久しぶりに聴く「鱒」に寒さも気にならない一日でした。
中央線の荻窪駅から小走りで約5分程度でホールに到着すると開演間際でした。
今日は2階席でしたが、このホールの2階席はとても響きが良く特に室内楽は最高の環境だと思います。
スタインウェイの音色もいつもながら安定した状態で調律の素晴らしさが小山さんの演奏をサポートしています。
前半はオールショパンでノクターンとソナタ。とても優しいく深い音色がホールを包み込みます。
年末に聴くショパンは今年1年のコンサートを思い出させてくれる最高の選曲でした。
休憩時間では沢山のファンの皆さんとお会いして、今年1年を振り返ったり来年のコンサートの話で盛り上がりました。
特に来年は小山さんのデビュー30周年の年でもあり、ファンとしてはとても嬉しい1年になりそうです。
後半はお待ちかねの「鱒」です。共に演奏をされるメンバーは皆さん名手ばかりでとても楽しみです。
ホール内が静まり返ると演奏が始まりました。この心地良い時間は何度味わっても忘れられない瞬間です。
川の清流を泳ぐ鱒が目の前に浮かび上がりそして何匹もが戯れている。音楽の表現は無限です!
第四楽章では思わずリズムを取っている自分がいました。小山さんとメンバーの皆さんとの音の響き合いが何とも心地よいことか。
このまま時間が止まって欲しい。そんな気持ちにさせてくれる名演奏でした!!!!!
演奏が終わるとブラボーと沢山の拍手が。ホール内が一気に湧き上がりました。
僕に取りましては今年最後のコンサートとなりましたが、最後を締めく最高の一日になりました。
そしてアンコールは何とあの第四楽章をもう一度。心地よい演奏が再び心に染み入りました。
終演後は沢山の皆さんがサイン会に並ばれ、小山さんとの楽しい会話に花を咲かせていました。
小山さん、そしてファンの皆さん。今年一年ありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えください。そして来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
また皆さんと会場でお会いする事を楽しみにしています。
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本日のお勧めの1枚です!
ショパンのピアノ協奏曲第1番です=>
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