まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼第9回読響アンサンブル・シリーズ     2016/1/27(水)
▼日本フィル杉並公会堂シリーズ2015 第5回     2016/1/17(日)

▼小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会    2015/11/5(木)


 第9回読響アンサンブル・シリーズ
第9回読響アンサンブル・シリーズ

2016/1/27(水)
19:30 開演 ( 18:45 開場 ) 19:00〜19:20 小山さんのトーク
会場:よみうり大手町ホール(東京都)


ピアノ:小山 実稚恵  
ヴァイオリン:小森谷巧、長原幸太  
ヴィオラ:鈴木康浩  
チェロ:毛利伯郎  
コントラバス:石川滋


<曲目>
シューマン(ピアノ五重奏曲変ホ長調)
シューベルト(五重奏曲イ長調「ます」)


よみうり大手町ホールは初めてのホールになります。ホールは大手町駅を出て直ぐの読売新聞東京本社の中にありますが、新聞社に入るとまずは何も置かれていない広い空間に驚かされました。
ホールは4、5階部分にありエスカレーターで昇るとまたまた広い回廊の先にホールの入口があります。
ホールは約500人の収容人数でリサイタル、室内楽には丁度良いスペースと思われます。
開演前に、小山さんのトークが約15分ほどありました。
小山さんもこのホールは初めてとの事でしたが、リハーサルで受けた印象はとても良かった様です。また今回演奏する演目についての説明と東日本大震災の復興に向けたこれからの取り組みなどに関しても触れられました。

今日はシューマン、シューベルトの五重奏曲ですが共演するメンバーは読売交響楽団の名手の方々になります。
前半はシューマンのピアノ五重奏曲変ホ長調です。正直なところ、私自身あまり聴く事の無い曲ですが小山さんのピアノとそれぞれの楽器が醸し出す音色はとても新鮮でこのホールにも良くマッチした素晴らしい室内楽でした。
そして後半は小山さんも色々なソリスト達と共演されているシューベルトの鱒で私自身も大好きな1曲です。今日は特に重厚な響き合いを感じる事が出来る素晴らしい鱒でした。まだまだ寒さが厳しい日でしたが、心に充実感を味わいながら帰路に着きました。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
シューベルト:即興曲集です=> こちらです






初めてのよみうり大手町ホール



ホールは読売新聞社の中にあります

新聞社らしく書道の展示も




解放感のある素晴らしいビルです



今日の案内です



開演前の様子です



終演後の様子です

CD売り場です



今日もチケットは完売でした




終演後の小山さん
<撮影・掲載は了解済>


Date: 2016/1/27(水)

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 日本フィル杉並公会堂シリーズ2015 第5回
日本フィル杉並公会堂シリーズ2015 第5回

2016年1月17日(日)
15:00 開演(14:30 開場 )
会場:杉並公会堂 大ホール (東京都)

ベートーヴェン:序曲《コリオラン》
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
〜アンコール:ショパン 子犬のワルツ〜

メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》


指揮:高関健
日本フィルハーモニー交響楽団


今日は私に取りましては今年最初のコンサートになります。
しかも一番大好きな曲。幸先の良い1年となりました。ラフマニノフのラプソディーには沢山の思い出があります。。。
ここしばらく良い天気が続いていましたが今夜から明日に掛けて雪が降るとの予報で寒い一日となりました。
杉並公会堂はJR荻窪駅から徒歩で約7分位ですが丁度良い運動になります。
今日の指揮者は高関健さんで小山さんとの共演は私は初めて聴く組み合わせでとても楽しみです。ホールには丁度入場開始の時間に現着しました。
ここ杉並公会堂は、日本フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズホールでもあり正に地元に根差した演奏会となります。
そしてシューボックス型と言われる様式を採用したホールは、オーケストラを聴くには最適の空間となっています。

開演時間になると、まず指揮者の高関さんのスピーチが演奏前にありましたが、本日の演奏についてもお話なども交えてとても交換の持てる指揮者でした。
トークが終わると一度舞台の袖に戻り、そして日フィルのメンバーがまず舞台へと登場され、再び指揮者の高関さんが。。。
1曲目はベートーヴェン:序曲《コリオラン》で新年に相応しい気持ちの良い演奏でした。
そして続くのが小山さんのラフマニノフのラプソディーです。
ファンサイトの掲示板にも皆さんが書き込んで下さっている様に、この曲はこのファンサイトを立ち上げるきっかけになった曲で、その時はサントリホールでの日フィルさんでした。今日、再びあの時の感動が蘇る事になります。
日フィルさんとの共演、そして初めて聴く高関さんの指揮でしたが感動は止みません。18変奏において、感動はピークに達しました!
言葉では語りつくせぬこの気持ちは、やはり生演奏を聴いた者でしか味わえぬ至福の時だと思います。
高まる興奮を残しながら演奏は終わりました。そして何度もカーテンコールをした小山さんが再びピアノの前に着くと、アンコールは何と、ショパンの子犬のワルツでした。高まる感動を心優しく包んでくれた小山さんの心温まるお気遣いの1曲でした。
後半はメンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》で、日フィルさんと高関さんの素晴らしい演奏に心を委ねました。
終演後のサイン会では、多くのファンの皆さんが小山さんとの語らいに花を咲かせていました。
外は冷たい風が吹いていましたが心はポカポカの春の陽気でした。
今年もまたファンの皆様とコンサート会場でお会い出来る事を楽しみにしています。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲です=> こちらです





今日は寒い一日でした



3時からの開演です

入場前の様子です



入場時間になりました



6月3日はベートーヴェン・ピアノ協奏曲第5番《皇帝》です



開演前の様子です



CD売り場です




休憩時間の様子です




前半が終了しました

アンコールは子犬のワルツでした



これからサイン会があります

サイン会の小山さん
<撮影・掲載は了解済>



終演後の小山さん
<撮影・掲載は了解済>


Date: 2016/1/17(日)

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 小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会
小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会

2015年11月5日(木)
19:00 開演
会場:サントリーホール

指揮:広上淳一
NHK交響楽団

ショパン: ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18

<アンコール>
ブラームス:ワルツ 作品30 第2番、第15番(指揮者 広上さんとのピアノ連弾)
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏



本格的な芸術の秋になりました。
今日はデビュー30周年記念演奏会秋のシリーズです。今日の日を心からお祝い申し上げます。
春は東京都交響楽団で指揮者が大野さん。曲はショパン:ピアノ協奏曲第2番とラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番でした。
そして今日はNHK交響楽団でショパン:ピアノ協奏曲第1番とラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番。これで思い残すことは無いと言う位のプログラムです。
今回も満員御礼、そして平日だと言うのに早くから皆さん、会場へ来ていました。僕も6時30分には着きましたが、会場内は既に熱気で溢れていました。そしていつも会場でお会いするファンの皆さんを初め、久しぶりのファンの方々もお見えになっていて正に小山ファンの集いのコンサートでした。
ホワイエには沢山のお祝いのお花が華やかさを醸し出し、皆さんが小山さんの30周年をお祝いされていました。
小山さんも言われていましたが、今に思えば30年は長いようで本当にあっという間の年月だったと近い世代の僕も思いました。
小山さんは、この30年間ひたすらに音楽の道を歩まれ、そして恐らく1度もコンサートをキャンセルすることなく我々ファンに素晴らしい演奏を届けて届けてくださり、時にはそのピアノの音色で心を癒してもらったり、元気をもらったり、本当に小山さんと共に音の旅を続けて来たという想いです。小山さんは、故郷で起きた2011年の大震災と言うとても悲しい出来事にも遭遇し、コンサートがキャンセルとなる事態も起きましたが、その後はいまだに震災の影響で苦しも方々に音楽を通じての活動を継続している姿には、人としての素晴らしさを感じざるを得ません。
前半はショパンのピアノ協奏曲第1番でした。小山さんのこの曲はもう数えきれないくらい聴いてきましたが、何度聴いても素晴らしい感動とショパンの素晴らしい世界に引き込まれて行くのでした。
後半のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では更に小山さんの熱い想いがヒシヒシと伝わってきました。きっと小山さんの中では33年前に藝大定期新卒業生紹介演奏会で弾いたこの曲を思い出し、愛おしい気持ちで弾かれていたのかもしれません。
そして広上淳一さんも小山さんとは同じ世代の指揮者で共にこの30年間を歩まれて来ていています。NHK交響楽団の重厚で素晴らしい演奏と広上さんの指揮に支えられて小山さんも感無量だったのではと思います。また小山さんは先日「有馬賞」と言う名誉ある賞をNHK交響楽団より受賞されたばかりであり本当にNHK交響楽団とは深いつながりなんだなと、しみじみ思いました。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の終演と共に前半と同じくブラボーと鳴り止まぬ拍手の中、ファンの方が舞台の前に現れ、小山さんに花束を渡されていました。そしてNHK交響楽団からも小山さんへ花束が渡されました。
何度もカーテンコールをされた後、広上さんが楽譜を張ったボードを手に小山さんと現れると、なんと小山さんのために連弾をして下さると言うサプライズがありました。指揮者の方はピアノが上手と聞いてはいましたが、広上さん、本当に心のこもった素晴らしい演奏を小山さんと共にされました。
最後となったアンコールは、なんとラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏。この曲は僕に取りましては小山さんとの原点となる曲なのです。しかもこのサントリホールの30周年記念に聴けるなんて感無量で、思わず眼がしらが熱くなりました。
小山さん、30周年記念本当におめでとうございます。そして今日も心から楽しめた貴重な時間を作って頂いたことに感謝いたします。
終演後のサイン会は小山ファンの大行列でした。ファンの皆さんの小山さんの30周年を祝う気持ちがヒシヒシと伝わり、小山さんも感無量だったと思います。小山さんは、きっと皆様と共にこれからもピアノを弾き続けて行かれると思います。

このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
ショパン:ピアノ協奏曲です=> こちらです



ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番です=> こちらです





秋も本番の気持ちの良い日でした
入場の時間6:30分の様子です



沢山の方が入場時間を待っていました




カラヤン広場のロマンチックな一コマ




大ホールの案内です




ファンの皆さんが続々と入場されます




ホワイエは熱気に包まれていました




とても綺麗なお祝いのお花が目を楽しませてくれます




ここにも豪華なお祝いのお花が沢山されていました




開演前の様子です




CD売り場の様子です



終演となりました




サイン会の列は・・・・・

ここまで続いていました。



後半のグリーンのドレスです。
前半は、爽やかな水色のドレスでした。
<撮影・掲載 了解済み>


Date: 2015/11/5(木)

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