梅雨に入り昨夜は豪雨でしたが、今日は雨も上がり午後には曇りのお天気となりました。雨に強い小山さんです。
今年は小山さんのデビュー30周年ですが、それを記念したコンサートが全国各地で行われていて今日もその一つです。
小山さんを祝うコンサートが全国各地に広がっていますね!
そして全国各地からファンの皆さんが今日のコンサートに来ておられていました。
ミューザ川崎は3.11の震災による施設の崩壊で修繕をしていましたが、勿論、今ではその面影もありません。
しかし被災地にはまだまだ普通の生活に戻れない沢山の被災者がいる事を忘れてはいけないのです。
小山さんは、あの日からずっとその事を心の中に想い続け活動を継続しています。そして8月1日、2日には”夢ひろば ボレロ”に向けて準備を進めておられます。この活動はこれからの日本を担う子供たちに少しでも沢山の色々な経験をしてもらい、そして沢山の夢を実現して欲しい。小山さんの純粋な想いを通して被災地の子供たちと、そしてスタッフの皆さんと共に活動を進めています。
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ミューザ川崎に着くと既に入場は開始されていました。
満員御礼の札も上がっていてホール内は明るく華やかな雰囲気に包まれていました。
今日はオールショパンのプログラムですが、日本人は本当にショパンが好きな国民だと思います。ポーランドは日本からは遠いですが、何か見えない所での繋がりを感じる国だと思います。
客席に着くと既に殆どの皆さんが着席され、これから始まる感動の瞬間を待っていました。
ミューザ川崎の客席はとても特徴があり螺旋状に伸びていて見方によりますが5階まで繋がっているようにも思えます。
ホール前にある傾いた建物のオブジェは、この螺旋に繋がってイメージされているのかな?とも思いました。
さて今日のプログラムはオールショパン。小山さんが、ショパンコンクールに入賞してから30周年。記念に相応しいプログラムです。
そして
東京ニューシティ管弦楽団は1990年に設立された素晴らしい楽団で、曽我 大介さんは正指揮者であり、とても有能な指揮者です。
1曲目はアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ。まずは小山さんのソロ演奏から始まり、そしてオーケストラが加わっていくとても感動的な大ポロネーズでした。
2曲目はピアノ協奏曲第2番です。第2楽章のラルゲットは本当に素晴らしかったです。指揮者の曽我さんの優しいサポートと東京ニューシティ管弦楽団の皆さんの心温まる演奏で会場内はショパン一色に染まりました。
休憩時間を挟み後半はピアノ協奏曲第1番。小山さんも30年前のコンクールを昨日の様に感じながら弾いておられたのでしょうか!?ショパンの限りなく美しい旋律と壮大なロマンが漂うこのコンチェルトは聴く度にショパンの想いを感じさせてくれます。
小山さんの心温まる演奏。そして曽我さんと東京ニューシティ管弦楽団の皆さんとの見事な調和が時を越えてショパンの想いを感じさせてくれます。本当に素晴らしい感動的な演奏でした。
観客の皆さんもとても感激されていて鳴り止まぬ拍手に小山さんは何度も答えていました。
そしてアンコールとしてショパンのマズルカ 作品67-4を弾いて下さいました。静まり返った2000人のホールに響くマズルカ。
心に染み入る名演奏でした!!!!!
終演後はサイン会も開かれ沢山のファンの皆さんが並ばれていました。小山さんとはすっかり顔見知りに成られた方も多く、皆さん楽しくお話をされていました。
今日も沢山のファンの皆さんにお目に掛かれたし、本当に充実した一日なりました。
明日は会場を埼玉へ移してのコンサートです。
また皆さんと会場でお会い出来る事を楽しみにしつつ・・・・・
このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください =>
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本日のお勧めの1枚です!
ショパン・ピアノ協奏曲2曲です=>
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