まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼NHK交響楽団 第1813回定期公演    2015/6/17(水)
▼サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン    2015/6/13(土)
▼小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会    2015/4/18(土)


 NHK交響楽団 第1813回定期公演
NHK交響楽団 第1813回定期公演

2015年6月17日(水)
19:00 開演
会場:サントリーホール


指揮:尾高忠明
NHK交響楽団

チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
<アンコール> ラフマニノフ:プレリュード ト長調 作品32-5

ラフマニノフ/交響曲 第1番 ニ短調 作品13


今日は小雨が降っていて、久しぶりの雨日のコンサートなりました。しかし暑さを凌ぐには丁度良い小雨だったと思います。
先週から引き続き今日もサントリーホールですが大ホールの方です。N響定期演奏会のBプログラム(サントリーホール)は人気が高い様で、小山さんの人気も伴ってチケットは早い内に完売していた様です。仕事を終えて途中で早い夕食を取ってからホールへ向かいました。
開演の30分前には現着しましたが、既に沢山の観衆の皆さんが集まっていました。
今日のプログラムは最高の組合せで特にチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は何度聴いても元気が貰える素晴らしいコンチェルトだと思います。気持ちが落ち込んでいる時や、これから何かをやるぞ、と言う時はこの曲を聴くと本当に前向きな気持ちになれると思います。小山さんも30年前のチャイコフスキーコンクールよりこの曲を弾き続けている馴染みの曲ですね。
ホールは日本が誇るサントリーホールだし、楽団もそして指揮者も日本を代表する最高の組合せです。今の日本ではこれ以上は望めないでしょう。そして小山さんです。チャイコフスキーコンクール・ピアノ部門での日本人の上位入賞者は意外にも上原彩子さんと小山さんしかいないのですね。
そんな訳で今日はNHK FMでの生放送が予定されていて、しかもテレビカメラが入っていたので、後日、BSプレミアムか何かで放送されるのでは?と思います。
さて時間になるとN響の皆さんが舞台に入場されそして小山さんを迎える事となります。拍手と共に小山さんが入場されそしてお辞儀をされ椅子に着席されました。尾高先生の指揮と共にホルンが鳴り響きそして小山さんの雄大なピアノが会場内を包み込みました。
ピアノは最高点に調律されていて音色の奥深さを感じさせる素晴らしいピアノでした。雄大な第1楽章が終わると叙情的な第2楽章が心に染み渡ります。
そして第3楽章に入りフィナーレはピアノとN響の皆さんの掛け合いがとても鮮やかで華麗に繰り広げられ、そして華やかに曲を閉じました。
尾高先生、N響の皆さん、そして小山さんの雄大で華麗なチャイコフスキーが観衆の皆さんのハートをガッチリと掴みました。
鳴り止まぬ拍手とブラボーが小山さんを何度もカーテンコールしました。するとニコリとして小山さんが再びピアノの椅子に着席しました。
何と、ラフマニノフのプレリュード ト長調 作品32-5をアンコールして下さいました。熱く燃え上がった心を優しく包んでくれたラフマニノフのプレリュードは小山さんからの最高の贈り物でした。
このラフマニノフの余韻が冷めぬ中、後半のラフマニノフ 交響曲 第1番 ニ短調を聴きましたが、尾高先生とN響の皆さんの素晴らしい演奏に再びハートが燃え上がりました
今日は全てが最高に仕上がった素晴らしいコンサートだったと思います。
興奮が冷めやまぬ中、赤坂の街を抜けて帰路に着きました。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
チャイコフスキー・ピアノ協奏曲です=> こちらです





今日は生憎のお天気で雨でした





お洒落なカフェテラスです




どんよりとした空です




定期公演は1813回も行っているのですね




この華やかさがホールの特徴です




開演前のドキドキ感が良いですね



開演前の様子です

今日は早くからの完売でした



プログラムと共にドリンク券を頂きました

ワインで喉を潤いました



2階の様子です




CDの販売もされています





小山さんのアンコールはラフマニノフでした




小山さんのアンコールはラフマニノフでした





小山さんのアンコールはラフマニノフでした


終演後の小山さんです♪
<撮影・記載は了解済み>


Date: 2015/6/17(水)

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 サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン
サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン
ENJOY! ウィークエンド Vol.3

2015年6月13日(土)
14:30 開演(14:00 開場 )
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール) (東京都) .


ベートーヴェン: モーツァルトの『魔笛』から「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲   WoO46

シューマン: 民謡風の5つの小品  op.102
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番  ト短調  op.5-2
<アンコール>
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ 第3楽章


[出演]小山実稚恵(p) / 堤剛(vc)



サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンは2011年より毎年6月にブルーローズ(小ホール)で行われる室内楽のコンサートで小山さんもこれまでに何度も出演されていますが、堤先生とのベートベートーヴェンは2012年からになり今回で4回目となります。


2014年6月13日(金) 14:30〜15:30
出演:堤剛(Vc)、小山実稚恵(Pf)

ベートーヴェン
: モーツァルト『魔笛』から「恋人か女房か」による12の変奏曲 ヘ長調 op. 66
: チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 op. 102-2



2013年6月14日(金) 14:30〜15:30
出演:堤剛(Vc)、小山実稚恵(Pf)

ベートーヴェン: チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 op. 5-1
ベートーヴェン: チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op. 102-1



2012年6月8日 (金)14:30〜15:30
出演:堤剛(Vc)、小山実稚恵(Pf)

ベートーヴェン(チェロ・ソナタ第3番イ長調)
ベートーヴェン(ヘンデルの「ユダ・マカベア」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調)


このコンサートの魅力としては、著名なアーチストの演奏が2000円で聴ける(サイド席においては何と1000円)コンサートであり、いずれもドリンク券が付いてますので1000円の席に関しては実質1コイン(500円)といった所だと思います。
またコンサートの時間帯も14時30分から約1時間と言う事で週末の午後から室内楽を楽しみ、その後ショッピングや美術館めぐりなど充実した時間を過ごせる様になっています。
これまでの小山さんの演奏は平日の金曜日の午後でしたので、僕は仕事で行くことが出来ませんでしたが、今回は土曜日と言う事で足を運ぶ事が出来ました。

サントリーホールに着くと、この日は大ホールでラザレフさん指揮の日フィルさんのコンサートが行われていましてホール内は沢山の人で一杯でした。
こちらブルーローズの小ホールも勿論、満席と言う事でサントリーホールは華やかな状態でした。
演奏前にドリンク券を使ってワインを飲み、気分も最高でした!
ブルーローズの席は、通常の席以外に舞台の左右に新たな席も設けられていて丁度舞台を囲む配置になっています。
時間になるとチェロを抱えた堤先生と小山さんが登場されました。
小山さんはチェンバーミュージック・ガーデンのテーマカラーであります淡いグリーンのとても素敵なドレスでした。

まず1曲目がベートーヴェン: モーツァルトの『魔笛』から「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲でした。チェロとのハモニーはとても心地よくブルーローズの小ホールはまさに宮殿の音楽ホールの様なゴージャスな雰囲気でした。
2曲目が始まる前に堤先生のトークがありましたが、小山さんとの共演をとても嬉しくそして光栄に思っています、と言う小山さんへの信頼関係を最大限に述べておられました。2曲目はシューマン: 民謡風の5つの小品で、シューマンらしさを感じさせてくれる素晴らしい曲でした。そして最後はベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番 ト短調で休憩時間無しで3曲を演奏して下さいました。アンコールはラフマニノフのチェロ・ソナタ 第3楽章と言うサプライズで勿論初めて聴く曲でしたがラフマニノフのあの甘いメロディーをふんだんに味わう事が出来ました。

今日はいつもとは少し違う意味でリッチなコンサートとなり、幸福感を多分に感じる事の出来た素晴らしいコンサートでした。



このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
新譜! シューベルト:即興曲集 D899 & D935 です=> こちらです





今日も良いお天気でした





週末の午後は最高の時間帯です







お隣のお店も華やかに賑わっていました




沢山の出店が目を楽しませてくれます




2時30分の開演です





入場時間となりました



プログラムと共にドリンク券を頂きました

ワインで喉を潤いました




ドリンク券を楽しむ皆さん



開演前の様子です




アンコールはラフマニノフのソナタでした

サイン会で小山さんを待つファンの皆さん



blue rose APPLAUSE が素敵です

笑顔が素敵な小山さんです♪
<撮影・記載は了解済み>


Date: 2015/6/14(土)

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 小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会
小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会


2015年4月18日(土)
14:00 開演
会場:サントリーホール

指揮大野和士出演
東京都交響楽団

ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
〜休憩〜
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30、他

<アンコール>
大野和士さんとの連弾
ドビュッシー:『小組曲』から第1曲「小舟にて」



小山実稚恵さん、30周年 おめでとうございます。
今日はとても楽しみにしていた記念の日です。そしてこの気持ちはファンの皆さんも同じだと思います。
いつまでも変わらずピアノを楽しませて頂きたいと思います。
サントリーホールには入場前30分に着きましたが、既に沢山のファンの皆さんが駆けつけていて入場時間の1時30分には、ホール前の広場に入り切れない状態になっていました。サントリーホールには何度も訪れていますが、この様な光景は初めて見ました。
そしてホールに入場すると、いつもよりとても和やかで安心した雰囲気を感じさせてくれました。今日のお客様は殆どが小山さんのファンの方だと思いますのでお互い何か共通するものがあり、それがその様に感じさせてくれるのかも知れません。きっと小山さんの話題を語り合ったら嬉しい気持ちいっぱいになれる、そんな仲間達なのだと思います。
客席入り口前の通路には小山さんと所縁のある方達より沢山のお祝いのお花もされていました。
時間になると東京都交響楽団の皆さんが舞台に登場され、大野さんが指揮台に立たれるとまずウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲、そして小山さんが目も覚める様なホワイトのドレスで登場されました。ショパンの新鮮なイメージを小山さんから感じます!曲は僕も大好きな2番です。
大野さんとはもう何も言わずとも分かり合える仲であり、東京都交響楽団の皆さんとも同じ関係ですね。
今日もショパンの世界に引き込まれ心行くまで楽しむことが出来ました。
休憩時間はホール内を散策しましたが、あちらこちらから小山さんの話題で話の花が咲いているのが聞こえて来ました。
後半は小山さんがもっとも好きなコンチェルトでありますラフマニノフのピアノ協奏曲第3番ですが、何か会場の雰囲気がざわついていると思いきやテレビカメラなどの報道の方が2階の右サイドでスタンバイしており、そして何と皇后様がご臨席して下さったのです。
客席の皆さんは全員立ち上がり拍手で皇后様をお迎えしました。今日は皇后様と一緒に小山さんのラフマニノフを聴き30周年をお祝い出来るのかと思うと胸が熱くなりました。
もちろん、小山さんのラフマニノフはいつもの様に胸が高まりそして最高の感動で何度も何度も心が振るえるのでした。
演奏が終わると小山さんの30年を称える拍手がサントリーホールを包み込みました。皇后様もとてもお喜びできっと我々と同じ様に小山さんの演奏に心を委ねられていたのだと思います。
アンコールは?何と大野さんがピアノの椅子に腰掛けるとその傍らに小山さんがちょこんと座りました。
連弾でドビュッシー:『小組曲』から第1曲「小舟にて」を弾かれました。僕は丁度ピアノの手元が見える席だったのでお二人の息の合った鍵盤捌きが良く見えましたが、お互いに手を交差しながら弾いていました。
本当に素晴らしいアンコールでした。
皇后様も最後の最後までお聴きになられていまして、東京都交響楽団の皆さんが舞台から離れた所でやっと退席されました。私達と同じくまだまだ聴いていたい気持ちだったのだと思います。客席の皆さんも全員立ち上がり、拍手で皇后様をお見送り致しました。
小山さんをお祝いする30年の特別な日であるにも係わらず、今日もサイン会を行って下さるファン想いの小山さんには本当に頭が下がる思いです。
サインの列は見たことも無い様な長蛇の列でサントリーホールの端から端まで続いていました。
小山さんはいつもと変わらずお一人お一人と楽しく語り合っておられましたが、この様な小山さんのお姿に尊敬の念を抱いておられる方は数多いと思います。
小山さんは明日の大阪公演のため大野さん、東京都交響楽団の皆さんと本日移動されるとの事でした。
小山さん、どうぞこれからも健康に気おつけて私達ファンにピアノを聴かせて下さい。本当にお疲れ様でした!


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
新譜! シューベルト:即興曲集 D899 & D935 です=> こちらです





30周年記念日に相応しい素晴らしいお天気でした

初夏を思わせる陽気でした




入場前からホール前の広場は埋め尽くされていました








全国からファンの皆さんか駆けつけてくれました




所縁のある著名な方々も沢山お見えになられていました



新譜のCDも発売されています

ファンの皆さん想いの小山さんは今日もサイン会を・・・



開演前の様子です




沢山のお祝いのお花が飾られていました



爽やかで美しい小山さんの写真




休憩時間のひと時です




皇后さまのお見送りが終わり終演となりました。

アンコールは大野さんとの連弾でした♪



サイン会はファンの皆さんで・・・

その列は・・・



ずっと続いていました!

30周年記念公演 おめでとうございます♪
<撮影・記載は了解済み>

Date: 2015/4/18(土)

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