まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼「小山実稚恵 ピアノリサイタル〜ピアノお披露目コンサート〜」    2016/5/23(月)
▼Art Space "O" Concert 200回記念コンサート     2016/5/1(日)

▼第186回 読響日曜マチネーシリーズ     2016/4/24(日)


「小山実稚恵 ピアノリサイタル〜ピアノお披露目コンサート〜」
〜東急プラザ銀座×Bunkamura〜
「小山実稚恵 ピアノリサイタル〜ピアノお披露目コンサート〜」


2016年5月23日(月)18:30開場 19:00開演
会場:東急プラザ銀座 6階 KIRIKO LOUNGE
抽選で50組100名様をご招待

(曲目)
シューベルト:
即興曲 作品142−3
即興曲 作品90−2

ショパン;
ノクターン 第20番
ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64−2
ワルツ 第6番 変二長調 作品64−1「小犬のワルツ」
ワルツ 第2番 変イ長調 作品34−1「華麗なる円舞曲」
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
ピアノ協奏曲 第2番より 第2楽章「ラルゲット」
ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」

<アンコール>
スクリャービン:左手のノクターン 作品9−2


今日は、銀座の数寄屋橋交差点に3月31日オープンしました東急プラザ銀座の6階にあります「KIRIKO LOUNGE」へ行ってきました。
「KIRIKO LOUNGE」には、スタインウェイがあるのですが小山さんがこのピアノを2月に選定しました。
今日はピアノの選定者であります小山さんが初めて奏でるお披露目コンサートとなっていました。
ラウンジは100名程の小さな空間なので今回は抽選でのご招待となっていました。
ここ東急プラザ銀座のコンセプトとしましては、新しい文化をここから発信を目指す「Creative Japan 〜世界は、ここから、おもしろくなる〜」というものです。伝統と革新が共存する銀座のエリアの魅力を受け継いだ銀座の新たなランドマーク、東急プラザ銀座。そのシンボルとなるパブリックスペースが、ここ「KIRIKO LOUNGE」とされていて、同じく東急グループの渋谷Bunkamuraがコラボレーションしたという事です。
そして「KIRIKO LOUNGE」に足を踏み入れるとスタインウェイが鎮座していて、なんとその背後には目の前に数寄屋橋交差点が手の届く距離にあります。夕暮れの数寄屋橋にネオンが灯る頃になると、本当にロマンチックで日常の空間から離脱したとても贅沢なラウンジと化していました。またこのラウンジの天井は高く大きな吹き抜けとなっていて、照明や壁はとてもモダンで銀座に相応しい素晴らしいラウンジに仕上がっていました。
最初に司会者の方からこのラウンジの紹介があり、そして小山さんが紹介されて入場されました。
小山さんがピアノの席に着くと、数寄屋橋のネオンが素晴らし背景となり音色と共に、その目の前に広がる色彩豊かなネオンも楽しめるという事になります。
まずはシューベルト、きっと小山さんはここ銀座で一番弾きたかった曲だったのだと思います。
そしてショパン。銀座のネオンを見ながら聴くショパンは何とも言えぬ不思議な感覚がありますが、それは決してざわついた雰囲気ではなく、落ち着いた大人の空間で聴く、とてもモダンで贅沢なショパンでありました。
最後に小山さんが選ばれたアンコールが、スクリャービンの左手のノクターン。この曲はここで聴くために作られたと言ってもおかしくない程、銀座の夜景ととてもマッチしていて、恐らく僕に取りましては、一生忘れる事の無い一場面になったと思います。
今日はBunkamuraからも沢山のスタッフの皆さんが来られていて、今日のために色々と準備を進めらて来られたのだと思います。
この「KIRIKO LOUNGE」は紛れもなく、これから何百年に渡り、ここ銀座の数寄屋橋で新しい文化を発信して行くのだという事を強く感じたと共に、そして小山さんがその原点にあるという事はファンの一人として、これほどの喜びはありません。
表に出ると夜の数寄屋橋交差点は先ほど「KIRIKO LOUNGE」で味わった景色と全く同じでとても不思議な感覚を覚えました。
1時間ほどのコンサートでしたが、忘れる事の無い素晴らしい時間でした。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
シューベルト:即興曲集です=> こちらです





銀座の数寄屋橋に来ました

東急プラザ銀座にやって来ました


東急プラザの6階にあるキリコラウンジです
窓の外は数寄屋橋交差点です



ピアノは小山さんが選定しました

キリコラウンジは大きな吹き抜けとなっています



銀座のネオンがとても綺麗です

終演となりまし



夜の数寄屋橋の前で・・・
<撮影・掲載は承認されています>
Date: 2016/5/23(月)

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 Art Space "O" Concert 200回記念コンサート 
Art Space "O" Concert 200回記念コンサート 
小山実稚恵&堤剛デュオコンサート

2016年5月1日(日)
16時00分開演
会場:アートスペース・オー(東京都町田市)
http://www.artspace-oh.com/

ピアノ:小山実稚恵
チェロ:堤剛

J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
ベートーヴェン: 魔笛の主題による7つの変奏曲 WoO.46
シューマン: 民謡風の5つの小品 op.102
ブラームス: チェロ・ソナタ第2番 op.99

<アンコール>
サン・サーンス:白鳥
ラフマニノフ:チェロソナタ 第3楽章



今日は地元にあります小さなコンサートホールでの堤先生とのデュオです。
このアートスペース・オーは、普段は画廊を営んでいるオーナーが1990年から利益抜きで始めたホールですが、出演者が半端でなく豪華です。
あのアルゲリッチやバイオリニストの諏訪内晶子さん(町田市出身です)も出演されています。決して大げさに宣伝している事では無く、ホールの評判の良さとオーナーの人徳からこの様な素晴らしいアーチストが出演されているのです。
そして今日は200回記念。小山さんの初めての出演がこの名誉ある記念の回となりました。共演者であります堤先生はこのホールには何度か出演されている事から、小山さんにもこのホールの素晴らしさが伝わっている事と思います。
ホールといっても、ごくごく普通の民家の中に100人程が入れるスペースがあり、椅子は勿論、折りたたみ椅子です。
しかし、この小さな空間が素晴らしい環境を作り出しているのです。
最前列の人は演奏者とはまさに1メートルも離れていない至近距離で本当に一体になれるスペースです。
私は最後列でしたが、それでも5メートル程の距離で演奏者の心臓の鼓動まで聞こえてくる感じがしました。
特に堤先生のチェロは豪快なので、その一体感は半端の無い感動でした。
小山さんは、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスを共演しましたが、演奏の素晴らしさは勿論のこと、このホールでしか味わう事の出来ない演奏者との一体感が他のホールにはあり得ない素晴らしい体験でした。終演後は我々と同じく観衆されていましたハープ奏者の吉野直子さんから花束が渡されたりサプライズな事ばかりでした。そして何と、大盤振る舞いとはこのことで、今日の観衆の皆さんと小山さん、堤先生も参加された記念パーティーが行われました。写真は撮り損ねましたが、ワインやビール、そしてとても豪華なオードブルまで振る舞われてオーナー様様とは正にこの事と痛切に感じました(笑)このオーナーにして、著名な演奏者が集まって来るのだと思いました。
私の地元に、この様な素晴らしいホールがあることを、誇らしげに感じながら20分後には帰宅していました。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
シューベルト:即興曲集です=> こちらです





町中の画廊の画廊の中にホールが・・・

堤先生とのデュオコンサート


初めての人はホールを見つける事が難しい
遮音のため壁の厚さは60センチとの事です



終演後に堤先生と・・・
<撮影・掲載は承認されています>

200回の記念パーティーが始まりました
Date: 2016/5/1(日)

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 第186回 読響日曜マチネーシリーズ
第186回 読響日曜マチネーシリーズ

2016年4月24日(日)
14:00開演(13:00開場)
会場:東京芸術劇場 コンサートホール (東京都)


≪曲目≫
オネゲル(パシフィック231)

グリーグ(ピアノ協奏曲イ短調)
<アンコール>
ラフマニノフ:13の前奏曲 作品32第5番

チャイコフスキー(交響曲第6番ロ短調「悲愴」)

[指揮]山田和樹


待ちに待った日がやってきました。
今日はグリーグのピアノ協奏曲です。この曲が好きな人、多いと思いますが私も好きなんですよね!
昨日の土曜マチネーシリーズも行きたかったのですが、歯医者の予約とブッキングしてしまい行けませんでした(笑)
小山さんは東京近辺でグリーグを演奏する事が少ないので、今日は嬉しい一日です。
指揮者の山田さんは、小山さんの芸大の後輩で何度か共演もされていて、今日も期待が出来ます。
前半は、オネゲル(パシフィック231)は初めて聴く曲でしたが、とても迫力のある曲で読響さんと若きマエストロの持ち味が十二分行かされていました。
そしてグリーグ。グリーグのピアノ協奏曲は出だしのティンパニのクレッシェンドで誰もが分かる素晴らしい名曲ですが、僕は第二楽章がとても好きです。まだ行った事はないのですが、ノルウェーの深い森を感じさせる心が洗われる様な素晴らしい楽章で、小山さんのピアノも素晴らしく心に響て来ました。本当に美しいピアノでした。そして眠りから覚めると第三楽章へと最後は壮大に幕が閉じました。
素晴らしい演奏で、小山さんは何度もカーテンコールを行い、そしてアンコールはなんと、ラフマニノフ:13の前奏曲 作品32第5番。この曲も本当に心に響きます。グリーグの素晴らしい余韻を残しながらのこのアンコールは、本当に素晴らしい選曲でした。
後半のチャイコフスキーの悲愴。とっても素晴らしく壮大なドラマの展開が目の前で繰り広げられてく行く。指揮者の山田さんと読響さんは全ての力を注ぎこまれた名演奏だったと思います。ブラボーと鳴りやまぬ拍手。私も心から拍手を送りました。

穏やかな季節にこの様な素晴らしい演奏を聴ける幸せ。本当に音楽は素晴らしいですね!


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本日のお勧めの1枚です!
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JR 池袋駅

大きなエスカレーターです




今日のポスター




コンサート会場の入場口




入場開始となりました

開演前の様子



3階から

喫茶コーナー付近です



休憩時間です

終演となりました



アンコールは小山さんのラフマニノフ




グリーンのドレスも素敵です!
<撮影・掲載は承認されています>


Date: 2016/4/24(日)

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