今日は私に取りましては今年最初のコンサートになります。
しかも一番大好きな曲。幸先の良い1年となりました。ラフマニノフのラプソディーには沢山の思い出があります。。。
ここしばらく良い天気が続いていましたが今夜から明日に掛けて雪が降るとの予報で寒い一日となりました。
杉並公会堂はJR荻窪駅から徒歩で約7分位ですが丁度良い運動になります。
今日の指揮者は高関健さんで小山さんとの共演は私は初めて聴く組み合わせでとても楽しみです。ホールには丁度入場開始の時間に現着しました。
ここ杉並公会堂は、日本フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズホールでもあり正に地元に根差した演奏会となります。
そしてシューボックス型と言われる様式を採用したホールは、オーケストラを聴くには最適の空間となっています。
開演時間になると、まず指揮者の高関さんのスピーチが演奏前にありましたが、本日の演奏についてもお話なども交えてとても交換の持てる指揮者でした。
トークが終わると一度舞台の袖に戻り、そして日フィルのメンバーがまず舞台へと登場され、再び指揮者の高関さんが。。。
1曲目はベートーヴェン:序曲《コリオラン》で新年に相応しい気持ちの良い演奏でした。
そして続くのが小山さんのラフマニノフのラプソディーです。
ファンサイトの掲示板にも皆さんが書き込んで下さっている様に、この曲はこのファンサイトを立ち上げるきっかけになった曲で、その時はサントリホールでの日フィルさんでした。今日、再びあの時の感動が蘇る事になります。
日フィルさんとの共演、そして初めて聴く高関さんの指揮でしたが感動は止みません。18変奏において、感動はピークに達しました!
言葉では語りつくせぬこの気持ちは、やはり生演奏を聴いた者でしか味わえぬ至福の時だと思います。
高まる興奮を残しながら演奏は終わりました。そして何度もカーテンコールをした小山さんが再びピアノの前に着くと、アンコールは何と、ショパンの子犬のワルツでした。高まる感動を心優しく包んでくれた小山さんの心温まるお気遣いの1曲でした。
後半はメンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》で、日フィルさんと高関さんの素晴らしい演奏に心を委ねました。
終演後のサイン会では、多くのファンの皆さんが小山さんとの語らいに花を咲かせていました。
外は冷たい風が吹いていましたが心はポカポカの春の陽気でした。
今年もまたファンの皆様とコンサート会場でお会い出来る事を楽しみにしています。
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本日のお勧めの1枚です!
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲です=>
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