まさとの感想コーナーは、一人でも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを知って頂くこと、
また各楽団、各ホールの素晴らしさを伝えるために書かせて頂いております。
主旨をご理解いただけます事、心よりお願い申し上げます。 管理人・まさと
なお、この感想はファンとしての一個人のコメントになりますので、ご了承ください。

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▼日本フィル第86回さいたま定期演奏会       2014/11/7(金)
▼こがねいガラ・コンサート2014       2014/10/26(日)
▼フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2014       2014/8/7(木)



 日本フィル第86回さいたま定期演奏会
日本フィル第86回さいたま定期演奏会


2014年11月7日(金)
開演 19:00
会場:大宮ソニックシティ


指揮/秋山 和慶
日本フィルハーモニー管弦楽団

ウェーバー/オベロン序曲
ショパン/ピアノ協奏曲第1番
<アンコール>ショパン/子犬のワルツ
〜 休憩 〜
ベートーヴェン/交響曲第7番
<アンコール>モーツァルト/オペラ≪ドン・ジョバンニ≫序曲



久しぶりの大宮ソニックシティホールです。
前回は2011年5月の仙台フルとの東北震災チャリティーコンサートでした。
あれからもう4年の月日が立ちました。その時の演奏もショパンのピアノ協奏曲第1番でした。=>こちらです
前回は悲しい出来事の後のコンサートでしたが、今日は指揮者の秋山先生が11月3日に「文化功労者」に選ばれたばかりと言う喜ばしい中でのコンサートでした。
仕事を終えてからのコンサートでしたが約1時間ほど電車に揺られて大宮の駅に着きました。
駅からはさほど遠くない筈なのですが、なぜか駅構内の案内に大宮ソニックシティホールへの情報が無く、少し迷いながらやっとたどり着いた感じでした。
そしてホール入り口に添えられていた大きな立て看板の案内は、大宮会館での案内と同じとも思える大きなもので、ひょっとすると地元さいたまの同じ看板業者?が作ったものでは?などと思いながら入場しました。
既に入場は開始されていてチケットを取り出し中に入ると、まず目に飛び込んで来たのが指揮者の秋山先生の「文化功労者」のお祝いの綺麗な花でした。長年に渡り地道に音楽活動をされている秋山さんの功績が称えられての受賞です。心から祝福を致したいと思います。
ショパンのピアノ協奏曲第1番は先日、こがねいガラコンサートで聴きました茂木先生の指揮によるもと同じ演目ですが、再びショパンが聴けると言うとても嬉しい気持ち。そして一期一会のどの様なショパンが聴けるか本当に楽しみです。
開演時間となり日フィルの皆さんがステージに揃うと秋山先生が登場され、まずウェーバー/オベロン序曲が演奏されましたがダイナミックな美しさの序曲は、まさに秋山先生に相応しい曲で沢山の元気を頂きました。
そして続く小山さんのショパンです。ブルーの鮮やかなドレスがとても新鮮で小山さんから更に元気を頂きました。
先日のこがねいとは違う大きなホールでのショパン。でも目を閉じると繊細で美しいピアノの音色が大きな場内を包み込んでくれました。ピアノの調律がいかに優れているのかがはっきると判ります。普段は表に出ることの無い調律師ですが音作りに関しては小山さんと一心同体なのだなと改めて思いました。
繊細で美しい、そしてダイナミックで元気のもらえる素晴らしいショパンのピアノ協奏曲第1番でした。
演奏後は小山さんのアンコールのプレゼントを今日も聴く事が出来ました。静まりかえった2500人の大ホールの中で、小さな子犬が元気に走り回る演奏に聴衆の皆さんは大きな拍手で小山さんを称えていました。
後半はベートーヴェン/交響曲第7番で燻し銀の様な見事な演奏は文化功労者としてもっとも相応しい秋山先生ならではの名演奏でした。それに答えた日フィルの皆さんの演奏はとても鮮やかで素晴らしいものでした。音楽を心から楽しませてくれる日フィルの皆さんに沢山の拍手を送りたいと思います。
ますます冷え込む11月ですが、心の中はとても暖かく嬉しい気持ちで帰路に着きました。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
本日演奏をしたショパンのピアノ協奏曲第1番です=> こちらです





大宮駅から意外と判り難かったソニックシティ

大きな案内が出ていました!



ホールの入場口です



19時の開演です

秋山先生「文化功労者」おめでとうございます


機能的なホール内です。
開演前の様子です。



2500人規模の大ホールです

大ホールは満席でした



CD売り場です

終演後にサイン会があります



終演となりました

ブルーの鮮やかなドレスでした!
<撮影・掲載は了解済みです>



大宮ソニックシティ前の交差点です

Date: 2014/11/7(金)

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 こがねいガラ・コンサート2014
こがねいガラ・コンサート2014

2014年10月26日(日) 
14:30開場 15:00開演
会場:小金井市民交流センター

茂木大輔(企画・指揮)
小山実稚恵(ピアノ)
滝千春(ヴァイオリン)
こがねいガラ・オーケストラ


ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 op.50
スヴェンセン:ロマンス ト長調 op.26
        滝千春(ヴァイオリン)
ショパン:ピアノ協奏曲 1番 ホ短調 op.11 
       小山実稚恵(ピアノ)
<アンコール>
ショパン:子犬のワルツ

〜 休憩 〜

メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調「イタリア」op.90
<アンコール>
レスピーギ:
リュートのための古い舞曲とアリア
第3集 第1楽章 イタリアーナ 

今日はとても良いお天気で芸術の秋に相応しい一日となりました。
小金井市民交流センターは小金井の市民のための文化施設ですが578席を持つ本格的なホールを備えています。
そしてホールのスタインウェイは小山さんが選定したもので2011年5月にそのお披露目を兼ねたコンサートを行っています。=>感想はこちらです。
あれから早くも3年半たつのですが進化したスタインウェイの音色がとても楽しみです。
今日の指揮者の茂木大輔さん、バイオリニストの滝千春さんはここ小金井にお住まい(滝千春さんは現在ドイツに留学中です)であり、そしてオーケストラの皆さんもここ小金井にお住まい、または深い関係のある方々による素晴らしいオケとなっています。
開演前にまず指揮者の茂木さんが登場されとても楽しいトークを披露して下さいました。
指揮者の茂木さんは皆さんも御存知の様にNHK交響楽団の主席オーボエ奏者でもあり、またテレビ出演など多彩の才能を発揮されている方です。
前半は滝さんの華麗なるバイオリン。2曲ともロマンスの曲でとてもフレッシュで生き生きした素晴らしい演奏でした。
そして続く小山さんのショパン ピアノ協奏曲第1番はエキエル版ですが本当に何度聴いても心に染み入るショパンです。
スタインウェイも程よく音色が作りこまれていて、ここ小金井市民交流センターにとてもマッチした素晴らしいピアノになっていました。
最近、仕事に追われる毎日で少し疲れ気味になっていた心の中にスッと染み入る小山さんのショパンは何よりの御褒美ですね!
そしてアンコールも弾いて下さいましたが、ショパンの小犬ワルツはとてもとても可愛く楽しいワルツでした。
後半はメンデルスゾーン 交響曲 第4番 イ長調「イタリア」でしたが、とても真面目に作り上げられていた音作りにとても共感を覚えました。指揮者である茂木さんと、小金井にゆかりのある楽団の皆さんの心が一つになった素晴らしい演奏でした。
終演後は茂木さんと小山さん2人並んでのサイン会がありましたが、沢山のファンの皆さんに囲まれ小山さんも感無量だったと思います。
次回はいよいよ第18回音の旅がまずは札幌から始まります。
芸術の秋を皆さんも心より楽しんで下さい。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!
本日演奏をしたショパンのピアノ協奏曲第1番です=> こちらです





小金井市民交流センターは武蔵小金井駅の真向かいです。

今日の案内です。


開放的で明るいホール内です。



CDの販売コーナーです。

どのCDにするか迷いますね!



和やかな雰囲気のホール内です。

開演前の様子です。



2階部分はお洒落な構造になっています。




とても立派な市民交流の場です。



真向かいに武蔵小金井駅が見えます。




終演となりました。

もちろん満員御礼でした!



今日のアンコールです。

楽しい思い出を胸に・・・・・




これからサイン会が始まります。



今日も素敵な演奏でした!
<撮影・掲載は了解済みです>


Date: 2014/10/26(日)

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 フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2014

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2014
日本フィルハーモニー交響楽団


2014年8月7日
開演19:00
会場:ミューザ川崎

指揮:マックス・ポンマー

バッハ:交響曲ニ長調Wq.183-1(エマニュエル・バッハ生誕300年記念)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
<アンコール>エリーゼのために
〜 休憩 〜
ブラームス:交響曲第2番



久しぶりのミューザ川崎シンフォニーホールです。
JR川崎駅から徒歩で数分という利便性にも恵まれています。
サマーフェスタは毎年恒例の企画で今日のコンサートもその一つになりますが小山さんは2008年にも一度出演しています。
2008年度 サマーフェスタの感想は => こちらです。

今日は3時からの公開リハーサルもありましたが平日と言うこともあり私は7時の本番からとなります。
勤務先から比較的近いのでゆっくりと食事する時間もありました。
とても暑い日ですが一歩ホールに足を踏み入れればそこはもう別世界です。
ミューザ川崎は複合施設の中にある大ホールですが、とても明るく近代的で気持ちの良いホールで皆さんもご存知の様にスパイラル状で花びらに似た高低差をもつ非対称形の客席が大きな特徴となっています。
3.11の大震災で施設が大きく破壊され修復に時間を要していましたが現在は本格稼動しています。

今日の指揮者は本場ドイツからのマックス・ポンマーさんで2015年4月より札幌交響楽団の首席指揮者として就任されます。
前半の1曲目はエマニュエル・バッハ生誕300年記念として交響曲ニ長調が、そして2曲目に小山さんのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番が演奏されました。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲といえばあの第5番「皇帝」が有名ですが、この第4番もとても魅力的な曲です。
マックス・ポンマーさん率いる日フィルさんの演奏はドイツの重厚さをもった素晴らしい演奏でそれに答える様に小山さんのピアノがホール内に駆け巡りました。第一楽章のカデンツァもとても流麗で気持ち良く心の中に溶け込んで来ました。第二楽章になるとオケとピアノが対話しながら華麗に奏でられて行き最終楽章は力強くドラマチックなベートーヴェンを堪能する事が出来ました。
演奏が終わると沢山の拍手がホール内を駆け巡り小山さんは何度もカーテンコールをされましたが、小山さんはピアノの横に着き、そして着席するとエリーゼのためにをアンコールして下さいました。
この曲はピアノを習い始めた小学生がよく弾いているイメージがあるのですが、いやいやこの様に小山さんがじっくり弾くと別の曲の様に思え、この曲ってこんなに素晴らしく素敵な曲だったのだと改めて思いしらされるのでありました。
静まり返ったホール内を駆け巡ったエリーゼのためには、小山さんの心優しさが滲み出た素晴らしい名演奏でした。
今日は残念ながら私用で後半を聴く事が無くホールを去りましたが、小山さんのベートーヴェンで心が充電され素晴らしい一日となりました。
来週はお盆となり皆様も夏休みを過ごされる事でしょう。小山さんのスケジュールを見ると今月末までコンサートが無いのできっと充実された夏休みを取られる事と思います。
暑い季節が過ぎると次は秋のコンサートシーズンです。また皆様とお会い出来ることを楽しみにしています。


このコンサートをお聴きになられた方がいましたら、是非感想をお寄せください => こちらです

本日のお勧めの1枚です!=> こちらです




最寄の駅はJR川崎駅です。
川崎駅はいつも沢山の人で賑わっています。



ホールまでは徒歩数分です。



駅を出て目の前にホールが見えます。

複合施設の中にホールがあります。







ホールから駅方面を見た写真です。




遊び心を兼ね備えている近代的な複合施設です。




傾いた建物が目をひきます。

ここが施設の入り口です、



コンサートホールは2階になります。

この奥の階段を登ります。



ムーブメントはドイツのフロリアン・クラークによるものです




階段にはアーチストの写真が埋め込まれています




フェスタサマーミューザ2014の案内です

ここがホールの入場口です



落ち着いた雰囲気の近代的なホールです





色々と工夫が凝らされています



明るく清潔な雰囲気が溢れています




公演に参加した著名アーチストのサインです

小山さんのサインを見つけました




ここにもサインがありました



スパイラル状で花びらに似た高低差をもつ非対称形の客席

舞台の高さが低く目線はアーチストと近いです



CDも発売されていました




終演後の小山さんです
<撮影・掲載は了解済みです>



夜のミューザも素敵です




駅前のターミナルです


Date: 2014/8/7(木)

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