良くなっていました。
そんな中でのコンサートでしたが、今日はいつもとは大分違ったプログラムで日本再発見、“戦中日本のリアリズム”と言うかなり色の濃い題目になっていました。
その為か客層もかなり色の濃い井出たちの方々もおられましたが、それはそれで楽しむ事が出来ました。
作曲家は全て日本人で、お名前は一度は聞いたことのあるとても著名な方ばかりでしたが、勿論全て初めて聴く曲ばかりです。
小山さんが弾かれる”ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲”は、あのゴジラの作曲者である伊福部さんです。
第1楽章と第3楽章共にリズミカルで壮大な曲の流れが目まぐるしく、戦中日本の激動を感じさせる迫力がありました。それに伴ってピアノも力強く豪快で恐らく弾き切れるピアニストはあまりいないのでは?と思わせるテクニカルなもので小山さんは勿論、楽しそうに難なく弾かれていました。それに反した第2楽章はとても寂し気な楽章で戦争のもの悲しさを表現しているかに思えました。
アンコールは伊福部さんの「ピアノ組曲より 七夕」で、この大曲を弾かれた後なのに、この優しく憂いに満ちた美しい曲を小山さんは丹念に弾かれていて、伊福部さんを思われながら弾かれていたのかなと思いました。
日本には、こんなにも素晴らしい作曲家がいた事を観衆の皆さんを始め私もまざまざと思い知らされるこのコンサートでした。色々と議論を呼びそうなテーマなのであまり聴く機会も無い様に思いましたが、純粋な音楽としてこれからも沢山の人々に聴いて欲しい作曲家だと思いました。小山さんがピアノを弾き終わると、皆さん、勿論初めて聴く曲の方が殆どだったと思いますが、その素晴らしいピアノと演奏に驚きと感動を隠し切れず、ブラボーと拍手が鳴り止まぬサントリーホールでした。恐らく天国にいる伊福部さんも、この様な大成功の自分の公演を聴かれていて感無量の思いであるのかと思いました。
惜しむらくは伊福部さんが生前の間にこのコンサートが公演されてお聴きになられていたらと思う次第でした。
益々偉大な日本人ピアニストとして名を残していく小山さんの名演奏を、リニューアルされたサントリーホールで聴けた事を幸せに思う一日でした。
これから、秋に入り芸術を楽しむ季節になっていきます。
また皆さんと、演奏会場でお会い出来る事を楽しみにしています。




このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めです!

初の著書「点と魂と」です=> こちらです



バッハ:ゴルトベルク変奏曲です=> こちらです





久しぶりのサントリーホールです!

チケットは完売となった様です



とても爽やかなお天気でした。

そろそろ会場の時間です。



とても珍しいプログラムです。

今日は2回の休憩が入ります。




入場開始となりました。



改装されて美しさを取り戻していました

絨毯もとても良い感触になっていました





客席の椅子もとても良い感じになっていました



開演前の様子です




休憩時間の様子です




終演後にサイン会があります

今日も大曲をお疲れ様でした。
<撮影・掲載は了解済です>


Date: 2017/9/10(日)

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小山実稚恵グランド・コンサート・シリーズ 第1回 ソロ・リサイタルT
小山実稚恵グランド・コンサート・シリーズ 第1回 ソロ・リサイタルT

2017年7月15日(土)
14:00開演
横浜市栄区民文化センターリリス(神奈川県)

ブラームス:6つの小品 Op.118 より 第2曲 間奏曲 イ長調
シューベルト:即興曲 Op.90(全4曲)
ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2
ショパン:ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」
ショパン:ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1 「別れのワルツ」
ショパン:ワルツ 第2番 変イ長調 Op.34-1 「華麗なる円舞曲」
ショパン:ノクターン 第2番 変ホ長調 Op.9-2
ショパン:ノクターン 第13番 ハ短調 Op.48-1
ショパン:アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22

<アンコール>
ショパン:ノクターン 第21番 ハ短調
グラナドス:スペイン風舞曲 第5番
アルベニス:パヴァーナ・カプリチオ
ショパン:マズルカ 第57番 ハ長調



このコンサートは、横浜市栄区民文化センターリリス開館20周年記念にあたり、小山実稚恵グランド・コンサート・シリーズ(全3回)として行われるコンサートの 第1回ソロ・リサイタルTでした。
ちなみに、第2回、第3回は次の通りです。リリスホールは駅からも近いので、是非皆さんもお聴きください。

第2回 ソロ・リサイタルU 2017年12月2日 (土)
第3回 ピアノトリオ 2018年1月27日 (土)

リリスのホームページはこちらです。

ホールはこじんまりしていますがリサイタルなどには、もってこいの雰囲気で、何よりもローカル色たっぷりな所が、とても良かったです!
曲目もブラームス、シューベルト、そしてショパンはとても馴染みのある肩肘を張らずに聴けるとても良いプログラムでした。
そして何よりアットホームな雰囲気とそれに答えるように弾いて下さった小山さんのピアノも最高に素晴らしかったです!
プライベートでは、色々と目まぐるしい日々が続いた毎日でしたが、久しぶりに聴く小山さんのピアノで、心に潤いと休息を得る事が出来ました。本当に音楽には目に見えない素晴らしい力があるんだなぁ、とシミジミト思った次第です。

暑さが本格的になってきましたが、どうぞファンの皆様、そして小山さんもご自愛頂きまして夏を乗り切って下さい。
また秋になり、ファンの皆様とお会い出来る事を楽しみにしています。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めです!

初の著書「点と魂と」です=> こちらです



バッハ:ゴルトベルク変奏曲です=> こちらです





夏本番ですが、素晴らしいお天気でした!

チケットは早いうちに完売となった様です



独特の様相であるリリスホール




ここにも案内が





本日開催の案内です



天井は東京駅の様な素敵なデザインです




入場の時間となりました





こじんまりしたホールですが響きは素晴らしいです!



終演後にサイン会もあります




アンコールは4曲も・・・・




イエローの素敵なドレスです
<撮影・掲載は了解済です>

サイン会はいつも和やかな雰囲気です
<撮影・掲載は了解済です>

Date: 2017/7/17(土)

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NHK交響楽団 演奏会
NHK交響楽団 演奏会

2017年6月4日(日)
開場 1:30pm 開演 2:00pm
会場:ソニックシティ 大ホール

チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ボロディン/交響詩「中央アジアの草原で」
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)

NHK交響楽団
指揮:梅田俊明


今日は久しぶりの大宮ソニックシティです。
天気はとても良く曲目もチャイコフスキーのピアノコンチェルトと言う事で清々しい気持ちで大宮へ向かいました。
大宮には学生時代の友人がいるため一緒に昼食をしてからソニックシティへ行きました。ホールは2500人が収容出来る大ホールですが、ほぼ満席だった事もあり沢山の観衆の皆さんで活気に満ちていました。
小山さんの衣装は鮮やかなレッドでしたが、チャイコフスキーをイメージさせるピッタリのカラーでした。
前半の2曲目に小山さんが登場され、とても壮大で力強いチャイコフスキーを聴かせて下さいました。NHK交響楽団の皆さんの重厚な響きと梅田俊明さんの絶妙な指揮さばきで場内の皆さんは感動に満ち溢れており沢山の拍手がホール内を包んでいました。
アンコールはショパンのマズルカでした。チャイコフスキーの演奏で高ぶったハートを優しく包んでくれる素敵なショパンでした。
後半はストラヴィンスキーの「火の鳥」でしたが、NHK交響楽団の皆さんと梅田俊明さんが前半と同様に素晴らしい演奏を届けて下さいました。
終演後にサイン会がありましたが、沢山のファンの皆さんが参加されていて小山さんと笑顔の中でお話をされていました。
帰宅の電車では楽器を持たれていたNHK交響楽団の楽団員の方も乗られていましたが心の中で拍手を送りました。
僕の次のコンサートはオーチャードホールでのロマンの旅です。
また皆様と会場でお会いする事を楽しみにしています。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです


本日のお勧めです!

初の著書「点と魂と」です=> こちらです



バッハ:ゴルトベルク変奏曲です=> こちらです





大宮駅周辺は大きな商業都市となっています

ソニックシティは良い環境にあります



入場開始の時間に着きました

沢山の方々が入場しています




ソニックシティは2500人の大ホールです



小山さんの著書は大人気でした!!!!!



開演前の様子です




休憩時間の様子です

CD売り場は大盛況です!



皆さんサイン会を楽しみにしています。





終演となりました





アンコールはショパンの



赤のドレスがとても素敵です!
<撮影・掲載は了解済です>

サイン会での小山さんです!
<撮影・掲載は了解済です>



大宮は活気に満ち溢れた街です!











Date: 2017/6/4(日)

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